檜洞丸 (犬越路隧道、檜洞丸北尾根、矢駄尾根)


- GPS
- 07:20
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 1,988m
- 下り
- 2,137m
コースタイム
8:43 犬越路隧道南口 (神之川林道コース)
9:19 矢駄尾根分岐
9:41 檜洞丸北尾根取付地点 (檜洞丸北尾根ルート)
10:31 ドラム缶広場
11:33 檜洞丸山頂 (昼食) 12:09 (丹沢主稜線コース)
12:33 矢駄尾根分岐 (矢駄尾根コース)
13:07 矢駄尾根分岐
13:34 神ノ川駐車場
13:51 鐘撞山登山口
14:11 エビラ沢
15:06 東野バス停
※ ()内のコース・ルート名は、「西丹沢登山詳細図」から引用
天候 | くもり のち はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:東野バス停 〜 バス やまなみ温泉 〜 バス 藤野駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト ・西丹沢自然教室にあり ・津久井消防署青根出張所にあり 道の状況 ※犬越路隧道と林道 隧道前後の林道は、落石散乱している箇所、法面が崩落している箇所などありました。南側は、軽微な状況でしたが、他方北側の未舗装区間の状況は悪かったです。隧道内は路面もとても状態は良く、障害物も見当たりませんでした。見た目の状態だけでいえば、車の通行は支障無さそうでした。天上など強度面はもちろんわかりませんが、内部の亀裂も目立ってはありませんでした。 ※檜洞丸北尾根 まず取り付き探しで手間取りました。その後もドラム缶広場までは、ルート見失うこと数回ありました。ドラム缶広場から先は何とかルート上を行くことができました。今回は登りでしたが、私のレベルでは下山に使うには荷が重いルートでした。しかし危険な箇所は、ほとんどなかったように思います。強いて言えば、取り付き直後のトラバース帯でしょうか。 ※ヤタ尾根 踏み跡は明瞭でしたので道迷いの可能性は低いかと思いました。上部の自然林から植林帯への変わり目あたりから、岩混じりの急坂が連続します。下りでは特に慎重さが要求されます。また落石(特に小石)させないよう注意が必要でした。 |
写真
感想
檜洞丸近辺のシロヤシオについては、聞き及んでいましたが、過去その時期に訪れたことはありませんでした。また本年頭に西丹沢登山詳細図を入手して眺めていると、どうやら犬越路隧道を歩くことができそうだということがわかりました。さらにはそのまま北東方向へ抜けて東野からバスに乗り、久しぶりに藤野やまなみ温泉にも是非寄りたい、そうなれば、欲は尽きることなく、未踏の鐘撞山もと考えて本日は臨みました。
本日が、西丹沢の山開きであることは私には珍しく知っておりました。新松田駅からのバスは臨時便だったことから、運転手さんが乗客に玄倉下車の方がいないことを確認するとルートをショートカットしたことから、終点着が早くなりラッキーでした。バスの乗車率は、意外と少なく50%程度でした。それでも西丹沢自然教室で下車すると、消防車をはじめ、車と人のラッシュでさすが山開き当日といった感で盛り上がっておりました。バス到着を待っていたかのようにコーラスも始まり、その歌声を聞きながら今日の登山スタートしました。
自然教室の喧騒がうそのように私が目指す道は、まったく人の気配がありませんでした。林道をひたすら登ってゆくとようやく犬越路隧道のトンネル口が見えました。地図で直線なので当たり前といえばそれまでなのですが、はるか反対側に北側の口が開いているのが見えました。トンネル内は路上はもとより壁面もとてもきれいで、水たまりもほぼありませんでした。とても歩きやすい道でした。10分弱の小トリップを経て北口に着きました。
次は檜洞丸北尾根に取り付くべく、つづいてひたすら林道を歩きます。林道の状態はこちら側の方が深刻で荒れた状態でした。ヤタ尾根の登り口をやり過ごし、さらに進んでようやく取付き地点手前の入り口に辿りつきました。ここまで約12辧2時間弱と長い道のりでした。玄倉バス停から熊ノ木沢出会いまでと同じくらいでしょうか?
まず取付き地点を探すのに手間取り、ようやく取付き地点と思われるところから、ルートらしきものに行きあてるまでも時間を要しました。その後一安心したせいか、ドラム缶広場手前でロストして、まずいと思い方向修正して出た地点がちょうどドラム缶広場でした。ここからは慎重に進み、絶え間ない登りの疲労もあり、歩みも遅くなったことも重なりルートを失うことはありませんでした。自然林帯に突入してからは、見るものすべてがみずみずしく、それにシロヤシオも加わって、時にアカヤシオの彩もあり、まさに絶景を独り占めといった感がありました。疲れは絶頂でしたが、その景色に後押しされて頂上に辿りつくことができました。
頂上に着くとふたたび自然教室と同じ喧騒が待ち受けておりました。それでもなんとか場所を確保して昼食をとりました。下りはヤタ尾根です。いやそれにしてもヤタ尾根までの熊笹ノ峰に至る稜線もとても素晴らしく感動しました。前にここを通過したのは2月か3月だったと思うのですが、その時の葉をつけないブナも良かったですが、やはり葉を付けたブナの生命感がすばらしいかったです。そのままヤタ尾根でも同様の素晴らしくかつ立派なブナ林を堪能しました。植林帯に入ると急峻な道が延々とつづき、緊張の連続で足も疲労が出てきましたが、なんとか神ノ川の駐車場まで来ました。ここまでですでに本日の達成感は十二分にあり、バスの時間も言い訳にして、この時点ですでに鐘撞山トライすることはあっさりあきらめておりました。
駐車場横のきれいなトイレで用を足した後、神之川林道をひたすら歩いてゴールの東野バス停に到着したのは、バス発車の約20分前で近くの商店でチューハイ購入してベンチで一人祝杯を上げました。
本日の温泉:藤野やまなみ温泉(4回目)
※本日のルート軌跡の檜洞丸北尾根部分は、記録されたデータが暴れていたので手動で修正しております。したがいガイド等重要な用途へのご使用はなきようお願いいたします。
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