初の大峰 弥山・八経ヶ岳 ガスガスのち晴れ
- GPS
- 07:35
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,145m
- 下り
- 1,135m
コースタイム
天候 | 午前中 ガスガス お昼前〜 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
平日にもかかわらず7時半時点で一番上の駐車場はほぼ満車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
行者還トンネル西口〜奥駈道出合 石が多く急登のため、特に下りで落石、滑落注意。 奥駈道出合〜弥山・八経ヶ岳 尾根道。危険箇所はなし。 全体にしっかりとした登山道がついているので道迷いの心配は無し。 |
写真
感想
貴重な平日の休み。しかも金曜日。土曜は別件で山へ行けない。これは一人で遠出するしかない。
早朝出発で遠出しようと思ったら、名神が工事夜間通行止めということで、名神を使わずに行ける大峰に決定。大峰は初めてなのでいきなりではあるが近畿最高峰の八経ヶ岳を選んだ。
5時に自宅を出発。今週、月〜水は深夜残業、木曜は早朝から出張とハードな1週間だったので疲れ気味ではあったが、寝坊せずに家を出ることができた。出張の新幹線でよく寝たおかげかな。
高速から見える金剛山の山頂付近は雲の中だ。ちょっと心配になりながら車を走らせると、自宅から2時間半足らずで行者還トンネル西口駐車場に到着。
一番上の駐車場は平日にもかかわらず全国各地からの車でほぼ満車。
私も早速準備して登り始める。登山口から見上げると、やはり上は雲の中のようだ。
登山口から数百mのところにある木橋を渡ると、尾根の急登が始まる。奥駆道出合までずっと急登が続く。
登山道沿いにはシャクナゲとシロヤシオが咲き誇っている。両方見られてちょうどいい時期だったようだ。
少し登るとガスってきた。奥駆道出合まで登ると強風が吹いている。ここまでの急登でかいた汗が冷えて寒い。登山口で寒かったので一枚多く着たのが余分だったようだ。これでは低体温症になってしまうと思い、合羽を上下とも着込み、念のために持ってきた耳あてまで装着する。
奥駆道出合からしばらくは比較的緩やかな尾根道。しばらく進むと幸い風は収まり、冷えることなく汗も乾いてほっとした。今日ばかりは速乾シャツとゴアテックスの有難さが身にしみた。
相変わらずガスで景色は全然見えない。仕方がないので花を探して下ばかり向いて歩いた。しかし、寒いからか花はあっても閉じているものが多い。
聖宝ノ宿跡からは再び急登。黙々と歩いていると徐々に晴れてきた。
野鳥も盛んに鳴き始めた(天気との関係はわかりませんが)。ここで今日初めて野鳥を見かけた。
至近距離だ! なんとも野鳥との距離が近い。木の高さが低いからかな。すぐそばで観察できる。それなのに、ガスのためにぼんやりしか撮れないのが残念であった。
弥山小屋に近づくにつれ晴れ間が増え、到着したときには、ついに素晴らしい青空が。
弥山から八経ヶ岳までは30分ほど。果たして八経ヶ岳山頂からは360度の眺望が広がっていた。
素晴らしくいい気分だ。ガスの中を登ってきただけに喜びもひとしお。
景色を見ていると人がどんどん増えてきたので、名残を惜しみつつ引き上げ弥山山頂で昼食をとった。
昼食後、下山開始。登るときには見えなかった景色を楽しみつつ、またこちらも登るときには気付かなかった芽吹き始めの素晴らしい森の雰囲気を感じつつ下っていった。登るときには閉じていた花も一部開いていたので、写真を撮りつつゆっくりと下った。
奥駆道出合を過ぎ、急斜面を下っていくと、午後の陽に照らされたシャクナゲとシロヤシオが再び登場。
二つの花を楽しみつつ無事下山した。
今日は、山頂直前で晴れるという、なかなか感動的な一日であった。また、途中で体が冷えたことなどから、レイヤリングの判断に課題があることもわかった。
いずれにせよ今日も無事下山できてよかった。
そうか、名神は今、夜間集中工事なんや〜。
来週は鈴鹿方面に羊を見に行けたらと思ってますが、いつまで工事なんやろ・・・
いつか八経ヶ岳は行きたいな〜と思いつつ、茨木からは遠いから
二の足踏んでしまってます。自分の許容範囲は車で2時間以内
山頂手前でガスが晴れて良かったですね〜
山肌から沸き立つ雲とか、しっとり濡れた樹林帯に日が射すとか・・・
想像したら良い感じ。
でもsabot3dさんは、鳥も花も撮るから、上見たり下見たり忙しいですね
しかし、それも素晴らしい景観のおかげで仕事の疲れと一緒に飛んだのでは?
追記:No18 バイケイソウでは。毒性が強い草で昔は殺虫剤の原料として使われていたとか。
tamu-chanさん、こんばんは。
名神の工事がいつまでかは把握していませんが、土日は工事してないそうですよ。
八経ヶ岳の登山口までの難関は酷道309ですね。天川川合から行者還トンネルまで15km、離合困難な道が延々と続きます。
行くのは大変ですが、山頂からの景色や森の雰囲気など、それだけの価値があると感じました。
鳥も花も撮るので実際忙しいですよ。 スピードも遅いです。
しかも、下ばかり見ているとルートを見失いそうになるし、上を見回してばかりだと足をとられそうになるし危険です。
でも、私にとって、山に登る楽しみはピークに立って景色を楽しむことだけではなく、登山道脇の花や鳥との素敵な出会いにあるんだということに最近気付きました。
バイケイソウの件、ありがとうございました。調べてみると、綺麗な白い花が咲くようですね。広範囲に群生していたので花の時期になると凄く綺麗でしょうね。鹿も食べない毒草だと考えると微妙な気分ですが・・。
オオヤマレンゲは鹿に食べつくされて絶滅寸前のところを防護柵で囲われてかろうじて命をつないでいることを考えると複雑です。
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