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Yamareco

記録ID: 4494568
全員に公開
ハイキング
近畿

雲の帳から乙女の寝顔(半作嶺、百間山渓谷、植魚の滝-ハリオの滝)

2022年07月18日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:05
距離
9.8km
登り
814m
下り
805m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:11
休憩
0:11
合計
8:22
5:17
5:17
28
5:45
5:56
24
6:20
6:20
10
6:30
6:30
414
13:24
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【半作嶺】登山口至近の路傍に広くなっている箇所があり、きちんと並べれば7-8台くらい。電波は確認しませんでした。お手洗いはありません。ここに到る道は、私有林道とのことでしたが、前日のR371よりよほど走りやすい道でした。舗装の痛みもほとんどなく、落石もなかったように思います。
【百間山渓谷】30台以上停められそうな広い駐車場と、より入り口に近い小さな駐車場があります。大きな方には水も出るお手洗いがあり、自販機もあります。携帯電話の電波も届いたようです。
【植魚の滝】大塔橋付近に数台のスペースがあります。ストレスなく停められるのは4-5台くらい。お手洗いありません(南から行くと、途中に公民館のような所で使わせて貰うことができます)。携帯電話の電波は入りません。南からアプローチする県道229は、1.8車線くらいの箇所が多く、落石もさほど多くはありません。距離は長いですがそれほどストレスが多いわけではありません。百間山渓谷から来ると、最初林道でその後R371に出るのですが、R371は結構狭いし、箇所によっては落石が多くて苦労しました。
コース状況/
危険箇所等
【半作嶺】半作峠まではどうということもありません。踏み跡明瞭で危険箇所なし。標識はほとんどありませんが、迷うことはないでしょう。峠からの稜線は、いくつかのマイナーピークを越えていく感じになります。ほとんどのマイナーピークは巻くことができたと思います。テープはほどほどについています。ロープ場がいくつかあり、確かにロープが設置されて然るべき箇所も複数ありました。帰り道、巻けるだろうと思って行って巻けなかったところがあります(ログでひげ状になっているところ)。
【植魚の滝】少なくともこの日の水量では、石伝いに渡渉することは無理です。アクアサンダルが簡単でしょうが、私は長靴でチャレンジしました。水の流れも結構速いので、足を置く場所は充分注意が必要でした。ポールがある方が安心して渡れるかとは思いますが、沢歩きに慣れている人なら問題ないのかも。特に植魚の滝に迫ったあたりは水深が深く、50cmの長靴でも渡渉箇所を吟味してぎりぎりでした。道自体は標識・リボンなどを目安にすればあまり迷わないと思います。
半作嶺登山口。比較的ゆったり駐車できます。
2022年07月18日 05:00撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
7/18 5:00
半作嶺登山口。比較的ゆったり駐車できます。
ここから登ります。
2022年07月18日 05:00撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 5:00
ここから登ります。
やっぱり夜明けは遅くなってきてますね。暗くて手ブレしています。
2022年07月18日 05:07撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
7/18 5:07
やっぱり夜明けは遅くなってきてますね。暗くて手ブレしています。
稜線まで上がりました。昨日も見た形式の標識。ここまではわりにゆるい山でしたが。
2022年07月18日 05:16撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
7/18 5:16
稜線まで上がりました。昨日も見た形式の標識。ここまではわりにゆるい山でしたが。
お地蔵様。
2022年07月18日 05:17撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 5:17
お地蔵様。
核心部はここから。ひとまず急坂のジャブが入ります。
2022年07月18日 05:23撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
7/18 5:23
核心部はここから。ひとまず急坂のジャブが入ります。
その後、稜線上の岩塊を越えて行きます。多くは横を巻けるのですが。
2022年07月18日 05:30撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 5:30
その後、稜線上の岩塊を越えて行きます。多くは横を巻けるのですが。
これで山頂!と思ったら、向こうにピークが見えました。がっかり。
2022年07月18日 05:37撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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これで山頂!と思ったら、向こうにピークが見えました。がっかり。
さらに進みますが、この辺道が細いです。
2022年07月18日 05:39撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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さらに進みますが、この辺道が細いです。
ここはロープにすがらないと登れませんでした。
2022年07月18日 05:42撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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ここはロープにすがらないと登れませんでした。
ようやくリアル山頂。
2022年07月18日 05:44撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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ようやくリアル山頂。
2022年07月18日 05:45撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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三角点もありました。
2022年07月18日 05:45撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 5:45
三角点もありました。
ただ、山頂の周囲に樹が多く、眺望はもひとつです。
2022年07月18日 05:46撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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ただ、山頂の周囲に樹が多く、眺望はもひとつです。
雲海が見えています。これも、実物はもっとよかったのですが、写真に撮ると画角があまりよくなかったです。
2022年07月18日 05:47撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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雲海が見えています。これも、実物はもっとよかったのですが、写真に撮ると画角があまりよくなかったです。
こちらも樹が邪魔していますが、昨日行った法師山や大塔山が見えています。
2022年07月18日 05:47撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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こちらも樹が邪魔していますが、昨日行った法師山や大塔山が見えています。
行きの場合、右を通った方が少し楽に思いました。
2022年07月18日 05:59撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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行きの場合、右を通った方が少し楽に思いました。
左を通れば小ピークを巻けます。
2022年07月18日 06:06撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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左を通れば小ピークを巻けます。
ここは、すっと降りてくるとまっすぐ行きたくなりますが、左に降ります。
2022年07月18日 06:11撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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ここは、すっと降りてくるとまっすぐ行きたくなりますが、左に降ります。
登山口すぐ近くに大岩。
2022年07月18日 06:28撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
7/18 6:28
登山口すぐ近くに大岩。
平瀬まで戻って、「乙女の寝顔」を見てきました。
2022年07月18日 06:49撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 6:49
平瀬まで戻って、「乙女の寝顔」を見てきました。
ここから百間山渓谷。渓谷の駐車場。広くて、お手洗い・自販機も備わっています。
2022年07月18日 07:27撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
7/18 7:27
ここから百間山渓谷。渓谷の駐車場。広くて、お手洗い・自販機も備わっています。
地図があります。犬落の滝まで1.5時間だそうなので、そこまで行ってみるつもりでした。
2022年07月18日 07:27撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
7/18 7:27
