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Yamareco

記録ID: 454524
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

檜洞丸 (犬越路隧道、檜洞丸北尾根、矢駄尾根)

2014年05月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:20
距離
26.6km
登り
1,988m
下り
2,137m

コースタイム

7:45  西丹沢自然教室バス停 (犬越路林道コース)
8:43  犬越路隧道南口 (神之川林道コース)
9:19  矢駄尾根分岐
9:41  檜洞丸北尾根取付地点 (檜洞丸北尾根ルート)
10:31 ドラム缶広場
11:33 檜洞丸山頂  (昼食)  12:09 (丹沢主稜線コース)
12:33 矢駄尾根分岐 (矢駄尾根コース)
13:07 矢駄尾根分岐
13:34 神ノ川駐車場
13:51 鐘撞山登山口
14:11 エビラ沢
15:06 東野バス停

※ ()内のコース・ルート名は、「西丹沢登山詳細図」から引用
天候 くもり のち はれ
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:小田急線 新松田駅 〜 バス 西丹沢自然教室
復路:東野バス停 〜 バス やまなみ温泉 〜 バス 藤野駅
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト
・西丹沢自然教室にあり
・津久井消防署青根出張所にあり

道の状況
※犬越路隧道と林道
 隧道前後の林道は、落石散乱している箇所、法面が崩落している箇所などありました。南側は、軽微な状況でしたが、他方北側の未舗装区間の状況は悪かったです。隧道内は路面もとても状態は良く、障害物も見当たりませんでした。見た目の状態だけでいえば、車の通行は支障無さそうでした。天上など強度面はもちろんわかりませんが、内部の亀裂も目立ってはありませんでした。

※檜洞丸北尾根
 まず取り付き探しで手間取りました。その後もドラム缶広場までは、ルート見失うこと数回ありました。ドラム缶広場から先は何とかルート上を行くことができました。今回は登りでしたが、私のレベルでは下山に使うには荷が重いルートでした。しかし危険な箇所は、ほとんどなかったように思います。強いて言えば、取り付き直後のトラバース帯でしょうか。

