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記録ID: 453068
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ハイキング
奥秩父

二子山(秩父小鹿野)

2014年05月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
peb02110 kamoto その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:30
距離
5.0km
登り
888m
下り
878m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

08:01 坂本登山口
08:48 股峠
09:18 東岳 山頂 09:27
09:51 股峠
10:26 西岳 山頂 10:48
11:40 魚尾道峠 12:13
12:33 ローソク岩
12:56 ローソク岩分岐
12:31 坂本登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道299号線、坂本の民宿登人わきの林道(通行止めの看板があるが、進入可能)を入ってすぐ、二子山登山口があります。トイレあり。登山口の少し上に、駐車スペース(4、5台)。
コース状況/
危険箇所等
稜線上はずっと岩で、両側切り立っていて、危険地帯ですが、非常に厳しい箇所には足場用に金具が打ち込んであったりします。
坂本そばの登山口そばの駐車スペース(撮影は戻ってきた時)
2014年05月24日 21:21撮影
5/24 21:21
坂本そばの登山口そばの駐車スペース(撮影は戻ってきた時)
登山口。バイオ・トイレがあります。
登山口。バイオ・トイレがあります。
登山口から、両神山を見上げる。
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登山口から、両神山を見上げる。
股峠までは谷沿いの道。
股峠までは谷沿いの道。
結構急です。
この図は絶対上級コースに行かせまいとしてますよね(^^;
この図は絶対上級コースに行かせまいとしてますよね(^^;
東岳への道も、結構岩岩しいです。一箇所いやらしい切れ込みを横切るところあり(足場の金具あり)。
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東岳への道も、結構岩岩しいです。一箇所いやらしい切れ込みを横切るところあり(足場の金具あり)。
中間のピークに登りきると、一気に展望が開けます。谷向こうの両神山がすごい。
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中間のピークに登りきると、一気に展望が開けます。谷向こうの両神山がすごい。
西岳。その迫力に、思わず笑ってしまいます(^^; 
2014年05月25日 08:48撮影
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5/25 8:48
西岳。その迫力に、思わず笑ってしまいます(^^; 
中間のピークから、東岳。
中間のピークから、東岳。
東岳山頂。
峠に戻る途中。岩は、下りのほうが嫌ですね。
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峠に戻る途中。岩は、下りのほうが嫌ですね。
峠から少し西岳に登ったところ。はっきりした道は右に続いていますが、上級コースはまっすぐ。道標なし。
峠から少し西岳に登ったところ。はっきりした道は右に続いていますが、上級コースはまっすぐ。道標なし。
さらに少し登ると、今さら道標がw やはり上級コースに行かせまいという意思を感じます(^^;
さらに少し登ると、今さら道標がw やはり上級コースに行かせまいという意思を感じます(^^;
上級コースは鎖はありません。
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上級コースは鎖はありません。
結構樹林の急坂を登って、ようやく岩場の取り付き地点に。真ん中に薄く、赤い矢印があります。
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結構樹林の急坂を登って、ようやく岩場の取り付き地点に。真ん中に薄く、赤い矢印があります。
垂直に近いけれど、足場豊富で、岩もしっかりしています。
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垂直に近いけれど、足場豊富で、岩もしっかりしています。
西岳途中、東岳を振り返って。やっぱりとんがってるなあ(^^;
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西岳途中、東岳を振り返って。やっぱりとんがってるなあ(^^;
岩場の途中には、ちょっと一息つけるテラスがいくつかあります。
