鶏頭山〜早池峰山
- GPS
- 08:02
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,611m
- 下り
- 851m
コースタイム
- 山行
- 6:24
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 7:58
天候 | 曇り、ガスガス |
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過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
鶏頭山まで急な登りが続きますが、道はしっかりしているので、ストレスなく進めます 問題は鶏頭山から中岳まで ぬかるみと蛇紋岩、木の根のミックスでかなり歩きづらい 朝、猛烈な雨が降ったらしく、濡れた蛇紋は滑る滑る 細かいアップダウンが続き、トラバースはないものの、飯豊のダイグラ尾根に近い雰囲気です 中岳は完全な岩場 その後も歩きづらい道は続き、早池峰山直下の登りからようやく道が落ち着きます ただ岩を渡りながら200mくらい登りますけど |
写真
装備
個人装備 |
アクエリアス500mm×2
水600mm
トレイルミックス
バーナー
ボンベ
スタンドコジー
カップラ
ドリップコーヒー
チタンカップ(600mm+350mm)
キャップ
半袖シャツ
レッグアーム
雨具(上のみ)
短パン
タイツ
靴(スポルティバ;エクイリビウム)
靴下
ザック(サロモン12L)
グローブ
タオル
ストック
AppleWatch
iPhone
モバイルバッテリー
ヘッドランプ
予備眼鏡
GoPro(HERO9)
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感想
岩手の名峰”早池峰山” 蛇紋岩が示すように隆起によってできたこの山は,形成もかなり古く,もともとは海の中にあったとか
東西に壁のように延び,北側がなだらかで南側が切れ落ちているのも特徴的
河原坊のコースが崩落で閉鎖されたため,足が向くことがなかったのですが,今回,おそらく5年ぶりくらいに登ってきました きっかけは,新調した靴の履き慣らし スポルティバのエクイリビウムという登山靴で昨年とても人気が出たそうです 人気の秘密は,何と言っても,特徴的なソール カモシカの脚のようなブロックパターンで,履いてみると踏み出しがとても軽く感じます 前傾姿勢にでもなっているかのように錯覚するほど,自然に足が前に伸びます 見た目もかっこいいし,しばらくはこれでどんどん進みます ちょっと高かったですけど・・・
早池峰山は,岩稜帯もありますし,今回のコースは鶏頭山からの登りと言うことで,土道の長い登りなども履き慣らしとしていいかなと思い登ってきました
少し寝坊気味に朝5時過ぎに出発 2時間ほどで岳登山口到着 駐車場は満杯でしたが,誘導の方もいて,場内の空きスペースに停めることができました
7時半過ぎに登山開始 早速,長い登りが続きます 1時間ほどで鶏頭山避難小屋に到着 平屋建てですが,10人ほどは入る板張りのスペースがあり,きれいな小屋です 水場は,途中,少し脇に入るとあるらしい また,しばらく登って,岩場が出てきたなと思ったら,ニセ鶏頭山到着 が,相変わらずガスで展望きかず 先の知床といい,このところガスに見舞われています
雲は薄い気がするので,構わず先へ ここからは基本岩場 よく滑るので,慎重に進みます
9時半 鶏頭山到着 登りはここまで あとは早池峰山に向かって縦走だ と油断してましたが,ここからが,結構な難所 後から判りましたが,朝方に猛烈な雨が降ったらしく,岩は濡れているし,土道の部分は泥濘が著しい おまけに木の根も岩に絡みつく感じで張っているし,歩きづらいことこの上ない 新調の靴がどんどん汚れていく あ!泥濘に嵌まった もういいや,と言うことで,足元を気にせずにずんずん歩くことに とは言え,岩滑るな 蛇紋岩の下りは怖いぞ
2時間近く格闘して,ようやく中岳到着 おー,岩岩だ どこが山頂かよく分からん とにかくここで20分ほど休憩
ここからは悪路も少し落ち着き,早池峰山に向かって200mほどの登り ガスは時折,空が見えるものの相変わらずすっきりと晴れないなぁ
12時45分早池峰山到着 山頂は,多くの方で賑わってました さすが百名山
足元がひどく汚れているのは,私だけ 何だか恥ずかしかったので,剣ヶ峰で昼食を取ることにして,早々に向かいます
午後1時20分,剣ヶ峰到着 5年ぶりに来た こんな感じだったかなぁと思い出しながら,ゆっくり昼食 南側のガスが取れはじめていて,下山先の小田越のレストハウスが見えました
午後2時過ぎに下山開始 小田越への分岐あたりまで戻ると,ガスがみるみる取れていきます
ようやく晴れたー 堪能したいけど,シャトルバスの最終便が4時過ぎ,敵はガスからバスに変わりました
時折,写真を撮りながら,惜しむように下山 あー,向かいの薬師岳もきれいに見えてきたぞ
なんなんだ!?このタイミング まぁ,でも遠く見える鶏頭山から歩いてきたルートも分かったし,いいかぁなんて,変に納得しながら午後3時半過ぎに無事下山 ちょうどシャトルバスも来て,午後4時には岳登山口に戻ってくることができました
戻りのシャトルバスから歩いてきたルートを辿ることができましたが,ごつごつとした岩場の稜線は谷川岳にも似た迫力を感じました
稜線に乗るだけであれば,小田越から1時間ほどで登れますし,何より稜線の展望は見応えがあります
さすが百名山 いい山です 今度,嫁さんと登れないかな
あ,そう言えば新調した靴は早くも汚れまくって,擦り傷も まぁ,いい洗礼だ
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