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Yamareco

記録ID: 4602369
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ハイキング
富士・御坂

富士山須山口登山道を日帰り(須山浅間神社580m〜剣ヶ峰3776m)

2022年08月19日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
16:55
距離
50.4km
登り
3,415m
下り
3,403m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
15:02
休憩
1:45
合計
16:47
距離 50.4km 登り 3,415m 下り 3,417m
0:01
49
須山浅間神社
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ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
須山浅間神社には数か所駐車場があるが、西側のトイレのある「公式P」に停める。
参拝のための数時間ではなく登山のために1日停めて良いか事前に問い合わせたところ、良いとのことでした。
コース状況/
危険箇所等
須山口登山道は鎌倉時代からあった登山道だが、明治になってJR御殿場線が開通したことで御殿場駅からの登山道が開かれ、これが須山口登山道の2合8勺に接続。これにより須山口登山道は次第に廃れた。
1996年に須山口登山道保存会が発足して、1999年にかけて整備され、幻の登山道が復活した。
(ヤマケイ「山麓から登る富士山」より要約)

今回、ヤマケイアルパインガイド掲載のコースをトレースするために地図もコピーして持参したが、ヤマレコの「みんなの足跡」があるので歩行中はスマホで確認するだけで良かった。

【須山浅間神社(0合目)〜水ヶ塚公園(1合目)】
ガイドブックのコースタイムは
浅間神社〜忠ちゃん牧場 1:10
忠ちゃん牧場〜弁当場 1:10
弁当場〜フジバラ平 0:55
フジバラ平〜水ヶ塚公園 1:20
標高差は900mくらいだがずっと登り基調で、富士の裾野の緩やかな傾斜を実感できる。

前半は住宅街、車道、林道、遊歩道のミックスという感じだが、弁当場以降は登山道、それも荒れ気味の登山道となる。道迷いや沢への滑落の危険あり。ピンクテープがたくさんあるが、これは裏を返せば踏み跡が薄いということ。ナイトハイクではテープを探すのに必死、結構迷った。滑落の危険は復路明るい時間に歩いて気付いた。
このコース、要所要所で近づいてくる富士の雄姿が仰ぎ見れる素晴らしいロケーションにある。時に絶景。昼間に歩くのが良いと思う。富士が雪化粧した時期ならなお良し。

【水ヶ塚公園〜宝永山】
それまでの荒れた登山道と比べるとよく整備されていてホッとする。宝永山までで標高差2100m、残り山頂まで1100m。富士宮口から宝永山を経て御殿場ルートを登る「プリンスルート」が須山口登山道の後半部分となる。

【宝永山〜御殿場ルート山頂】
宝永山馬の背から御殿場ルートの下りを少しだけ逆走すると、右に分岐があり「富士山頂」の標識がある。この道を行くと御殿場ルートの6合目に出る。私は逆走を続け7合目へ抜けてしまったが、下山路は砂礫のズブズブが酷く歩きにくいので、通常は標識に従って登山路を。

7合4勺わらじ館、7合5勺砂走館、8合赤岩館(7合9勺にある)と営業小屋が続くのでゆっくり休憩できる。
赤岩館前が一番狭いわりに混むので、わらじ館か砂走館の軒先が休憩適地。

【山頂から旧2合8勺までの下り】
須山口登山道は下山路が少し異なる。御殿場ルートを下り、宝永山方面には行かず、大砂走に入る。
大砂走りを勢い余って次郎坊まで下らないように。登山路と下山路が接近してブル道が横切っているところが2合8勺。標識はないが、右に分岐した踏み跡あり。

【旧2合8勺〜水ヶ塚】
踏み跡はやがてほとんど消えてしまう。一定間隔で柱のようなものが立っているのでそれを目印に四辻を目指す。濃霧だと双子山を見て位置関係がつかめなくなるし、柱も見つけられず苦労するだろう。私は四辻にまっすぐ出れなかったが、四辻を横切っている登山道に必ず出るので、それに気づければ問題なし。
四辻から先はほぼ明瞭。

【水ヶ塚公園〜浅間神社】
長かった。よくここを登ったなという感じ。
水ヶ塚公園の建物の脇に水道があるので、ほぼ全身洗って気分転換してゆっくり休憩したのちに再スタートしました。
ナイトハイクの答え合わせのような復路。時々振り返るも富士は霧に包まれていることがほとんどでした。

【水の補給】
前半の車道、車道を渡る部分に自販機やコンビニはない。
弁当場から水ヶ塚公園手前の水源地まではところどころで沢の水を汲むことは可能。

水ヶ塚公園には自販機あり。水道もあるが飲用としては?

