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Yamareco

記録ID: 457921
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

【川又を起点に奥秩父周回】ヒルメシ尾根〜吹上ノ頭〜笠取山〜雁坂峠〜川又

2014年05月30日(金) ~ 2014年06月01日(日)
情報量の目安: S
都道府県 埼玉県 山梨県
 - 拍手
GPS
50:25
距離
40.3km
登り
3,683m
下り
3,674m

コースタイム

5月30日(金) 川又観光トイレ駐車場からヒルメシ尾根を登り,吹上ノ頭手前でビバーク
駐車場08:00→09:40標高1,165奪灰09:50→1,735奪灰12:00→12:40桃源郷12:50→第一の水場13:06→13:25第二の水場13:40→川又分岐14:30→八百平14:46→15:05ビバーク地点(幕営)

5月31日(土) ビバーク地点から,東仙波〜唐松尾山〜笠取山と縦走し,雁坂小屋で幕営
ビバーク地点05:00→東仙波05:40→06:44水場06:48→07:25唐松尾山手前の水場07:35→07:55西御殿岩分岐(往復)08:25→08:51唐松尾山08:56→笠取山(東峰)10:33→10:42笠取山(西峰)10:48→11:17雁峠避難小屋11:55→13:28古礼山13:34→14:06水晶山14:12→14:41雁坂小屋(幕営)

6月1日(日) 雁坂峠往復後,樺避難小屋〜突出峠を経て川又に下山
雁坂小屋05:23→05:36雁坂峠(au入らず)05:53→雁坂小屋06:05→06:29豆焼沢源頭06:41→07:26地蔵岩分岐(地蔵岩往復)07:43→08:10樺避難小屋08:26→突出峠08:48→岩道場09:18→国道出合10:10→10:27川又駐車場
天候 3日間とも晴れ。特に,最終日の6月1日(日)は快晴。梅雨明け直後の真夏のような暑さでした。
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道140号(彩甲斐街道)の秩父側,川又バス停のある観光トイレ駐車場にクルマを駐車し,奥秩父を周回しました。駐車場には清潔なトイレがあります。駐車可能台数は,4台程度でしょうか。バスが駐まるため,あまり余裕はありません。すぐ目の前に民家が一軒建っているので,クルマをイタズラされる可能性は少ないだろうと考え,2泊3日(約50時間)駐車しました。幸い,クルマは無事でした。
コース状況/
危険箇所等
【今回の登山ルートについて】
・ 昨年の4月に雲取山〜飛龍山〜和名倉山と周回するルートを歩いたとき,秩父側の川又集落と和名倉山を繋ぐ「ヒルメシ尾根」の存在を知りました。
・ 川又集落を起点に,このヒルメシ尾根を歩けば,まだ足跡を残していない主要縦走ルートを雁坂峠まで繋ぎ,いにしえの「秩父往還」で川又集落に戻るという,大変魅力的な周回縦走が可能となります。
・ このヒルメシ尾根について,ヤマレコで検索してみたところ,登山地図にはルートが記載されていないものの,ルートを示すテープや指導標があり,踏み跡もはっきりしているとの情報を得られたことから,今回の縦走が実現しました。
・ 特に参考にさせていただいたのは,次の記録です。oreshioさんとshigetoshiさんには,この場をお借りしてお礼申し上げます。
 oreshioさんの記録
  http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-194517.html
 shigetoshiさんの記録
  http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-229201.html
それにしても,私が2泊3日かけて歩いたルートを,shigetoshiさんは日帰りで歩いています。恐れ入りました。

【ルートの状況など】
◆ ヒルメシ尾根〜桃源郷〜吹上ノ頭手前ビバークポイント
・ ルートの状況は,上の参考にさせていただいた記録が詳しいですので,基本的にはそちらをご覧ください。特に気になった部分のみ,簡単に言及させていただきます。なお,この日は誰にも会いませんでした。とても静かなルートです。
・ ヒルメシ尾根への取り付きは,吊り橋を渡るところから始まりますが,この吊り橋,かなり老朽化して,通行止めの表示があります。自己責任で渡りました。通過に際しては,左右のワイヤに手を架け,中央の支えの木から外れないように,慎重に歩きました。
・ ヒルメシ尾根は登りはじめから,かなりの急登なので,ダブルストックで登ったほうがバランスをとりやすいと思います。ヒノキの植林地帯に入ると,林業作業のためか,踏み跡が交錯するようになり,うっかりするとルートを外れてしまいます。しっかりとテープの目印を確認しながら登りました。
・ 木にセンサーカメラが取り付けられている広場のような空間や,1,735奪灰襪良充┐ある付近は,目印が少なく,迷いやすいですが,よく探せば,テープの目印が出てきます。
・ 桃源郷は,テント設営可能な平坦な広場になっていますが,酒瓶が散乱していて,テントを張るにはいまいちな感じです。すぐ近くに水場がありますが,採水できるような状況ではありませんでした。
・ 桃源郷の先にある第一の水場も水量は少ないです。採水するならば,第二の水場で。桃源郷から35分でした。ただし,第二の水場に下るところで,少し道迷いをしました。テープの目印が見えなくなったら,必ず戻ること。
・ 第二の水場から川又分岐までは踏み跡が薄いです。また,足場の悪いトラバースの登りなので,意外に時間がかかります。
・ 川又分岐から先は,一般的な登山道となり,ぐっと歩きやすくなります。八百平までは15分ほど,さらに展望の良いビバークポイントまでは20分ほど。なお,もう少し早めに出発すれば,将監小屋のテン場まで足を伸ばせます。そうすれば,このルートは,1泊2日で歩くことが可能です。
・ ビバークポイントでの幕営は大変快適でした。誰もいない山中で,満天の星空の下,贅沢な夜でした。ただし,夜中に大きな獣のようなものが,テントのそばをうなり声(警戒音?)をあげながら通過していきました。おそらくクマだと思います。人間の肉の味を覚えたヒグマでもなければ,襲ってくることは無いはずなので,心配はしませんでしたが,やはり気持ちの良いものではありませんでした。

