中倉山・黒湯山・万座山 晴れから一転雷！正に青天の霹靂！

2014年05月29日(木) [日帰り]

• GPS: 03:35
• 距離: 5.0km
• 登り: 483m
• 下り: 489m

コースタイム

【中倉山】
07：45登山口
08：00中倉山山頂08：05
08：15登山口

【黒湯山】
09：15登山口
09：45中間峰
10：10黒湯山山頂10：45
11：20登山口

【万座山】
11：30駐車場
12：00万座山山頂付近12：10
12：30登山口

天候

晴れ後俄かに雷鳴（群馬県内部は雷雨のようでしたが、頭上に雨は降りませんでした）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【中倉山】
上信越自動車道「小布施スマートインター」降車、
高山村から山田温泉を抜け、山田牧場を目指します
キャンプ場を過ぎ、舗装の狭い道を登り
分岐で左折すると、すぐ左下に登山口があり
向かいに車の数台停められる余地があります

【黒湯山】
山田温泉まで戻り、県道351号線に入り
約3kmで左折、万座道路に入ります
現在、万座道路は分岐から途中まで通行止めですが、
林道の迂回路があります
群馬県境から約3km地点に
左側が崩壊地になっているカーブがあり
広い駐車余地があります
登山口等の標識は一切ありません

【万座山】
万座道路を万座温泉に向かい、
「万座亭」「日進館」を目指します
日進館の広い駐車場をお借りしました

コース状況／危険箇所等

【中倉山】
特に危険箇所はありません

【黒湯山】
標高が2007mで、西暦2007年に会わせて登山道が整備され
それ以降、笹の刈り払いが行われず、藪漕ぎの山となりました

特に中間峰から山頂までが
残雪が消えると同時に一斉に笹が立ち上がり、
僅かな踏み跡を覆い隠し、踏み跡を探すのが厄介です
距離的には短く、残雪がある五月初めなら苦労はありません

登山口からしばらく崩壊地の縁を歩きます
滑落に注意してください

【万座山】
スキー場のゲレンデを登りました
特に危険箇所はありません
三角点は笹藪の中に埋もれているのでしょう
発見できませんでした

写真

5/29 7:51

中倉山は二回目の登山。こんな急坂があったか記憶にありませんでした。

5/29 7:57

針葉樹林帯に入ります

5/29 8:00

中倉山山頂
三等三角点でした

5/29 8:01

長野市から見ると笠ヶ岳の稜線下に埋もれ、目立たないのですが、立派な独立峰

5/29 8:02

手軽に登れ、笠ヶ岳の眺めが良いのもお薦め

5/29 8:08

振り返った急坂は白樺の芽吹きで、輝きを放っているように見えます。

5/29 8:10

これから行く黒湯山方面。やや右寄りの奥まった山が御飯（おめし）岳、稜線左の小さなピークが黒湯山だと思います。

5/29 8:10

御飯岳アップ！右は老ノ倉山？

5/29 8:11

更に左の稜線のどこかに万座山が見えているのかもしれません。

5/29 8:14

色の濃い素敵なスミレ♪

5/29 8:16

中倉山登山口

5/29 8:17

分岐からちょっと下るので登山口がわかりにくいかも。

5/29 9:12

横手山を正面に望む黒湯山登山口。崩壊地の縁をしばらく歩くので、滑落注意

5/29 9:12

横手山アップ！

5/29 9:14

道路の向こうに緩やかな山頂が見えている簡単そうな山なのですが、一回敗退して諦めていました。

5/29 9:18

崩壊が進んでいます

5/29 9:18

目の下に七味温泉に通じる道路が見えますが、現在通行できるのでしょうか？

5/29 9:19

格好良い山が見えていますね。万座山南峰？

5/29 9:28

笠ヶ岳

5/29 9:28

鋸の様な岩稜
以前来た時には気が付きませんでした

5/29 9:35

岩稜と笠ヶ岳

5/29 9:35

黒湯山山頂が近付いて来ました♪

5/29 9:44

山盛の残雪のある中間峰

5/29 9:46

前回、この笹藪の海に恐れをなし、敗退。今日は強力なCLの指揮の下、突入します。先行者二人はもう影も形も見えません(T_T)

