幌尻岳・戸蔦別岳・北戸蔦別岳・ヌカビラ岳〜チロロ林道コース〜
- GPS
- 14:06
- 距離
- 26.3km
- 登り
- 2,400m
- 下り
- 2,411m
コースタイム
- 山行
- 13:43
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 14:29
天候 | 曇り、濃霧、霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
消費カロリー:4273kcal、水分摂取量:6.7L
今年の目標だった、百名山の中で日帰り登山最難関の幌尻岳をついに制覇できた。
札幌方面から高速道路を使い、占冠ICで降りた後に日高町の道の駅に駐車して登山の準備をあらかじめすることにした。今回は天気も悪く、濡れることを想定して雨具の下半身と登山用スパッツを事前に装着した。
札幌から道の駅まで2時間弱、そこから登山口まで30分くらいかかる。日高町の道の駅はコンビニもあるが夜間には閉まる。トイレは24時間利用可。
道の駅から274号線を十勝清水方面に向かい、千呂露橋を過ぎたらすぐ右折する。釣り堀の標識を過ぎたあたりから1車線ほどの砂利道になるが、退避場所があり、時間的に反対から来る車はいなかった。
現地の気温は10℃でスマホの電波は圏外。午前4時過ぎで駐車場はほぼ埋まっていた。
登山口から取水施設までしばらく続く林道はアップダウンがあるが、準備運動に最適な感じだった。そこから先は登山道になり、渡渉やロープ、沢登りなど起伏に富んだ急登がヌカビラ岳山頂付近まで延々と続く。登山口からヌカビラ岳頂上まで3時間半かかった。
その後は登り降りを繰り返しながら北戸蔦別岳、戸蔦別岳、幌尻岳と進んでいく。とにかく距離が長く、おまけに強風と霧雨のせいでビショビショに濡れた。途中からレインコートの上半身も着用して登った。
加えて北戸蔦別岳から奥のルートはハイマツ漕ぎが多く、足をすくわれる。つんのめったり、時に転んだりして体力が奪われた。行きも帰りも一つ一つのピークを登ったり下ったり、同じだけの体力が必要になる。
スタートから7時間で幌尻岳山頂に到着。雲が晴れず景色が全く見えなかったのは残念だった。
帰りの行程は尽き果てた体力のみで登り返しを突き進むのがきつかった。帰りはもっと早く降りれるだろうと思っていたが、結局7時間かかってしまった。駐車場に戻った頃には19時をまわっていた。
水分を6リットル持っていったのだが、帰りのヌカビラ岳あたりで尽きてしまい、下山時にトッタの泉で水分補給した。トッタの泉がなければ8リットルは携行しないと最後までもたない。自分はかなりの汗かきなので、一般的にはもっと少ない水分量ですむかもしれない。
今までにない長丁場だったが、日帰り最難関を無事に踏破できて良かった。体力・筋力ともに限界まで使い果たし感無量だったが、また日帰りで登ることはないだろう。
途中、すれ違った方から七ツ沼カールで熊の目撃情報あり。下山時に注意深く観察したが、自分の視力が悪いせいか熊の姿は発見できなかった。
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