立山BC(雄山〜山崎カール滑走)
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- GPS
- 02:48
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 649m
- 下り
- 645m
コースタイム
【総行動時間:2時間40分】
天候 | 快晴! (ただし稜線の気温は低く風強し) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
・立山駅までマイカー。 ・立山駅からケーブルカーと高原バスを乗り継いで室堂まで約1時間。 ・時刻表はあるが、大抵この時期は臨時便が出るのであまりあてにならない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■コース状況 ・室堂からいきなり雪道となる。 ・一ノ越手前から冷たい北風が吹きつけ、斜面もアイスバーン化してくる。 ・一ノ越から雄山までは完全に冬道&冬の気候となるため、アイゼン、アウターは必須。(ピッケルは使用しなかった) ・この日は気温が低かったせいか、雄山から滑走するスキーヤーはいなかった。(皆さんタンボ平の方へ向かっていった) ・山崎カールの上部はウィンドクラスト化しているが、カチカチなわけではないので適当にこなす。 ・ローソク岩くらいから雪が緩んでくるので気持ちよく滑走できる。 |
写真
感想
前日は日帰りで仙丈ヶ岳を滑ってきたが、日帰りにした理由はこの日の立山滑走のためでもあった。
今回立山を滑れば今年も日本三霊山をスキーで滑る、という目標を達成できる。
ちなみにこれまでの経緯はこんな感じ。
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4月12日 白山
4月27日 富士山
5月18日 立山(今回達成)
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前日の土曜日、仙丈ヶ岳を滑ったその足で富山へと向かう。
遠いようだが石川の自宅への帰り道だし、快晴の立山を素通りして帰宅することなど精神衛生上不可能に近い。(笑)
立山駅7:10発のケーブルカーに乗って室堂を目指す。
室堂の雪はまだまだタップリで、最初からスキーでハイクアップすることができた。
到着した時点では全体的にガスがかかっていたものの、次第に晴れてダイナミックなパノラマを見せてくれた。
さすがにバックカントリーのメッカというだけのことはあり、スキーヤー、スノーボーダーが多い。
確かにアプローチのよさ、スキーヤーのレベルを問わない斜面の豊富さを考えればスキーフリークが集まってくるのもうなずける。
一ノ越へ近づくにつれて北風が強まり、気温も低くなってくる。
斜面も徐々に硬くなり、当面緩む気配はない。
もう少しゆっくり出てくればよかったのだが、この日は早めに帰宅したい事情があったので仕方ない。
少しでも雪が緩むことを願ってスローペースで登る。
日差しこそ強いものの、えびの尻尾が発達するほどの真冬の気候だ。
一ノ越に向かっていた他のスキーヤーはこぞってタンボ平や御山谷方面へ行ってしまい、雄山には誰も向かって来ない。
間違いなく山崎カールは凍っているだろうし、気持ちよく滑るなら御山谷の南斜面を選択するのはごく当然のことのように思える。
しかし、今回は多少困難なコンディションだろうが山頂から滑ることに意味があるので迷わず雄山へ向かう。
雄山に到着すると、数人の登山者が写真を撮ったり談笑したりしていた。
他にスキーヤーはいない。
しばらく剱岳、後立山連峰、槍穂高、薬師岳、黒部五郎などの絶景を堪能する。
一ノ越からの強風が嘘のように山頂は穏やかだ。
そしていよいよ山崎カールへドロップ!
多少斜面は硬く荒れていたが、この程度ならどうということはない。
適当にこなしてローソク岩方面へ滑り込む。
ローソク岩付近から斜面も緩みはじめ、快適な滑走を楽しむことができた。
最後はザラメを楽しみながら室堂方面へ回りこみ、ブル道まで滑って終了。
そこから室堂まではブル道をシールでハイクアップ。
たった3時間弱のショートトリップだったが、最高の天気の下で豪快な滑走を楽しむことができた。
晴天の週末、仙丈だけで直帰するはずないなと思ってたよ(^^)
しかし、この時期の立山、どなたのレコ見ても青と白。パーンと気持ちいいね!