5/29 9:51

笹藪の中に時折、針葉樹が立っています。

5/29 9:52

この二本の木の間を通り抜けます。テープと共に大事な目印。

5/29 9:53

笠ヶ岳
ずんぐりに見えますね

5/29 9:56

一番奥に岩菅山と裏岩菅山が見えました

5/29 9:56

残雪沿いに登ったら、笹藪の下の微かな踏み跡を見失いました。残雪上に出た地点まで引き返し、踏み跡を探します。

5/29 9:57

振り返った中間峰。左奥に横手山

5/29 10:06

山田牧場方面
先程登った中倉山も見えています

5/29 10:10

黒湯山山頂
残雪の端に顔を覗かせていた境界標識らしき物

5/29 10:10

三角点は残雪の中
雪が消え、三角点が現れる頃には、笹はもっと伸び、この山を訪れる人はいなくなるのでしょう。

5/29 10:11

微かに岩菅山、右に裏岩菅山

5/29 10:43

山頂標識
三年越しの思いがようやく叶いました!(^^)!

5/29 10:43

ここにも

5/29 10:44

大満足の山頂(*^^)v
際立つ主役は、藪をものともせず、ポーズもかっこよく決めた彼女（ワンちゃん）です！

5/29 10:52

本白根山方面と万座温泉に続く道

5/29 11:01

さようなら黒湯山

5/29 11:18

車が見えて来ました

5/29 11:19

滑落注意の崩壊地の縁

5/29 11:20

さようなら黒湯山
夢は持ち続けていたら叶うものですね!(^^)!

5/29 11:33

万座山登山口
ますや旅館と万座亭の間を抜けます

5/29 11:40

万座温泉スキー場
温泉は牛乳のような硫黄泉！極上の温泉とパウダースノーに病みつきになるかも？

5/29 11:40

稜線上は、夏の様な空

5/29 11:41

振り返ると雷雲で長野原方面は真っ暗

5/29 11:42

夏空をもう一度、

5/29 11:50

ひっきりなしに雷鳴轟く万座温泉方面をもう一度

5/29 11:52

不思議にも雨が一向に降って来ません。この青空が雷雲を寄せ付けないみたいです(^^♪

5/29 11:55

この山は白根山？

5/29 11:57

本白根山は、この稜線上のどこかに見えているはず

5/29 12:05

微かに四阿山
群馬県側から見ると本当に東屋の佇まい

5/29 12:06

この笹のおまんじゅうの様な丘のどこかに三角点があるのでしょうが、もう藪漕ぎは先程堪能していますので、止めます。

5/29 12:26

振り返った万座山
辺りに硫黄温泉の香りが充満しています

撮影機器：

TG-835 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

kyom4

正にこの日は、「青天の霹靂」そのものの天気で、
長野市から視界に入る目立たない山「中倉山」に登った時点では
霞みがかってはいるものの、申し分のない晴れ、
雷が突然鳴り出したのは、藪を苦労して掻き分け
黒湯山山頂に到着し、昼食を広げた時でした。
南の空は真っ暗でしたが、結局雨には降られることなく
狐につままれたような気もします。

中倉山は笠峠と山田温泉分岐に登山口があり、
僅かな時間で往復できます。
散歩のついでに立ち寄るような山ですが。
山田牧場の端に突き出た山頂が、見る方向によっては際立つ
静かな独立峰です。

次に向かった黒湯山は、三年前に背丈以上に伸びた笹藪に阻まれ
目測で山頂まであと300m位の中間峰であえなく敗退した山です。
一人では心細く、もう行く機会はないと諦めていましたが、
CLが計画してくれました。
今回念願が遂に叶えられ、感謝です。

万座温泉はここまで来ると目と鼻の先、
ついでの山と言っては失礼ですが、本日最後に万座山にも登ってみる計画。
南の空の暗雲と轟く雷鳴にひやひやしながらも
全く雨に逢うことなく、無事に降りてきました。
残念ながら、三角点は藪の中に埋もれているらしく
先程、十分藪漕ぎをしましたから、藪の中に入る気力なく
三角点探しは止めました。