記録ID: 460661
全員に公開
アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍
穂高連峰
2014年05月21日(水) ~
2014年05月24日(土)
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 33:37
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 2,185m
- 下り
- 2,859m
コースタイム
21日
長島1限出席の後、自家用車で湘南台発。
13時、厚木にて長野と待ち合わせ。
15時50分、さわんどバスターミナル到着。
タイミング良く16時過ぎのバスに乗り込む。
16時30分上高地に到着するも、生憎の雨天。
ザックカバーを装着しようとするも、長野のカバーは見当たらず。
なんやかんやして、17時上高地発。
岳沢までちらほら積雪あり。
岳沢小屋周辺積雪約1m。
降雨により雪の状態は最悪。グサグサ。
19時岳沢小屋 設営
19時30分受付ガイド協会の検定か。熊田光治さん、佐藤裕介さん、今井健司さんその他数名がいた。
熊田さんに天候に注意するようアドバイスを頂く。
「今日の降雨で上部に30~40cmの積雪があるだろう。トリコニー以降は気を付けるように。」
食事 お茶漬け
20時過ぎ就寝
22日
3時30分起床するも雨が降り続いていたため、再度寝る。
5時に再度起きるが、雨が止みそうにないので、その日は停滞と判断する。
ガイド協会はクレバスに落ちた客の引き上げ訓練をしていた。
降雨は時折みぞれもまじり岳沢小屋周辺も積雪約1cm。
夜、受付に行った際、ガイド協会の方に明日奥穂南陵に登るということを言うと、雪の状態に気をつけろと言われる。
23日は湿雪雪崩の危険性があるので、どのルートも登攀不可と判断。奥穂南陵よりも前穂北尾根を優先することにし、翌日涸沢に移動することを決めて21時頃就寝。
23日
3時起床 撤収し、4時出発。
涸沢に向けて出発する前、岳沢周辺の雪の状態を確認。
奥穂南陵は登れると判断し、再度パッキング。
4時30分頃 出発。
岳沢周辺は快晴。時折雲が湧き上がってくるが、停滞することはなく、全般的に快晴が続いた。後半は雲が多かったような気がする。
扇沢は古いデブリの上に雪が被さっているような状態だった。
扇沢に入ってから間もなくの鞍部から尾根に取り付く。
ハイマツのヤブコギ、ラッセルをしながらトリコニーに取り付く。このとき取り付いているものがトリコニーかどうかはわかっていなかった。
トリコニー1峰取り付き?時
1p(取り付き前) 長野リード
2p 長島トップアンザイレン トリコニー取り付きまで
3p 長野リード 南東側から回り込むような形でトリコニーに取り付く
コブ尾根の雪庇がおっかない。
4p 長島リード 支点が少なく短めで切った気がする。standing ax belay
5p ?
トラバース 長島アンザイレントップ北西方面の隣の尾根に渡る。
雪稜歩行 長島アンザイレントップ傾斜強
南陵の頭から奥穂山頂は緩やかな雪面だった。おっかない雪庇あり。雷鳥あり。
終始お互いのコールは聞こえる程度のか風だった。
下降は穂高岳山荘経由、ザイテングラートの踏み跡を辿っていった。
穂高岳山荘までの下降は懸垂下降ロープ一杯が1回と鎖場35m?
ザイテングラートの雪の状態は非常に悪く、パンツ、グローブなど激濡れ。
涸沢小屋のテラスで乾燥作業。6峰横のの沢筋で小規模な雪崩。
おばさんに質問される。学生?どこの?いろいろ聞いてゴメンね。
夕食は屋根付きベランダで長島がFDのビーフシチュー、長野がFDの麻婆茄子とお茶漬けを食べる。
日の暮れぬうちに翌日のアプローチを確認。
日が暮れ始める頃、ビバークの準備にかかる。テントマットの上に2人用ツェルトを敷く。各々のザックを載せたうえで、1人用ツェルトで二人のシュラフカバーを包んだものをさらに、先に出た2人用ツェルトで包んで寝ようとする。18時過ぎ。
19時頃、天も暗くなり、気温はかなり下がってきた。
雪上のビバークにはマットが欠かせない。
24日
結局、全く眠らないまま2時30分ごろ朝食のカップヌードルを食べた。体が温まる。
3時過ぎ、北尾根取り付き5.6のコルへのアプローチ開始。
雪は締まっているところもあれば、ズブズブハマるところもある。ここの登りはかなりきつかった。
4時過ぎ、5.6のコル着。モルゲンロートが美しい。5峰をフリーで登る。左巻き。快適なクライミング。
4峰、フリーで登るが上部は雪の状態が悪いのもあって少々難しく感じた。
8時過ぎ、3峰からロープを出す。どのあたりから取り付くか悩んだが、左側少し上がったところにある残置から取り付くことにした。
ルート情報には3級程度とあったが、それよりも難しく感じた。
おもに1,2ピッチ目。
10時過ぎ、2峰もロープを出す。1ピッチ目はノーロープで行けただろうが、ロープを出した。(判断不足?)
