裏岩手縦走(源太ヶ岳から三ツ石山へ)
- GPS
- 09:05
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 972m
- 下り
- 990m
コースタイム
天候 | くもり時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
縦走路はかなり藪が濃くなっているので、足元に注意。 |
写真
感想
今の時期は一部を除き大方の花は終わりを迎え、かといって紅葉には早すぎるということで、山の選定には悩まされる。源太ヶ岳か三ツ石山か、あるいは姫神山か迷いながらネットで色々調べていたら、「岩手の山だより(岩手県自然保護課)」というH.P.が目に付いた。それは「裏岩手縦走コース」と呼ばれる、八幡平から岩手山に至る縦走路の一部区間を一辺にもつ三角形コースを紹介しているものでした。具体的には、松川温泉を起点として「源太ヶ岳」、「大深岳」、「小畚山」、「三ツ石山」を経由して松川温泉に戻るというもので、作成者の阿部氏によれば「南八幡平松川トライアングル」と呼ぶそうである。振り返ってみると、これまで縦走らしい縦走をしたことがなく(去年の秋田駒の焼森・湯森・笹森はちょっと縦走っぽいかな)、暑さもだいぶ和らいできたので挑戦してみようかという気になった。歩行時間はゆっくりで七時間半ということで、鈍足の私でも日帰り可能な時間である。(朝早くの出発が条件だが)
一応、このコースは中級者向けとなっていますが、最初の源太ヶ岳への登りと、大深岳から一旦下ってからの小畚山への登りがきついと感じるだけで、特に危険な所もなく、必要な体力と時間管理さえきちんとできれば、初級者でも十分歩けるコースです。また、なんといっても最大の利点は、周回コースだということです。これまで縦走に挑戦できなかった最大の理由は、いかにして起点(駐車地)に戻るかという問題をクリアできなかったことにあります。その点、このコースは起点に戻れるので、心おきなく縦走できます。また、だからといって縦走の醍醐味はいささかも損なわれることなく、十分に満喫でき、マイカー利用での縦走をお考えの方にはお勧めです。
ただ、私の個人的な感想は、「きつかったなー」というのが偽らざるところです。特に、三ツ石山荘から松川温泉までの下りが膝にもろにきて、バテバテ状態でした。しかし、きついと感じるほど山歩きと眺望は十分堪能でき、最後の三ツ石山山頂ではゆっくりと時間をとって至福の時を過ごしました。(花もまだまだ咲いていて)これだから山登りは止められない。^^
コメント
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ちょっと心配していました。裏岩手で頑張っていたのですネ。ヤマレコ楽しみにしています。私は白神に行ってきました。
sirotenguさん、初めまして。
何気なく見た山行記録に松川地熱発電所が出ていたので思わず見入ってしまいました。
冷却塔からの蒸気の音が聞こえてきそうな写真です。
私は発電所が大好きで、今まで国内外で300ヶ所以上見学しています。
松川地熱発電所は日本初の地熱発電所で、私もいつかは見学してみたいと思っていました。
変な所に食い付いて申し訳ありませんでした。
もちろん、吉森山や秋田駒の眺望もナイスです。
特に岩手山バックの発電所は気に入りました。
11番の写真のきのこですが、ツエタケはキシメジ科のきのこですから、根元にツボ(壺)はありません。
ツエタケは傘も柄も、清廉・繊細な、透明感を感じる美しいきのこです。
プロポーションからいっても、柄がとても細く、しなっている。
写真のものは、テングツルタケか、カバイロコナテングタケあたりと思います。
ツボが目印のテングタケ科のきのこで、この科のものは、わずかに3、4種ほどが食べられるだけで、猛毒、毒、のきのこがいっぱいです。
コメントありがとうございます。
発電所マニア(オタク?)というのは、初めて聞きました。私には何がおもしろいのか、想像すらつきません。世の中には、山登りが好きな人もいれば、発電所が好きな人もいるし、両方好きな人もいる、と言われればそうなんでしょうが・・・。
それと、吉森山ではなく、森吉山が正しいので、ご注意申し上げます。
私が言うのもなんですが、是非、「松川地熱発電所」にいらしてください。 ついでに? 山登りもどうぞ。
すいません、ツエタケしか知らないので、似たようなキノコは皆ツエタケに見えてしまいました。
やっぱり素人はへたに手を出さない方がいいようですね。あぶない、あぶない。
(追記)私なりに調べましたが、カバイロツルタケというのはどうでしょうか ?
拝見させていただきました
実は今週末に裏岩手縦走を予定しています
花は終わってしまい紅葉には早い時期ですが
JR東日本の大人の休日切符で、安く行けるので この時期に北東北に足を伸ばします
参考にさせていただきます
何か気がついたことが有れば御教授いただければ幸いです
ところで携帯電話はつながりにくい山域なのでしょうか?
>私なりに調べましたが、カバイロツルタケというのはどうでしょうか ?
2つの点で、写真のものとは、違いがあります。
1つは、柄の部分に茶系の模様や粒子状の付着物があることです。
カバイロツルタケは、柄が平滑で、その色も明るいです。ツルタケの語源はわかりませんが、私は「鶴」の首のような、なめらかな形状をさしているか、「弦」のようにしなやかか、いずれかの印象をもっています。カバイロツルタケの柄は、まさにこれを思わせます。ドクツルタケの柄なども、美しい。
もう1つは、ツボが、カバイロツルタケならばもっとしっかりして、入り口がすぼまった姿をしています。
私の写真は下記に。
http://trace.kinokoyama.net/fungi/fungi-zukan/kabairo-turutake-fungi.htm
「裏岩手縦走路」といっても色々ルート採りがあって、一概には言えませんが、今回の私のルートで言えば、一部ぬかるんだところもあり、スパッツはした方がいいと思います。それと記録にも書きましたが、だいぶ藪が濃くなっているので足元には注意が必要です。携帯電話については、もちろん非常用として持っていきますが、(幸いにも)いままで一度も使ったことがありませんし、使おうと(電波の状態を確かめようと)したこともないので、残念ながらお答えできません。 (非常用なら、本来は事前の調査が必要なんでしょうが・・・。できるだけ下界のしがらみは山へ持ち込みたくないので。)
今週末でしたら十分花は間に合うはずです。 天気がいいといいですね。
幸い好天に恵まれ
網張のリフトで上がり
三つ石、大深山荘で一泊
2日目は諸桧、八幡平、御所掛温泉泊
3日目は焼山 玉川温泉まで 今日帰ってきました
データの整理中でアップは明日以降ですね
参考にさせていただきました
いいコースでした
これからも宜しくお願いします
今日は少し観光もしてきました
角館でお祭りがあるんですね
今度はそちらも見たい
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