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Yamareco

記録ID: 4517613
全員に公開
沢登り
奥多摩・高尾

奥多摩最悪マイモーズの悪罵 倉沢谷出合のゴルジュ

2022年07月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
07:43
距離
2.2km
登り
66m
下り
80m
歩くペース
ゆっくり
3.13.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

多摩川、日原川の支流倉沢谷出合のゴルジュは、奥多摩最悪マイモーズの悪罵と呼ばれています。(大昔見た資料には、悪場では無く悪罵と書かれていた記憶があります。曖昧ですが・・)
高校生の頃、その名を知りましたが場所すら分からない・・
資料を漁ると倉沢谷出合で橋の下に有る事は分かりましたが、詳細は分からずじまいでした。
そのうち興味が大岩壁、大渓谷遡行、パラグライダー頂上フライト、モノスキールンゼ滑降などに移って行き、忘れかけていました。
ネットの時代となり、2008年に山登魂の記録発見(*^^)v
http://yama-to-damashii.outdoor.cc/20...
しかし、相方に恵まれずお蔵入りに・・
ヤマレコを始めると、
2015年 ke-shiさんの記録👇や、
http://www.yamareco.com/modules/yamar...
2016年 Lynn_Katoさんの記録👇
https://www.yamareco.com/modules/yama...
2018年 aka02さんの記録👇
https://www.yamareco.com/modules/yama...
2018年 ryuji1115,ukatakaさんの記録👇
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1579834.html
が有りましたが、2022年の今回まで、この手のゴルジュ突破ルートに相方不在・・
髭君が行きたいというので、念願叶って今回のチャレンジ出来ました。
参考となる記録を残していただいた皆様、ありがとうございました。

