奥利根の分水嶺 荒沢岳〜灰ノ又山〜巻蔵山〜兎岳

- GPS
- 24:16
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 2,766m
- 下り
- 2,756m
コースタイム
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 9:26
- 山行
- 10:47
- 休憩
- 3:59
- 合計
- 14:46
| 天候 | 11日:晴れ時々曇り 12日:曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は明瞭で迷うような場所はない.前付近は鎖や梯子が連続し注意が必要.登山道は刈り払い中で登山口から1800m付近までと兎岳から陽の水付近までは綺麗に刈り払いされている.その他は刈り払い前なので早朝は朝露で衣服が濡れる. |
写真
感想
2016年に中ノ岳から兎岳,丹後山を日帰りで周回した.荒沢岳は30年以上前に銀山平から往復した.今回は荒沢岳から兎岳の間の歩いていない稜線を歩くことが目的.この稜線を歩くには荒沢岳から丹後山を経由し十字峡に下るのがもっとも楽だと思うが,十字峡からのバスがなく,銀山平までのバスも午後過ぎの1本しかない.タクシーを使うにもお金がかかりすぎる.そこで上り下りが多くなるが往復コースにした.健脚なら中ノ岳から越後駒ヶ岳を経由し周回することも可能だが,私にとってテントを担いでの山行ではきつい.
分水嶺は日帰りで歩いているが,このコースは無理で久々にテント山行にした.50年以上登山をしているとテントもダンロップ2張り,ノースフェイス,ゴアライト2張り,ビッグアグネス,テラノバ2張り,ツェルト2張り,タープ2張りなど数多く使用してきたが,今回は初めてピラミッドテントを使用した.風雨の強い時は勝手が悪いが,登山靴を履いたまま中に入れ軽く設営も簡単で思ったより快適だった.このテントはトレッキングポール1本で設営できるが,車にポールを忘れてしまい焦った.でもたまたま落ちていた木の棒を代用し問題なく設営できた.通常のテントだと無理だが,このテントなら非常時でもなんとかなる.
前に荒沢岳に登った時は若く荷物も軽かったので山頂まで3時間で登ったが,今回は重荷と加齢の体力不足で6時間もかかった.翌日の荒沢岳からの下りも熱中症と寝不足気味で食欲がなく5時間以上かかってしまった.もっとも途中で休みながらうとうとしたことも数回あり,また下るにつれて暑さでクラクラするようになり日陰で何度も休んだので時間がかかった.登山口近くの水場で上半身裸になり汗を拭いてやっと落ち着いた.
陽の水のテント場の奥には刈り払いの方のものと思われるテントが常設してあった.この前にまだスペースがありテントが張れる.椅子になる切り株もあり快適.水場の下り口付近にも少し狭いが快適なテント場がある.水場の沢までは5分程度で下れ流水がある.ここの水は常時涸れないそうだ.キジ場の入り口にスコップがあり埋めるように記載してあった.
ここから南北に続く中央分水嶺山行:
奥利根の分水嶺 中ノ岳〜兎岳〜大水上山〜丹後山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1525531.html
ここと部分的に重複する山行:
奥利根の分水嶺 荒沢岳(銀山平から往復)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2555314.html
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