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Yamareco

記録ID: 4627698
全員に公開
ハイキング
近畿

熊野古道:中辺路(下三栖〜稲葉根〜北郡〜滝尻、田辺「道分け石」の周り)【和歌山県】

2022年08月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:07
距離
22.6km
登り
468m
下り
401m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:49
休憩
0:22
合計
8:11
距離 22.6km 登り 479m 下り 418m
6:13
49
スタート地点
7:02
7:03
76
8:19
8:39
71
9:50
9:51
89
11:20
40
12:00
144
14:24
ゴール地点
●コースタイム
ヽ絞發
田辺市内P 614 ― 栖ノ口踏切 618 ― 会津川 623 ― 高山寺 626 ― 田辺駅へ左折633 ― 紀伊田辺駅 638

▲織シー移動
紀伊田辺駅 642 = 下三栖交差点西側 654

ハイキング
下三栖交差点西側 654 ― Vショップ先で南へ 656 ― 左会津川 658 ― 三栖王子跡 703 ― 車道横断 705 ― 次の車道横断 710 ― 左方の下り道へ 720 ― 新岡坂トンネル東口前 729 ― 八上王子跡 734 ― 田中神社跡 746/749 ― 下岡BS(王子谷道への分岐点) 756 ― 住宅地奥の山道入口 800 ― 最高点 806 ― 車道へ復帰 820 ― 稲葉根王子 822/小休止/838 ― 根皆田交差点 846 ― 市ノ瀬橋 851 ― 一瀬トイレ 902 ― 一瀬王子 908 ― 加茂橋 926 ― 大塔郵便局角 937 ― 山道へ 940 ― 千人供養塔 942 ― 鮎川王子 948 ― 鮎川新橋 949 ― 住吉神社 957/小休止/1006 ― 御所平 1019/1022 ― のごし橋 1024 ― 北郡スタンプ押印所 1031 ― 道祖神と庚申塔 1033 ― 国道311号の下をくぐる 1046 ― オオウナギ生息地碑 1049 ― 北郡トンネル上の峠 1058 ― 舗装路へ 1104 ― 小休止 1110/1116 ― 国道311号横断 1118 ― 吊り橋 1119 ― 清姫の墓 1128/1130 ― ねむの木食堂 1131 ― 清姫BS 1132 ― 国道311号へ 1143 ― 大滝橋 1150 ― 滝尻王子橋 1154 ― 滝尻BS1156 ― 滝尻王子 1157

ぢ貎で休憩と昼食

ゥ丱弘榮
滝尻 1315 =<明光バス>= 湊 1352

Τ絞發2
湊BS 1352 ― 道分け石 1357 ― 旧会津橋右岸 1410 ― 会津橋 1410 ― 田辺市内P 1424

●行動時間
00:24+05:03+00:32=06:01
天候 晴れ、曇り
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
●今回の移動
(和歌山=田辺市内駐車場)
田辺P―高山寺―紀伊田辺駅
(紀伊田辺駅=<タクシー>=下三栖)
下三栖―稲葉根王子―一ノ瀬王子―北郡―滝尻
(滝尻=<龍神バス>=湊)
湊バス停―旧会津橋―会津橋―田辺P
(田辺市内駐車場=和歌山)

●登山口へのアクセス
○下三栖
・明光バス長野線が運行しているが、本数や時間帯のこともあり使うのは容易ではない。月水金運行の第1便であれば、かろうじて朝から行動できる。土日は「潮見号」として運転。紀伊田辺駅1020発下三栖1035着。復路便は下三栖1100発紀伊田辺駅1115着。うまく組めば使えないこともない
※ただし、2022年7月に発生した崩土により、8月6日からは長野線土日便「潮見号」は運休しているので要注意
・紀南病院までは土日でも数便あるので、ここから歩いて行く手もある。紀南病院から熊野橋まで約10分、下三栖までだと20分強くらい
・ちなみに八上王子、田中神社には上富田町のコミュニティバスが通っている。月曜・木曜のみの運行だが、「八上王子」バス停で7時台から17時台まで5本あるのでうまく使えるといいかもしれない