◆ ビバークポイント〜東仙波〜西御殿岩〜唐松尾山〜笠取山〜雁峠〜古礼山〜雁坂小屋
・ すべて一般ルートなので,危険なところはありません。よく整備された登山道です。
・ ビバークポイントから東仙波〜リンノ峰までは,とても眺めの良い稜線歩きです。気持ちよく歩けます。
・ 山ノ神土手前の水場は,水量はそこそこありますが,水が汲みにくいです。私は,コッヘルを使って汲みました。
・ 西御殿岩分岐の手前に斜面崩落箇所があり,そこが地図に表記の無い水場となっています。
・ 西御殿岩は分岐から15分ほど距離がありますが,晴れていればすばらしい展望です。おすすめです。
・ 唐松尾山の山頂は,樹林に囲まれていて展望はありませんが,山頂の先にテントを張れそうな平坦な場所があります。ビバーク適地です。
・ 笠取山は東峰は展望があまり良くないので,皆さん,西峰で休憩していました。こちらはとても良い展望です。
・ 雁峠避難小屋は老朽化がひどく,中に入って休もうとは思いませんでした。改築して欲しいものですね。
・ 雁峠からは燕山〜古礼山〜水晶山とアップダウンが続きますが,笹原の中の気持ちよい歩きを楽しめます。
・ 水晶山から雁坂小屋までは,意外に近いです。歩いて30分ほど。
・ 雁坂小屋のテン場は,公称50張りとなっていますが,どう見ても,せいぜい15張り程度で満杯でしょう。この日は12張りほどでしたので,まだ少し余裕がありました。
・ また,auの携帯電話でメール送信をしようとしましたが,小屋でも,雁坂峠でも通じませんでした。ドコモはテン場でもOKのようでした。