岩場の途中には、ちょっと一息つけるテラスがいくつかあります。
岩場が続きます。
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岩場が続きます。
さすがに、すごい勢いで標高が稼げますね。東岳、白石山、遠くのきれいな三角は武甲山かな?
さすがに、すごい勢いで標高が稼げますね。東岳、白石山、遠くのきれいな三角は武甲山かな?
登りきって稜線をしばらく進むと、巻道との分岐が見えてきました。
登りきって稜線をしばらく進むと、巻道との分岐が見えてきました。
稜線は両側切り立っています。特に、坂本側を見下ろすと。。。うひゃあ(^^;
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稜線は両側切り立っています。特に、坂本側を見下ろすと。。。うひゃあ(^^;
西岳頂上。
西岳から、この先の稜線。左下の草原は、魚尾道峠です。
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西岳から、この先の稜線。左下の草原は、魚尾道峠です。
稜線はこんな感じ。巻道もあるけど、できるだけ岩伝いに稜線を進みました。
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稜線はこんな感じ。巻道もあるけど、できるだけ岩伝いに稜線を進みました。
振り返ると、西岳がすごい迫力。
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振り返ると、西岳がすごい迫力。
西岳頂上に、休んでる人たちが見えます。
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西岳頂上に、休んでる人たちが見えます。
稜線はこんな感じ。石灰岩なので、雨で溶けて垂直に立てた板が並んだようになっています。
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稜線はこんな感じ。石灰岩なので、雨で溶けて垂直に立てた板が並んだようになっています。
石灰採取で削られた叶山。どんな山だったんだろう。。。
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石灰採取で削られた叶山。どんな山だったんだろう。。。
岩に貝が張り付いていました(キセル貝というカタツムリの仲間らしい)。
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岩に貝が張り付いていました(キセル貝というカタツムリの仲間らしい)。
この金具の足場がついたところを降りると、坂本下降点。
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この金具の足場がついたところを降りると、坂本下降点。
最後の難所、7メートルの鎖場。
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最後の難所、7メートルの鎖場。
鎖場を見上げる。
鎖場を見上げる。
楽しい岩場でした!
楽しい岩場でした!
両神山。
あちこちに、きれいな方解石が転がっていました。
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あちこちに、きれいな方解石が転がっていました。
樹林帯を下りきると、魚尾道峠(右端)の草原地帯。草原の中の道は、ローソク石への道。
樹林帯を下りきると、魚尾道峠(右端)の草原地帯。草原の中の道は、ローソク石への道。
峠から二子山。ヨーロッパ・アルプスみたい。
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峠から二子山。ヨーロッパ・アルプスみたい。
気持ちいい魚尾道峠で昼食。
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気持ちいい魚尾道峠で昼食。
樹林の中の道を進むと、こんな道標が? ここから西岳山頂に行ける?! と思ったら、裏に「ローソク岩へ」と書いてありました(^^;
樹林の中の道を進むと、こんな道標が? ここから西岳山頂に行ける?! と思ったら、裏に「ローソク岩へ」と書いてありました(^^;
ローソク岩の基部。基部なので、全然岩の全貌は見えません(^^;
ローソク岩の基部。基部なので、全然岩の全貌は見えません(^^;
股峠分岐近く、岩の基部を通ります。クライミングに来た人が、クライムせずにお店を広げてくつろいでいました(^^;
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股峠分岐近く、岩の基部を通ります。クライミングに来た人が、クライムせずにお店を広げてくつろいでいました(^^;
坂本へ下る途中、沢に雪が残っているのに気付きました。
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坂本へ下る途中、沢に雪が残っているのに気付きました。