こんなに人が入ってる雪の3000メートルってほかにはない。
アルペンルートでサクッと行けるはずなのに何故か今まで雪の時期は縁がない。
今年もスケジュールきついし、また来年に持ち越しますわ(^_^;)
yamachan、こんにちは。
そう、貴重なこの時期の快晴を見逃せるはずもなく、連日のBCとなってしまいました。
雨が降ったら家族サービス、という自分の中のルールになっているのですが、このところの週末は天気が良いのでスキー中心になってます。
言い訳ですけど(笑)
この時期でもこれだけの白い姿を見せてくれる立山は、さすが日本海側の3000m峰といったところですね。
6月も隙を狙って滑りに来たいと思ってます。
ぜひyamachanもこの時期の立山を楽しんでください!
というか、富山県民としての義務でしょ!
Sanchan33さん、こんにちは
日本三霊山、制覇おめでとうございます!!! 夏に日本三霊山を制覇するというだけでもかなりの行動力だと思いますが、積雪期にすべての山をBCで制覇するあたりがSanchan33さんの凄いところですね
バックカントリー、本当に楽しそうで憧れてしまいます
kaikaireiさん、祝福いただき?ありがとうございます!
最近は山奥での仕事が多いようで大変ですね。
いや、山奥の方がいいのかな?(笑)
日本三霊山はたまたま全て雪が豊富な山で、かつ、立山と白山は自宅から近いので毎年続けたいと思っています。
kaikaireiさんの超人的なチャレンジにも刺激を受けてますよ。
もう少しでBCシーズンが終わると思うと寂しいですが、やり残すことのないように精一杯楽しもうと思ってます!
Sanchan33さん、こんにちは。
伊吹山でお会いして以来です。
GW明けにもかかわらず、ガンガンに山スキーを楽しんでおられますね!
天気もいいし、うらやましい限りです。
立山上部の斜面は硬かったそうですが、
やはりスキーは脳天に来るようなガタガタ言う滑りでしたか?
あっそれと、今月号のヤマケイにオートルート載ってますよ!
我々が”いたずら小僧”と呼んでいた、ジャン・ピエールが、
なんとベテランガイドとして案内役になってました。
クマ
クマさん、こんばんは。
ご無沙汰しております。
八ヶ岳のクライミングレコや八甲田のレコなど拝見し、尊敬しつつも羨ましく思っていました。
立山上部の雪ですが、エッジもしっかり掛かりますし言うほど硬くないので、気持ちよく滑れるかどうかは別としてそれほど気にしなくても大丈夫だと思います。
ヤマケイ、定期購読していますが、最新号はなかなか時間がなくて読めていませんでした。
教えていただき、ようやく中身を開きましたが、オートルートはヤバイですね。
写真だけでも行きたくてウズウズしてきます。
クマさんのように海外登山に明るい訳でも技術があるわけでもないので遠い夢物語ですが、まずはジャパンオートルートから始めようかな(笑)
クマさんの立山レコ?も楽しみにしています!
Sanchanさん♪
私が大日平で眺めてた頃・・・・
ちょうどいらしたのですねー
高原バスが走っているのが見えましたよ。
いいな〜、ピーカンの立山。私が行った4月の終わりはお天気イマイチ
だったのでーーー。でも、今度行くのは夏になってからだな。
写真で見ててもカッコイイんですから、本物が滑ってる姿をまじかで
拝見してみたいものですな
kazumiさん、こんばんは。
ニアミスでしたね!
バスの中や立山から幾度となく大日岳を眺めてました。
スキーで滑りたくなるような斜面も目白押しで、そのうちアタックしようかなーなどと考えてましたよ。
kazumiさんの方は色々と?アクシデントがあったようですが、そんな事もいい想い出になりますよね。
山に登ると色々な思い出が心に刻み込まれるのもいいですね。
立山近辺はまだまだ雪山として楽しめそうなので、これからもしばらく富山県の財政に寄与させていただきます(笑)
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