阪和県界(堀越展望台〜東の燈明岳〜三国山〜鍋谷峠〜堀越展望台)【和歌山県、大阪府】
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- GPS
- 06:11
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,016m
- 下り
- 1,006m
コースタイム
- 山行
- 5:07
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 6:12
堀越展望台駐車場 733 ― 向ノタワ 740 ― ショートカット道 743 ― 県界尾根への入口 749 ― トレース不明 801/林道踏査/813 ― 廃林道経由燈明岳への道へ 819 ― 東の燈明岳 823/828 ― 林道へ(A) 832 ― 林道から畑山歩面へ(B) 834 ― 第十二経塚 839 ― 畑山 858/900 ― 林道へ(C) 908 ― 736m三角点箇所 910 /小休止/919 ― 林道から三国山へ(D) 923 ― 三国山の林道へ 937 ― 三国山 941/946 ― 宿山への入口950 ― 宿山 952 ― 七越峠(E) 956/957 ― 前七越山 1000 ― 七越山 1007 ― 後七越山 1011 ― 七興寺跡 1026/経塚山往復/1030 ― 閉鎖林道入口 1045 ― 急斜面を降りて林道へ(F) 1056 ― 林道から鍋谷ノ峰方面へ(G) 1057 ― 鍋谷ノ峰への分岐 1103 ― 鍋谷峠 1111/昼食/1146 ― (G) 1151 ― (F) 1151 ― 西大久保方面への道分岐点 1206/1213 ― (E) 1223 ― (D) 1236 ― 736m三角点箇所 1241/1244 ― (C) 1247 ― (B) 1315 ― (A) 1316 ― 燈明岳への登り口 1320 ― 駐車場への下り口 1321 ― 堀越展望台駐車場 1333
●行動時間
06:00
天候 | 曇り、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(和歌山=堀越観音) 堀越展望台P―向ノタワ―東の燈明岳―畑山―三国山―経塚山―鍋谷峠―堀越展望台P (堀越観音=和歌山) ●登山口へのアクセス ○堀越展望台駐車場 ・京奈和自動車道「かつらぎ西」スマートICから県道125号、国道480号経由、さらには東谷方面への地道を通って行くことができる。また「紀北かつらぎ」ICから県道61号経由、蔵王峠経由でも行くことができる ・どちらもか細い山道だが、蔵王峠経由の方が幾分マシなようだ (2022.7現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○堀越展望台P〜向ノタワ ・林道を歩いて上がる ○向ノタワ〜県境沿い〜東の燈明岳〜林道 ・向ノタワから燈明岳に向けての林道にはロープが施されておりクルマは通れない ・林道から県境尾根へと分かれる道は見分けがつくのだが、山頂への最後の上りの途中にある倒木箇所で道は途絶。和歌山県側にある廃林道を進むと藪にはなるものの強引に抜けると燈明岳への登り道にぶつかる。しかしとてもお勧めはできない ○林道〜畑山〜林道 ・燈明岳から鍋谷峠を目指す道の道標は林道経由を差し示しており、こちらの道はサブルート扱い ・そのような扱いの県界道は特に整備はされていないものの、利用度が高いようで、道取りは追いやすい ○林道〜三国山 ・三国山への直登道はあまり地図では示されていない。また道標もない。しかし利用度は一定あるようで、途中から山頂部に直接に上る道取りも含め、比較的追いやすい ・三国山では、かつらぎ町が設置した「三国山」標識の裏から林道に顔を出す。三国山最高点はその向かい側を登る ○三国山〜七越峠〜経塚山〜鍋谷峰分岐〜鍋谷峠(三国山地トレイル) ・三国山から県界尾根に沿って「三国山地トレイル」の案内標示がある。鍋谷峠に“起点終点”とあるので、鍋谷峠までは続いているようだ ・七越山や経塚山、鍋谷ノ峰なども経由するか足を伸ばせるようになっている。また殆ど県界の地籍調査道でもある ・ピークを次々に経由するので上り下りが激しく、未整備の急斜面の昇降は危なくもある ○鍋谷峠〜七越峠〜東の燈明岳登り口下(林道) ・鍋谷峠から七越峠までは三国山に向けての道があり、きれいな舗装路 ・七越峠から向ノタワにかけては一部舗装路もあるが整備の悪い林道。