地図があります。犬落の滝まで1.5時間だそうなので、そこまで行ってみるつもりでした。
2022年07月18日 07:30撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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かやの滝。
2022年07月18日 07:38撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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かやの滝。
吊り橋があって。
2022年07月18日 07:45撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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吊り橋があって。
ふたおい釜。
2022年07月18日 07:52撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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ふたおい釜。
靴のせいもあると思いますが、河原の岩でそこそこ滑ったので、巻き道の方が安全かと登ったら、踏み跡はあるのにどんどん怪しげな道になっていきます。そろそろ川まで降りたいのに、斜面が切り立っていて降りられそうにありません。
2022年07月18日 08:28撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
7/18 8:28
靴のせいもあると思いますが、河原の岩でそこそこ滑ったので、巻き道の方が安全かと登ったら、踏み跡はあるのにどんどん怪しげな道になっていきます。そろそろ川まで降りたいのに、斜面が切り立っていて降りられそうにありません。
倒木にも悩まされました。双門コースの後半を歩いているのかと思いました。
2022年07月18日 08:36撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 8:36
倒木にも悩まされました。双門コースの後半を歩いているのかと思いました。
やっと川まで降りてきたので、とにかく渡渉しようと渡ったら、地図では右岸にあるはずの東屋。
2022年07月18日 08:46撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
7/18 8:46
やっと川まで降りてきたので、とにかく渡渉しようと渡ったら、地図では右岸にあるはずの東屋。
雨乞の滝。
2022年07月18日 08:47撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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雨乞の滝。
「帰り道」はとても歩きやすい道でした。あっという間に渓谷入口へ。
2022年07月18日 08:50撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 8:50
「帰り道」はとても歩きやすい道でした。あっという間に渓谷入口へ。
ここから植魚の滝・ハリオの滝。スタート地点にある地図。大塔山はすぐそこなのに、自動車で回ると大変時間がかかります。
2022年07月18日 11:35撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
7/18 11:35
ここから植魚の滝・ハリオの滝。スタート地点にある地図。大塔山はすぐそこなのに、自動車で回ると大変時間がかかります。
大塔橋のたもとに駐車。
2022年07月18日 11:35撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
7/18 11:35
大塔橋のたもとに駐車。
途中まで道は共通で、最後に分岐します。
2022年07月18日 11:35撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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途中まで道は共通で、最後に分岐します。
いきなり霧のような滝が落ちています。
2022年07月18日 11:38撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 11:38
いきなり霧のような滝が落ちています。
この滝の箇所で最初の渡渉。結構水深があるし、石伝いの渡渉は困難です。
2022年07月18日 11:38撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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この滝の箇所で最初の渡渉。結構水深があるし、石伝いの渡渉は困難です。
2022年07月18日 11:42撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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標識に沿って。
2022年07月18日 11:49撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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標識に沿って。
ここで分岐します。
2022年07月18日 11:54撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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ここで分岐します。
ゴルジュを詰めていきます。
2022年07月18日 11:59撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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ゴルジュを詰めていきます。
ここが最大の難所。長靴では無理かと諦めかけました。
2022年07月18日 12:02撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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ここが最大の難所。長靴では無理かと諦めかけました。
なんとかクリアして、その後、左に見えているシャワーを強行突破(一度右に渡渉したら濡れずに済みました)。
2022年07月18日 12:05撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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なんとかクリアして、その後、左に見えているシャワーを強行突破(一度右に渡渉したら濡れずに済みました)。
これですよ、見たかったのは。
2022年07月18日 12:07撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 12:07
これですよ、見たかったのは。
この岩と光の加減も美しいのですが。
2022年07月18日 12:11撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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この岩と光の加減も美しいのですが。
HDRで撮っても白飛びしてしまう。
2022年07月18日 12:16撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
7/18 12:16
HDRで撮っても白飛びしてしまう。
むしろ、iPhoneの方が頑張って撮っているかも。
2022年07月18日 12:22撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 12:22
むしろ、iPhoneの方が頑張って撮っているかも。
2022年07月18日 12:23撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 12:23
2022年07月18日 12:28撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 12:28
谷だけ撮ってみた。
2022年07月18日 12:30撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 12:30
谷だけ撮ってみた。
名残惜しいですが、そろそろハリオの滝に行きましょうか。
2022年07月18日 12:32撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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名残惜しいですが、そろそろハリオの滝に行きましょうか。
ハリオの滝。光が正面から当たると輝きます。
2022年07月18日 12:43撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 12:43
ハリオの滝。光が正面から当たると輝きます。
2022年07月18日 12:45撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 12:45
2022年07月18日 12:48撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 12:48
滝壺もきらきら煌めいて。
2022年07月18日 12:53撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 12:53
滝壺もきらきら煌めいて。
2022年07月18日 12:55撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 12:55
苔。
2022年07月18日 12:57撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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7/18 12:57
苔。