◆ 雁坂小屋〜地蔵岩〜樺避難小屋〜突出峠〜川又
・ 出発前に,雁坂峠を往復しましたが,この日は視界が良く,富士山もくっきり見えました。
・ 小屋から地蔵岩分岐までは,トラバースルートですが,下りよりも登りのほうが多いくらいです。
・ 小屋の取水ホースが豆焼き沢源頭のところまで,約1キロ続いています。登山者の水の確保のため,苦労されていて有り難いことです。
・ 登山道は,足場の悪いところや,幅が狭く転落に注意が必要なところが結構あります。
・ 地蔵岩は,「晴れていたら絶対おすすめ」とのことだったので,寄り道して登ってみましたが,本当にそうでした。
・ 樺避難小屋は,とても快適そうな小屋でした。水場は確認していません。
・ 突出峠から先は,急な長い下りが続きます。植林の中を下るようになると,登山口は近いです。
・ なお,雁坂小屋を出てから下山するまで,一人の登山者とも会いませんでした。本当に静かなルートですね。
川又バス停のある観光トイレ駐車場にクルマを駐車。突出峠経由で雁坂峠〜雲取山縦走するという登山者と言葉を交わしました(トイレ脇を歩いている方)。
2014年05月30日 07:59撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 7:59
川又バス停のある観光トイレ駐車場にクルマを駐車。突出峠経由で雁坂峠〜雲取山縦走するという登山者と言葉を交わしました(トイレ脇を歩いている方)。
この階段を降りていくと,吊り橋に出ます。左奥の建物は,クルマを駐車した川又バス停のトイレです。
2014年05月30日 08:03撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 8:03
この階段を降りていくと,吊り橋に出ます。左奥の建物は,クルマを駐車した川又バス停のトイレです。
吊り橋が見えてきました。
2014年05月30日 08:05撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 8:05
吊り橋が見えてきました。
かなり老朽化していて,渡るのが怖いです。今回の縦走ルートで最も緊張しました。
2014年05月30日 08:06撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/30 8:06
かなり老朽化していて,渡るのが怖いです。今回の縦走ルートで最も緊張しました。
吊り橋を渡ると,急登となります。奥秩父らしい,苔むした森の中を登ります。
2014年05月30日 08:17撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 8:17
吊り橋を渡ると,急登となります。奥秩父らしい,苔むした森の中を登ります。
しばらくすると,ヒノキの植林となります。
2014年05月30日 08:41撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 8:41
しばらくすると,ヒノキの植林となります。
ときどき,このような道しるべが出てきます。
2014年05月30日 09:29撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 9:29
ときどき,このような道しるべが出てきます。
09:40 標高1,165辰離灰襪謀着。ここまで,1時間40分かかりました。ここで10分休憩。周囲はアセビの密集地。
2014年05月30日 09:40撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 9:40
09:40 標高1,165辰離灰襪謀着。ここまで,1時間40分かかりました。ここで10分休憩。周囲はアセビの密集地。
木の幹にセンサー感知型のカメラが取り付けられていました。この辺は,ちょっと迷いやすい感じ。
2014年05月30日 10:37撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 10:37
木の幹にセンサー感知型のカメラが取り付けられていました。この辺は,ちょっと迷いやすい感じ。
標高1,762檀婉瓩砲皀メラがありました。ここからは少し下ります。
2014年05月30日 11:53撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 11:53
標高1,762檀婉瓩砲皀メラがありました。ここからは少し下ります。
1,735奪灰襪良充─この付近も迷いやすいところ。
2014年05月30日 12:00撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 12:00
1,735奪灰襪良充─この付近も迷いやすいところ。
12:40 桃源郷に到着。酒瓶が散乱していました。「桃源郷」の標識があるだろうと探しましたが,見つかりませんでした。
2014年05月30日 12:39撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/30 12:39
12:40 桃源郷に到着。酒瓶が散乱していました。「桃源郷」の標識があるだろうと探しましたが,見つかりませんでした。
桃源郷にも,2台のカメラが設置されていました。
2014年05月30日 12:48撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/30 12:48
桃源郷にも,2台のカメラが設置されていました。
桃源郷には,わずかに湧き出している水場があったものの,とても利用できる状態では無かったです。その先は,足場の悪いトラバース。
2014年05月30日 12:54撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 12:54
桃源郷には,わずかに湧き出している水場があったものの,とても利用できる状態では無かったです。その先は,足場の悪いトラバース。
桃源郷の先にある,第一の水場。水量は少なめ。給水するならば,その先の第二の水場へ。
2014年05月30日 13:06撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 13:06
桃源郷の先にある,第一の水場。水量は少なめ。給水するならば,その先の第二の水場へ。
第二の水場へと降りるところで少し迷いました。迷ったときは,すぐに戻ってテープを探せば,ルートに復帰できます。
2014年05月30日 13:24撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 13:24
第二の水場へと降りるところで少し迷いました。迷ったときは,すぐに戻ってテープを探せば,ルートに復帰できます。
水量豊富な第二の水場に到着。ここで水2.5リットルを補給しました。
2014年05月30日 13:28撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/30 13:28
水量豊富な第二の水場に到着。ここで水2.5リットルを補給しました。
さらに,この水場で,ビールもどきを冷やしました。テント設営後に飲みましたが,結構冷えていて旨かったです。
2014年05月30日 13:30撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/30 13:30
さらに,この水場で,ビールもどきを冷やしました。テント設営後に飲みましたが,結構冷えていて旨かったです。
水場から先はアップダウンの続くトラバースの道。足場の悪いところが多く,踏み跡も薄いので,慎重に歩きました。
2014年05月30日 14:07撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 14:07
水場から先はアップダウンの続くトラバースの道。足場の悪いところが多く,踏み跡も薄いので,慎重に歩きました。
14:30 ようやく川又分岐に到着。ここまで6時間半かかりました。ここからは一般登山道なので,まるで高速道路のように快適。なお,和名倉山は昨年山頂を踏んでいるので,今回は足を運んでいません。
2014年05月30日 14:30撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/30 14:30
14:30 ようやく川又分岐に到着。ここまで6時間半かかりました。ここからは一般登山道なので,まるで高速道路のように快適。なお,和名倉山は昨年山頂を踏んでいるので,今回は足を運んでいません。
八百平に到着。以前,高校総体でテン場に活用したビバーク適地です。