その後は前記3つの山小屋で500mlペットボトル500円。
富士宮ルート山頂にも小屋売店あり。

その他周辺情報 御胎内温泉
予約できる山小屋
御殿場口七合四勺・わらじ館
2022年08月19日 00:08撮影 by  SO-41A, Sony
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要所要所に道標あり。
2022年08月19日 00:15撮影 by  SO-41A, Sony
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要所要所に道標あり。
2022年08月19日 01:08撮影 by  SO-41A, Sony
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2022年08月19日 01:40撮影 by  SO-41A, Sony
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車道歩きもあります。
2022年08月19日 03:17撮影 by  SO-41A, Sony
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車道歩きもあります。
水ヶ塚公園で道路を渡って御殿庭へ。
2022年08月19日 03:28撮影 by  SO-41A, Sony
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水ヶ塚公園で道路を渡って御殿庭へ。
2022年08月19日 04:03撮影 by  SO-41A, Sony
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2022年08月19日 04:54撮影 by  SO-41A, Sony
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2022年08月19日 05:32撮影 by  SO-41A, Sony
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富士山頂
2022年08月19日 06:16撮影 by  SO-41A, Sony
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富士山頂
富士山頂(左)から宝永山の稜線。
左(写真真ん中)のくぼみが宝永第一火口、右下が第二火口。
2022年08月19日 06:16撮影 by  SO-41A, Sony
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富士山頂(左)から宝永山の稜線。
左(写真真ん中)のくぼみが宝永第一火口、右下が第二火口。
宝永山の山頂標があるのは稜線の右端。一番標高の高いところではない。
実際のところ山というよりは火口壁に過ぎない。
2022年08月19日 06:26撮影 by  SO-41A, Sony
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宝永山の山頂標があるのは稜線の右端。一番標高の高いところではない。
実際のところ山というよりは火口壁に過ぎない。
宝永第一火口の火口壁が尾根のよう。尾根の右を登っていくのがプリンスルート。
2022年08月19日 06:59撮影 by  SO-41A, Sony
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宝永第一火口の火口壁が尾根のよう。尾根の右を登っていくのがプリンスルート。
宝永山山頂。
2022年08月19日 07:00撮影 by  SO-41A, Sony
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宝永山山頂。
2022年08月19日 07:10撮影 by  SO-41A, Sony
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2022年08月19日 07:10撮影 by  SO-41A, Sony
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富士山で唯一と言ってもいい高山植物、イワツメクサ。
2022年08月19日 08:32撮影 by  SO-41A, Sony
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富士山で唯一と言ってもいい高山植物、イワツメクサ。
8合目にある長田尾根の取付き点。冬の登山道で、夏は左側の谷間をつづら折りに登っていく。
2022年08月19日 08:58撮影 by  SO-41A, Sony
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8/19 8:58
8合目にある長田尾根の取付き点。冬の登山道で、夏は左側の谷間をつづら折りに登っていく。
御殿場ルート山頂が見えた!
2022年08月19日 09:40撮影 by  SO-41A, Sony
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御殿場ルート山頂が見えた!
剣ヶ峰、久しぶりに行きました。測候所があるので360度の展望ではないけど、最後の登りは滑りやすく登りがいあり。
2022年08月19日 09:58撮影 by  SO-41A, Sony
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剣ヶ峰、久しぶりに行きました。測候所があるので360度の展望ではないけど、最後の登りは滑りやすく登りがいあり。
最後の登り。短く見えますが、みんな喘いでいてゆっくりゆっくりです。
2022年08月19日 10:03撮影 by  SO-41A, Sony
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最後の登り。短く見えますが、みんな喘いでいてゆっくりゆっくりです。
四辻と言いながら一方を指していませんが、それが旧2合8勺からの下山路。
2022年08月19日 12:22撮影 by  SO-41A, Sony
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四辻と言いながら一方を指していませんが、それが旧2合8勺からの下山路。
撮影機器:

感想

須山浅間神社〜水ヶ塚公園の登りと下りのコースタイムが同じだったことに気付きました。行きは気張って登り、帰りはかなりだらけたようです。
計画では14時に下れる予定でした。
辛かったのは、7合目からの登りが御殿場口から登るときのように軽快にはいかなかったことと、最後の水ヶ塚公園からの下り。

この登山道は1泊したほうが楽しめる要素が多いと思います。あるいは、水ヶ塚公園で区切って、下と上は別の機会にやってもよいでしょう。

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