【鋸岳】想定していたよりも・・・(釜無川ゲート⇔鋸岳)
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- GPS
- 11:40
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 2,181m
- 下り
- 2,169m
コースタイム
- 山行
- 9:23
- 休憩
- 2:18
- 合計
- 11:41
天候 | 晴れ♪ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
釜無川ゲート手前の駐車スペースに。 04:00過ぎの到着で先着2台。いずれも前日にテント泊の方でした。 駐車スペースからは6km標識付近の分岐まで自転車。 登りは3km以降は押す感じ。自転車に乗れなくはなさそうでしたが、頑張っても後から足がなくなりそうでしたので。 下りはラクチン。ただし、ダート道も多いのでスピードは出せません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
この日の入山者は私を含めて4組6名。 日帰りが2組3名、ログハウスのテン泊が1組2名、横岳峠のテン泊が1組1名でした。 平日でしたのでひょっとしたら誰もいないかと思っていましたが、みなさん、口を揃えて天候が安定していそうなので狙ってきたということでした。 コースは標高差1,800mの登山に往復20kmの林道歩きがくっついてくる、というイメージで考えるのがよいかと思います。 ◆釜無川ゲート〜ログハウス ・最初の3kmくらいまでは舗装路メインでダートもあり。3kmくらいから先はダート。自転車でしたが行きは押していきました。下りはダート部分はスピード出せずでしたが、それでもかなりラクチン。 ・ブルーシート以降は2021年10月10日のKOTOWAKAさんのレコに詳しいです。レコを見ていると、かなりKOTOWAKAさんのレコを参考にしている方が多く、印刷して持参している方も多いようです。私は携帯のメモに貼り付け。一ヵ所、25番標識で河原に下りる場所を通り過ぎて戻ったことがありましたが、それでもかなりスムーズに通過することができました。KOTOWAKAさんはじめ先人の方々に感謝します。 ◆ログハウス〜横岳峠 ・わかりづらいところも多い区間ですが、テープはしっかりついています。比較的、最近にテープをつけてくださったかたもいらっしゃるようで、感謝です。 ・富士川源流までは少し離れるところはあるものの、基本的には川に沿った道。ログハウスを過ぎてすぐに右岸に渡渉して、すぐに左岸に戻ってきます。非常に歩きづらい区間でした。特に下り。 ・富士川源流を過ぎると樹林帯の登り。道はわかりづらいところが多くありますが、テープを追いかけていけば大丈夫です。横岳峠の直下だけはわかりづらいので注意。私は下りでコースを外しました。 ・横岳峠は広めのスペースあり。テント泊の方の荷物のデポあり。 ◆横岳峠〜三角点ピーク ・最初は普通に歩いていましたが、だんだんときつくなりました。 ・2,100m付近で仙丈ケ岳の景色あり。その後、登っていくと開けたところでは北岳・間ノ岳も見えるようになってきます。キツイ登りの清涼剤♪ ・登り1時間45分、下りは55分。急だけど歩きやすい道だということ。 ◆三角点ピーク〜鋸岳 ・森林限界を超えて、気持ちのよい稜線歩きです♪ ・この区間は一応、ヘルメット装着。 ・破線ルートにはなっていますが、アルプスの一般的な登山道といった印象。道は非常にわかりやすくついています。急なのは急。 ・三角点ピークから40〜50m下って、しばらくは細かいアップダウン。角兵衛沢ノ頭から鋸岳は100m弱の登り返し。 ・ゴツゴツ岩のイメージがありますが、岩肌を歩くとことはあまりありません。岩場をどっこいしょ!と登ったのも一ヵ所だけ。山頂までハイマツ帯歩きが中心。切り立っているところもあり、足元に絡んでくるハイマツに注意が必要。 ・鋸岳山頂は景色抜群、360度の展望。気が付けば45分ぼーっと。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(26ℓ)
ザックカバー
昼ご飯
非常食
ハイドレーション