○滝尻王子
・龍神バスや明光バスで紀伊田辺駅から「滝尻」バス停まで行く。バス停は国道311号沿いにあり、滝尻王子はそこを東へと曲がった国道371号沿いにある。約100mで王子の入口がある
・紀伊田辺駅から滝尻まで約40分、本宮大社前から1時間半(快速便2本は1時間)
・2022年のダイヤでは、紀伊田辺からは13便、本宮大社前からは7便
・滝尻王子の左手に熊野古道中辺路の「起点」と称する番号道標がある。古道はその先から続いている
・自家用車の場合には、滝尻王子よりさらに東進し、およそ200mのところにある「熊野古道館駐車場」を利用できる

○稲葉根王子
・龍神バスや明光バスで紀伊田辺駅から「稲葉根王子」バス停まで行く。稲葉根王子へは、バス停から西へ約130mのところにある入口こら行く
・紀伊田辺駅から稲葉根王子まで約30分、本宮大社前から1時間40分(快速便2本は1時間)
・2022年のダイヤでは、紀伊田辺からは13便、本宮大社前からは7便

※中辺路のバス路線
・龍神バスは「紀伊田辺〜本宮大社前または発心門前」、明光バスは「紀伊田辺〜栗栖川または新宮」を結ぶ。途中の主な停留所は、朝来、滝尻、道の駅中辺路、なかへち美術館、小広峠、請川、本宮大社前など。50あまりの停留所に止まる
明光バスの快速便(2往復)本宮大社前〜なかへちは約30分、龍神バスは湯峯温泉や川湯温泉を経由することもあり同区間で約1時間かかる(いずれの記述も2022.8現在)
コース状況/
危険箇所等
○下三栖〜稲葉根王子
・舗装路主体だが、三栖王子付近、稲葉根への王子谷越え道は山道
・道標が多数あり、迷うところはあまりない。三栖王子から八上王子にかけては道は細く、草生しているが、道標をしっかりと追えば迷うほどのものではない
・王子谷越え道の稲葉根王子側は正しい道取りだったかも不明だが、王子側からの入口は不明瞭。山から降りてくる途中で明瞭な踏み跡を発見できず、しかも王子側からも入口を探してみたが、見つけられなかった

○稲葉根王子〜一ノ瀬王子〜北郡〜滝尻
・この間も舗装路主体。鮎川王子の手前と北郡スタンプ箇所から北郡越えは山道
・道標は多数あり、迷うところはあまりない

○道分け石〜高山寺、道分け石〜会津橋右岸
・市内の街路を行く。高山寺までは熊野古道の道標が並んでおり、それに従って歩くと着く
・紀伊路方面は、道分け石から先には、最初の左折地点に古そうな石標が一つ。更にその先では、旧会津橋の左岸に先ほどと同様の仕様の石標が一つある。
・それらの石標はあるのだが、熊野古道の道標はない。会津橋の右岸に熊野古道案内標示が建つ
(いずれの記述も2022.8現在)
その他周辺情報 ●買う、食べる
・下三栖にはコンビニがある。コース中では市ノ瀬にもコンビニがある
・コース中、清姫の墓の先にはレストランもある。

