塩見岳(西峰、東峰)
- GPS
- 28:25
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 2,324m
- 下り
- 2,327m
コースタイム
- 山行
- 3:17
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 3:27
- 山行
- 10:37
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 11:25
天候 | 霧(曇り)、雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三伏峠までに、数か所の滑りやすい木段、岩場越え箇所あり。塩見岳直下の岩稜、鎖場では墜落・滑落・落石注意。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
テントマット
シェラフ
ヘルメット
携帯トイレ
|
---|
感想
天気予報や気象情報を睨みながら、何とか日程をつくって出かけた南アルプス。できれば久々に3000m峰に登りたいと思っていて、今回は登山口までのアプローチが比較的取りやすい塩見岳へ。大昔に一度チャレンジしたことがあるが、西峰手前で落雷に遭い、止む無く断念し撤退したため、登頂できていなかった。今回はてんくらA判定、不安定な天候ではあるものの、月曜日に比較的ゆっくりと出発し、予約の要らないテント場がある三伏峠小屋に宿泊して翌日、塩見岳にトライする計画だ。
【DAY 1】
まず越路ゲート駐車場から鳥倉登山口まで、鳥倉林道を歩く事になるが、晴れて暑い!アサギマダラ最盛期とみえて気持ちは踊るが、暑く風も弱くてこれだけで体力を奪われる。後でGPS軌跡を確認すると、オーバーペースだったかもしれないことが窺える(苦笑)。鳥倉登山口から入山するが、気温21℃程度の割りに地形の影響もあって無風、湿度が高いので汗がダラダラ、息が上がってこれだけでバテバテに…。やはり2か月以上も山に行っておらず、身体がなまり切っているのだろうか〜。その後、ふくらはぎ→太腿→鼠径部と、大きい筋肉に向かって攣っていく。う〜ん、調子出ない…というより、こんな状態で塩見まで行けるのか!?
三伏峠に行く途中で、次第に雲行きが怪しくなってきた。途中でエナジーチャージしながら(行動食は豊富にあった)、何とか三伏峠小屋に到着(気温16〜17℃)。テント場の受付をしていたら…土砂降りの雨が!😱雨の中の設営を余儀なくされ、いきなりツェルトや荷物を濡らしてしまう。
これにより、夜は濡れと結露との闘いになったのだ…。ビールを小屋で買って飲んだりしてみるが、このビールの美味しいこと♪食事はサラダチキンとチキンライス(写真撮れず)。
雨は降ったり止んだりで、合間を縫って食事を取ったり、何とかバーナーの火でツェルト内を乾燥させるように頑張ってみた。もちろん、しっかり乾くにはほど遠いが。日付が変わるころだっただろうか、雨はぶり返すことがなくなり止んだようだ。星も見る事ができず残念。
【DAY 2】
夜明け前、3:43に目が覚めた。月が雲間から出ている。チャンスだ。ゴソゴソと動き出し、ツェルト内を再び乾かすべく、出入口を開けて換気しつつ朝食準備。朝からドライカレーにビーフシチュー(写真なし)。
まだ乾ききっていないツェルトを片付け、ここから塩見岳までピストンのため、シュラフ、マット、ツェルトをデポさせてもらい、果たして塩見まで足が持つのか心配しながらも5:30に出発。
南風が出てきていた。三伏山では何とか視界はあるが、雲海状態になってきていた。塩見小屋までの道は、森林限界をたまに超えるが、下回って樹林帯を進むことの方が多い。足は痙攣などもなく、昨夜休んだことで回復したようだし、身体も慣れたのだろう、ある程度楽に歩けた。気持ち的にとても遠く感じた塩見小屋、ここでアクエリアス600ml(700円)を買うが、ここで1本飲めてしまった。
ここからヘルメットを装着。この時、辺りは真っ白で塩見小屋から見えるはずの塩見岳は全く見えない。小屋から約50分で山頂というルートタイムだ。次第にガレ場と岩稜になってくる。第1の鎖場でストックをデポさせてもらい、そこから手足で登る。相変わらず視界は開けない。真っ白だ😱
岩稜のトラバースや急登区間を抜け(滑落・墜落注意)、本峰への登り返しもクリアし、西峰(3047m)へ。ガスガスで何も見えない。休まず東峰(3052m)に行くが、360°パノラマは今回もお預け😢しばらく佇んでみたが結局見えず。(※西峰山頂3047mに二等三角点があり、ここが正式に山頂とされている)
帰りの道中も長く、2日目で下山完了しなければならない。その為早めの時間で下山開始。しかし、この道中…改めて思うが、とにかく長い(笑)。足が疲れているせいもあったが、塩見小屋〜三伏峠までは8割樹林帯だし、三伏峠〜登山口も樹林帯。結構修行のような道中だ(笑)。歩いても歩いても全然到着しない(笑)。結局天候は回復せず、午後からは再び、雨が降ったり止んだりなってしまった。
下りもペースを上げ過ぎないよう、配分に気を付けて歩いていった。三伏峠でデポした荷物をリパッキングして下山。ここから先、林道歩きを含めて再び修行の道を歩いて、脚の限界に挑戦する形となった(笑)。
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