2ピッチ目は右巻きで、ボルダーチックなマントリングがあった。
11時、前穂高岳山頂。
上高地から登ってきた登山客に会い、どのルートで登ってきたかを聞く。
奥明神沢を降りることにする。
傾斜もきつく、雪の状態も非常に悪かった。
岳沢小屋がいつまでたっても大きく見えない。
途中5人の登山客とすれ違う。
13時ごろ、岳沢小屋着。
パッキングをし直し、14時ごろ岳沢小屋出発。
長島1限出席の後、自家用車で湘南台発。
13時、厚木にて長野と待ち合わせ。
15時50分、さわんどバスターミナル到着。
タイミング良く16時過ぎのバスに乗り込む。
16時30分上高地に到着するも、生憎の雨天。
ザックカバーを装着しようとするも、長野のカバーは見当たらず。
なんやかんやして、17時上高地発。
岳沢までちらほら積雪あり。
岳沢小屋周辺積雪約1m。
降雨により雪の状態は最悪。グサグサ。
19時岳沢小屋 設営
19時30分受付ガイド協会の検定か。熊田光治さん、佐藤裕介さん、今井健司さんその他数名がいた。
熊田さんに天候に注意するようアドバイスを頂く。
「今日の降雨で上部に30~40cmの積雪があるだろう。トリコニー以降は気を付けるように。」
食事 お茶漬け
20時過ぎ就寝
22日
3時30分起床するも雨が降り続いていたため、再度寝る。
5時に再度起きるが、雨が止みそうにないので、その日は停滞と判断する。
ガイド協会はクレバスに落ちた客の引き上げ訓練をしていた。
降雨は時折みぞれもまじり岳沢小屋周辺も積雪約1cm。
夜、受付に行った際、ガイド協会の方に明日奥穂南陵に登るということを言うと、雪の状態に気をつけろと言われる。
23日は湿雪雪崩の危険性があるので、どのルートも登攀不可と判断。奥穂南陵よりも前穂北尾根を優先することにし、翌日涸沢に移動することを決めて21時頃就寝。
23日
3時起床 撤収し、4時出発。
涸沢に向けて出発する前、岳沢周辺の雪の状態を確認。
奥穂南陵は登れると判断し、再度パッキング。
4時30分頃 出発。
岳沢周辺は快晴。時折雲が湧き上がってくるが、停滞することはなく、全般的に快晴が続いた。後半は雲が多かったような気がする。
扇沢は古いデブリの上に雪が被さっているような状態だった。
扇沢に入ってから間もなくの鞍部から尾根に取り付く。
ハイマツのヤブコギ、ラッセルをしながらトリコニーに取り付く。このとき取り付いているものがトリコニーかどうかはわかっていなかった。
トリコニー1峰取り付き?時
1p(取り付き前) 長野リード
2p 長島トップアンザイレン トリコニー取り付きまで
3p 長野リード 南東側から回り込むような形でトリコニーに取り付く
コブ尾根の雪庇がおっかない。
4p 長島リード 支点が少なく短めで切った気がする。standing ax belay
5p ?
トラバース 長島アンザイレントップ北西方面の隣の尾根に渡る。
雪稜歩行 長島アンザイレントップ傾斜強
南陵の頭から奥穂山頂は緩やかな雪面だった。おっかない雪庇あり。雷鳥あり。
終始お互いのコールは聞こえる程度のか風だった。
下降は穂高岳山荘経由、ザイテングラートの踏み跡を辿っていった。
穂高岳山荘までの下降は懸垂下降ロープ一杯が1回と鎖場35m?
ザイテングラートの雪の状態は非常に悪く、パンツ、グローブなど激濡れ。
涸沢小屋のテラスで乾燥作業。6峰横のの沢筋で小規模な雪崩。
おばさんに質問される。学生?どこの?いろいろ聞いてゴメンね。
夕食は屋根付きベランダで長島がFDのビーフシチュー、長野がFDの麻婆茄子とお茶漬けを食べる。
日の暮れぬうちに翌日のアプローチを確認。
日が暮れ始める頃、ビバークの準備にかかる。テントマットの上に2人用ツェルトを敷く。各々のザックを載せたうえで、1人用ツェルトで二人のシュラフカバーを包んだものをさらに、先に出た2人用ツェルトで包んで寝ようとする。18時過ぎ。
19時頃、天も暗くなり、気温はかなり下がってきた。
雪上のビバークにはマットが欠かせない。
24日
結局、全く眠らないまま2時30分ごろ朝食のカップヌードルを食べた。体が温まる。
3時過ぎ、北尾根取り付き5.6のコルへのアプローチ開始。
雪は締まっているところもあれば、ズブズブハマるところもある。ここの登りはかなりきつかった。
4時過ぎ、5.6のコル着。モルゲンロートが美しい。5峰をフリーで登る。左巻き。快適なクライミング。
4峰、フリーで登るが上部は雪の状態が悪いのもあって少々難しく感じた。
8時過ぎ、3峰からロープを出す。どのあたりから取り付くか悩んだが、左側少し上がったところにある残置から取り付くことにした。
ルート情報には3級程度とあったが、それよりも難しく感じた。
おもに1,2ピッチ目。
10時過ぎ、2峰もロープを出す。1ピッチ目はノーロープで行けただろうが、ロープを出した。(判断不足?)
2ピッチ目は右巻きで、ボルダーチックなマントリングがあった。
11時、前穂高岳山頂。
上高地から登ってきた登山客に会い、どのルートで登ってきたかを聞く。
奥明神沢を降りることにする。
傾斜もきつく、雪の状態も非常に悪かった。
岳沢小屋がいつまでたっても大きく見えない。
途中5人の登山客とすれ違う。
13時ごろ、岳沢小屋着。
パッキングをし直し、14時ごろ岳沢小屋出発。
天候 | 21日 雨 22日 雨 23日 晴 24日 晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
そこから上高地までバス。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
奥穂北尾根、ザイテングラート、前穂北尾根、奥明神沢、いずれも雪の状態は悪かった。 穂高山荘への懸垂下降25m1P。そこから鎖場。 |
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