2014年05月30日 14:46撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 14:46
八百平に到着。以前,高校総体でテン場に活用したビバーク適地です。
15:05 本日のビバークポイントに到着。夕方から雷雨の予報でしたので,将監小屋のテン場はあきらめて,早めにビバークとしました。
2014年05月30日 15:03撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/30 15:03
15:05 本日のビバークポイントに到着。夕方から雷雨の予報でしたので,将監小屋のテン場はあきらめて,早めにビバークとしました。
平坦な草地でビバークにはもってこいの場所でした。最近購入した,DUNLOPのVS20を使用。出入りがしやすくとても快適でしたが,単独では,ちょっと広すぎかな。
2014年05月30日 15:48撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/30 15:48
平坦な草地でビバークにはもってこいの場所でした。最近購入した,DUNLOPのVS20を使用。出入りがしやすくとても快適でしたが,単独では,ちょっと広すぎかな。
ビバークポイントの全景。周囲は,シラビソやコメツガ,ダケカンバ,トウヒ,カラマツなどの混生林。とても良い雰囲気です。
2014年05月30日 16:07撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/30 16:07
ビバークポイントの全景。周囲は,シラビソやコメツガ,ダケカンバ,トウヒ,カラマツなどの混生林。とても良い雰囲気です。
残っていた行動食用のチキンカツサンドや,コンビニサラダなどをつまみに,ビールもどきを2本ほど。結構,冷えていましたよ。さらにバーボンも。
2014年05月30日 17:01撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/30 17:01
残っていた行動食用のチキンカツサンドや,コンビニサラダなどをつまみに,ビールもどきを2本ほど。結構,冷えていましたよ。さらにバーボンも。
バーボンを飲み干し,手持ちのアルコールが無くなってから,ラーメンを食べました。当初はカレーライスを予定していましたが,とても食べ切れないので,ラーメンに変更しました。
2014年05月30日 18:35撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/30 18:35
バーボンを飲み干し,手持ちのアルコールが無くなってから,ラーメンを食べました。当初はカレーライスを予定していましたが,とても食べ切れないので,ラーメンに変更しました。
翌朝,ビバークポイントから,本日歩く稜線を望む。左は西御殿岩から唐松尾山の稜線。右は燕山〜古礼山〜水晶山〜雁坂峠〜雁坂嶺と続く稜線。その奥には甲武信ヶ岳。手前の尾根は黒岩尾根。
2014年05月31日 05:13撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 5:13
翌朝,ビバークポイントから,本日歩く稜線を望む。左は西御殿岩から唐松尾山の稜線。右は燕山〜古礼山〜水晶山〜雁坂峠〜雁坂嶺と続く稜線。その奥には甲武信ヶ岳。手前の尾根は黒岩尾根。
少しズームアップ。手前の尾根が黒岩尾根。その先は雁坂嶺から地蔵岩〜突出峠へと続く稜線。明日は雁坂峠からトラバースルートでこの稜線に取り付き,古の「秩父往還」を下る予定。その奥に,甲武信ヶ岳から十文字峠へと連なる稜線が見えています。
2014年05月31日 05:14撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 5:14
少しズームアップ。手前の尾根が黒岩尾根。その先は雁坂嶺から地蔵岩〜突出峠へと続く稜線。明日は雁坂峠からトラバースルートでこの稜線に取り付き,古の「秩父往還」を下る予定。その奥に,甲武信ヶ岳から十文字峠へと連なる稜線が見えています。
二日目は,早朝5時に歩き出しました。このあたり標高1,900蛋宛紊領農ですが,シャクナゲの花が咲き始めていました。
2014年05月31日 05:15撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 5:15
二日目は,早朝5時に歩き出しました。このあたり標高1,900蛋宛紊領農ですが,シャクナゲの花が咲き始めていました。
吹上ノ頭への登り。右奥は東仙波。
2014年05月31日 05:16撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 5:16
吹上ノ頭への登り。右奥は東仙波。
吹上ノ頭から和名倉山を望む。
2014年05月31日 05:18撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 5:18
吹上ノ頭から和名倉山を望む。
アセビも花を咲かせていました。
2014年05月31日 05:21撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 5:21
アセビも花を咲かせていました。
東仙波手前のピークから東仙波(右)とカバアノ頭(左)を望む。
2014年05月31日 05:27撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 5:27
東仙波手前のピークから東仙波(右)とカバアノ頭(左)を望む。
東仙波から唐松尾山へと続く稜線。このあたりの登山道は,歩きやすく,眺めも良くてお気に入り。
2014年05月31日 05:27撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 5:27
東仙波から唐松尾山へと続く稜線。このあたりの登山道は,歩きやすく,眺めも良くてお気に入り。
05:40 東仙波山頂に到着。ビバーク地点から40分。
2014年05月31日 05:40撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 5:40
05:40 東仙波山頂に到着。ビバーク地点から40分。
稜線を歩く登山者が見えました。この縦走で初めて出会った登山者です。こんな時間に反対側から歩いてきた私を見て驚いていたので,「昨日,吹上ノ頭手前でビバークしました。」と話したら,納得していました。
2014年05月31日 05:42撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 5:42
稜線を歩く登山者が見えました。この縦走で初めて出会った登山者です。こんな時間に反対側から歩いてきた私を見て驚いていたので,「昨日,吹上ノ頭手前でビバークしました。」と話したら,納得していました。
稜線上はシャクナゲの花がたくさん咲いていました。
2014年05月31日 05:46撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 5:46
稜線上はシャクナゲの花がたくさん咲いていました。
西仙波手前のピークからの展望。
2014年05月31日 05:47撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 5:47
西仙波手前のピークからの展望。
リンノ峰付近から西御殿岩方面を望む。稜線には道は無く,平坦なトラバースルートが南側へと続いています。
2014年05月31日 06:34撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 6:34
リンノ峰付近から西御殿岩方面を望む。稜線には道は無く,平坦なトラバースルートが南側へと続いています。
トラバースルートを歩く。かすかに富士山が見えていました。
2014年05月31日 06:39撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 6:39
トラバースルートを歩く。かすかに富士山が見えていました。
「秩父山地緑の回廊」の看板。この先たくさん見かけました。
2014年05月31日 06:42撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 6:42
「秩父山地緑の回廊」の看板。この先たくさん見かけました。
水場に到着。コッヘルがないと,水は汲めません。ここで1.5リットル補給。
2014年05月31日 06:46撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 6:46
水場に到着。コッヘルがないと,水は汲めません。ここで1.5リットル補給。
