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Yamareco

記録ID: 4525369
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

天狗岳:2ヶ月ぶり、岩だらけの登山道【計画破綻】

2022年07月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:37
距離
14.8km
登り
1,049m
下り
1,360m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:02
休憩
0:35
合計
8:37
距離 14.8km 登り 1,049m 下り 1,376m
10:13
20
スタート地点
10:33
57
12:43
13:00
16
13:16
13:17
61
14:18
14:19
14
14:33
5
14:38
14:48
17
15:05
43
15:48
25
16:13
16:14
38
16:52
16:56
45
17:41
3
18:50
ゴール地点
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特になし。ただし、露岩混じり登山道や岩場だらけで、まったくスピードは出ません。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
茅野駅のバス停にて。いきなり悪い予感。
計画を変更して麦草峠から白駒池を経て天狗岳にアプローチしようとも思いましたが、当初の予定どおりに進めることに。
2022年07月24日 09:09撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 9:09
茅野駅のバス停にて。いきなり悪い予感。
計画を変更して麦草峠から白駒池を経て天狗岳にアプローチしようとも思いましたが、当初の予定どおりに進めることに。
そして、臨時バス停に到着。本日はここからスタート。
もちろん、想定外のタイムロスです。
2022年07月24日 10:13撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 10:13
そして、臨時バス停に到着。本日はここからスタート。
もちろん、想定外のタイムロスです。
まあ、確かにこんな状況じゃバスの運行は無理でしょうね。
2022年07月24日 10:18撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 10:18
まあ、確かにこんな状況じゃバスの運行は無理でしょうね。
そして、唐沢鉱泉への分岐。
ここでも、尾根を越えていったん唐沢鉱泉に降りてから、西尾根を登ろうかとも思いましたが、これまた当初予定どおりに進みました。
2022年07月24日 10:25撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 10:25
そして、唐沢鉱泉への分岐。
ここでも、尾根を越えていったん唐沢鉱泉に降りてから、西尾根を登ろうかとも思いましたが、これまた当初予定どおりに進みました。
トイレ(水洗・洋式・ウォシュレット)があります。おそらく給水可。
2022年07月24日 10:27撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 10:27
トイレ(水洗・洋式・ウォシュレット)があります。おそらく給水可。
久しぶりの渋の湯です。
2022年07月24日 10:32撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 10:32
久しぶりの渋の湯です。
川の中に源泉?でしょうか。
2022年07月24日 10:34撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 10:34
川の中に源泉?でしょうか。
ここの橋を渡ったところが登山口です。
2022年07月24日 10:36撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 10:36
ここの橋を渡ったところが登山口です。
ここは、どちらに行っても黒百合ヒュッテにつながっています。
2022年07月24日 10:42撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 10:42
ここは、どちらに行っても黒百合ヒュッテにつながっています。
登山道はこんな感じ。
北八ヶ岳にありがちな苔むした登山道です。
2022年07月24日 10:43撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 10:43
登山道はこんな感じ。
北八ヶ岳にありがちな苔むした登山道です。
2022年07月24日 10:53撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 10:53
ここは若干傾斜が急になります。
2022年07月24日 10:54撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 10:54
ここは若干傾斜が急になります。
2022年07月24日 11:01撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 11:01
岩が露出した登山道を登り詰めます。
2022年07月24日 11:15撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 11:15
岩が露出した登山道を登り詰めます。
樹林帯の中ですので、直射日光こそ受けませんが、風がまったく吹かず、汗が吹き出してきます。
2022年07月24日 11:19撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 11:19
樹林帯の中ですので、直射日光こそ受けませんが、風がまったく吹かず、汗が吹き出してきます。
急登はここまで。
2022年07月24日 11:26撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 11:26
急登はここまで。
このあたりで傾斜が緩みます。
2022年07月24日 11:28撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 11:28
このあたりで傾斜が緩みます。
2022年07月24日 11:30撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 11:30
しばらくは緩やかな登りが続きます。
2022年07月24日 11:32撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 11:32
しばらくは緩やかな登りが続きます。
唐沢鉱泉からの合流地点。
2022年07月24日 11:53撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 11:53