●日帰り温泉
・本宮の付近には渡瀬温泉、川油温泉などがあり、日帰り入浴を扱っているところもある
・高原の「霧の郷たかはら」でも入浴できる
(いずれの記述も2022.8現在)
今回もここから出発です
【田辺市内Pにて】
2022年08月27日 06:14撮影 by  ,
8/27 6:14
今回もここから出発です
【田辺市内Pにて】
すぐに道分け石があります【道分け石〜高山寺〜紀伊田辺駅】
2022年08月27日 06:14撮影 by  ,
8/27 6:14
すぐに道分け石があります【道分け石〜高山寺〜紀伊田辺駅】
これは中辺路側から見た場合。”右きみいでら”とありますので、帰り路であればここで右折することになります
【道分け石〜高山寺〜紀伊田辺駅】
2022年08月27日 06:14撮影 by  ,
8/27 6:14
これは中辺路側から見た場合。”右きみいでら”とありますので、帰り路であればここで右折することになります
【道分け石〜高山寺〜紀伊田辺駅】
道分け石を背に高山寺へ。小路を行きますが主要な角ごとに熊野古道の標示があります
【道分け石〜高山寺〜紀伊田辺駅】
2022年08月27日 06:16撮影 by  ,
8/27 6:16
道分け石を背に高山寺へ。小路を行きますが主要な角ごとに熊野古道の標示があります
【道分け石〜高山寺〜紀伊田辺駅】
栖ノ口踏切でJRの線路を渡ります
【道分け石〜高山寺〜紀伊田辺駅】
2022年08月27日 06:18撮影 by  ,
8/27 6:18
栖ノ口踏切でJRの線路を渡ります
【道分け石〜高山寺〜紀伊田辺駅】
この角を左折し高山寺へ
【道分け石〜高山寺〜紀伊田辺駅】
2022年08月27日 06:19撮影 by  ,
8/27 6:19
この角を左折し高山寺へ
【道分け石〜高山寺〜紀伊田辺駅】
高山寺手前、会津川の土手へと上る階段が見えてきました
【道分け石〜高山寺〜紀伊田辺駅】
2022年08月27日 06:22撮影 by  ,
8/27 6:22
高山寺手前、会津川の土手へと上る階段が見えてきました
【道分け石〜高山寺〜紀伊田辺駅】
ここにも石標
【道分け石〜高山寺〜紀伊田辺駅】
2022年08月27日 06:23撮影 by  ,
8/27 6:23
ここにも石標
【道分け石〜高山寺〜紀伊田辺駅】
橋は人道橋です
【道分け石〜高山寺〜紀伊田辺駅】
2022年08月27日 06:24撮影 by  ,
8/27 6:24
橋は人道橋です
【道分け石〜高山寺〜紀伊田辺駅】
ちょうど電車がやってきました。いつもの227系電車ではなく、阪和線でも見かける225系。朝ならではです
【道分け石〜高山寺〜紀伊田辺駅】
2022年08月27日 06:25撮影 by  ,
8/27 6:25
ちょうど電車がやってきました。いつもの227系電車ではなく、阪和線でも見かける225系。朝ならではです
【道分け石〜高山寺〜紀伊田辺駅】
高山寺が見えてきました。お寺の山門で手を合わせて駅へと戻ります
【道分け石〜高山寺〜紀伊田辺駅】
2022年08月27日 06:26撮影 by  ,
8/27 6:26
高山寺が見えてきました。お寺の山門で手を合わせて駅へと戻ります
【道分け石〜高山寺〜紀伊田辺駅】
踏切を渡り返し、この角で左折。先ほど来た道と分かれます
【道分け石〜高山寺〜紀伊田辺駅】
2022年08月27日 06:33撮影 by  ,
8/27 6:33
踏切を渡り返し、この角で左折。先ほど来た道と分かれます
【道分け石〜高山寺〜紀伊田辺駅】
駅からタクシーでここに来ました。目の前が下三栖交差点です
【下三栖にて】
2022年08月27日 06:54撮影 by  ,
8/27 6:54
駅からタクシーでここに来ました。目の前が下三栖交差点です
【下三栖にて】
下三栖交差点から進み、Vショップの先で右折。ちゃんと標示もあります
【下三栖〜三栖王子】
2022年08月27日 06:56撮影 by  ,
8/27 6:56
下三栖交差点から進み、Vショップの先で右折。ちゃんと標示もあります
【下三栖〜三栖王子】
古い橋を渡ります
【下三栖〜三栖王子】
2022年08月27日 06:58撮影 by  ,
8/27 6:58
古い橋を渡ります
【下三栖〜三栖王子】
橋を渡り、直進方向の細道へ
【下三栖〜三栖王子】
2022年08月27日 06:59撮影 by  ,
