赤岳 <八ヶ岳の最高峰をムスメと>
- GPS
- 32:00
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,206m
- 下り
- 1,192m
コースタイム
1日
赤岳山荘9:10 → 南沢経由 → 行者小屋12:30(開山祭参加、ランチ、ムスメ仮死)13:45出発 → 地蔵の頭15:45 → 赤岳天望荘着(泊)
2日
赤岳天望荘6:45 → 赤岳山頂7:15 → 赤岳天望荘7:50
赤岳天望荘8:20 → 地蔵尾根経由 → 行者小屋9:45(休憩)10:30出発 → 赤岳鉱泉11:00 → 北沢経由 → 赤岳山荘12:40
天候 | 1日 快晴 2日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
この日は八ヶ岳開山祭のためほぼ満車 美濃戸口からの道はチョーデコボコ |
コース状況/ 危険箇所等 |
1日前後の晴天&気温上昇でコース上の残雪は大分減りました。 地蔵尾根は雪と赤土の混在でアイゼンしないで登り降りしている人がほとんどです。わたしたちは未熟な歩きをカバーするために登り残雪部分で軽アイゼン使用しました。 行者小屋⇔赤岳鉱泉の森の中はコンスタントに残雪、しかし傾斜がないので慎重に歩けば大丈夫だと思います。 沢沿いは残雪ほとんどありません。 わたしたちは行きませんでしたが、横岳、赤岩の頭にはまだ少し雪が残っているようです。 |
写真
感想
6月2日はムスメ、運動会の代休。
予定がわかってからずっと「この日は一緒に山に行こうね」
とごほうびをちらつかせて誘っていた。
ムスメは八ヶ岳か燕岳に行ってみたいと。
じゃあ赤岳はお母さんも登ってないから行ってみよう、と行き先決定。
八ヶ岳の開山祭ということは後になってから知って、人いっぱいだろうけどそれもまた楽しいんじゃない、と。
残雪状況をチェックして、ムスメの軽アイゼンも購入。
ムスメもまんざらでもなさそう。
と・こ・ろ・が!
ムスメ、全く歩けない!
学校にもあがってないようなちびちゃんたちに先を越される!
しかもまだ山に登ってないし!
行者小屋までなんと3時間半近くかかる!まじか!?
行者小屋の開山祭に母ちゃんは参加、娘は石に寄りかかり仮死。
この日のうちに赤岳に登り、翌日は横岳〜硫黄岳に縦走するつもりでいたけれど、ムスメのこの調子では厳しかろう…と母ちゃん涙にぬれる。
地蔵尾根はなかなかの急登で雪も残っている。しばらくノーアイゼンで歩くがすべって怖いのでアイゼン装着。
1度めは母ちゃんが付けてあげた。「お母さんすごいねぇ」とムスメ。
露土、露岩が続きアイゼンはずし、2度めは黙って見てると自分でやりはじめた。なんとかなってる。
やっぱり山はいろんなことを教えてくれる。
地蔵の頭への最後の岩を登りきった時のムスメの顔。真っ白だけどいい顔だった。
案の定「頭イタイ」が始まって、ご飯以外は寝続け、せっかくの五右衛門風呂も母ちゃん一人で入った。
五右衛門風呂は遠赤外線(?)効果か、もの凄く温まって夜眠れないくらいだった。
ムスメはよく寝てる。
翌朝、気配にはっと目覚めると、枕元に富士山が浮かんで見えた。
ムスメを起こし、一緒に眺める。無理やりトイレに行かせて(実は前日の出発前にトイレに行ったきりだった!)朝ごはんまで景色を眺める。
頭イタイも言わなくなり、食後、赤岳を目指す。山頂まではイワイワ、でも文句も言わず登っていく。360度の景色に見とれている。祠の前で何事か祈り、母ちゃんもここまで来られてよかったと神様に感謝を伝える。
本当は横岳に咲いたツクモグサをどうしても見たかった。でもムスメは「も〜う無理!」ときかない。
険悪なムードになりつつ地蔵尾根を下りる。母ちゃん下りは速いんだよ!どんどん置いて行く。
ムスメは残雪のところでアイゼン出して付けたりしていたみたい。
行者小屋でおやつを食べて少し仲直り。
「歌いながら歩くといい!」と妙な発見をしたらしく、大声で「ありの〜ままの〜」と歌いだした。まいっか。
北沢の道もいい気持ちでゴキゲン、でも長い林道でまたフキゲン、本当にめんどくさい!