唐沢鉱泉からの合流地点。
黒百合ヒュッテが近づくにつれて、整備された木道が現れます。
2022年07月24日 12:17撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 12:17
黒百合ヒュッテが近づくにつれて、整備された木道が現れます。
この金網を渡ると…
2022年07月24日 12:41撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 12:41
この金網を渡ると…
黒百合ヒュッテに到着です。
後に判明したことですが、新型コロナウィルスの感染があったらしく、営業を自粛していました。
2022年07月24日 12:42撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 12:42
黒百合ヒュッテに到着です。
後に判明したことですが、新型コロナウィルスの感染があったらしく、営業を自粛していました。
中山峠とは逆方向、つまり黒百合ヒュッテの建物から若干戻ったところに、天狗の奥庭への分岐があります。
2022年07月24日 12:55撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 12:55
中山峠とは逆方向、つまり黒百合ヒュッテの建物から若干戻ったところに、天狗の奥庭への分岐があります。
そして、のっけからこの岩場かつ急登である。
2022年07月24日 12:58撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 12:58
そして、のっけからこの岩場かつ急登である。
登り詰めたところで、東天狗岳(左)と西天狗岳(右)の双耳峰。天狗の鼻までバッチリと見えます。
2022年07月24日 13:05撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 13:05
登り詰めたところで、東天狗岳(左)と西天狗岳(右)の双耳峰。天狗の鼻までバッチリと見えます。
足元にはスリバチ池が見えます。
2022年07月24日 13:06撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 13:06
足元にはスリバチ池が見えます。
南アルプスは残念ながら雲の中。
2022年07月24日 13:10撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 13:10
南アルプスは残念ながら雲の中。
さて、遠目に見える登山道を東天狗岳まで登り詰めていきます。
2022年07月24日 13:11撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 13:11
さて、遠目に見える登山道を東天狗岳まで登り詰めていきます。
で、登山道の様子はこのとおり。
「奥庭」という表現から、もっと穏やかな感じかと思いきや、終始岩場の連続です。
まずは中央の岩稜を目指します。
2022年07月24日 13:16撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 13:16
で、登山道の様子はこのとおり。
「奥庭」という表現から、もっと穏やかな感じかと思いきや、終始岩場の連続です。
まずは中央の岩稜を目指します。
ごくまれに、こうした登山道がある程度です。
2022年07月24日 13:20撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 13:20
ごくまれに、こうした登山道がある程度です。
2022年07月24日 13:22撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 13:22
蓼科山の特徴的なシルエット。
2022年07月24日 13:27撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 13:27
蓼科山の特徴的なシルエット。
それにしても岩場がエゲツない。
2022年07月24日 13:27撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 13:27
それにしても岩場がエゲツない。
ようやく尾根上の中山峠からの合流地点が見えてきましたが、見えてから遠い…
2022年07月24日 13:30撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 13:30
ようやく尾根上の中山峠からの合流地点が見えてきましたが、見えてから遠い…
2022年07月24日 13:39撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 13:39
山頂っていうのは、どうして見えてからが遠いんだろうか…、という謎の疑問を投げかけながら登ります。
2022年07月24日 13:40撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 13:40
山頂っていうのは、どうして見えてからが遠いんだろうか…、という謎の疑問を投げかけながら登ります。
徐々に近づく分岐点。
2022年07月24日 13:49撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 13:49
徐々に近づく分岐点。
若干ガレた急登を登り詰めると…
2022年07月24日 14:09撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 14:09
若干ガレた急登を登り詰めると…
ようやく合流地点。
明らかに中山峠から登ったほうが体力的には楽です。
2022年07月24日 14:17撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 14:17
ようやく合流地点。
明らかに中山峠から登ったほうが体力的には楽です。
振り返って、登った登山道。ひたすら岩だらけです。
2022年07月24日 14:17撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 14:17
振り返って、登った登山道。ひたすら岩だらけです。
中央にちょっとだけ見えているのは、にゅう。
2022年07月24日 14:18撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 14:18
中央にちょっとだけ見えているのは、にゅう。
さらに岩場を登り詰めます。
2022年07月24日 14:27撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 14:27
さらに岩場を登り詰めます。
そして天狗の鼻を巻いて…
2022年07月24日 14:30撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 14:30
そして天狗の鼻を巻いて…
東天狗岳に登頂。
2022年07月24日 14:39撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 14:39