07:00 山ノ神土に到着。ここで5分ほど休憩。
2014年05月31日 07:04撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 7:04
07:00 山ノ神土に到着。ここで5分ほど休憩。
唐松尾山へと向かうルートの途中で,地図に無い水場がありました。ここに来るまでに水を消費していたので,念のため,ここでも水を補給。
2014年05月31日 07:25撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 7:25
唐松尾山へと向かうルートの途中で,地図に無い水場がありました。ここに来るまでに水を消費していたので,念のため,ここでも水を補給。
07:55 西御殿岩分岐に到着。ここで,昨日,川又の駐車場で話をした登山者と会いました。昨日は笠取小屋で幕営したとのこと。かなりの早足ですね。このあと,西御殿岩までご一緒しました。
2014年05月31日 07:54撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 7:54
07:55 西御殿岩分岐に到着。ここで,昨日,川又の駐車場で話をした登山者と会いました。昨日は笠取小屋で幕営したとのこと。かなりの早足ですね。このあと,西御殿岩までご一緒しました。
西御殿岩への登り道。結構な急登です。
2014年05月31日 07:59撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 7:59
西御殿岩への登り道。結構な急登です。
13分ほどで,西御殿岩に到着。
2014年05月31日 08:08撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 8:08
13分ほどで,西御殿岩に到着。
山頂南東方面の眺め。左奥は雲取山,右奥は三頭山かな。
2014年05月31日 08:08撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 8:08
山頂南東方面の眺め。左奥は雲取山,右奥は三頭山かな。
唐松尾山を望む。
2014年05月31日 08:13撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 8:13
唐松尾山を望む。
南側の眺め。正面には,モヤで霞んだ富士山。
2014年05月31日 08:13撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 8:13
南側の眺め。正面には,モヤで霞んだ富士山。
気持ちの良い青空の下,新緑のカラマツ林の中を歩きます。
2014年05月31日 08:36撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 8:36
気持ちの良い青空の下,新緑のカラマツ林の中を歩きます。
08:51 標高2,109辰療眈照山に到着。山頂の奥は樹木に囲まれた平坦なビバーク適地で,テント一張り程度は張れそうでした。
2014年05月31日 08:52撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 8:52
08:51 標高2,109辰療眈照山に到着。山頂の奥は樹木に囲まれた平坦なビバーク適地で,テント一張り程度は張れそうでした。
あの山は黒槐山かな?
2014年05月31日 09:18撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 9:18
あの山は黒槐山かな?
笠取山の取り付きまで,いったん下ります。
2014年05月31日 10:02撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 10:02
笠取山の取り付きまで,いったん下ります。
10:15 笠取山東峰の取り付きに到着。ここで水分補給の休憩。
2014年05月31日 10:15撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 10:15
10:15 笠取山東峰の取り付きに到着。ここで水分補給の休憩。
笠取山東峰に到着。笠取山の正式な山頂はこちらですが,西峰のほうが眺めが良いので,誰もいませんでした。
2014年05月31日 10:33撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 10:33
笠取山東峰に到着。笠取山の正式な山頂はこちらですが,西峰のほうが眺めが良いので,誰もいませんでした。
10:42 笠取山西峰に到着。展望の良いところです。多くの登山者が休憩中でした。
2014年05月31日 10:42撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 10:42
10:42 笠取山西峰に到着。展望の良いところです。多くの登山者が休憩中でした。
北側には,これから登る燕山,古礼山,水晶山が見えています。
2014年05月31日 10:42撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 10:42
北側には,これから登る燕山,古礼山,水晶山が見えています。
雁峠は正面中央右の窪地。左手の斜面をまっすぐ下り,雁峠分岐まで少し登り返してから,右に下っていきます。なお,正面奥に見えるのは大菩薩嶺。
2014年05月31日 10:48撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 10:48
雁峠は正面中央右の窪地。左手の斜面をまっすぐ下り,雁峠分岐まで少し登り返してから,右に下っていきます。なお,正面奥に見えるのは大菩薩嶺。
笠取山を振り返る。ここは防火帯になっているのかな?
2014年05月31日 11:03撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 11:03
笠取山を振り返る。ここは防火帯になっているのかな?
雁峠分岐に建っていた分水嶺の説明板。ここは,荒川・富士川・多摩川の分水嶺だそうです。
2014年05月31日 11:09撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 11:09
雁峠分岐に建っていた分水嶺の説明板。ここは,荒川・富士川・多摩川の分水嶺だそうです。
分水嶺を示す碑。
2014年05月31日 11:09撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 11:09
分水嶺を示す碑。
雁峠分岐からは,北に向かいます。
2014年05月31日 11:10撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 11:10
雁峠分岐からは,北に向かいます。
11:17 雁峠避難小屋に到着。かなり老朽化していて入るのがためらわれたので,外で休憩しました。
2014年05月31日 11:17撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 11:17
11:17 雁峠避難小屋に到着。かなり老朽化していて入るのがためらわれたので,外で休憩しました。
またまた,ラーメンタイム。今度は中華三昧の塩味。40分ほどのんびり休憩しました。
2014年05月31日 11:37撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 11:37
またまた,ラーメンタイム。今度は中華三昧の塩味。40分ほどのんびり休憩しました。
雁峠に到着。ベンチなどが置いてあって,休憩に良いところです。
2014年05月31日 11:58撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 11:58
雁峠に到着。ベンチなどが置いてあって,休憩に良いところです。
説明板。フムフム。
2014年05月31日 11:59撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 11:59
説明板。フムフム。
燕山への登りの途中から,笠取山を望む。なかなか端正な山ですね。
2014年05月31日 12:10撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 12:10
燕山への登りの途中から,笠取山を望む。なかなか端正な山ですね。
12:35 燕山の山頂手前にある標高2,004奪圈璽に到着。
2014年05月31日 12:35撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 12:35
