イブネ・クラシ・雨乞岳
- GPS
- 25:09
- 距離
- 26.1km
- 登り
- 2,010m
- 下り
- 2,003m
コースタイム
5/25: 8:15クラシ-10:15コクイ谷出合-12:25東雨乞岳12:45-13:00雨乞岳-13:25杉峠13:35-15:20甲津畑登山口
天候 | 5/24: 晴 5/25: 晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
ようやく仕事が一段落したので,久しぶりの山登り。
ブランクが長く体力面が不安だったので,ゆっくりと新緑を楽しめそうな千種街道を歩くことにする。
5/24
登山口からしばらくは林道が続くが,すでに足の筋肉が若干音を上げ気味。
ある程度は覚悟していたが,想像以上に運動不足がたたっている。
以前も普段から運動するようなことは一切していなかったのだが,
コンスタントに山登りをすることで,ずいぶん体力の維持・向上ができていたらしい。
千種街道を夏に歩くのは初めてだが,沢沿いの冷涼感と新緑が気持ち良い。
傾斜も緩いので,景色を眺めながらのんびり歩くには丁度良い。
イブネにはすでに数張の先客がいたので,クラシ近くまで足を伸ばしてテント設営。
夕焼けはさっぱり,かすかに期待していたキリン座流星群も雲に阻まれてしまったが,やはりテント泊はのんびりできてよい。
5/25
歩き始めは足の調子が悪かったが,少し歩いたら回復してきたので,
当初の予定通り,イブネ北端から南東に延びる尾根と,コクイ谷出合から七人山へ登るルートを歩いてみる。
イブネ南東尾根は,踏み跡明瞭でテープも連続してついている。
三重県側から入山すると,イブネへの最短ルートになるので,よく歩かれているのだろう。
ところどころ,あまり鈴鹿らしくないやや険しい部分もあるが,おおむね歩き易い。
七人山の北東尾根は,登りで使うにはやや急であること以外は問題なく歩けるが,
下の方に掘れた谷がいくつかあるので,下りで使うのはいらやしい。
七人山手前から七人山にかけて広がる雑木林は,目立って何かがあるわけではないが,とても美しい。
更に,ちょうどこの辺りを縄張りにしているジュウイチがいるらしく,大好きな鳴き声が響き渡るのもたまらない。
以前は笹トンネルだった七人山と東雨乞岳の登山道は,今ではすっかり道が付け替わっていてとても歩き易い。
前日に引き続いて,登りになると非常に足が苦しいので,信じられないほどの牛歩でゆっくりと登る。
東雨乞岳で大休止してから雨乞岳へ向かう。
閑散とした山だと思っていた雨乞岳だが,今日はいつになく人が多い。
東雨乞岳と雨乞岳付近で,30人から50人程度の人に出会ったのではないかと思う。
今までは,多くても3人から5人くらいしか会ったことが無かったのに。
雨乞岳からは大峠方面へ向かうことを考えていたが,
やはり深い笹薮に覆われた登山道を目の前にすると,逡巡することわずか数秒で杉峠へ向かう。
帰りの千種街道では,登りでは気が付かなかったヤマシャクヤクが咲いている。
若干出遅れ気味ながら霊仙山にでも行こうかと思っていたところなので丁度良い。
久しぶりの山登りはやはりとても気持ちが良かった。一方で,体力低下は予想以上。
梅雨開けには南アルプスを歩きたいと思っているので,それまでにどうにかしないと大変なことになりそう。
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