利尻山

2022年07月09日(土) [日帰り]

• GPS: 08:24
• 距離: 12.8km
• 登り: 1,566m
• 下り: 1,564m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:12
• 休憩: 1:11
• 合計: 8:23

距離 12.8km 登り 1,566m 下り 1,566m

9:25 利尻山北麓野営場
9:31 9:32 甘露泉
9:35 利尻山−ポン山 分岐
9:57 四合目
10:21 10:27 五合目
10:47 10:53 六合目
11:16 11:20 七合目
12:07 12:18 長官山
12:29 12:30 利尻岳山小屋
13:10 13:15 九合目
13:36 13:39 沓形分岐
14:07 14:13 利尻山北峰
14:23 14:24 沓形分岐
14:48 15:00 九合目
15:20 15:25 利尻岳山小屋
15:38 長官山
16:08 16:17 七合目
16:33 六合目
16:54 五合目
17:15 四合目
17:35 利尻山−ポン山 分岐
17:40 17:41 甘露泉
17:48 利尻山北麓野営場

・鴛泊港でタクシー乗れず途中まで歩きましたが、そのあとタクシー拾ったので、登山口までの記録は削除。
・下山後レコをオフにするのを忘れ迎えの車に乗って数キロ走行、削除済み。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 船 飛行機

東京羽田出発が夕方になる為、千歳経由の利尻空港便や稚内便は乗れない。その為旭川経由でJR宗谷本線特急サロベツ利用で稚内へ。
往路：旭川空港⇒JR旭川駅20：06発特急サロベツ3号⇒稚内駅23：47着
稚内港7：15発フェリー⇒鴛泊港8：55着
復路：利尻空港14：25発ANA070便⇒羽田空港18：10

コース状況／危険箇所等

登山口から3合目までは遊歩道との併用
長官山までは第一第二展望台を挟んで樹林帯を高度を上げる
利尻山避難小屋から山頂はガレ場も増えて急激に高度を上げる
長官山辺りから日差しを遮るものが無くなり直射日光がきつかった。

その他周辺情報

島宿はまだ：鴛泊や沓形からは離れた島の反対側の仙法志に一軒だけ有る民宿。非常に質素だが、海と利尻山だけ眺めて過ごせる。ウニ漁師の浜田さんが経営者なので、うに丼は絶品。登山口や空港等に送迎有。
※鴛泊に泊まれば登山には便利だが、観光シーズンはとても混んでいてる。
また登山口の野営場は便利で設備も良い。ロケーションは沓形岬のキャンプ場が素晴らしかった。

利尻町立博物館：仙法志にある町立の島の歴史と自然を展示している博物館。小さい博物館だがよく出来ている。入館料200円

ドーミイン稚内：稚内駅にも稚内港にも徒歩圏内。天然温泉付き。

写真

7/8 20:00

旭川駅からサロベツ3号で稚内へ

7/8 23:49

JR宗谷本線稚内駅に到着。日本最北端の駅。23：47着遠かった。

7/9 8:41

翌朝利尻島行きのフェリーから利尻島

7/9 9:05

鴛泊港到着写真はペシ岬
登山口へタクシーで行く予定が捕まらず。少し待ったが、気配が無いので歩き始める。約3.5Kmトホホ

7/9 9:20

港から歩いていたら、1Km弱程歩いたら向かい側から空車のタクシーが来る。必死に手を振り乗車。ラッキー！
同乗した女性の登山者の方ありがとうございましたm(__)m

7/9 9:33

水場の甘露水　日本の名水百選
少し歩いて気が付いたのだが非常に暑い。最北の島なのだが、予定が狂った。装備も重いし、携行した水も少ないかも。

7/9 9:34

3合目、ここまでは緩いアップダウンで遊歩道のよう

7/9 10:24

5合目雷鳥の道標とあるが、利尻にはもちろん雷鳥はいない

7/9 10:47

6合目　眺望がすばらしい。眼下に鴛泊港と利尻空港が

7/9 10:59

イワギキョウ

7/9 11:16

7合目直射日光と蒸暑さでいつになく体が重くもうバテている

7/9 11:34

エゾカンゾウ

7/9 11:52

第二展望台
目の前に長官山立ちはだかる

7/9 12:08

長官山到着
座っていたらガスが一瞬取れて山頂がきれいに見えた

7/9 12:16

礼文島がきれいに見えます。海の青さがまぶしい

7/9 12:26

リシリリンドウ

7/9 12:27

ずいぶん上がってきた空も海も青い

7/9 12:27

まだまだ登らねばならない

7/9 12:28

避難小屋到着

7/9 12:46

もうすぐ9合目

7/9 12:49

ミヤマアズマギク

7/9 13:28

ボタンキンバイソウ
日本では利尻山8合目以上の草原に生育する固有種

7/9 13:30

チシマフウロ

7/9 13:33

リシリヒナゲシ
日本に自生する唯一のケシ科ケシ属のヒナゲシ。絶滅危惧種

7/9 13:33

本当に可憐できれいです
一瞬疲れを忘れます。9合目以上の砂礫地帯に生息。

7/9 13:56

山頂直前ローソク岩が見えてきた

7/9 13:59

登頂です！

7/9 14:02

南峰とローソク岩
絵になります

7/9 14:02

北海道稚内方面

7/9 14:09

地球は丸い(^^)

7/9 14:09

写真ではよくわかりませんが山頂周辺の草原はすごいお花畑

7/9 14:12

山頂にいた女性と写真の撮り合いをします。ありがとうございました！

7/9 14:25

エゾノハクサンイチゲ

7/9 17:39

甘露水の水場まで下山。
相当バテていたのでしょう。下山中の写真はほぼなし。冷たい水を補給してやや回復。
この後登山口まで民宿の親父さんに迎えに来てもらって登山終了

7/9 18:44

島の反対側の仙法志から利尻岳

7/9 18:50

民宿でうに丼！疲れていたけどこれは食べられるぞ！民宿はウニと昆布の漁師さんが経営

7/10 6:41

翌朝仙法志岬から利尻山。前景にはウニ漁師さんが

7/10 13:51

利尻空港から帰ります
飛行機と利尻岳
山と海と利尻島の自然を満喫

撮影機器：

iPhone 12 Pro Apple

感想

カズたたーん

利尻山は最北の島で有る為、アクセスと天候読みが難しくて予定を立てるのが難しい。

仕事を早く終え金曜日の夕方に東京羽田を立つ日程が取れたが、千歳経由や稚内便は日中だけ。色々調べて旭川空港経由JR宗谷本線特急利用で深夜に稚内へ行くことに。翌朝フェリーで利尻へ。

北海道は幌尻岳や大雪トムラウシなど歩いたが、涼しかった記憶があったので、利尻は行ってみて暑くてびっくり。歩き出して携行した水分の量や過剰な装備に不安を感じる。
よっぽど寒波や悪天候でもない限り本州の2000m級の夏山と同じ装備でよかったのだろう。気温が高く無風湿度も高いので、脱水症状になってしまった。
殆どの方が島で前泊して涼しい早朝4時前後から歩き始めるのが一般的なようです。

当日はその天気のおかげで眺望は素晴らしく、また冬の豪雪のおかげで高山植物もばっちり。リシリヒナゲシはとても可憐で美しい。島の景色と自然を満喫できました。健脚な方なら稚内から日帰りも可能でしょうが、宿泊してあるいは礼文島も絡めて楽しむのがお勧めです。旬のウニもとっても美味しいですよ。