12:35 燕山の山頂手前にある標高2,004奪圈璽に到着。
燕山を過ぎると,標高2,112辰慮杜藥海見えてきます。
2014年05月31日 12:49撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 12:49
燕山を過ぎると,標高2,112辰慮杜藥海見えてきます。
古礼山の山頂ルートと山頂を巻くトラバースルートとの分岐。ここは山頂ルートへ。
2014年05月31日 13:21撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 13:21
古礼山の山頂ルートと山頂を巻くトラバースルートとの分岐。ここは山頂ルートへ。
13:28 古礼山の山頂に到着しました。5分ほど休憩。
2014年05月31日 13:28撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 13:28
13:28 古礼山の山頂に到着しました。5分ほど休憩。
南側の展望が良いところです。
2014年05月31日 13:29撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 13:29
南側の展望が良いところです。
このあたりは,木々が立ち枯れています。酸性雨の影響でしょうか。
2014年05月31日 13:29撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 13:29
このあたりは,木々が立ち枯れています。酸性雨の影響でしょうか。
水晶山へは,いったん110辰曚媛爾蝓160壇个衒屬靴箸覆蠅泙后
2014年05月31日 13:38撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 13:38
水晶山へは,いったん110辰曚媛爾蝓160壇个衒屬靴箸覆蠅泙后
14:06 標高2,158辰凌緇住海謀着。今回の縦走ルートの最高地点です。でも,展望はなし。
2014年05月31日 14:07撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 14:07
14:06 標高2,158辰凌緇住海謀着。今回の縦走ルートの最高地点です。でも,展望はなし。
山頂付近にはベンチが据え付けられていて,休憩に良いところです。
2014年05月31日 14:07撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 14:07
山頂付近にはベンチが据え付けられていて,休憩に良いところです。
水晶山から15分ほど下ると,雁坂小屋方面分岐へ到着。ここは右に下ります。
2014年05月31日 14:28撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 14:28
水晶山から15分ほど下ると,雁坂小屋方面分岐へ到着。ここは右に下ります。
トウヒやコメツガなど針葉樹の生い茂る森の中を下ります。気持ちよいところです。
2014年05月31日 14:30撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 14:30
トウヒやコメツガなど針葉樹の生い茂る森の中を下ります。気持ちよいところです。
14:41 雁坂小屋に到着しました。テントの受付は一人600円です。缶ビールはレギュラーのみ500円。日本酒は鬼ころし1合400円でした。
2014年05月31日 14:41撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 14:41
14:41 雁坂小屋に到着しました。テントの受付は一人600円です。缶ビールはレギュラーのみ500円。日本酒は鬼ころし1合400円でした。
トイレを通過する登山道。有名ですね。テン場はこの先。
2014年05月31日 14:46撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 14:46
トイレを通過する登山道。有名ですね。テン場はこの先。
小屋の水場からは常時,水が出ていました。1劼曚瀕イ譴親焼き沢源頭からホースで引水しています。
2014年05月31日 15:13撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 15:13
小屋の水場からは常時,水が出ていました。1劼曚瀕イ譴親焼き沢源頭からホースで引水しています。
宿泊棟です。
2014年05月31日 15:17撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 15:17
宿泊棟です。
マイテント設営完了。本日は12張り。とても50張りは張れません。15張りくらいが限度では?
2014年05月31日 16:04撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/31 16:04
マイテント設営完了。本日は12張り。とても50張りは張れません。15張りくらいが限度では?
缶ビール2本購入したものの,物足りないので,管理人さんにウィスキーは置いていないか聞いたところ,個人用のニッカウィスキーを実費で分けていただきました。ありがとうございました。
2014年05月31日 16:13撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/31 16:13
缶ビール2本購入したものの,物足りないので,管理人さんにウィスキーは置いていないか聞いたところ,個人用のニッカウィスキーを実費で分けていただきました。ありがとうございました。
翌朝も快晴。出発前に,まずは雁坂峠に行ってみます。
2014年06月01日 05:23撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 5:23
翌朝も快晴。出発前に,まずは雁坂峠に行ってみます。
峠手前の急坂を登る。
2014年06月01日 05:31撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 5:31
峠手前の急坂を登る。
小屋から13分ほどで峠に到着。ここでメール送信しようとしましたが,auは電波が届いていませんでした。ドコモはテン場でも使えるのに。
2014年06月01日 05:36撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 5:36
小屋から13分ほどで峠に到着。ここでメール送信しようとしましたが,auは電波が届いていませんでした。ドコモはテン場でも使えるのに。
すばらしい展望です。左には富士山,中央は大菩薩嶺,右は金峰山。
2014年06月01日 05:36撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/1 5:36
すばらしい展望です。左には富士山,中央は大菩薩嶺,右は金峰山。
今日は富士山もはっきりです。
2014年06月01日 05:37撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 5:37
今日は富士山もはっきりです。
少しズームアップ。
2014年06月01日 05:37撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/1 5:37
少しズームアップ。
大菩薩の奥には,雪をかぶった南アルプスの山が見えますね。農鳥岳かな?
2014年06月01日 05:39撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 5:39
大菩薩の奥には,雪をかぶった南アルプスの山が見えますね。農鳥岳かな?
こちらは金峰山。
2014年06月01日 05:40撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/1 5:40
こちらは金峰山。
小屋に戻り,ザックを担いで06:05に下山開始。
2014年06月01日 06:03撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 6:03
小屋に戻り,ザックを担いで06:05に下山開始。
登山道沿いに給水用のホースが伸びています。
2014年06月01日 06:13撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 6:13
登山道沿いに給水用のホースが伸びています。
