棒の嶺【新緑と沢沿いのハイキング】
- GPS
- 05:12
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 598m
- 下り
- 855m
コースタイム
<登り>
登山口 11:15 − 岩茸石 13:02 − 権入峠 13:42 − 山頂 14:01
<下り>
山頂 14:51 − 権入峠 15:04 − 岩茸石 15:37 − 登山口 17:33
天候 | 晴天 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 特に危険な箇所は無し。 林道に出るまでは沢伝いに歩く。小さく徒渉数回する。 滝近くで、岩場あるが鎖しっかりしてる。 ◆下山後の温泉 有馬ダムの入り口に、さわらびの湯 http://sawarabino-yu.jp/ 営業時間夕方6時まで |
写真
装備
個人装備 |
グローブ 1 青色
ザックカバー 1 青色
レッグカバー 1 青・黒
レインウエア 1 上下・青色
コンロ 1
ボンベ 1 225g
コッヘル(鍋) 2 1組
ラジオ 1
ガーミン550TC 1
十徳ナイフ 1 ヴィクトリノックス
ヘッドランプ 1
コップ 1
救急セット 1 絆創膏・エマージェンシーシート・他
痛み止め 2 湿布・飲み薬
タオル 1
登山靴 1 ゴローS8
専用靴下 1
携帯電話 1 au
ティッシュ 4
携帯灰皿 1
水 2 1.5ℓ、500ml
チョコレート 1 小袋もの
ドリップコーヒー 2
グラニュー糖 4 2gパック
ポーションミルク 2
タバコ 2
ザック 1 青色・グレゴリー
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感想
この数ヶ月、数日とイヤな事ばかり
気分転換に奥多摩の大岳にでも登ってみようかと企てたが、数日間の寝不足で予定してた朝4時の起床は見事にスルー…
結局起きたのは7時過ぎ
それでも好天とフラストレーションが山に気持ちを向けてくれた。
近くて、気軽に歩けると言ったら…ここしかないと思い三度目の棒の嶺へ向かった。
途中のコンビニで、水2リットルと、500ミリリットル、カップヌードル、ピーナッツチョコ、おにぎりを買って、登山口のある名栗湖へ走った。
時刻は既に11時を回っている。
それでもダムの上、周遊道路は登山口へ向かう人達が何組かいた。
登山口近くに路駐して、準備して出発。
登山口にある水場は渇水してた。
二度来たことのある道とは言え、久しぶりの山歩きはやっぱりキツイ。
時間帯、気温のせいもあるだろうけ汗が瞬く間に噴き出してきた。
先月の北八ヶ岳で靴擦れになった妻の足も気懸かりだけど、自分の体力が気になる。
小さな尾根を数回巻きながら上がっていくと、沢の水音が近づいてきた。
左の眼下に沢が見えてきた。
その少し先で道は沢伝いに進む。
水面が近いと空気がヒンヤリと気持ちいい。
水辺で一休みしながら歩を進める。
周りのハイカーは様々で、5歳位の女の子を連れた家族や、軽装で歩く年配の夫婦、公園にでも来たのかと思わせるような格好のアジア系の家族など色とりどりだ。
白孔雀の滝の脇はちょっとした岩登り。
鎖もきちんと整備されていて、それに掴まらずとも手を使わずには登れるのだが、妻は岩場は初体験。
おっかなびっくり登ってくる。
この辺りから、頂上まであとどの位かと聞き始めてきた。
コースタイムでは、あと一時間位といったところか?
休まなきゃあと一時間位だよと言うと頑張って再び歩き始めた。
やがて、ハードルのようになった木の階段を上がると林道に出た。
林道を横切った所に以前は東屋があったのだが、土台だけになっていた。
ここで日陰を選び一休み。日なたは刺すような暑さだ。
ここから、急斜面を少し直登する。
斜面の終わり近くてには最近付けられたと思われる緑色のロープが垂れていた。
これを登り切ると巻き道となり暫くはほぼ平坦な道になる。
やがて、大きな岩が左手にある分岐に出る。
岩は「岩茸石」。
岩の裏へ廻ればさわらびの湯へそのまま降りる。
山頂へはここを右に折れる。ここから再び斜度が増す。
階段が丸木で作られているが土が削られ、まるでハードルの有様。
階段の脇を少しずつ登る。
今までの山行ではあまり休まなかった妻がちょくちょく立ち休みするようになってきた。
妻も体調はあまりよくないみたいだ。
靴擦れよりも力が出ないと言っている。
少し登っては振り返り様子を見て登る。これを繰り返し、ようやく権入峠(ゴンジリトウゲ) まで来た。
ベンチで一休みして、山頂を目指す。
上からは団体、グループ、ペア、単独の人達がバンバン下ってくる。
この時間なら普段はとうに下山の途についてる。まぁでも、その分静かな山頂が堪能できるというもの。
時間はたっぷりあるし、今日はこの様子なら夕立もなさそう。
憂うより喜びを感じろだな
権入峠からはますます妻のペースが落ち、立休み、座り休みが増えた。
シャリバテしてるなと思い、チョコでも口に入れるように勧めたが気持ち悪いからいいという。
引き返すかと聞くと悔しいから、後少しだから行くと言う。
妻のペースを見ながらゆっくりのんびり登って行く。
広い山頂は相変わらずだ。
先客は少なかったが、それでも家族連れやグループ、夫婦連れなど7組ほどが思い思いの場所で山頂の空気を堪能している。
ちょうど木陰になっているテーブル付のベンチに陣取り昼食タイム。
カップヌードルとおにぎりを二人で分け合った。
食欲のなかった妻も食欲が少し戻ったようだ。
山頂の風と風景を満喫し下山を始める。
下山前に妻は念のために靴擦れになりそうな場所に絆創膏を貼った。
それでも下り坂になると踝あたりが靴に当たるようだ。
あっという間に岩茸石まで下ってきた。
登りの時には登下山する人たちで賑わっていたが、今は誰もいない。
ザックを下ろし自分一人で岩に登ってみた。
苦労して表側から登ってみたが、登り切ってみると裏側から簡単に登れることに気付いた。
林道を横切った後から妻が左膝裏が痛むと訴えた。
膝にタオルをきつく巻き付け、だましだまし歩かせた。
ザックに括り付けていたストックを一本持たせたが、痛みは酷くなる一方の様子。
ペースは一気に落ちたが、少しづつでも進めばいつかは着く。
数か所の岩場では手を貸しながらゆっくりと下った。
数人の下山者に抜かれ、恐らく登山口に着いたのはこの日の最後だと思う。
疲れた体を温泉で癒そうとしたが、さわらびの湯は「準備中」の看板が…
時刻は間もなく6時。あとでHPを見ると開業時間は6時までになっていた。
仕方なく、そのまま帰路についた。
妻は足が痛くなって悔しいと言っていたが、久しぶりに汗をたっぷりかけて気持ち良かったとも。
いい方向にすべてが進むようになるといいな。
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