記;桃奈々

追記;
普通にマイモーズで検索したら、ヤマレコ以外にも多くの記録が有りました。
もっとまじめに事前学習していけば良かった・・(*_*;
まあ、良く分からん方が楽しいちゃあ楽しのですが(*'▽')
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
倉沢林道入り口ゲート付近に5台程度駐車可能(釣り師が多いので早朝から一杯の可能性有り)
コース状況/
危険箇所等
●アブローチ
倉沢橋から日原方面ら40m程歩くと車道から谷に降りられるポイントがある。
薄い踏み跡を辿ると、車道が無かったころの日原街道跡と思われる杣道に出る。岩を掘削した道で鎖も有る。20m程下流に行くと倉沢谷出合。倉沢谷を50m程でF1に出る。
●F1の釜 桃奈々
釜は大きいが砂利の堆積で浅くなっているので、数mの泳ぎで取り付ける。
(その日、その年により、相違が大きいと思われる)
水流は岩壁に近いほど強いが、泳いで取り付く事が困難という程では無い。
岩はヌルヌルで苦戦する。
事前情報では、フリクションの効く岩とあり、クライミングシューズで取り付いたのに少し後悔。日によって随分違うみたい・・
フリーで取り付けると踏んでチャレンジするもヌルヌルに敗退し、浅瀬まで戻ってエイド装備を配置して再チャレンジ。
ペッカー引っかけ少しのし上がり、左にもう一つペッカーセットしてトラバース。
Tシャツ一枚だったので、長時間水中で格闘後に水上に出たら瀑風に吹かれガタガタ震えながら登る羽目に。ネオプレーンのベストを持ってきたのに、着用して取り付かなかったのを後悔。
●F1下部 桃奈々=>髭=>桃奈々
山登魂の記録では「残置ハーケン多数も、肝心な所にない」との事だったが、中程まで残置は無かった。
カム0.1〜0.3がかろうじて使用出来るも不確実。
ペッカー引っかけて前進し、ナイフブレード/ロストアロー/Vハーケンをぶち込んで3m程前進するも、ペッカー外れて着水。
アブミ一本が残置された。
一度撤退し、ネオㇷ゚レーンベストと雨具を着込むも、震えが止まらず低体温症状態。
髭が残置されたアブミを掴んで前進再開する。アブミのお陰で釜の突破は楽勝。
ハーケンを打ち桃奈々の打ったハーケンとアブミを回収して4m程前進するも墜落着水( ゜Д゜) 再チャレンジするも5m程進んだところで寒さでギブアップ・・
●休憩
確保中も桃奈々の震え止まらず、二人で日原川の日向まで撤退。
食事をとり、日向ぼっこして生気を取り戻した。既に12時。
ここまでの時間は以下の通り
桃奈々突撃から撤退まで約50分
髭突撃から墜落着水まで約75分
髭再突撃から撤退まで約40分
桃奈々はTシャツ短パンタイツで、髭は雨具着用。雨具だけでも耐性はずいぶん上がる様だ。
●F1 再突撃 桃奈々
ネオプレーンのベストと雨具上を着用し、桃奈々再突撃する。
髭が残したアブミは、水面より50cm程上まで垂れていたので、釜の突破は容易に出来た。
残置ハーケンは5m程の所まで皆無で欠落した模様。
ペッカーで前進しハーケン/カムをセットする。
リスは水流で入り口開いているので、短いナイフブレードが使えない場面あり。
モチヅキの長いクロモリ薄歯を持ってくれば良かった。
ロストアロー程厚歯も使える箇所が有り、一本だけ持ってきたカシンの厚歯が大活躍・・したのだろうが、一本しか無いので苦しい。
カムは0.1〜0.3程度が使えない事は無いが、水流で外開きとなっているクラックなので効きが甘く何回も外れた。
中盤、残置ハーケン一本、その上に有るリングボルトが有り、それだけでも楽なエイドで進む。ハーケンはフォローが使わないと思われるものは回収し再使用して登ったが、残数はV字一本のみ。そしてペッカー二本も失っている。
リングボルトの上にペッカー二本が残置されているのを発見し、希望が湧いてきた。
エイドからフリーに移行する最後のポイントは、磨いてもヌルヌルで怖い。
ペッカーを滝壺に沈めたのが悔やまれるが、落ち口はすぐそこなので「やるしかない」と意を決し恐ろしい一歩をクリアして終了。
※ F1の残置ハーケンは中程に一本、上部にリングボルト一本、その上にペッカーが二本で有った。
桃奈々が打ったハーケンは全て回収。髭が残置ペッカーも私が打ち込んだと勘違いし回収してしまった。よって現在の残置は二本のみ。
白内障で良く見えないので、残置ハーケンはもっと有ったのかもしれない。
再突撃の所用時間は、40分位。
●F2二段の滝下段 桃奈々=>髭
左岸ヌルヌルのスラブをショルダーで上がる。
髭の頭まで踏んでやっとこ這い上がった。
落ち口へのトラバースもヌルヌルだが、困難ではない。
●F2二段の滝上段 髭
帰宅後 Lynn_Katoさんの記録を見直したら、水中突破していたが、今日の水量ではとても無理な感じ。また、右手のスラブ状リッジは乾いていたとの記載が有ったが、今日は湿っていてヌルヌル・・( ゜Д゜)
フエルトソールに履き替えた。
疲れたので髭を行かせるも、フリーに拘り下部のヌルヌルスラブで四苦八苦の長時間蝉状態。確かに傾斜は無いがぬめりが発生したらフリーでの登攀は不可能なので「いい加減にしろ〜」と怒鳴って、エイドに切り替えさせた。(ロスタイム1時間程)
ハーケン二本とカム一個で下部スラブを突破すると、残置ハーケンが二本有り傾斜の強い上部もエイドで突破。
上部のトラバースもヌルヌルで最悪だが、残置ハーケンと残置カラビナが程よく有り、吊り下げで下降する。
フォローの桃奈々は打ったハーケンを全て回収し、ヌルヌルスラブをゴボウで登ったがザイルが伸びて辛い。その時、髭がザイル緩めたので怒鳴り散らした( ゜Д゜)
●F2二段の滝上流 コンテ
容易なゴルジュ/小滝を超えると、河原に出る。
尚、滝はF1とF2二段としたが、過去の記録を見るとF1〜F4となっていた。行ってみれば分かると思います。

※グレード
桃奈々の体感グレードは- A1です。
ぬめりの有無や、水量によって評価は変わると思います。
A1と言っても、ペッカーを馳駆しハーケンを打って回収しながらのエイドなので、残置べた打ちのエイドとは全く別物です。
下記想定外の事柄で、苦しい登攀となった要因では有りますが。
1.猛暑日なので、なめてかかってTシャツ短パンタイツで登ってしまった。
2.事前情報でフリクションの効く岩とあったが、実際はヌメリ発生していた。
3.事前情報で残置ハーケン有りとの事だったが、残置ハーケンは少なく、所持したハーケン数と種類が不足だった。

