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Yamareco

記録ID: 4578318
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無雪期ピークハント/縦走
積丹・ニセコ・羊蹄山

ニセコアンヌプリ 真・下りたら晴れるの法則発動!

2022年08月12日(金) [日帰り]
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体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:01
距離
5.8km
登り
579m
下り
567m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:48
休憩
0:12
合計
3:00
天候 曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口にあるキャンプ場の駐車場を利用。なんと有料です。300円。トイレ、登山届ポスト有り。
コース状況/
危険箇所等
危険な場所は特にありません。
その他周辺情報 登山口にある五色温泉に入浴しました。源泉かけ流しの濃いお湯です。硫黄臭濃いお湯でマニアにはたまらん温泉ですが、源泉が高温のため日によってはひどく熱かったりもするとか。我々が利用した日は適温で入浴客も少なかったため、のんびり快適に温泉を楽しむことができました。800円。
https://goshiki-onsen.com/
夜来の豪雨も上がり好天の兆し。勇んで登山口に向かいました。
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夜来の豪雨も上がり好天の兆し。勇んで登山口に向かいました。
あれ? ガッスガス??
…まぁ、登っていくうちに晴れるでしょう。
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あれ? ガッスガス??
…まぁ、登っていくうちに晴れるでしょう。
「熊出没注意」の看板も物々しい登山口。熊ったってヒグマだからね、ヒグマ。本州の「熊出没」とは重みが違いますな。
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「熊出没注意」の看板も物々しい登山口。熊ったってヒグマだからね、ヒグマ。本州の「熊出没」とは重みが違いますな。
前夜の雨の影響か登山道はびちゃびちゃ。階段は小さな連瀑状態になっている。
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前夜の雨の影響か登山道はびちゃびちゃ。階段は小さな連瀑状態になっている。
10分ほどで見返し坂分岐に到着。頭上を覆っていた樹林も途切れ、ここからは眺望の山道が始ま…
10分ほどで見返し坂分岐に到着。頭上を覆っていた樹林も途切れ、ここからは眺望の山道が始ま…
…らない!
視界に広がる笹の海と虚無の空…。
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…らない!
視界に広がる笹の海と虚無の空…。
足元には秋の花たちがちらほら。
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足元には秋の花たちがちらほら。
ほとんど色のない世界に多少なりとも色を添えてくれている。
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ほとんど色のない世界に多少なりとも色を添えてくれている。
しかしそれも弱々しい。雨に濡れそぼって色まで褪せたかのよう。
しかしそれも弱々しい。雨に濡れそぼって色まで褪せたかのよう。
なんとなく行く手の地形がわかるかなぁといった頼りない視界。
なんとなく行く手の地形がわかるかなぁといった頼りない視界。
白いガスの向こうから突然黒い影が現れるんじゃないかと無駄にドキドキしながら進んでいく。
白いガスの向こうから突然黒い影が現れるんじゃないかと無駄にドキドキしながら進んでいく。
なんとなく日本庭園を思わせる岩原が現れた。変化に乏しい景色の中を登っているので、ちょっとした景色の変化が嬉しい。
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なんとなく日本庭園を思わせる岩原が現れた。変化に乏しい景色の中を登っているので、ちょっとした景色の変化が嬉しい。
たぶん「展望台」と呼ばれているあたりだと思うのだが…。相変わらずガッスガスでなんにも見えない。正直つまらん。
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たぶん「展望台」と呼ばれているあたりだと思うのだが…。相変わらずガッスガスでなんにも見えない。正直つまらん。
「頂上まであと500m」の標識が立っている。このコースは500mごとにこういう標識が設置されていて登山の目安になる。
「頂上まであと500m」の標識が立っている。このコースは500mごとにこういう標識が設置されていて登山の目安になる。
花の種類も変わってきて標高が上がったことがわかる。景色からはまったくわからんけど。
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花の種類も変わってきて標高が上がったことがわかる。景色からはまったくわからんけど。
あと500mとか言われても、ずっとこんな感じなので永遠にループしてるんじゃないかという気になってくる。
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あと500mとか言われても、ずっとこんな感じなので永遠にループしてるんじゃないかという気になってくる。
お、なんかポールのようなものが見えてきた。山頂…か?
お、なんかポールのようなものが見えてきた。山頂…か?
どうやら山頂に着いたようだ。山頂には遭難碑を兼ねたケルンが積んである。そういえば登路の途中にも有ったな。短いコースながら遭難碑だらけだ。
どうやら山頂に着いたようだ。山頂には遭難碑を兼ねたケルンが積んである。そういえば登路の途中にも有ったな。短いコースながら遭難碑だらけだ。
ニセコアンヌプリ登頂っと。
うーん、ガスガスですなぁ。
ニセコアンヌプリ登頂っと。
うーん、ガスガスですなぁ。
山頂の一角にはコンクリート造りの避難小屋があった。ちょっと中に入ってみたがステッカーがそこら中に貼ってあった。冬にスキーヤーやボーダーが貼って行くのだろう。
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山頂の一角にはコンクリート造りの避難小屋があった。ちょっと中に入ってみたがステッカーがそこら中に貼ってあった。冬にスキーヤーやボーダーが貼って行くのだろう。
避難小屋の裏手には「ニセコ観測所跡」という石碑が古いコンクリートの土台の上に立っている。戦時中にゼロ戦を使った着氷試験などが行われていたそうな。
避難小屋の裏手には「ニセコ観測所跡」という石碑が古いコンクリートの土台の上に立っている。戦時中にゼロ戦を使った着氷試験などが行われていたそうな。
晴れるのを待ってしばらく山頂で休憩していたが、何やら雨の粒が顔に当たるようになった。体も冷えてきたので止む無く下山を開始することに。
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晴れるのを待ってしばらく山頂で休憩していたが、何やら雨の粒が顔に当たるようになった。体も冷えてきたので止む無く下山を開始することに。
下山中に雨脚は強まり最後は土砂降りになってしまった。何が午前中から晴れる予報…だよ。雨具を着用してもなお、頭から爪先までずぶ濡れになってしまった。
下山中に雨脚は強まり最後は土砂降りになってしまった。何が午前中から晴れる予報…だよ。雨具を着用してもなお、頭から爪先までずぶ濡れになってしまった。
この後登る予定でいたイワオヌプリはキャンセルして温泉に浸かった。ところが温泉から出てきてびっくり。見事に晴れ上がっているではないか。何だ…これ。
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この後登る予定でいたイワオヌプリはキャンセルして温泉に浸かった。ところが温泉から出てきてびっくり。見事に晴れ上がっているではないか。何だ…これ。
ツ「本日の鳥果〜。ベニマシコ♪」
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ツ「本日の鳥果〜。ベニマシコ♪」
ツ「そしてなんとヨタカの撮影に成功♪
顔が大きいブサカワちゃん♪」
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ツ「そしてなんとヨタカの撮影に成功♪
顔が大きいブサカワちゃん♪」

