茶臼岳・畑薙大吊橋から
- GPS
- 32:00
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 2,066m
- 下り
- 2,066m
コースタイム
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 7:25
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 6:50
天候 | 10日:曇り一時雨,夕方に雲が切れる 11日:とてもいい天気でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく歩かれているコースであり登山道としての危険箇所はないが、道中いたるところ、落石には要注意。雨が降っていなくても小石がパラパラ落ちてくるような箇所は随所にありました。 登山ポストは沼平ゲート脇の登山者指導所前にあり。 (当方はあらかじめ記載したものを投函。) |
その他周辺情報 | 畑薙ダム付近は携帯電話ははるか圏外と認識していたのだが、沼平駐車場では電波状態は良好でした(携帯のアンテナらしきものを見かけました)。 下山後はこの方面の定番、白樺荘へ。510円。 内湯からの出入扉が故障とのことで、露天風呂はお休みでした。 |
写真
感想
今年の南アルプス登山の最初は、
・静岡側から入る南アルプス主要ルートの中で東海フォレスト林道バスのアクセスが不要。
・泊地となる茶臼小屋は稜線に近く展望が望める。
ことから、畑薙大吊橋から茶臼岳を目指すコースを歩くこととした。
ここは昨年の夏休みに行こうとして行けなかったのだが、今年は休みを入れられたのが海の日三連休の直前で、小屋の営業開始ギリギリ前となるので、まだ登山者が少ないという期待もした。
前日午後にさいたまの自宅を出て、登山口となる沼平ゲート前の駐車場には深夜に着いたのだが、この頃から雨が結構降りだして道中の林道も落石甚だしく、車中仮眠しながら登山を決行するかあきらめるか、かなり悩んだ。しかし5時頃になると雨は上がり、予報によると初日は弱い雨が続くが翌日は晴れるようだったので、ぐずついた天気の中あまり気乗りはしなかったが、登ってみることにした。
このコースは比較的急登が多く、特にウソッコ沢小屋から先はうんざりするほど続き、あまり天候がすぐれないこともあって何度もくじけそうになった。適宜休みを入れて急がずゆっくり歩を進め、結果的にはほぼコースタイムで泊地の茶臼小屋までたどり着くことができた。
小屋は冬期避難小屋としての利用前提で準備してきたが、近々営業が始まるので実際には管理人さんがいて、夜は発電機で電灯がつけられた。天気が良ければ一息ついて山頂を往復するつもりだったが、この日は夕方までほぼガスに覆われ、小屋でゆっくり休憩した。
夜半から空はきれいに晴れ上がり、翌早朝、大いに期待して山頂を目指した。稜線まで上がると上河内・聖・赤石等、南アルプス南部の主要峰が青空の下にどっしり構えているのが素晴らしく感じられた。期せずして山頂到着とほぼ同時にご来光を拝むことができ、昨日からの労苦が報われた思いであった。初日に登山をあきらめず、本当によかった。
ということで、まだ他の登山者がほとんどいない静かな山を完全な天候の下で楽しむことができ、大いに満足できた山行であった。
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