8/27 6:59
橋を渡り、直進方向の細道へ
【下三栖〜三栖王子】
すぐに土の道となり、少々上っていきます。峠のようになった地点を過ぎていきます
【下三栖〜三栖王子】
2022年08月27日 07:02撮影 by  ,
8/27 7:02
すぐに土の道となり、少々上っていきます。峠のようになった地点を過ぎていきます
【下三栖〜三栖王子】
王子跡に到着。ここも碑が建つのみ
【三栖王子にて】
2022年08月27日 07:03撮影 by  ,
8/27 7:03
王子跡に到着。ここも碑が建つのみ
【三栖王子にて】
解説や道案内が並びます。この辺りから上富田にかけては地図付き標示があります。それが要るほどに細道が輻輳します
【三栖王子にて】
2022年08月27日 07:04撮影 by  ,
8/27 7:04
解説や道案内が並びます。この辺りから上富田にかけては地図付き標示があります。それが要るほどに細道が輻輳します
【三栖王子にて】
王子を出てすぐに車道を渡ります。向かい側を上ります
【三栖王子〜八上王子】
2022年08月27日 07:05撮影 by  ,
8/27 7:05
王子を出てすぐに車道を渡ります。向かい側を上ります
【三栖王子〜八上王子】
いよいよ踏み跡が草むしてきました
【三栖王子〜八上王子】
2022年08月27日 07:05撮影 by  ,
8/27 7:05
いよいよ踏み跡が草むしてきました
【三栖王子〜八上王子】
かなり下草に覆われいますが、感覚で追うことはできます。ただしとても細く、踏み外すと崖を落ちます
【三栖王子〜八上王子】
2022年08月27日 07:07撮影 by  ,
8/27 7:07
かなり下草に覆われいますが、感覚で追うことはできます。ただしとても細く、踏み外すと崖を落ちます
【三栖王子〜八上王子】
またまた車道に
【三栖王子〜八上王子】
2022年08月27日 07:09撮影 by  ,
8/27 7:09
またまた車道に
【三栖王子〜八上王子】
ここも道を渡って対岸へ
【三栖王子〜八上王子】
2022年08月27日 07:10撮影 by  ,
8/27 7:10
ここも道を渡って対岸へ
【三栖王子〜八上王子】
先ほどよりはマシですが、やはりあまり踏まれていない様子
【三栖王子〜八上王子】
2022年08月27日 07:15撮影 by  ,
8/27 7:15
先ほどよりはマシですが、やはりあまり踏まれていない様子
【三栖王子〜八上王子】
それでも、古道標示が頻繁に現れます。惑うことはありません
【三栖王子〜八上王子】
2022年08月27日 07:17撮影 by  ,
8/27 7:17
それでも、古道標示が頻繁に現れます。惑うことはありません
【三栖王子〜八上王子】
舗装路に出たのちまた細道へ
【三栖王子〜八上王子】
2022年08月27日 07:20撮影 by  ,
8/27 7:20
舗装路に出たのちまた細道へ
【三栖王子〜八上王子】
南方熊楠にまつわる地点
【三栖王子〜八上王子】
2022年08月27日 07:22撮影 by  ,
8/27 7:22
南方熊楠にまつわる地点
【三栖王子〜八上王子】
振り返って撮影)細道は土地と道となりましたが、ここまで。ここで舗装路に出ます
【三栖王子〜八上王子】
2022年08月27日 07:28撮影 by  ,
8/27 7:28
振り返って撮影)細道は土地と道となりましたが、ここまで。ここで舗装路に出ます
【三栖王子〜八上王子】
そして、車通りの多い県道に顔を出します。ちょうど新岡坂トンネルの口です
【三栖王子〜八上王子】
2022年08月27日 07:29撮影 by  ,
8/27 7:29
そして、車通りの多い県道に顔を出します。ちょうど新岡坂トンネルの口です
【三栖王子〜八上王子】
その県道を渡り、最初の側道を下り気味に進みます
【三栖王子〜八上王子】
2022年08月27日 07:29撮影 by  ,
8/27 7:29
その県道を渡り、最初の側道を下り気味に進みます
【三栖王子〜八上王子】
ほどなく県道に合流
【三栖王子〜八上王子】
2022年08月27日 07:31撮影 by  ,
8/27 7:31
ほどなく県道に合流
【三栖王子〜八上王子】
振り返って撮影)しばらく進んで次は県道から右に逸れていきます
【三栖王子〜八上王子】
2022年08月27日 07:33撮影 by  ,