自分がくさい!絶対お風呂に入る!というので、樅の湯へ。お年寄りがいっぱいでうれしそうだった。
かなりつらい山だったようで「また行く」とは言わないけど、わたしは懲りずに誘うんだろうな。
ムスメは太ったし、日ごろ運動を全くしていない。次は、ハードな山ではなく、気持ちいい森の中を歩くようなところに連れて行ってあげたいな。
そしてわたしは、最近歩いているからか赤岳全然オッケー!だった。ちょっとびっくり。
今年の夏はどこを歩こうか。
一人でもいいし、ムスメも行くといったら、しょうがない、連れて行こう。
どうせまたケンカしいしい歩くんだろうけど。
おつでーす。
ほー、これが母がド○ミちゃんと言っていた例の。。。
どこがド○ミちゃんですかい。ド普通じゃないですか。
よかったですねー娘さんと登れて。書いてある娘さんへの苦情は全部愛情に見えますが〜 。
周回するのはシンドカッタと思いますよ。つーか、たぶんこのレコの感じだと無理。
ナイス判断!!
そうそう、いっしょにいっしょに。
PS:
なに!赤岳ぜんぜんOK?
たぶんですが、自分も八ヶ岳に一番最初に登ったときに大感動でした。
最初にあの山塊が見え出したときに「おーーーーーーーーーーー!」と独り言。
きっと緊張感とワクワク感でいっぱい。そして、娘がいるため母の血が騒ぐ!!
か、日ごろの鍛錬の成果か!?
BlueSky_54さん、おはようございます!
赤岳、良かったです
来週もう一回行こうと言われてもいけると思います
ムスメは「もう山は行かないから!」と言い切ってます
山行くと痩せるよ〜とそそのかしているのですが、ドラミちゃんでいいみたいです
でもね、八ヶ岳はイケメンが多かった
とは言ってました
次はイケメンで釣るかな〜
本当にツクモグサには未練たっぷりで、ていうか横岳、硫黄岳まで行きたかったと帰る道々ネチネチ言ってやりましたよ!しかし、BlueSkyさんの仰る通り諦めて正解だったんですけどね〜
コメントありがとうございました
あ、そうだった!yumさんお怪我は治られたのですね??よかったです
お〜久々のお嬢様との山行が開山日の赤岳とはやりましたね
お天気に恵まれて良い山旅が出来ましたね。
私も昨年、開山祭の一週間後に天望荘泊まりでしたが、今回も豚足の生ハムが出たのでしょうか 天望荘はバイキングで大好きなんです
レコ拝見していたらツクモグサにまた私も会いたくなりました
お疲れ様でございました
生ハム!
残念ながら、生ハムは登場しませんでした…
日曜泊まりだったので、宿泊者は少なく、お料理もたくさん残りました。
杏仁豆腐が渇いたカラダに美味しくて嬉しかったです。五右衛門風呂はサイコーでした
moonsetさんは、昨年稲子湯に抜けるルートで歩かれてるんですよね。
ツクモグサ、見たかった〜 ヤマレコのツクモグサのチョーかわいいホワホワ写真を見せ、ムスメに再度ネチネチ言いました
ツクモグサはまた来年、秋に横岳、硫黄岳はリベンジしたいです 今度は1人でね
あ、お騒がせの転倒のケガは(笑)3日後に顔のかさぶたが取れ、膝の打ち身が青く残っている位で、気合い!でした。
いろいろお疲れ様でした
終わってみればいい思い出!ネッ!!