東天狗岳に登頂。
天狗の鼻と稲子岳の断崖絶壁がよく見えます。
2022年07月24日 14:41撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 14:41
天狗の鼻と稲子岳の断崖絶壁がよく見えます。
そしてこちらは、これから登る西天狗岳。雲の中です。
2022年07月24日 14:43撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 14:43
そしてこちらは、これから登る西天狗岳。雲の中です。
南八ヶ岳は雲の中。かろうじて硫黄岳の爆裂火口が見える程度です。
2022年07月24日 14:48撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 14:48
南八ヶ岳は雲の中。かろうじて硫黄岳の爆裂火口が見える程度です。
西天狗岳。ちょっと雲が晴れてきました。
2022年07月24日 14:48撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 14:48
西天狗岳。ちょっと雲が晴れてきました。
どうも今日は南八ヶ岳の展望は期待できません。
2022年07月24日 14:49撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 14:49
どうも今日は南八ヶ岳の展望は期待できません。
たおやかな山容とは裏腹に、岩場、しかも結構な急登です。
2022年07月24日 14:55撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 14:55
たおやかな山容とは裏腹に、岩場、しかも結構な急登です。
そしてなんとか登頂。
2022年07月24日 15:04撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 15:04
そしてなんとか登頂。
振り返れば、さきほど登頂した東天狗岳。
確かに、こうして見れば、天狗の顔に見えなくもないですね。
2022年07月24日 15:05撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 15:05
振り返れば、さきほど登頂した東天狗岳。
確かに、こうして見れば、天狗の顔に見えなくもないですね。
結局、南八ヶ岳は最後まで雲の中。
2022年07月24日 15:05撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 15:05
結局、南八ヶ岳は最後まで雲の中。
さて、では下山開始です。
下山ルートも、ひたすら岩だらけで、写真を撮ってる余裕はありませんでした。
2022年07月24日 15:06撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 15:06
さて、では下山開始です。
下山ルートも、ひたすら岩だらけで、写真を撮ってる余裕はありませんでした。
時折、ハイマツの根も露出して、危うく足を取られそうになります。
2022年07月24日 15:19撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 15:19
時折、ハイマツの根も露出して、危うく足を取られそうになります。
ようやく森林限界を抜けて、樹林帯の中に入りましたが、相変わらずの露岩です。
2022年07月24日 15:34撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 15:34
ようやく森林限界を抜けて、樹林帯の中に入りましたが、相変わらずの露岩です。
ここから第二展望台への登り返し。わずか20m程度ですが、疲れた足には堪えます。
2022年07月24日 15:42撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 15:42
ここから第二展望台への登り返し。わずか20m程度ですが、疲れた足には堪えます。
で、登頂。
悠長に写真を撮ってる時間はありませんので、先を急ぎます。
2022年07月24日 15:48撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 15:48
で、登頂。
悠長に写真を撮ってる時間はありませんので、先を急ぎます。
標高が下がっても、露岩や浮石が多いです。
2022年07月24日 15:53撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 15:53
標高が下がっても、露岩や浮石が多いです。
そして第一展望台。
雲に包まれていたため、写真はパス。
2022年07月24日 16:13撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 16:13
そして第一展望台。
雲に包まれていたため、写真はパス。
それにしてもあるき辛い…
2022年07月24日 16:32撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 16:32
それにしてもあるき辛い…
ようやく唐沢鉱泉への分岐へ。
2022年07月24日 16:53撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 16:53
ようやく唐沢鉱泉への分岐へ。
いや、駐車場からの登山道は、普通は土でモフモフでしょうよ…
2022年07月24日 16:54撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 16:54
いや、駐車場からの登山道は、普通は土でモフモフでしょうよ…
まだこんなに岩があるよ…
2022年07月24日 16:57撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 16:57
まだこんなに岩があるよ…
この辺が一番マシでしょうかね。
2022年07月24日 17:04撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 17:04
この辺が一番マシでしょうかね。
ようやく登山口に到着。
目標よりも1時間ほど遅れての下山となりました。
2022年07月24日 17:39撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 17:39
ようやく登山口に到着。
目標よりも1時間ほど遅れての下山となりました。
バイオトイレ(洋式、100円)があります。おそらく給水可。
2022年07月24日 17:42撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 17:42
バイオトイレ(洋式、100円)があります。おそらく給水可。
終電に間に合わせるため、ここで第一交通さんのタクシーを召喚し、本日の登山は終了。
2022年07月24日 18:51撮影 by  iPod touch, Apple
7/24 18:51
終電に間に合わせるため、ここで第一交通さんのタクシーを召喚し、本日の登山は終了。
撮影機器:

感想

夏の18きっぷ1回目。

2ヶ月以上もブランクがあり、足がなまっていることは明白。しかも体重も順調に増えているときたもんです。ウォーミングアップも兼ねて、まずはお手軽なルートでも、とは思うものの、低山では流石に暑すぎて登る気にはなれません。

そこで、以前から登ってみたかった西天狗岳とその西尾根を踏破するべく、渋の湯からアプローチする計画を立てました。

計画段階では、累積標高差が登りで840mなら、なまった足でも楽勝だろう、と高をくくっていたのですが…

■渋の湯臨時BS〜黒百合ヒュッテ
・渋の湯BS手前の道路の状態が悪いらしく、アルピコ交通の茅野駅案内所で1km手前の臨時バス停までしか運行していないことを告げられます。いきなり悪い予感しかしない。
・臨時バス停からは、標高差にして約100m、時間にして15分程度のタイムロスとなります。これが後々に響いてきます。
・登山口からは、ごく普通に登っていきます。
・登山道は、苔むした岩が露出していて、若干あるきづらいです。
・それでも、傾斜は比較的緩やかであり、いつの間にか標高を上げていく感じです。
・登山口の段階で標高が1,800mを越えていますので、麓に比べると涼しいのですが、樹林帯の中であるために風が吹かず、汗が吹き出してきます。
・そうこうしているうちに、整備された木道が現れはじめ、じきに黒百合ヒュッテに到着します。

■黒百合ヒュッテ〜東天狗岳
・黒百合ヒュッテは、新型コロナウィルスの感染の影響で、営業を自粛していました。トイレが使えるかどうかは未確認です。
・山頂へのアタックに備え、塩羊羹を立て続けに3本とプロテインバーを1本いただき、塩熱サプリを1つ水で流し込みます。
・そこから、天狗の奥庭へ。岩場の急登を登りきった先には、さらに岩だらけの尾根が続いています。
・天狗の奥庭からは、天狗岳の見事な双耳峰が見えます。
・このルート、ひたすら岩場が続く厄介なもので、傾斜の緩急や岩場・土の登山道が混じった中山峠からのルートに比べると、難易度が高いというか、手間がかかるルートです。
・あまりに続く岩場に閉口しながら、ほうほうの体でようやく中山峠からのルートに合流します。
・そして、天狗の鼻をトラバースして、無事に東天狗岳に登頂です。

