ウペペサンケ山【菅野温泉から】
- GPS
- 11:01
- 距離
- 27.6km
- 登り
- 1,428m
- 下り
- 1,408m
コースタイム
天候 | 感想欄に記載 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
菅野温泉からウペペサンケ山への登山ルートは林道崩壊のため廃道となった。今後も開通することはないと思われる。この廃道となったルートからウペペサンケ山へ登ってみたいとずっと思っていた。よし登ってみよう。ということで、西側の林道から登って東側の林道へ下りる周回ルートで歩いてみることにした。
【1日目】晴れ/灼熱
前日(当日?)の仕事の都合でかなり遅めのスタートとなる。この時間からのスタートだと日帰りは厳しい。宿泊装備を持った。夏は宿泊装備でも荷物が少なく済むのが良いね。水を3リッター含んで約9kgぐらいだった。既に時間は昼前。太陽がガンガン照りつける。スタート直後から猛烈に暑かった。ほぼ寝ないで移動したこともあって睡魔と暑さで全く力が出なかった。
林道は全体的にヤブが多めだった。トゲのある雑草も多い。この日は超薄手のズボンを履いていたためトゲが足に刺さってチクチク痛いのだ。途中我慢の限界でカッパを履く。ただでさえ暑いのにさらに暑さ倍増だった。大失敗。
林道は崩壊場所が多数。川は水量も少なくて余裕で渡渉可能だった。沢靴を履いていたので水浴びついでに時々川の中をじゃぶじゃぶ歩いた。おかげで暑さも和らいだ。沢音が聞こえなくなった辺りでトレランシューズへ履き替える。
標高1100mを越えると急斜面が始まる。夏道をロストしたため適当に斜面を登る。密度の濃い背の高いササの急斜面。暑さと急斜面のヤブ漕ぎでしんどい登りが続いた。暑くてマジ倒れそうだった。標高1386mの稜線まで登ると斜度が緩む。背の低いササとハイマツのヤブに変わる。所々で心地いい風が吹いていてようやく暑さからも開放された。ヤブはウペペサンケ西峰まで続く。
予定では稜線上の適当な場所で泊まろうと考えていた。しかしあまりの暑さで水の消費が進んでしまい西峰に着いた時点で残りがほぼ無かった。水がないと稜線で一晩過ごすのは厳しい。仕方がないので今日中に沢まで下りることにした。稜線を進む。稜線は風が爽やかだし景色も素晴らしい。マジ最高の稜線歩きだった。
分岐から東側の林道方向へ下っていく。こっちのルートは踏み跡も明瞭で道をロストすることもなかった。ほぼヤブ漕ぎもなし。途中からはひたすら涸れ沢を下る感じ。所々に倒木があるぐらいで西側のルートに比べると超楽ちんだった。テントを張れそうな場所を探しながら下るが途中にそんな場所はなかった。結局は林道との合流地点まで下った。そこでテントを張る。林道合流地点は水も採れるし石も少ないしでテント泊するにはなかなか良い場所だった。今日も火気を持って来ていない。行動食を食べたらすぐに寝た。
【2日目】くもり/涼しい
4時起き。朝食は昨日の夜に水を入れておいたアルファ米。久しぶりにアルファ米を食べたような気がする。案外旨いね。朝飯を食べていると急激に眠気が襲ってくる。今日は林道を戻るだけで行程も超短い。2度寝する。5時過ぎに起きて出発準備。涼しくて快適な朝だった。林道を進む。
数カ所ある林道の崩壊地点は飛び石と倒木の橋で川を渡る。1箇所どうしても通過できなかった場所は川に入った。今日は谷底の林道でも所々で強風が吹いていた。見上げると雲の流れが超速い。稜線は強風だと思われる。結果的には昨日のうちに林道まで下りておいて良かったような気がする。
【まとめ】
ヤブの状態からすると今回と逆向きに周回した方が断然楽で早いと思う。長い林道歩きは色々変化があってそんなに長くは感じなかった。それにしてもこの日は暑過ぎだった。登っている途中で完全にバテてしまった。登る時期を間違えたような気がする。今度はもっと涼しい時期に逆向きで登ろうと思う。
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