※ 必要装備
服装
下界33度の猛暑日でも、最低雨具着用出ないと持ちません。
他の記録は全てウエットスーツ着用でした。
ザックは底穴付きがお勧め。通常のザックに不必要な着替えを詰めて登ったが、パンパンに水吸って重かった(*_*;
ハーケン
今回使用したハーケンはナイフブレード類 x 3 V型 x 1、厚歯のロストアロー x 1 の計5枚でしたが、今回全てタイオフし、残置ペッカーも二枚も回収してしまったので、残置ハーケン/ボルトは二か所だけです。
なのでハーケン類は10枚程有ると余裕が有るかとおもいます。
薄歯クロモリ長短がメインで、ロストアロー数枚、バカブー等中歯も有ったら良いかと思います。
カム
カムは0.1〜0.4位まで使いましたが、使用できるところは少ないです。
ペッカー
ペッカーは大活躍でスカイフックより役に立つと思います。
♯1と♯2の二枚を持っていきましたが、もっと沢山持っていけば良かったと後悔・・
最悪ハーケンが枯渇した時、極小リスに叩き込む事も可能でラープより効くと思います。
デイジー
イージーデイジーがお勧めです。
ペツルの物と、スチールバックルの荷造りバンドを改造した自作を使いましたが、自作の方が使い勝手良く力が半分で済みます。通販で\500程度で手に入ります。
髭はデイジーチェーン使用で、苦労してました。