小屋から25分ほどで豆焼き沢の源頭に到着。勢いよく水が流れています。沢の上部にコンクリート製の貯水施設が設置されていて,ここからホースが伸びています。
2014年06月01日 06:29撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/1 6:29
小屋から25分ほどで豆焼き沢の源頭に到着。勢いよく水が流れています。沢の上部にコンクリート製の貯水施設が設置されていて,ここからホースが伸びています。
ホースやバルブは触らないようにとの注意書きです。
2014年06月01日 06:29撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/1 6:29
ホースやバルブは触らないようにとの注意書きです。
新緑のカラマツ林の中の登山道を振り返ります。
2014年06月01日 06:57撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 6:57
新緑のカラマツ林の中の登山道を振り返ります。
ここは,ダケカンバの林。
2014年06月01日 07:02撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 7:02
ここは,ダケカンバの林。
上空は青空。気持ちいい〜。
2014年06月01日 07:04撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 7:04
上空は青空。気持ちいい〜。
クサリ場が出てきましたが,こんなところよりもっと手前の方が危ない場所が多いような。
2014年06月01日 07:07撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 7:07
クサリ場が出てきましたが,こんなところよりもっと手前の方が危ない場所が多いような。
土砂崩れ現場。ここにもクサリ。でも使いません。
2014年06月01日 07:09撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 7:09
土砂崩れ現場。ここにもクサリ。でも使いません。
土砂崩れ現場から南側の展望。
2014年06月01日 07:09撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 7:09
土砂崩れ現場から南側の展望。
意外にも結構な登りが続きます。
2014年06月01日 07:18撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 7:18
意外にも結構な登りが続きます。
07:26 地蔵岩分岐に到着。
2014年06月01日 07:26撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 7:26
07:26 地蔵岩分岐に到着。
「晴れていたら絶対おすすめ」とのことだったので,寄り道して登ってみました。
2014年06月01日 07:27撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 7:27
「晴れていたら絶対おすすめ」とのことだったので,寄り道して登ってみました。
地蔵岩が見えてきた。
2014年06月01日 07:29撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 7:29
地蔵岩が見えてきた。
岩の上からは,雁坂嶺から甲武信ヶ岳へと続く山並みが望めました。
2014年06月01日 07:31撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/1 7:31
岩の上からは,雁坂嶺から甲武信ヶ岳へと続く山並みが望めました。
こちらは,甲武信ヶ岳から十文字峠へと続く稜線。
2014年06月01日 07:31撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 7:31
こちらは,甲武信ヶ岳から十文字峠へと続く稜線。
甲武信ヶ岳〜三宝山〜武信白岩山のズームアップ。
2014年06月01日 07:32撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/1 7:32
甲武信ヶ岳〜三宝山〜武信白岩山のズームアップ。
こちらは浅間山。
2014年06月01日 07:33撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/1 7:33
こちらは浅間山。
だるま坂だそうです。ようやく下りです。
2014年06月01日 07:49撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 7:49
だるま坂だそうです。ようやく下りです。
08:10 樺避難小屋に到着。ここでエネルギー補給のため15分ほど休憩。
2014年06月01日 08:10撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 8:10
08:10 樺避難小屋に到着。ここでエネルギー補給のため15分ほど休憩。
小屋と水場の説明。
2014年06月01日 08:11撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 8:11
小屋と水場の説明。
小屋内部。とてもきれい。ストーブもあります。
2014年06月01日 08:12撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 8:12
小屋内部。とてもきれい。ストーブもあります。
一度泊まってみたいですね。
2014年06月01日 08:26撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 8:26
一度泊まってみたいですね。
倒木が道を塞いでいます。
2014年06月01日 08:31撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 8:31
倒木が道を塞いでいます。
このあたり,このような距離標が百メートルおきにあって,どのくらい歩いたか分かります。
2014年06月01日 08:38撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 8:38
このあたり,このような距離標が百メートルおきにあって,どのくらい歩いたか分かります。
避難小屋から20分ほどで突出峠に到着。
2014年06月01日 08:48撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 8:48
避難小屋から20分ほどで突出峠に到着。
説明板がありました。
2014年06月01日 08:48撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 8:48
説明板がありました。
09:18 岩道場の分岐を通過。
2014年06月01日 09:18撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 9:18
09:18 岩道場の分岐を通過。
杉の植林の中の急な下りが続きます。
2014年06月01日 09:41撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 9:41
杉の植林の中の急な下りが続きます。
10:10 ようやく登山口に到着しました。
2014年06月01日 10:09撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 10:09
10:10 ようやく登山口に到着しました。
秩父往還の説明板。
2014年06月01日 10:10撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/1 10:10
秩父往還の説明板。
国道に降りると,なんと気温30度の表示。真夏です。
2014年06月01日 10:11撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/1 10:11
国道に降りると,なんと気温30度の表示。真夏です。
10:27 川又観光トイレ駐車場に戻りました。クルマも無事で良かった。
2014年06月01日 10:27撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/1 10:27
10:27 川又観光トイレ駐車場に戻りました。クルマも無事で良かった。