ムスメさんの心の中で辛い思い出が消去されるまで次回の話は出さない方がよいかと
そのうち脳内で記憶が整理されて良い思い出だけが残ると思います
ところでムスメさんの半袖状態が気になるのですが
刺したり噛んだりする嫌な虫はまだ出てないんですかぁ?!
八ヶ岳は、ムシムシはまだセーフでした。
もうすぐ出ますかね。
ムスメにはお高いウールの長袖をわざわざ買ってあげたのに、
長袖うざいし!と袖をまくり、フナッシーTシャツを上から着ていたあんぽんたんです。
そうですね、やっちまった感じはムスメが一番承知しているでしょうから、しばらくお誘いもご遠慮して時々八ヶ岳で見かけたイケメンの話なぞサブリミナル的に入力することにします。
360度の景色は満足していたようなので、キライじゃないとは思うんですけどね〜
コメントありがとうございました(´ε` )
nyagiレコも楽しみにしています!
こんにちは〜!
娘さんとのコラボ山行ですね
親子の微妙な距離感、反抗期という時なんで素直に受け入れないけどそれでもいつか打ち解けることになるんだろうなと読みながら強く感じました。
・・・自分もとんでもない反抗期を過ごしてとうとう山など一緒に行くことのなく育ってしまいましたので読んでてうらやましいなあと思います。
また懲りずに夏もどこかの山に引っ張り出しちゃいましょうね
コメントありがとうございます。
ムスメを連れ山を歩いていると、「親子でいいですね」とよく言われます。
年頃の女の子をマルキューでもなくディズニーリゾートでもなく
穴あきトイレしかない山に連れて行き「足を動かさなきゃ進まない!」と叱咤激励
それでも一緒に来ることを、喜ばしいと思わなければいけませんね。
P.S 青梅街道レコ、すごかったです!
こんにちはshiushiです。
私も最近母を無理矢理誘って ハイキングしているので
お母さんの気持ちを少し知れた気がしました
私たち母娘も時にケンカしつつ時に仲良く?歩いています
いつかは私も自分の子供と一緒に登ってみたいなあ〜
愛情いっぱいのレコありがとうございました
shiushiさん、こんばんわ!
スゴい雨ですね〜
ムスメはまだ小さい頃はよく歩き、山でたくさん可愛がられました。
年頃になって興味はかわり、「友だち母娘」なんて別の世界のお話ってほどわたしを悩ませるムスメになってしまいましたが、それでもスゴい景色をもっと見せたい、自然や自分と向き合ってほしい、あとどの位一緒に歩けるだろう、とダメもと承知で誘っています。
ムスメも子を持つ年代になったら、shiushiさんのように我が子を山に連れて行きたい、と思う人になってくれるといいなと思います。
お母さまとの山歩き、楽しんでください。
母のきもちとしては、この娘の母で幸せだ、ということにまちがいありません。
こんばんは!
娘さんとお山なんてイイですな〜!
親子だからけんかしいしい登れるっつーもんでしょ^^;
けんかできるってことは、お互いが気持ちが許せてるからだと思いますよ。
羨ましいな、こんなレコ!
娘さん、まだ学生さんお若いですからたぶん運動会のお疲れでしょ
でもお写真見る限りではとっても楽しそうに見えますが(^_^)
私ども長女は、もう勘だましできず、二女は何とか付いてきますが、なかなか登る機会がありません。一番下の長男は、まだ、だましのテクニックについてきますねきっと でもやっぱ部活だのなんだのと言って、いや〜親子で山ははなかな無理のようです
ちゃかり御神酒もいただいて開山祭お疲れさんでした(^^)/~~~
感想、読んでてほんわかしました。
娘さんとの親子登山、素敵な思い出ですね〜
次回も是非、親子登山で。
はじめまして・・足跡から来ました。赤岳と言えばここの五右衛門風呂だね。思い出は・・
蓼科〜横岳〜七ッ池〜縞枯山〜麦草峠(泊)〜天狗岳〜赤岳〜キレッツト小屋(泊)〜権現岳〜編笠山〜富士見をテント担いで縦走したのを思い出します。
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