8/27 7:33
振り返って撮影)しばらく進んで次は県道から右に逸れていきます
【三栖王子〜八上王子】
逸れてすぐに八上王子。今は八上神社となっています
【八上王子にて】
2022年08月27日 07:34撮影 by  ,
8/27 7:34
逸れてすぐに八上王子。今は八上神社となっています
【八上王子にて】
神社として現役です
【八上王子にて】
2022年08月27日 07:35撮影 by  ,
8/27 7:35
神社として現役です
【八上王子にて】
次は田中神社を目指して集落内を進みます
【八上王子にて】
2022年08月27日 07:37撮影 by  ,
8/27 7:37
次は田中神社を目指して集落内を進みます
【八上王子にて】
川の手前で川に沿って右折
【八上王子〜田中神社】
2022年08月27日 07:40撮影 by  ,
8/27 7:40
川の手前で川に沿って右折
【八上王子〜田中神社】
次の小橋を渡ります
【八上王子〜田中神社】
2022年08月27日 07:43撮影 by  ,
8/27 7:43
次の小橋を渡ります
【八上王子〜田中神社】
さらに進んで田中神社。跡とのことですが、ここも今も祀られているようです。名前の通り、田圃の中の神社です
【田中神社にて】
2022年08月27日 07:46撮影 by  ,
8/27 7:46
さらに進んで田中神社。跡とのことですが、ここも今も祀られているようです。名前の通り、田圃の中の神社です
【田中神社にて】
藤でしょうか。鳥居の周りにも纏わりついています
【田中神社にて】
2022年08月27日 07:48撮影 by  ,
8/27 7:48
藤でしょうか。鳥居の周りにも纏わりついています
【田中神社にて】
御神木も大木です
【田中神社にて】
2022年08月27日 07:47撮影 by  ,
8/27 7:47
御神木も大木です
【田中神社にて】
集落内を進み県道に復します。ようやくよく見る"熊野古道"標示が登場
【田中神社〜稲葉根王子】
2022年08月27日 07:51撮影 by  ,
8/27 7:51
集落内を進み県道に復します。ようやくよく見る"熊野古道"標示が登場
【田中神社〜稲葉根王子】
先の山並みを見ます。左手の鞍部が王子谷道の越えるところでしょうか
【田中神社〜稲葉根王子】
2022年08月27日 07:53撮影 by  ,
8/27 7:53
先の山並みを見ます。左手の鞍部が王子谷道の越えるところでしょうか
【田中神社〜稲葉根王子】
上富田コミュニティバスの下岡バス停。ここで左折
【田中神社〜稲葉根王子】
2022年08月27日 07:56撮影 by  ,
8/27 7:56
上富田コミュニティバスの下岡バス停。ここで左折
【田中神社〜稲葉根王子】
細い舗装路を上っていきます
【田中神社〜稲葉根王子】
2022年08月27日 07:57撮影 by  ,
8/27 7:57
細い舗装路を上っていきます
【田中神社〜稲葉根王子】
集落の中にも道標がおり、導いてくれます
【田中神社〜稲葉根王子】
2022年08月27日 07:59撮影 by  ,
8/27 7:59
集落の中にも道標がおり、導いてくれます
【田中神社〜稲葉根王子】
民家脇の小路から峠道が始まります
【田中神社〜稲葉根王子】
2022年08月27日 08:00撮影 by  ,
8/27 8:00
民家脇の小路から峠道が始まります
【田中神社〜稲葉根王子】
直線的に登ります
【田中神社〜稲葉根王子】
2022年08月27日 08:03撮影 by  ,
8/27 8:03
直線的に登ります
【田中神社〜稲葉根王子】
峠に到着。ここにも古道の道標がありますので、王子谷道を外してはいないようです
【田中神社〜稲葉根王子】
2022年08月27日 08:06撮影 by  ,
8/27 8:06
峠に到着。ここにも古道の道標がありますので、王子谷道を外してはいないようです
【田中神社〜稲葉根王子】
下りは途中から間違えたかもしれません。動物除け柵を乗り越えて田圃の水路を伝って舗装路へ
【田中神社〜稲葉根王子】
2022年08月27日 08:20撮影 by  ,
8/27 8:20
下りは途中から間違えたかもしれません。動物除け柵を乗り越えて田圃の水路を伝って舗装路へ
【田中神社〜稲葉根王子】
稲葉根王子前になんとか着きましたが…