感想

岩岩しい登りが面白そうな、秩父の二子山に行ってきました。今回は、途中で同行者ひとりを拾って、3人で。
一番の難所は、登山口までの長い行程でした(^^; 関越道の花園ICまでも遠いのに、そこからまたこんなに遠いとは。。。
ただ山の行程自体は短いので、時間的な余裕は十分ありました。
(GPS軌跡は、前半ずれまくって、手で編集してあります)

国道299号線から「通行止」の林道に入ってすぐ、登山口と駐車スペースがあります。トイレもあります。
沢沿いの道をしばらく進み、段々急坂となって、登りつめると股峠。まずは東岳を往復します。
こちらは鎖、ロープあり。金具の足場を打ち込んであるところもあります。ここは、足場がないとちょっと難しいです。ピークに登れば、両神山(南)、西岳、御荷鉾山(北)などのすばらしい展望が。西岳は、ちょっと笑ってしまうくらい切り立っていて、これからあれを、どうやって登るのか。。。
峠に戻って西岳へは、樹林の中の急坂。上級コースと巻道の分岐には、道標はなし。これは、あらかじめ調べて注意しないと、ちょっと分かりづらいです。気付かずに上級コースに行ってしまわないという意味では、いいことかもしれない(^^; 少し上に行くと、ようやく道標があります。
岩の取り付きまでは、結構登ります。要所に赤い矢印が書いてあるので、コースは分かりやすく、またところどころに休めるテラスがあるので、一息つけます。鎖をつけたがはずした、との注意がありましたが、岩の足場はとても多くしっかりとしていて登りやすく、確かに鎖はないほうがむしろいいだろうと感じました。岩の取り付き地点が結構高いので、岩場はそんなに長くありません。登りきると、西岳山頂方面の岩だらけの稜線が見渡せ、わくわくしますね。ただ稜線はかなり切り立っていて、場所によっては足元からはるか下まで垂直に切り立っているので、注意が必要です。岩が濡れている時は来たくないですね(^^; 乾いていれば、全然滑りません。
西岳頂上から、はるか下、クライミングの人たちが小さく見えました。
坂本下降点まで、ずっと眺めのよい岩場の稜線が続き、非常に楽しいです。稜線を外れた巻き道も多くありますが、できるだけ稜線をはずさずに岩場を進みました。大体行けます。
坂本下降点には、岩に×印がついていて、ここから一度右に回って左側に下りていきます(まっすぐ岩を下りましたが(^^;)。最後に、7メートルの鎖場。あとは一気に下って、草原状の魚尾道峠です。風が通って眺めもよく気持ちいいので、木の下で昼食。
ここから、ローソク岩方面に。岩場の下でなく、大体樹林の中の道です。ローソク岩分岐から急坂を登って往復しましたが、岩の基部なので、ローソク岩の全貌はまるで見えません(^^; 樹間から、さっきのクライミングの人たちが見えました。
股峠分岐の手前、道は岩の基部(小さな祠がある)を通ります。ここはクライミングの基点となっているようです。岩のぼりに来たけど全然登らず、シートを敷いてくつろいでいる人がいました(^^; まあ気持ちいいし、そういうのもいいよねw
下山途中、登ってくる人多数。こんな時間から? と思ってたら、鉄道、バスだとこの時間になってしまうとのこと。

帰路、長瀞に寄ってカキ氷。夏のように暑い日で、テレビ局の取材もあり、長蛇の列でした。

行程もそんなに長くなく、稜線までも1時間弱、表妙義ほど大変でなく岩が楽しめ、きれいな方解石もごろごろ転がっていて、カキ氷もおいしいw いいコースでした。ただ、うちからだとちょっと遠すぎる(´-`)

まるで妙義山みたいな様相を呈している二子山へ、PEB、PEB母と行って来ました。上級者コースは、もし、表妙義を経験していなかったらビビりまくってしまいそうな、ほぼ垂直の岸壁でした。妙義の鷹戻しが傾斜70度くらいとすると、こちらは80度くらいに思えます。でもこちらはホールドが豊富で、途中に小さなテラスがいくつかあって、鷹戻しほどの絶望感はありませんでした。ただ掴んだ岩が割れそうなところもあってヒヤッとする場面も。終盤、一足登りこんだその勢いで岩に頭突きしてしまい、とんでもない痛かったです。これはヘルメットが必要かも。PEB母は登山歴が五十年を超えるベテランで、一ノ倉沢をクライミングで登ったりしてしまうお方なので全く問題ないどころか、私より全然余裕でした。。。

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コメント

はじめまして
日記を拝見し、次にこちらの記録が目に止まりました。
東北在住で秩父は遠い!!!ってイメージなんですが
この二子山だけは二回行ったことあるんです。ただし股峠まで。
当時は坂本登山口からの板の橋や沢沿いの道でビビりまくりあっけなく引き返し
さらに登るなんて無理無理状態、今でも二子山は登る自信がありません。
股峠まで行った理由は方解石とウミユリ化石でした。

機会あったらまた行きたいです。頂上からの景色や怖さもよくわかりました。
ありがとうございました。
2014/6/23 1:58
Re: はじめまして
コメントありがとうございます!
山形からだと秩父は本当に遠いですねえ。神奈川からでも遠いのですが(^^;
化石も結構あるのですか。ちょっとそれっぽい石もあって、石灰岩だからもしかしたら、とも思ったのですが、化石はあまり知識がなくて自信なかったので。。。方解石は、本当に普通にごろごろ転がっていて、きれいで感動しました。
自分の連れだって、昨年までは岩の経験なんてほとんどなかったんですから、自信がついたらぜひ!
きっと、すばらしい経験になると思います。
2014/6/23 2:24
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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