感想

・ 昨年の4月に雲取山〜飛龍山〜和名倉山と周回するルートを歩いたとき以来,秩父側の川又集落と和名倉山を繋ぐ「ヒルメシ尾根」が気になってしかたありませんでした。
・ でも,この春先の大雪で,今年のGWはまだ雪が深く,あきらめていました。その間,ずっと栃木の山を歩き回っていましたが,5月末の週末は,全国的に好天の予報。残雪も消え,梅雨入り前の縦走チャンスとばかり,金曜日は有給休暇を取得して,2泊3日の奥秩父周回縦走を決行しました。
・ 奥秩父山域は,雲取山から金峰山に至る主稜線の縦走ルートや,甲州側からのアプローチはかなりの賑わいですが,秩父側からのアプローチはとても静かで,一人静かに瞑想に耽りながらの山行にはうってつけです。特に,登山地図にルート記載のない,ヒルメシ尾根から登り,古の秩父往還を下るルートならば,ほとんど人に会うこともなく,マイペースの山旅が楽しめるはずと期待していました。
・ 実際に,歩いてみると,期待以上の素晴らしい登山ルートでした。ただし,ヒルメシ尾根については,地図読みができる経験豊富な方でないと,迷うことが多いと思います。ルートファインディングが得意でない方は,必ず,経験者と同行して下さい。
・ 自己満足と言われそうな登山ルートですが,実際のところ,登山自体が自己満足の世界なので,「自己満足で大いに結構!」とますます自己満足に浸るrikimaruでありました。








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コメント

おつかれさまでした
rikimaruさん、こんばんは、goroです。この渋いルートをテント2泊で歩かれるとは流石で、羨ましいです。梅雨前で天気もよく、よかったですね。クマがテントの横を歩いたとのこと、私なら大声で叫んでしまいそうです。お酒も楽しまれていて羨ましいです。私はここしばらく家庭や仕事の都合で週末出かけられず、また梅雨入りも近そうで、どうなるかわかりませんが、rikimaruさんの山行にインスパイアされつつ、計画をたてたいと思います。ではまた。
2014/6/4 21:33
Re: おつかれさまでした
goroさん,こんばんは。コメントをありがとうございます。
今回の山行は,昨年のGWに歩いてとても魅了された,秩父エリアからのルートでした。梅雨入り前の貴重な晴れ間が期待できそうだったので,思い切って休みを取得し,トライしてみましたが,期待に違わぬ,満足度の高いテン泊縦走ができました。
山に登って心と体を鍛え,合わせておいしい酒に舌鼓を打つことが,私の登山の目的ですので,夜中のクマの徘徊は子守歌のようなものですと強がりを言ってみますが,さすがにびびりましたよ。
それはともかく,秩父側の山域は人が少なく,静かで,本当に私のようなソロを好む登山者向きのエリアですね。これからも,機会を捉えて歩いてみようと思っています。
ところで,思うような山行ができないとのこと。我々50代ともなれば,いろいろ世間のしがらみで好きなことができない場合も多いものです。「山は逃げない」ですので,行けるときに楽しみましょう。私も,今月はいろいろあって,おそらく,ほとんど登山を楽しめないと観念していますが,夏にはまた,テント縦走を狙っています
2014/6/5 20:52
遠い居酒屋へまたおいで下さい
rikimaru様
 先日は遠い居酒屋「雁坂小屋店」へお立ち寄りいただきまして、誠に有りがとうございました。
 今の時代、人の多い所にある小屋ならば生ビールも楽しめるようですが、うちは冷たいお水と…(1km引いてくると相当ぬるくなってきますが)…缶ビール、日本酒しかない地道な商いですが。
 またおいで下さい。お待ちしております。
いよいよ梅雨入りの報もある中、明日また小屋に行ってきます。これからは足元の苔や小さな花が楽しめます。
2014/6/5 10:15
Re: 遠い居酒屋へまたおいで下さい
isisan 様,先日は大変お世話になりました。
特に,売り物でない,ご本人のためのウィスキーを格安の実費で譲って頂き,とても感謝しております。おかげさまで,快適なテン場でぐっすりと眠ることができました。
これからも,機会あるごとに,遠い居酒屋「雁坂小屋店」へ通ってみたいと思います。
なにせ,オヤジさんの人柄が素晴らしいですからね
2014/6/5 20:59
参考にさせていただきました。
rikimaruさん
初めまして。
このレコを参考にさせていただき、2021.5.2〜4で同じコースを
行かせていただきました。
記録の少ないヒルメシ尾根。このレコを拝見しなかったら行くことは
無かったと思います。丁寧でわかりやすく参考になるレコを
ありがとうございました。

これからもお元気でご活躍され、たくさんのレコをよろしくお願いします。
ありがとうございました。
2021/5/18 22:07
Re: 参考にさせていただきました。
pi-tiさん、こちらこそ初めまして。rikimaruです。

7年前の私のレコが、pi-tiさんの山行のお役に立ったようで、何よりです。
記録を拝見いたしましたが、あの吊り橋の状況ではとても利用できないですね。
また、ヒルメシ尾根から川又分岐までのルートも、私が歩いた時とは様変わり。
7年間の時の流れの中、2019年台風豪雨災害などの影響があったのでしょうか。
写真のコメントを読んで、そのご苦労の様子が伝わってきました。
それでも二日目は良い展望を楽しめたようで、苦労をした甲斐がありましたね。

コロナ禍の中、できるだけ登山者が少ない静かな山域を求めるなら、秩父側から
周回するこのルートは、とても味わい深いですが、人気が出るのも困りもの。
その魅力を知る登山者だけに、歩いて欲しいものだと思います。

私のほうは還暦を過ぎ、いつまでテント泊登山をできるかわかりませんが、無理
の無い範囲で、ボチボチ山歩きを続けていきたいと思っています。

このたびは、わざわざお礼のコメントを、有難うございました。
2021/5/19 12:54
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