※可能性
ヌメリが発生していたら、フリー化の可能性は極めて少ないと思います。
乾いた状態は想像も出来ないので不明です。
ペッカーを多数持っていけば、クリーンエイドで抜けられる可能性は有ります。
スカイフックは持っていかなかったので、使用できる可能性は不明です。
コパーヘッドは三種類持っていきましたが、使えませんでした。
倉沢林道入り口ゲート前には数台の駐車スペースが有ります。
1
倉沢林道入り口ゲート前には数台の駐車スペースが有ります。
下降する踏み跡有ります。
2022年07月24日 08:35撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
7/24 8:35
下降する踏み跡有ります。
急斜面ですが、踏み跡あるので(*'▽')
2022年07月24日 08:39撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
7/24 8:39
急斜面ですが、踏み跡あるので(*'▽')
車道が出来る前から有る日原街道の跡でしようか???
2022年07月24日 08:45撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
2
7/24 8:45
車道が出来る前から有る日原街道の跡でしようか???
倉沢谷出合付近に下降しました。
倉沢谷を50m位遡行でマイモーズの悪罵F1が見えます。
2022年07月24日 08:46撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
7/24 8:46
倉沢谷出合付近に下降しました。
倉沢谷を50m位遡行でマイモーズの悪罵F1が見えます。
この辺まで足が付くので泳ぐのは数mです。
流れは壁際程強いです。
当然その日の水量によって、差が大きいと思います。
2022年07月24日 08:58撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
7/24 8:58
この辺まで足が付くので泳ぐのは数mです。
流れは壁際程強いです。
当然その日の水量によって、差が大きいと思います。
最初残置ハーケンが有りフリーで取り付けると期待していましたが・・
残置ハーケン無し、岩ヌルヌルで諦めました。
2022年07月24日 09:00撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3
7/24 9:00
最初残置ハーケンが有りフリーで取り付けると期待していましたが・・
残置ハーケン無し、岩ヌルヌルで諦めました。
一度戻ってエイド用具を配置しなおして再度突入です。
2022年07月24日 09:02撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
7/24 9:02
一度戻ってエイド用具を配置しなおして再度突入です。
ペッカーを決めてデイジーで保持です。
2022年07月24日 09:05撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
7/24 9:05
ペッカーを決めてデイジーで保持です。
2022年07月24日 09:05撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
7/24 9:05
トラバースを仕掛けます。
2022年07月24日 09:07撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
7/24 9:07
トラバースを仕掛けます。
仕掛けたり、流されて戻されたり・・
2022年07月24日 09:08撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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7/24 9:08
仕掛けたり、流されて戻されたり・・
左にペッカーが決まったので、右手のは回収しました。
2022年07月24日 09:12撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
7/24 9:12
左にペッカーが決まったので、右手のは回収しました。
アブミに乗って、上方にペッカーセットを試みます。
2022年07月24日 09:17撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
7/24 9:17
アブミに乗って、上方にペッカーセットを試みます。
Tシャツ短パンタイツなので、水中から出て瀑風受けると激寒です。
2022年07月24日 09:27撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
7/24 9:27
Tシャツ短パンタイツなので、水中から出て瀑風受けると激寒です。
ハーケン打ちます。
2022年07月24日 09:28撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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7/24 9:28
ハーケン打ちます。
荷造りバンドで作った自作イージーデイジー(緑色のやつです)は使いやすかったです。
動きは良いし、ダブルなので力も半分で済むし、なにより激安です。
2022年07月24日 09:31撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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7/24 9:31
荷造りバンドで作った自作イージーデイジー(緑色のやつです)は使いやすかったです。
動きは良いし、ダブルなので力も半分で済むし、なにより激安です。
2022年07月24日 09:32撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
7/24 9:32
この後、カムが抜けたかペッカーが抜けたかで、着水しました。
低体温症寸前だったので、アブミを残して戻りました。
ネオプレーンのベストと雨具の上を着込みましたが、震えが止まりません。
一度、日原川の日向に出て温まりました。
2022年07月24日 09:34撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
7/24 9:34
この後、カムが抜けたかペッカーが抜けたかで、着水しました。
低体温症寸前だったので、アブミを残して戻りました。
ネオプレーンのベストと雨具の上を着込みましたが、震えが止まりません。
一度、日原川の日向に出て温まりました。
私の残したアブミは水面まで垂れていたので、次鋒の髭は難なく釜から這い上がれました。
2022年07月24日 10:06撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
7/24 10:06
私の残したアブミは水面まで垂れていたので、次鋒の髭は難なく釜から這い上がれました。
桃奈々、日原川の日向で若干回復したものの、確保中に震えが出てきました。
2022年07月24日 10:42撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
7/24 10:42
桃奈々、日原川の日向で若干回復したものの、確保中に震えが出てきました。
この辺りで墜落・・
2022年07月24日 10:48撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
7/24 10:48
この辺りで墜落・・
着水です。
2022年07月24日 10:50撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
7/24 10:50
着水です。
根性で再トライ!
2022年07月24日 10:54撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
7/24 10:54
根性で再トライ!
倉沢橋直下に、何時間いるのだろうか・・( ゜Д゜)
2022年07月24日 10:54撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1
7/24 10:54
倉沢橋直下に、何時間いるのだろうか・・( ゜Д゜)
残置ハーケンを発見しましたが・・
2022年07月24日 11:09撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
7/24 11:09
残置ハーケンを発見しましたが・・
やっぱり、もう無理・・
激寒だし、ルートも見えない(*_*;
2022年07月24日 11:12撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
7/24 11:12
やっぱり、もう無理・・
激寒だし、ルートも見えない(*_*;
という事で、次鋒髭も一度撤退です。
二人で、日当たりの良い日原川まで戻って、ゆっくり日向ぼっこし、昼食を食べたら生気が戻りました(*'▽')
2022年07月24日 11:21撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
7/24 11:21
という事で、次鋒髭も一度撤退です。
二人で、日当たりの良い日原川まで戻って、ゆっくり日向ぼっこし、昼食を食べたら生気が戻りました(*'▽')
桃奈々行きます!
残置された髭のアブミで下部を楽にクリアです。
2022年07月24日 12:01撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
7/24 12:01
桃奈々行きます!
残置された髭のアブミで下部を楽にクリアです。
しっかり着込んだので、それ程寒くないです。
2022年07月24日 12:05撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
7/24 12:05
しっかり着込んだので、それ程寒くないです。
この辺り、ちょっと一休みできます。
2022年07月24日 12:05撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
7/24 12:05
この辺り、ちょっと一休みできます。
前進します。
2022年07月24日 12:08撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
7/24 12:08
前進します。
この辺りで確かリングボルトに手が届いた様な〜
残置二本目です。
2022年07月24日 12:27撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
7/24 12:27
この辺りで確かリングボルトに手が届いた様な〜
残置二本目です。
出口、フリーに移行するポイント一歩、ヌルヌルの外傾スタンスでがっちり掴めるホールドは無し。
ハーケンも枯渇して泣きそう・・
撤退の選択肢は無いので、一生懸命掃除して、そろりと乗り込みクリアしました。
ぬめりが無ければ、それ程怖くないかもしれません。
2022年07月24日 12:38撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5
7/24 12:38
出口、フリーに移行するポイント一歩、ヌルヌルの外傾スタンスでがっちり掴めるホールドは無し。
ハーケンも枯渇して泣きそう・・
撤退の選択肢は無いので、一生懸命掃除して、そろりと乗り込みクリアしました。
ぬめりが無ければ、それ程怖くないかもしれません。
F1終了点到着。
写真分かり難いですが、残置ハーケンが有ります。
対岸のキャニオニング用と思われるチェーンのついたボルトは、場所が悪くて使えません。
2022年07月24日 13:05撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
2
7/24 13:05
F1終了点到着。
写真分かり難いですが、残置ハーケンが有ります。
対岸のキャニオニング用と思われるチェーンのついたボルトは、場所が悪くて使えません。
髭がタイオフしながら登ってきます。
2022年07月24日 13:07撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
2
7/24 13:07
髭がタイオフしながら登ってきます。
ここからフリーの一歩がヌルヌルで怖いです。
2022年07月24日 13:13撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1
7/24 13:13
ここからフリーの一歩がヌルヌルで怖いです。
小滝を超えます。
2022年07月24日 13:38撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
7/24 13:38
小滝を超えます。
F2の一段目・・
ヌルヌル(*_*;
2022年07月24日 13:41撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1
7/24 13:41
F2の一段目・・
ヌルヌル(*_*;
2022年07月24日 13:41撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
7/24 13:41
2022年07月24日 13:55撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
7/24 13:55
サクッと読んできた記録では、たしか水流線を登攀、そして右手のリッジは乾いていると・・
記憶曖昧・・( ゜Д゜)
2022年07月24日 13:58撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1
7/24 13:58
サクッと読んできた記録では、たしか水流線を登攀、そして右手のリッジは乾いていると・・
記憶曖昧・・( ゜Д゜)
水流線は無理っぽい・・
そしてスラブ状のリッジは濡れている上にヌルヌルです。
2022年07月24日 13:59撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
7/24 13:59
水流線は無理っぽい・・
そしてスラブ状のリッジは濡れている上にヌルヌルです。
エイドでこの位置に立つまで、髭君フリーに拘り、小一時間蝉になっていた・・
2022年07月24日 14:45撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
2
7/24 14:45
エイドでこの位置に立つまで、髭君フリーに拘り、小一時間蝉になっていた・・
ここからは残置ハーケンによるエイドなのでお気楽です。
2022年07月24日 14:52撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1
7/24 14:52
ここからは残置ハーケンによるエイドなのでお気楽です。
2022年07月24日 14:55撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
2
7/24 14:55
残置ハーケンとシュリンゲ、カラビナが残置されていました。
2022年07月24日 14:59撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
2
7/24 14:59
残置ハーケンとシュリンゲ、カラビナが残置されていました。
トラバースもヌルヌルでキワドイですが、もう一本残置ハーケンと残置カラビナが有り、ザイルに頼って下降しました。
下部のヌルヌルスラブで使用したハーケン&カムは回収しました。
2022年07月24日 15:13撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
2
7/24 15:13
トラバースもヌルヌルでキワドイですが、もう一本残置ハーケンと残置カラビナが有り、ザイルに頼って下降しました。
下部のヌルヌルスラブで使用したハーケン&カムは回収しました。
困難では無く、ザイルを巻くのが面倒で引っ張っているだけです。
2022年07月24日 15:40撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
7/24 15:40
困難では無く、ザイルを巻くのが面倒で引っ張っているだけです。
後はお気楽〜(*'▽')
2022年07月24日 15:41撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
7/24 15:41
後はお気楽〜(*'▽')
2022年07月24日 15:44撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
7/24 15:44
2022年07月24日 15:44撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
1
7/24 15:44
帰りは、あっという間に戻れました。
2022年07月24日 16:06撮影 by  SH-M12, SHARP
2
7/24 16:06
帰りは、あっという間に戻れました。