感想

北海道遠征二日目はニセコアンヌプリに登りました。
この日は明け方から晴れてきて日中は気持ちよい快晴という天気予報。実際、未明までの豪雨がウソのように穏やかな朝を迎え、朝日が周囲の山々を美しく照らしたのを見たときには、素晴らしい登山日和を確信したのでした。
ところがいざ登山口に着いてみると、あたり一面を濃霧が覆っているではありませんか。それも時間が経つにつれて明るくなるどころか暗くなっていくという(笑
そうは言っても、山の上で天気の回復が遅れるなんてことは日常茶飯事。登っているうちに晴れることを信じて入山しました。
ところが登っている間も、山頂に着いてからも、晴れる気配がありません。ずっと濃霧。なので登山道周辺の景色の印象とか感想とかほとんど無いんですよねぇ…。私の他に人の気配もなかったので、ただただ不気味だったな…というのが正直な感想です。よく整備されていて歩きやすい登山道だったことは間違いありません。樹林帯の中の部分は雨のせいで川になってましたけどね。
晴れを待って山頂にしばらくとどまったのですが、結局晴れることはなくすごすごと下山しました。下山中にはここ数年で最強とも思われる豪雨に叩かれ散々な目に…。そのうち晴れるはずと雨具を出すのが遅れたせいもありますが全身ずぶ濡れになってしまいました。
本当はニセコアンヌプリの後にイワオヌプリに登る予定だったのですが、そんなひどい天気だったのでこれはキャンセル。温泉へ逃げ込みました。
ところが今度はこれも裏目に出て、温泉から出たら一面の青空!
ここまで極端な「下りたら晴れるの法則」も滅多に無いな!と逆に感動したくらいでした(笑
ニセコアンヌプリには嫌われたようです。そういえば前にスキーをしに来たときも思ったより天気が良くなくてがっかりした記憶が…。

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