蛭ヶ岳 復帰戦〜其の2
- GPS
- --:--
- 距離
- 24.6km
- 登り
- 2,249m
- 下り
- 2,243m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は大倉バス停前のコインパーキングを利用 料金:平日500円、土・日・祝日800円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありません。 塔ノ岳〜蛭ヶ岳は日差しを遮る木々がほとんどありませんので、暑さ・紫外線対策には気をつけてください。 |
写真
感想
復帰戦の第2回目は、丹沢に決定。大倉尾根経由で塔ノ岳を目指すことにしました。
大倉尾根は、3/8の第2回山行の際に下山で利用したのみ。あの時「これを登るのはかなりキツイだろうな」との印象を受けたので、休養明けかつ初心者の私に耐えられるかどうか。気温は30℃を超えるとの予報で、私はかなりの暑がり・汗っかきのため、決して無理をせず、ダメなら途中で撤退しようというくらいの気持ちで臨みました。
さて、登山口付近には、お馴染みのヒルにご注意の看板があります。ヒル対策はバッチリ(のつもり)です。
今回もハイペースにならないように気をつけ、呼吸を乱さないようにかなりゆっくり登りました。しかし、まだ涼しいはずの早朝、日差しを遮る木々の中を歩いているにも拘らず、無風であったこともあり、大量の汗が滴り落ちます。水分補給には気をつけなければなりません。
さすが別名バカ尾根。眺望も何も楽しめることなくひたすら登るのかと思いきや、駒止茶屋を過ぎたあたりで、わずかな木々の隙間から富士山が見え、少し元気をもらいました。
花立山荘からも富士山が見えました。鍋割山に行く際にこの山荘が見えますので、向こうにどなたかいらっしゃれば、私の姿が見えましたでしょうか。
金冷シを過ぎたあたりで、ヒルの襲来がなくて安心した矢先、左腕に黒と黄の縞模様の大きな毛虫が這っていました。ぎょえぇぇぇ〜と一瞬驚いたものの、私は阪神タイガースファンではないので、冷静に小枝を拾って払いのけました。暑さを覚悟で長袖のシャツを着てきて良かったです。
塔ノ岳に到着すると、いつもは人だらけなのに早い時間のせいか人が少なくてのんびりできました。そして、少し驚いたのは、大量の汗はかいたけれどそんなに疲れなかったこと。これなら、少なくとも丹沢山までは行けると思い、水分を補給して次を目指しました。
塔ノ岳を出発したあたりからさりげなく風が吹き始め、身体が楽になりました。丹沢山までは高低差も特になく、まさにハイキング気分で歩くことができますね。
丹沢山に到着すると、それなりに人がいました。皆さん別の場所から登られてきたのでしょうか。丹沢山到着時も特に疲れていなかったので、4/5の第7回山行で諦めた蛭ヶ岳に挑戦するかどうか。行っChai Maxx?頑張っChai Maxx?なんて鼻歌を歌いながら、トキの名セリフ「今約束を果たそう」を思い出して挑戦することに決定しました。
丹沢山を出発すると、いきなり急な下り坂です。その後も急な登り返しがあり、これがひたすら続く感じです。Chai Maxxの歌詞の通り、びゅんびゅん駆けぬけることはできません。常に太陽に照らされて、3.4kmという距離にしては、これ以上に体力を消耗しました。時折風が強く吹き、天然のエアコン状態だったので助かりました。途中の不動ノ峰休憩所が唯一のゆっくり休める日陰でしょうか。お昼に戻ってこられたらご飯はここで食べようと決め、その後の鎖場を左手を庇いながら超えて、ようやく蛭ヶ岳に到着しました。
蛭ヶ岳の山頂は意外とこぢんまりしていて、あれ?と思いつつも、ここが丹沢の最高峰だと思うと感慨一入。約束を果たしましたよ!
まだ行ったことのない檜洞丸が気になりますが、無理は禁物。同様の趣旨の立札もありますので、檜洞丸は西丹沢自然教室スタートで挑戦することにします。あとは、姫次という文字を目にしましたので、こちらからも蛭ヶ岳に挑戦してみたいですね。
日差しを遮る場所がないので、不動ノ峰休憩所まで戻ります。蛭ヶ岳山荘手前の大きな水たまりに蛙の卵が産みつけられていました。こんなところでは干上がってしまうよ?
不動ノ峰休憩所は団体さんに占拠されていましたが、荷物をどけていただいて、場所を確保。ようやく日陰でゆっくりとすることができました。今日はかなり体力を消耗しているはずなので、食べられるだけ食べました。
食事を終え、丹沢山に戻って休憩していると、天気が一気に曇りだして冷たい風が吹き始めたので、雨が降るかな?降らなくても曇っている方が涼しいからいいや、と思っていたら、また晴れてきました。仕方がない、暑い中塔ノ岳まで戻りましょう。
塔ノ岳手前の急坂を超え、山頂に到着すると人で溢れていました。皆さん満足そうな顔で休憩されていたので、今の私に蛭ヶ岳は頑張り過ぎたかな?と急に寂しくなってきたので、下山開始。鍋割山経由で沢遊びをしたいと思いつつ、今日の目標である大倉尾根往復を達成するため、金冷シで左折。通過する各茶屋では、かき氷を食べている方が多く、大の氷好きな私にとって涎モノでしたが、無事に下山して大好きなガリガリ君を食べることを想像して進みました。
下山は大倉高原山の家経由とし、ここの水場では水が大量に出ていたので水浴びしたい衝動に駆られますが、ゴールは目前、ここも我慢。最後はお約束のお人形さんを撮影し、無事にゴールできました。
暑さと体質のため、補給した水分は食事も含めて3L程度。これでは夢の縦走なんて荷物が水だらけで到底不可能。水分補給をもう少し工夫しないといけませんね。
復帰戦の第2回目にしては、少しハードな行程だったかな?
こんばんは。
油断してたら、既に2座.....いや、正確には5座をクリアしてたのですね!
復帰おめでとうございます。
棒ノ嶺は、kenboさんが行かれた翌日にまた行って来ました(レコはまだですが。)
最近丹沢方面行ってないのでまた行って見たくなりましたよ!蛭ケ岳....僕には一泊コースかな〜😝
抜針が1週間早まったので復帰戦も早まり、予定日から逆算して身体を動かしていたので、直前は調整でバタバタでした。
棒ノ嶺は気に入りました。私もまた行ってみたいと思っています。
f1019r1012さんは毎週のように山に行かれているのですから、私と違って山用の筋力はバッチリ身についていることでしょう。蛭ヶ岳は楽勝だと思いますよ!
大倉BSスタートはあまりオススメできませんけれど…。
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