【田中神社〜稲葉根王子】
2022年08月27日 08:22撮影 by  ,
8/27 8:22
稲葉根王子前になんとか着きましたが…
【田中神社〜稲葉根王子】
道標に従い王子谷方面に戻ってみます。しかし山への取り付きがわかりませんでした
【田中神社〜稲葉根王子】
2022年08月27日 08:23撮影 by  ,
8/27 8:23
道標に従い王子谷方面に戻ってみます。しかし山への取り付きがわかりませんでした
【田中神社〜稲葉根王子】
王子へ戻ります。赤い橋を渡り境内へ
【稲葉根王子にて】
2022年08月27日 08:24撮影 by  ,
8/27 8:24
王子へ戻ります。赤い橋を渡り境内へ
【稲葉根王子にて】
五躰王子の一つだけあって、しっかりとした造りです
【稲葉根王子にて】
2022年08月27日 08:25撮影 by  ,
8/27 8:25
五躰王子の一つだけあって、しっかりとした造りです
【稲葉根王子にて】
再出発。いよいよ最後の区間へ
【稲葉根王子にて】
2022年08月27日 08:38撮影 by  ,
8/27 8:38
再出発。いよいよ最後の区間へ
【稲葉根王子にて】
王子を出てすぐにバス停を過ぎます
【稲葉根王子〜一瀬王子】
2022年08月27日 08:40撮影 by  ,
8/27 8:40
王子を出てすぐにバス停を過ぎます
【稲葉根王子〜一瀬王子】
一ノ瀬橋が見えてきました。これこら向かう滝尻近くの山々が背後に
【稲葉根王子〜一瀬王子】
2022年08月27日 08:51撮影 by  ,
8/27 8:51
一ノ瀬橋が見えてきました。これこら向かう滝尻近くの山々が背後に
【稲葉根王子〜一瀬王子】
橋を渡ります。川幅のある富田川を眺めます
【稲葉根王子〜一瀬王子】
2022年08月27日 08:53撮影 by  ,
8/27 8:53
橋を渡ります。川幅のある富田川を眺めます
【稲葉根王子〜一瀬王子】
渡って左折し川沿いへ。案内に従って進みます
【稲葉根王子〜一瀬王子】
2022年08月27日 08:54撮影 by  ,
8/27 8:54
渡って左折し川沿いへ。案内に従って進みます
【稲葉根王子〜一瀬王子】
ここで右折
【稲葉根王子〜一瀬王子】
2022年08月27日 09:02撮影 by  ,
8/27 9:02
ここで右折
【稲葉根王子〜一瀬王子】
王子への道の曲がり口にトイレがあります【稲葉根王子〜一瀬王子】
2022年08月27日 09:02撮影 by  ,
8/27 9:02
王子への道の曲がり口にトイレがあります【稲葉根王子〜一瀬王子】
左を見れば家の壁に案内標示。右を見れば上富田標準の地図付き標示。地図もウォーキングラリーみたいになってきました
【稲葉根王子〜一瀬王子】
2022年08月27日 09:03撮影 by  ,
8/27 9:03
左を見れば家の壁に案内標示。右を見れば上富田標準の地図付き標示。地図もウォーキングラリーみたいになってきました
【稲葉根王子〜一瀬王子】
王子に到着。小さな祠と手水があります。水はちゃんと出ました
【一瀬王子にて】
2022年08月27日 09:08撮影 by  ,
8/27 9:08
王子に到着。小さな祠と手水があります。水はちゃんと出ました
【一瀬王子にて】
厳かな雰囲気です
【一瀬王子にて】
2022年08月27日 09:09撮影 by  ,
8/27 9:09
厳かな雰囲気です
【一瀬王子にて】
大塔村の標示が残ります。今はこのあたりはすべて田辺市です
【一瀬王子〜鮎川王子】
2022年08月27日 09:13撮影 by  ,
8/27 9:13
大塔村の標示が残ります。今はこのあたりはすべて田辺市です
【一瀬王子〜鮎川王子】
国道対岸の舗装路はこんな1.5車線道
【一瀬王子〜鮎川王子】
2022年08月27日 09:19撮影 by  ,
8/27 9:19
国道対岸の舗装路はこんな1.5車線道
【一瀬王子〜鮎川王子】
あちらこちらに庚申さんがいらっしゃいます
【一瀬王子〜鮎川王子】
2022年08月27日 09:21撮影 by  ,
8/27 9:21
あちらこちらに庚申さんがいらっしゃいます
【一瀬王子〜鮎川王子】
加茂橋を渡り国道側へ。国道上部の格子枠が目につきます。最近施工が終わったものです
【一瀬王子〜鮎川王子】
2022年08月27日 09:25撮影 by  ,