※ヤタ尾根
 踏み跡は明瞭でしたので道迷いの可能性は低いかと思いました。上部の自然林から植林帯への変わり目あたりから、岩混じりの急坂が連続します。下りでは特に慎重さが要求されます。また落石(特に小石)させないよう注意が必要でした。
今日はここからスタート
西丹沢山開きでものすごい人でした
バスがつくとすぐにコーラスが始まりました
2014年05月25日 07:45撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 7:45
今日はここからスタート
西丹沢山開きでものすごい人でした
バスがつくとすぐにコーラスが始まりました
東沢林道に入ります
2014年05月25日 07:57撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 7:57
東沢林道に入ります
ゲート越えます
2014年05月25日 08:03撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 8:03
ゲート越えます
辿ってきた道がかなり下に見えるようになってきました
2014年05月25日 08:16撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 8:16
辿ってきた道がかなり下に見えるようになってきました
東沢林道と別れて左へ行きます
2014年05月25日 08:22撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 8:22
東沢林道と別れて左へ行きます
崩落している箇所もありました
2014年05月25日 08:36撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 8:36
崩落している箇所もありました
いよいよ犬越路隧道南入り口です
2014年05月25日 08:42撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 8:42
いよいよ犬越路隧道南入り口です
はるか向こうの北口が見えました
2014年05月25日 08:43撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 8:43
はるか向こうの北口が見えました
石碑
2014年05月25日 08:43撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 8:43
石碑
地面に距離がペイントされてました
2014年05月25日 08:50撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 8:50
地面に距離がペイントされてました
間もなく北口です
2014年05月25日 08:51撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 8:51
間もなく北口です
約8分の隧道歩き終了です
2014年05月25日 08:52撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 8:52
約8分の隧道歩き終了です
北口から南口
2014年05月25日 08:52撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 8:52
北口から南口
隧道北口でバナナタイム
2014年05月25日 08:53撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 8:53
隧道北口でバナナタイム
北口俯瞰
2014年05月25日 08:54撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 8:54
北口俯瞰
すぐにゲートあり
2014年05月25日 08:55撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 8:55
すぐにゲートあり
大室山が迎えてくれました
どっしりした風格がありました
2014年05月25日 08:55撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 8:55
大室山が迎えてくれました
どっしりした風格がありました
ここも崩落、倒木
2014年05月25日 08:56撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 8:56
ここも崩落、倒木
風巻ノ頭、袖平方面
2014年05月25日 09:06撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 9:06
風巻ノ頭、袖平方面
2014年05月25日 09:07撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 9:07
雪渓状に残雪あり
2014年05月25日 09:12撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/25 9:12
雪渓状に残雪あり
ヤタ尾根入り口
予定では時計回りにここに戻って来ます
2014年05月25日 09:19撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 9:19
ヤタ尾根入り口
予定では時計回りにここに戻って来ます
檜洞丸北尾根、源蔵尾根の入り口が見えてきました
2014年05月25日 09:41撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 9:41
檜洞丸北尾根、源蔵尾根の入り口が見えてきました
説明版あり
2014年05月25日 09:41撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 9:41
説明版あり
取付け地点でまごつきました
彷徨してようやくテープ発見
2014年05月25日 09:53撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 9:53
取付け地点でまごつきました
彷徨してようやくテープ発見
ようやく道らしくなってきました
2014年05月25日 10:08撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 10:08
ようやく道らしくなってきました
木段の残骸発見
しかしその後すぐにルート見失いました
2014年05月25日 10:16撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 10:16
木段の残骸発見
しかしその後すぐにルート見失いました
なんとかドラム缶広場に出ることが出来ました
2014年05月25日 10:31撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 10:31
なんとかドラム缶広場に出ることが出来ました
2014年05月25日 10:31撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 10:31
「広場」俯瞰
2014年05月25日 10:39撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 10:39
「広場」俯瞰
ブナの樹々と緑が素晴らしい
2014年05月25日 10:47撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 10:47
ブナの樹々と緑が素晴らしい
とすぐにシロヤシオが現れだしました
2014年05月25日 10:49撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 10:49
とすぐにシロヤシオが現れだしました
2014年05月25日 10:49撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 10:49
アカヤシオもとこどころに
2014年05月25日 10:57撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 10:57
アカヤシオもとこどころに
2014年05月25日 10:58撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/25 10:58
「凛」として「楚」といった感じでした
2014年05月25日 10:58撮影 by  Canon IXY 3, Canon
2
5/25 10:58
「凛」として「楚」といった感じでした
ブナの緑とのコラボレーションが素晴らしかった
2014年05月25日 11:10撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 11:10
ブナの緑とのコラボレーションが素晴らしかった
この辺シロヤシオのアーチをくぐる感じでした
2014年05月25日 11:13撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/25 11:13
この辺シロヤシオのアーチをくぐる感じでした
2014年05月25日 11:15撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 11:15
2014年05月25日 11:15撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 11:15
2014年05月25日 11:16撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/25 11:16
ようやく檜洞丸山頂着
とにかく人・人・人・・・
2014年05月25日 11:33撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 11:33
ようやく檜洞丸山頂着
とにかく人・人・人・・・
場所を確保して昼食
2014年05月25日 11:39撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 11:39
場所を確保して昼食
下山はヤタ尾根から
2014年05月25日 12:09撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 12:09
下山はヤタ尾根から
2014年05月25日 12:10撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 12:10
2014年05月25日 12:10撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/25 12:10
熊笹ノ峰方向
2014年05月25日 12:11撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 12:11
熊笹ノ峰方向
風巻ノ頭方向