装備

個人装備
クライミングシューズ&フエルトソール渓流靴(桃奈々) ラバーソール&フエルトソール渓流靴(髭) アブミ x 各2 ハンマー イージーデイジー x 2 (桃奈々) チェーンデイジー(髭) その他一般登攀具各自
共同装備
ザイル 8mm x 30m 1本 カム6本(0.1〜2) ハーケン5本(ナイフブレード x 1 薄歯クロモリ短 x 2 V型 x 1 厚歯カシン中 x 1 ) ペッカー♯1 & ♯2

感想





髭君、ご苦労様でした〜(*'▽')
白内障の私に代わり、このところ毎回運転ありがとうござます。

難近短な沢ですが、結構苦戦したので、終了した時は久しぶりの感動でした。

しかし今回、なめてかかり過ぎ・・( ゜Д゜)
ヘルメットは忘れるし〜(*_*)
暑いからと、折角持っていたネオプレーンのベストどころか雨具を着ずに取り付き・・過去記録と違ってヌルヌルで時間がかかり、低体温症寸前まで行ってしまいました。
一度撤退して日原川の河原で日向ぼっこと昼食で仕切り直し・・
ネオプレーンのベストと雨具着用で再チャレンジしてF1突破しました。
残置ハーケンも過去記録の多数有りを信じて5本しか持たず・・・実際はかなり少なくて途中でハーケンが足りなくなり、泣きそうになった( ゜Д゜)
白内障で残置ハーケンが探せなかったのか・・

髭君、前回までbookoさんから先登隊長の栄誉をもらっていたのですが・・
今回、ダメダメだったので、先登隊長 兼 ボッカ 兼 運転手から、二番弟子に降格です。(一番弟子はkastin52さんなので・・)

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