バイクも来るようだが、先ほど記述の通り、向ノタワにはロープがしてあるのでクルマでの通り抜けはできない ・近畿自然歩道の標識はこの林道沿いを示している ○東の燈明岳登り口下(林道)〜堀越展望台P ・林道から東の燈明岳への登り口から東へ少々下りたところから堀越の駐車場へと下る道があり、標示が出ている。そのを下る山道には標識もあり、道なりに進むと駐車場の前に降りてくる ・なお,駐車場側のこの道の入口には、行き先を指し示す標示は出ていない (いずれの記述も2022.7現在) |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ・堀越観音の辺りには店らしきものは見当たらない ●日帰り温泉 ・笠田には「八風の湯」がある (2022.7現在) |
写真
感想
阪和県界へと向かった。前回が向ノタワまでだったので、その続きを目指した。この区間、県境付近を歩くことができるところが多いようだ。いっぽうで県界尾根を行くにあたっての時間読みが難しい。先達は結構いらっしゃるようだが、自分なりの時間を読むことが難しい。結局、今日のところは行けるところまでにしようと決めた。所詮、夏でもあるので、もっとも暑い時間帯までには歩き終えたい。「出たとこ勝負」で臨むことにした。
堀越展望台駐車場まで車で入り出発。まずは向ノタワへ。今ほどクルマで通ってきた。その道を歩いて戻る。前回見たとおりで東の燈明岳方面はロープが架けられている。経塚への案内に従い、ロープ脇から先へ。途中の踏み跡に従いショートカット。それを経て県界尾根道へ。
ところが県界尾根道は地図通りには行かなくなる。踏み跡が草むらに消え、追えなくなってしまった。
ちょうど両府県側に林道がある。大阪府側は立入禁止の私設林道のようだが、念のためそちらも様子見。しかし山頂に行く道とは違いそうなので和歌山県側へ。こちらは林道と言うよりは廃林道だ。100mと進まないうちに倒木や藪に包まれ、やがて道も消滅してしまう。しかし、かろうじて踏み跡が先へと続いているように見えたので、トラバース気味に進む。予想通りに、わずか先で燈明岳への正面登り道に合流した。その道経由で山頂へ。
狭い山頂で一息着いたあと、先ほどの県界尾根道と思われる道を下りてみる。案の定、上から進んでも50mも行かないうちに倒木の中に踏み跡は途絶えた。どうやら倒木群に遮られ、一定の長さ部分が踏跡不明になっているようだ。
戻って先へ。一旦林道に合流し、再び畑山方面への尾根道へ。経塚も過ぎ山頂不明の畑山も過ぎ再び林道へ。この辺りは近畿自然歩道でもあるのだが、自然歩道は林道が指定されているようで、尾根の道は地籍調査の道に過ぎない。とはいえ利用はされているようで、踏み跡は確からしい。
再び一旦林道に戻り、次は三国山へ。最初のうちは林道崩れで道幅もある。途中からは山頂への直登の道になり細い踏み跡が急斜面を登っていく。山頂部の林に入り、明るくなったと思うと林道に出た。林道を渡り再び山へと入り三国山(=みくにやま)。
ここも眺めのない、狭い山頂だ。山頂を下り、一旦林道に復する。その先で宿山への登り口を見ると、 「三国山地トレイル」とある。ダイトレに倣ったものか、この辺りの県界尾根を進む道のようだ。そんな案内があるだけでもありがたい。
宿山(=しゅくやま)からは緩やかに尾根を下り七越峠へ。峠からも三国山地トレイルの案内に従い県界尾根へ。七越山などの補助標記も見ながら進む。やがて鍋谷峠が近づいてきてとんでもない急坂を下降する。谷を凌ぎ、再びとんんでもない急斜面を登る。鍋谷ノ峰を見返る頃には思わぬほどに疲れてきた。鍋谷ノ峰は遠慮し先へと進むと鍋谷峠。まだ先へも行きたかったが、ここで折り返すことに決めた。
昼食を摂っていると、大阪側から峠まで自転車で上ってくる方。聞けば75歳とのこと。40kmも離れたご自宅から来たとのこと。月に何度かはこうやって峠に来ているそうだ。ずいぶん人生の先輩だが、それくらいの健康を維持したいものだ。
食後は林道を一目散に戻る。最初は七越峠までの上りだが、それでも先ほどの激上り激下りの尾根道よりは速い。その先も、整備の悪い林道にはなるものの、そそくさと歩き、あっという間に燈明岳の登り口へ。それを見送り程なく駐車場への短絡路。それを下りて駐車場へ。どうにか14時よりは前に帰り着くことができた。
木陰の歩きだったのであまり意識はしなかったが、世の中は酷暑の中。巷は35℃とか言っている。
当面は、行き先を絞り、時間を限った歩きで凌ごうか。
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