■東天狗岳〜西天狗岳
・東天狗岳は景観が開けているのですが、雲が出ていて、北側の天狗の鼻や稲子岳くらいしか見えませんでした。
・グループのみなさんの写真を撮影して、早々に西天狗岳を目指します。
・鞍部への下りは若干ガレてはいるものの、比較的緩やかです。
・ところが、鞍部からの登り返しは、たおやかな西天狗岳の山容とは裏腹に、結構な急登の岩場となります。ただ、距離は短いです。
・岩場を登り詰め、傾斜が緩やかになると、西天狗岳山頂です。

■西天狗岳〜唐沢鉱泉
・西天狗岳も景観が開けているのですが、これまた雲が出ていました。
・終電までの目標をオーバーしているため、降りでタイムを稼ぐべく、早々に下山開始。
・ところが、山頂直下は、これまたひたすら岩場だらけ。イメージとしては、編笠山の山頂直下のような感じです。
・ようやく岩場を抜けて樹林帯に入っても、露岩が多い登山道です。
・結局、唐沢鉱泉まで、似たような状況がずっと続き、まったくタイムが稼げませんでした。
・いくら八ヶ岳とはいえ、山小屋に直接つながっていない登山道の整備状態は、必ずしも良いとは言えないようです。
・唐沢鉱泉には、トイレ(洋式・バイオトイレ・100円)があります。おそらく給水可。また、唐沢鉱泉の玄関に自販機もありました。

■唐沢鉱泉〜フォレストカントリークラブ三井の森入り口
・茅野駅の終電に間に合わせるためには、17:00前には下山していないといけない計算になるのですが、軽く1時間オーバー。しかも電波は繋がらない。
・そこで、とにかく電波が繋がるところまで降りることに。
・唐沢鉱泉桜平分岐地点まで降りたところで、ようやく電波が繋がりました。
・色々と計算したところ、相当走らないと終電には間に合わないことが判明し、あっさりとタクシーの召喚を決断。
・割と遅い時間かつそこそこ距離があったにもかかわらず、第一交通さんが快く迎車に応じてくださいました。

【まとめ】
・黒百合ヒュッテの直前の部分を除いて、露岩か岩場のいずれかの登山道であり、よほどの岩場好きでもない限り、推奨しかねるルートです。
・天狗の奥庭は、楽しいのは楽しいのですが、さすがに終始岩場が続くと閉口します。楽して東天狗岳に登りたい方は、中山峠経由のルートのほうをオススメします。
・特に危険箇所や鎖場・ロープ場はないので、体力さえあれば初心者でも登れるルートです。
・ただ、公共交通機関を使ったうえで唐沢鉱泉へ降りるのでれば、そこから3時間30分以上歩いてようやく茅野駅に着く計算になりますので、初心者向けとは言い難いでしょう。
・実際、今回はスタート地点が遠くなり、足がなまっていたこともあって、計画が破綻し、結局タクシーを召喚することとなりました。
・さすがに茅野駅まで3時間30分歩くのは無謀かもしれません(トレラン勢を除く)。

【忘備録】
八ヶ岳で帰りに電車を利用する場合の現実的な下山口(所要時間)
・美濃戸口→すずらんの里駅(2時間強)
・富士見高原スキー場→信濃境駅(1時間30分強)
・観音平→小淵沢駅(2時間弱)
・美し森山→清里駅(40分)
・本沢温泉入口→海尻駅(約2時間、ただしルートによってはもっと短縮できる)
・稲子湯→海尻駅(2時間弱)
(権現岳のルートは未検証ですが、おそらく現実的と思われます)
こうしてみると、南八ヶ岳はなんとかなるコースが多いですね。というか、唐沢鉱泉と夏沢鉱泉(と杣添尾根)のルートがキツいだけ?
なお、小海線方面は比較的ロード歩きは短時間ですが終電が早いため、どっちもどっちです。

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