感想

4時半にキャンプ場を出発し、半作嶺の登山口へ。もともとは百間山渓谷を起点に周回するつもりだったのですが、それをやっていると滝に行けないだろうと判断して、軟弱なピストンプランに。登り始めはまだ薄暗かったです。半作峠までは楽に登れますが、ここからが多少厄介でした。稜線がかなりぎざぎざしているようで(樹が生えているので、ぎざぎざ見えるわけではありません)、何度も登ったり降りたり。途中からはロープも登場して、何度かそれに縋って登りました。一度は偽ピークの洗礼も。山頂はそんなに眺望よくないとの情報でしたが、この日も雲海が見えて満足でした。

下山後、前日に見えなかった「乙女の寝顔」を見に行きました。これは、平瀬の大塔村歴史民俗資料館付近から半作嶺を見ると、女性の寝姿のように見えるというものです。お顔はきれいに見えましたが、胸元は雲の布団をかぶっていました。

その後百間山渓谷に行くことにしました。もともと百間山から半作嶺への周回を計画していましたが、時間の都合などで半作嶺はピストンすることに変更しました。最終的には植魚の滝に行きたかったのですが、百間山渓谷はearlgreyさん推薦の谷であり、至近のキャンプ場に泊まっていたのに行かないというのも妙な話。2時間くらいで行ってこれるだろうと目論みました。

大体、うまくいかない時には伏線があるもので、前日はハイカットシューズで法師山に行ったのですが、この日は半作嶺にトレランシューズで登っていました。それで、滝に行くというのに履き替えをさぼってしまったのですね。三脚をサイドポケットに挿してスタート。標識によると犬落の滝まで1.5時間くらいだそうなので、そこまで行って帰ってこようかという計画でした。

