Mt Kongo（金剛山）

2022年08月09日(火) [日帰り]

• GPS: 05:19
• 距離: 17.1km
• 登り: 1,165m
• 下り: 1,164m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:38
• 休憩: 0:38
• 合計: 5:16

距離 17.1km 登り 1,165m 下り 1,171m

11:27 さわんど茶屋
12:29 電波管理所（青崩道と桐山・二河原辺道分岐）
12:33 セト
13:05 13:10 転法輪寺
13:13 13:15 岩屋文殊
13:25 一の鳥居
13:32 13:34 金剛山
13:39 転法輪寺
13:43 金剛山
13:53 13:54 大日岳
14:04 六道の辻
14:16 14:19 太尾塞跡
14:42 14:46 カヤンボ
14:49 14:50 もみじ谷入り口
14:55 14:58 金剛の水
15:23 水越峠
15:44 16:00 祈りの滝
16:23 水越峠
16:28 16:29 水越峠バス停
16:32 水越川公共駐車場
16:43 さわんど茶屋
16:43 ゴール地点

写真

8/9 11:26

金剛山へ向けて水越峠近くのトイレのわき道から登ります。わかりにくく見えますが、道路の端に車が連続して駐車してあって、ハイカーさんもたくさんいるのですぐにわかります。

8/9 11:28

夏の日差しを木々がさえぎってくれます。熱で体力を奪われることを想定していましたが、なんと快適にハイキングできています。

8/9 12:18

青崩（あおげ）道の途中で「赤坂古道」につながりました。赤坂古道のスタートは建水分神社（たけみくまりじんじゃ）さんのようです。国道309号線を大阪方面にすこし戻ったところです。事前に知っていれば、ここから歩きたかったです。

8/9 12:18

「古道」らしく石の「舗装路」がでてきました。

8/9 12:24

お地蔵様にご挨拶をして進みます。昔の人は命を懸けて巡礼を行って居ました。この道は難路ではありませんが、時間帯によっては一人で心細い山道でお地蔵様の笑顔に勇気づけられた人もいたことでしょう。

8/9 12:26

この赤坂古道は令和の時代に地元の人たちによって修復がなされ、町石（ちょういし）が置かれたようです。しらべてみると「町」は長さの単位で「一町≒109m」とのこと。

また宿場と宿場の距離を丁場（丁は町の略字）といい、ここから「長丁場」の由来となったそうです。

8/9 12:37

ちょっとコバエがよってきたので効果実証済みのオニヤンマ君を装備します。

8/9 12:46

日光対策で登山帽を用意してきましたが、その必要もなく木々が木陰を用意してくれました。どうも尾根沿いを歩いているようで、谷から登る涼風にも助けられています。夏の金剛山ハイキングかなり快適です。道理でたくさんハイカーさんおられるはずです。

8/9 13:04

快適に歩いているうちに山頂近くの転法輪寺さんに到着です。

8/9 13:05

山頂付近にはいろいろなルートがあるので、うろうろしながら大日岳を通って水越峠に進むルートに進みます。

8/9 13:14

ちょっと寄り道で岩屋文殊さん。修験道開祖・役行者さんが修行され、楠木正成公が知略を授かったとされる文殊さまです。おそらくは太古の昔より磐座（いわくら）として信仰があった地なのでしょう。

8/9 13:24

寄り道をした結果、近道を抜けようとして笹薮の中を通過する羽目になりました。気づけば毛虫が2匹袖にくっついています。何分、気ままな一人旅故、この場にてお別れをして、先に進んでいます。

8/9 13:25

金剛山系全域は葛城修験の行場となっています。なんだか修験の山らしい雰囲気がでている木の鳥居です。

8/9 13:33

金剛山・葛城神社さんに到着です。修験道は神仏習合の色合いが強く出ていて、こちらの神社は転法輪寺さんと一体のものでした。ご祭神は一言主（ひとことぬし）という神様です。Wikipedia を調べると、この神様はなかなか興味深いストーリーをお持ちのようです。

8/9 13:36

葛城神社さんの近くにある夫婦杉。めちゃくちゃでかい！数百〜千年ほどその地に立っている木こそが「神域」を創り出していると思います。

8/9 13:38

うろうろしていると転法輪寺さんの本堂にでてしまいました。本堂内は撮影できませんが、御本尊は法起菩薩（ほうきぼさつ）様。脇侍の蔵王権現様と同じく日本の修験道独自の尊格で、憤怒相の荒々しいお姿をしておられます。

葛城修験のHPにてお姿を拝見させていただけます。
https://www.katsuragi-syugen.or.jp/about/

8/9 13:39

階段を下りた先が護摩をたく場所になります。護摩はサンスクリット語の「供物」「生贄」を意味するホーマが語源です。

8/9 13:49

頂上付近をぐるぐると見て回ったので、帰りの水越峠のルートに進みます。

8/9 13:53

大日岳に到着です。木々に囲まれているので頂上感はかなり薄いです。真夏なので文句を言うどころか大助かりです。

8/9 14:04

六道の辻・・・なんだか不穏な名前のところに着きました。京都であれば地獄に通じる井戸があるとされる六道珍皇寺さん近くが「六道の辻」と呼ばれ、これは「六道輪廻」で生と死の世界の境目に由来するようです。調べてみれば仙台にも「六道の辻」はあるようで、こちらは文字通り「6つの道の交差点」とのこと。ヤマレコの「みんなの足跡」を見ると金剛山の六道の辻から6つのルートがあるような気もします。

8/9 14:49

歩いておりれる川に着きました。川でタオルを洗ってリフレッシュしています。

8/9 14:57

ダイヤモンドトレイル唯一の水場とされる「金剛の水」だそうです。水分はほぼないのですが、ほんとに飲んで大丈夫なのか心配になりました。周りに検査表のようなものもないので少しだけにします。

8/9 15:22

山道から離脱して舗装路に出ました。ヤマレコの地図をみると祈りの滝があり、水場もあるようなので寄り道してみます。

8/9 15:23

奈良県に入ります。ここから祈りの滝までうねうねの舗装路。

8/9 15:44

祈りの滝に着きました。想像以上にしっかり整備されています。

8/9 15:44

たしかに修行場のような滝です。

8/9 15:45

金剛の水と違って、祈りの滝の水には検査データが掲示してありました。安心してボトル満タンにできます。

8/9 15:49

なにやら水越川沿いに遊歩道があるようです。すでに歩いた舗装路を歩くものつまらないのでとりあえず行ってみます。

8/9 15:50

なにやら不穏な感じの道です。実はこの先ずっとこんな感じ。

8/9 15:55

最終的に行き止まり。この滝が終点です。

8/9 15:58

どこで間違えたのか気になって戻りがてらうろついてみました。ほかに道はないように見えますが・・・。

8/9 15:58

角度を変えると新たなる道発見！！ちょっと進んでみます。

8/9 15:58

階段の上まできたらこれです。もういいかげん疲れているのでギブアップします。

8/9 15:59

結局、何の収穫もないまま祈りの滝の地点まで戻ってきました。どうも地図をじっくりみるとこの左手に対岸沿いの遊歩道があるらしいのですが、それらしい道あったかな・・・。

8/9 16:43

無事、スタート地点まで戻って来れました。ありがとうございました！

撮影機器：

SCV48 samsung