サーモス(氷水)
レインウェア
帽子
ヘルメット
手袋
ストック
ヘッドランプ
ライター
サングラス
地図
スマホ
カメラ
ロールペーパー
救急用品
予備靴ひも
携帯簡易トイレ
保険証
タオル
携帯バッテリー
|
---|---|
備考 | 水は出発時点で2.5ℓ持参。 行きの富士川源流でコップ2杯飲んで、0.5ℓ補充。 下りの富士川源流でコップ2杯飲んで、1ℓ補給。 下山時にはこれが全部なくなっていたので、5ℓくらい消費した計算。 |
感想
「想定していたよりも」
・10kmの林道は想定していたよりも長かったです。自転車を駆使しても。
・先人の方々のおかげで、想定していたよりも崩壊箇所の迂回はスムーズでした。感謝しかありません。
・富士川沿いの河川敷歩きは、想定していたよりも歩きづらかったです。
・三角点ピークへの登りは、想定していたよりも急登でした。ただ、集中して(へばってとも言う)黙々と登っていたので、意外と時間は短く感じました。
・三角点ピークから鋸岳の稜線は、想定していたよりも普通の登山道でした。みなさんのレコでも普通の登山道という記載が多かったのですが、どうしても写真だと普通の登山道には見えず。破線ルートという感じではないかなあ(あくまで個人的印象)。
・そして想定していたよりもキツかった・・・もう少し早く登ることができると思っていたのですが・・・
・想定してたよりも車が汚くなっていたのは、言うまでもありません。下山時にも横をダンプが通るたびに土煙があがり、車のドアを開けっ放しにもできない状況。これほどとは・・・
平日の休暇、日の長い時期、思いのほか早い梅雨明けと条件が重なったので、長時間コースの鋸岳へ。
GW明けに肉離れをやってしまい、運動量が少ない中での今年初の標高差2,000m超でした。
体力的に多少の不安を抱えながらの山行でしたのでノンビリと(というか、脚力が衰えて思った通りに足が動かなかったのが真相)。
天候にも恵まれて、非常に素晴らしい稜線歩きを楽しむことができました。
逆に稜線歩きをノンビリ楽しむことができて、よかったかも。
体力は、無理せずに登ることで取り戻していくしかないですねえ。
途中で追い越して、山頂で一緒になったお二人のうちのお一人、鋸岳登頂により300名山リーチ、残りが人形山だけになったということ。
100名山でもすごいと思いますが、300名山というのはすごい!
まだ時間はあるからいけると言われましたが、行ける自信はないっす。
そして下山中に気が付く。
鋸岳に登って300名山リーチだったら、これで200名山がコンプリートだったんじゃん・・・
300名山の話しか出なかったので気が付きませんでしたが、これはこれでおめでとうございます!でした。
コメント
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絶好の天気にも恵まれて、鋸岳の山行最高ですね。
素晴らしい写真を見ると「あの頃、行っておけば良かったなぁ」の気持ちです。
私も7〜8年前にもなりますが、着々と準備進めて、
赤線つなぎと偵察のため富士見駅からゲートまで歩いたりと。
にもかかわらず、チャンスを逃してしまい、もう諦めです。
朝暗いうちに出発すれば、今の自分の状態でも何とかなるかもしれませんが、
自重してお気楽山行に徹しています。
難関クリア、お疲れさまでした。
長い1日ではありましたが、おかげさまで天気にも恵まれて楽しむことができました。
私がお会いした300名山達成目前の方、さすがに年齢は伺いませんでしたがご年配の女性の方でした。
鋸岳はやはり難関ということで、そして誰も一緒に行ってくれないということで後回しになっていたそうで、今回は同じ登山グループの仲間の方に付き合ってもらったということでした。
時間はたっぷりあるということでテント泊でのアプローチ、下山も疲れそうなので帰りももう1日テント泊しようかな、と。
そうしたゆったり登山もうらやましかったです。
話をしていて、だんだん登り方も変わっていくのだろうなあ、と思いました。
もっとも、テントを背負っての往復20kmの林道歩きも、それはそれで別の厳しさがありそうですが。
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