ところが、やや湿った岩の上で、シューズがかなり滑ります。最初のかやの滝で三脚を出して撮影して、その後三脚を持って歩いていたら、転倒には到らないものの時々足元がスリップしました。最初は赤目の滝のように滝沿いに遊歩道が作ってあったのでそこを歩いていましたが、藤の中島を過ぎると河原を歩く感じになってきました。これ大丈夫だろうかと思って左を見ると、川の右岸(向かって左側)を巻くような踏み跡があるので、「ここは巻くんだ」と思って斜面に登ったのが間違いの始まり。ちょうどそこに出ていた標識が「難渋の壺」とは皮肉。踏み跡はしっかりあるのですが、どうも歩きにくい道だし、途中倒木があってさらに巻き道を通らないといけないし。もちろん途中でGPSを確認して、ルート上にいるはずなのですが。地図上では、川の右岸に道が通っているし、小屋があるようになっていますが、本当にここを一般の人が通る道とは思えず。とにかく川を渡ってしまいたかったのですが、途中で沢より随分上がってしまい、なかなか渡渉箇所を見つけられませんでした。ようやく渡渉できそうなポイントが見つかったので、なんとか渡ったら、そこに右岸にあるはずの小屋。なんやねん。

ちょうどそこには雨乞の滝があったので、ここで写真を撮り、そこから先に進まずに引き返しました。「帰り道」を通ったところ、本当に歩きやすい道で、あっという間に入口に着きました。結局、最初からハイカットシューズに履き替えるか、追加の滑り止め(どれだけ有効なのかはわからないけど)を取り付け、三脚は手に持たず、巻き道に入る前に少し先を確認しておけばよかったのだろうと反省しています。

今回、大塔山の地図で計画を考えていたら、一度見てみたかった植魚の滝がかなり近くにあることを知り、是非プランに加えようと思いました。事実、大塔山の山頂からは平面距離で3kmかそこらしかなく、道さえあれば2-3時間で往復できそうな場所にある。しかし、歩かずに自動車で行こうとするとそれ以上に時間がかかりそうな、「げに恐ろしきは和歌山の山間道路」でした。百間山渓谷からGoogle Mapsが言う通りに車を走らせ、途中あまりの眠気に仮眠したりして、2時間半ほどかかりました。R371は「国道ですか?」と言いたくなりそうな1.5車線区間が多かったし。

さて、大塔橋のたもとに駐車して、履き物をどうしようかと思いましたが、ホームセンターの長靴(50cmくらいか)で出かけることにし、念のためにサンダルをバックパックに放り込んでいきました。出発して間もなく、いきなり滝が出現し、その箇所で最初の渡渉。明らかに川に足を入れないと渡れません。ただまあ、長靴の威力で、くるぶしあたりまで水に浸かりながらも無事渡れました。その後も数回渡渉を繰り返しつつ、1km弱進むと植魚の滝とハリオの滝の分岐に到達しました。先に植魚に行くことにして左の分岐を。川の右岸を辿っていくと、ゴルジュと言ってもいいのかな、谷が次第に細くなって、その先から力強い水音が。ついに植魚の滝に到達です。しかし最後に障壁が。川に脚を入れていくと、どうも水深が50cm以上ありそうです。ここでサンダルに履き替えるかと思案しましたが、渡渉箇所を選べばなんとかなるのかと思い、再チャレンジしたところ、なんとか滝に迫ることができました。崖をらせん状に流れ落ち、下段は斜めに滝壺に注ぎます。神秘的でしたが、時間帯がベストでなかったのか、私のカメラのダイナミックレンジでは落ち口のところが白飛びしてしまいました(HDRで加工しても)。また、ネット上にある写真では落ち口に斜めに光が入るショットが印象的でしたが、これも時間帯が悪かったようです。感動はしたけれど、リトライしたいなあと。ここで後から来られた男性とお会いしました。胸まである長靴を履いておられました。この日は水量が多いのだとか。

その後、ハリオの滝へ。こちらはそれほど大変な渡渉箇所はありません。ベニマダラという藻が付着しているのが特徴だそうで、ここの滝は光が正面から当たるときらきらと輝いて見えて感動的でした。しばらく堪能して帰還。帰路、一回長靴が滑って尻餅。駐車場からは、最初は県道229をそのまま抜けて、R168から帰ろうかと思っていましたが、途中ちらちら見えていた通行止めの標識が気になったので、ナビの言う通りに南下して、周参見から紀勢道に乗って帰りました。結果的には、この滝と法師山・大塔山を1日で済ませてやろうなんて思わなくてよかったです。

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