2014年05月25日 12:12撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 12:12
風巻ノ頭方向
トンネル越えた犬越路方向
2014年05月25日 12:12撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 12:12
トンネル越えた犬越路方向
谷も緑
2014年05月25日 12:15撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/25 12:15
谷も緑
熊笹ノ峰までの道も素晴らしかった
2014年05月25日 12:24撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 12:24
熊笹ノ峰までの道も素晴らしかった
2014年05月25日 12:24撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 12:24
檜洞丸
どっしりしてさすがの風格
2014年05月25日 12:27撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 12:27
檜洞丸
どっしりしてさすがの風格
2014年05月25日 12:30撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 12:30
木道が絵になってました
2014年05月25日 12:31撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 12:31
木道が絵になってました
すぐにヤタ尾根分岐
2014年05月25日 12:32撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 12:32
すぐにヤタ尾根分岐
ここから右折してヤタ尾根に入ります
2014年05月25日 12:33撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 12:33
ここから右折してヤタ尾根に入ります
ヤタ尾根のブナも素晴らしかった
因みにシロヤシオ、アカヤシオは見当たりませんでした
2014年05月25日 12:33撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 12:33
ヤタ尾根のブナも素晴らしかった
因みにシロヤシオ、アカヤシオは見当たりませんでした
立派!!
2014年05月25日 12:34撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/25 12:34
立派!!
上部はこのような感じの道がつづき心癒されました
2014年05月25日 12:34撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 12:34
上部はこのような感じの道がつづき心癒されました
2014年05月25日 12:36撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 12:36
2014年05月25日 12:38撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 12:38
2014年05月25日 12:42撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 12:42
最初の道標
2014年05月25日 12:44撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 12:44
最初の道標
2014年05月25日 12:44撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 12:44
二つ目の道標俯瞰
2014年05月25日 12:47撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 12:47
二つ目の道標俯瞰
2014年05月25日 12:47撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 12:47
植林帯との境目
2014年05月25日 12:52撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 12:52
植林帯との境目
道が急峻となってきました
2014年05月25日 12:54撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 12:54
道が急峻となってきました
三つ目の道標地点
2014年05月25日 12:57撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 12:57
三つ目の道標地点
2014年05月25日 12:57撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 12:57
一瞬平坦な道になりました
2014年05月25日 12:58撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 12:58
一瞬平坦な道になりました
林道まで出ました
朝通過した地点に戻って来ました
2014年05月25日 13:07撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 13:07
林道まで出ました
朝通過した地点に戻って来ました
ここから神之川までさらに下ります
2014年05月25日 13:08撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 13:08
ここから神之川までさらに下ります
神之川までも急な下りの連続でした
2014年05月25日 13:10撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 13:10
神之川までも急な下りの連続でした
道標通過
2014年05月25日 13:12撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 13:12
道標通過
道に出ました
2014年05月25日 13:24撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 13:24
道に出ました
2014年05月25日 13:24撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 13:24
2014年05月25日 13:24撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 13:24
ここが取付き地点
2014年05月25日 13:25撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 13:25
ここが取付き地点
大室山が迎えてくれました
今日何度会っただろうか
2014年05月25日 13:29撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 13:29
大室山が迎えてくれました
今日何度会っただろうか
ゲートまで来ました
2014年05月25日 13:31撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 13:31
ゲートまで来ました
駐車場横のトイレ借用しました
きれいでした
2014年05月25日 13:34撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 13:34
駐車場横のトイレ借用しました
きれいでした
神之川ヒュッテ入口
2014年05月25日 13:36撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 13:36
神之川ヒュッテ入口
風巻ノ頭、袖平山が迫って来ました
迫力でした
2014年05月25日 13:39撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 13:39
風巻ノ頭、袖平山が迫って来ました
迫力でした
2014年05月25日 13:42撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 13:42
鐘撞山だと思います
今日はあっさりパス
2014年05月25日 13:47撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 13:47
鐘撞山だと思います
今日はあっさりパス
鐘撞山登山口通過
2014年05月25日 13:51撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 13:51
鐘撞山登山口通過
2014年05月25日 13:51撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 13:51
かなり激しい崩落現場
でも林道は通行可能でした
2014年05月25日 13:56撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 13:56
かなり激しい崩落現場
でも林道は通行可能でした
鐘撞山折花ルート登山口通過
2014年05月25日 13:58撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 13:58
鐘撞山折花ルート登山口通過
釣り人あり
2014年05月25日 13:59撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 13:59
釣り人あり
2014年05月25日 14:11撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 14:11
エビラ沢
2014年05月25日 14:11撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 14:11
エビラ沢
2014年05月25日 14:56撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 14:56
津久井消防署青根出張所
右に見えるのが登山ポスト
2014年05月25日 15:00撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 15:00
津久井消防署青根出張所
右に見えるのが登山ポスト
今日のゴール
2014年05月25日 15:06撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/25 15:06
今日のゴール
チューハイ2本買ってしまいました
2014年05月25日 15:07撮影 by  Canon IXY 3, Canon
2
5/25 15:07
チューハイ2本買ってしまいました
撮影機器:

感想

 檜洞丸近辺のシロヤシオについては、聞き及んでいましたが、過去その時期に訪れたことはありませんでした。また本年頭に西丹沢登山詳細図を入手して眺めていると、どうやら犬越路隧道を歩くことができそうだということがわかりました。さらにはそのまま北東方向へ抜けて東野からバスに乗り、久しぶりに藤野やまなみ温泉にも是非寄りたい、そうなれば、欲は尽きることなく、未踏の鐘撞山もと考えて本日は臨みました。

 本日が、西丹沢の山開きであることは私には珍しく知っておりました。新松田駅からのバスは臨時便だったことから、運転手さんが乗客に玄倉下車の方がいないことを確認するとルートをショートカットしたことから、終点着が早くなりラッキーでした。バスの乗車率は、意外と少なく50%程度でした。それでも西丹沢自然教室で下車すると、消防車をはじめ、車と人のラッシュでさすが山開き当日といった感で盛り上がっておりました。バス到着を待っていたかのようにコーラスも始まり、その歌声を聞きながら今日の登山スタートしました。

 自然教室の喧騒がうそのように私が目指す道は、まったく人の気配がありませんでした。林道をひたすら登ってゆくとようやく犬越路隧道のトンネル口が見えました。地図で直線なので当たり前といえばそれまでなのですが、はるか反対側に北側の口が開いているのが見えました。トンネル内は路上はもとより壁面もとてもきれいで、水たまりもほぼありませんでした。とても歩きやすい道でした。10分弱の小トリップを経て北口に着きました。

 次は檜洞丸北尾根に取り付くべく、つづいてひたすら林道を歩きます。林道の状態はこちら側の方が深刻で荒れた状態でした。ヤタ尾根の登り口をやり過ごし、さらに進んでようやく取付き地点手前の入り口に辿りつきました。ここまで約12辧2時間弱と長い道のりでした。玄倉バス停から熊ノ木沢出会いまでと同じくらいでしょうか?

 まず取付き地点を探すのに手間取り、ようやく取付き地点と思われるところから、ルートらしきものに行きあてるまでも時間を要しました。その後一安心したせいか、ドラム缶広場手前でロストして、まずいと思い方向修正して出た地点がちょうどドラム缶広場でした。ここからは慎重に進み、絶え間ない登りの疲労もあり、歩みも遅くなったことも重なりルートを失うことはありませんでした。自然林帯に突入してからは、見るものすべてがみずみずしく、それにシロヤシオも加わって、時にアカヤシオの彩もあり、まさに絶景を独り占めといった感がありました。疲れは絶頂でしたが、その景色に後押しされて頂上に辿りつくことができました。

 頂上に着くとふたたび自然教室と同じ喧騒が待ち受けておりました。それでもなんとか場所を確保して昼食をとりました。下りはヤタ尾根です。いやそれにしてもヤタ尾根までの熊笹ノ峰に至る稜線もとても素晴らしく感動しました。前にここを通過したのは2月か3月だったと思うのですが、その時の葉をつけないブナも良かったですが、やはり葉を付けたブナの生命感がすばらしいかったです。そのままヤタ尾根でも同様の素晴らしくかつ立派なブナ林を堪能しました。植林帯に入ると急峻な道が延々とつづき、緊張の連続で足も疲労が出てきましたが、なんとか神ノ川の駐車場まで来ました。ここまでですでに本日の達成感は十二分にあり、バスの時間も言い訳にして、この時点ですでに鐘撞山トライすることはあっさりあきらめておりました。

 駐車場横のきれいなトイレで用を足した後、神之川林道をひたすら歩いてゴールの東野バス停に到着したのは、バス発車の約20分前で近くの商店でチューハイ購入してベンチで一人祝杯を上げました。

本日の温泉:藤野やまなみ温泉(4回目)

※本日のルート軌跡の檜洞丸北尾根部分は、記録されたデータが暴れていたので手動で修正しております。したがいガイド等重要な用途へのご使用はなきようお願いいたします。 

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