8/27 9:25
加茂橋を渡り国道側へ。国道上部の格子枠が目につきます。最近施工が終わったものです
【一瀬王子〜鮎川王子】
前の写真の格子枠の左側からその上部へ向けて上ります
【一瀬王子〜鮎川王子】
2022年08月27日 09:28撮影 by  ,
8/27 9:28
前の写真の格子枠の左側からその上部へ向けて上ります
【一瀬王子〜鮎川王子】
上ると富田川が見下ろせます。向かう滝尻付近にある山々も見えてきました
【一瀬王子〜鮎川王子】
2022年08月27日 09:29撮影 by  ,
8/27 9:29
上ると富田川が見下ろせます。向かう滝尻付近にある山々も見えてきました
【一瀬王子〜鮎川王子】
大塔郵便局の手前角で左折します
【一瀬王子〜鮎川王子】
2022年08月27日 09:37撮影 by  ,
8/27 9:37
大塔郵便局の手前角で左折します
【一瀬王子〜鮎川王子】
舗装路が進路逆にカーブするところから山道へ
【一瀬王子〜鮎川王子】
2022年08月27日 09:40撮影 by  ,
8/27 9:40
舗装路が進路逆にカーブするところから山道へ
【一瀬王子〜鮎川王子】
千人供養塔。とはいえ千人亡くなられたという謂れではないようです
【一瀬王子〜鮎川王子】
2022年08月27日 09:42撮影 by  ,
8/27 9:42
千人供養塔。とはいえ千人亡くなられたという謂れではないようです
【一瀬王子〜鮎川王子】
鮎川王子跡は国道311号に面してひっそりと
【鮎川王子にて】
2022年08月27日 09:48撮影 by  ,
8/27 9:48
鮎川王子跡は国道311号に面してひっそりと
【鮎川王子にて】
上部にあったのでしょうが、”原形をとどめず”という辺りに一時歴史の中に葬られていた過去が見えます
【鮎川王子にて】
2022年08月27日 09:49撮影 by  ,
8/27 9:49
上部にあったのでしょうが、”原形をとどめず”という辺りに一時歴史の中に葬られていた過去が見えます
【鮎川王子にて】
振り返って撮影)渡って来た鮎川新橋
【鮎川王子〜住吉神社】
2022年08月27日 09:52撮影 by  ,
8/27 9:52
振り返って撮影)渡って来た鮎川新橋
【鮎川王子〜住吉神社】
ほどなく住吉神社。他よりも大きな構えです
【住吉神社にて】
2022年08月27日 09:57撮影 by  ,
8/27 9:57
ほどなく住吉神社。他よりも大きな構えです
【住吉神社にて】
振り返って撮影)駐車場で一休みさせて頂きました。出発します
【住吉神社にて】
2022年08月27日 10:06撮影 by  ,
8/27 10:06
振り返って撮影)駐車場で一休みさせて頂きました。出発します
【住吉神社にて】
御所平とお薬師さんが上にあります。仮御所があったとのこと
【住吉神社〜北郡押印所】
2022年08月27日 10:19撮影 by  ,
8/27 10:19
御所平とお薬師さんが上にあります。仮御所があったとのこと
【住吉神社〜北郡押印所】
のごし橋を横目に進みます。袂に藤原定家の句碑があります
【住吉神社〜北郡押印所】
2022年08月27日 10:24撮影 by  ,
8/27 10:24
のごし橋を横目に進みます。袂に藤原定家の句碑があります
【住吉神社〜北郡押印所】
舗装路から山道へと直進のように進みます。山道に入ってすぐに押印所が建っています
【北郡押印所にて】
2022年08月27日 10:31撮影 by  ,
8/27 10:31
舗装路から山道へと直進のように進みます。山道に入ってすぐに押印所が建っています
【北郡押印所にて】
道祖神と庚申さん。昔はどの村の入口にもあったんだろうなぁ
【北郡押印所にて】
2022年08月27日 10:33撮影 by  ,
8/27 10:33
道祖神と庚申さん。昔はどの村の入口にもあったんだろうなぁ
【北郡押印所にて】
川沿いの険路を行きます
【北郡押印所〜北郡越】
2022年08月27日 10:38撮影 by  ,
8/27 10:38
川沿いの険路を行きます
【北郡押印所〜北郡越】
長めの木橋もあります
【北郡押印所〜北郡越】
2022年08月27日 10:41撮影 by  ,
8/27 10:41
長めの木橋もあります
【北郡押印所〜北郡越】
地道どうしの離合箇所。「古道ではありません」標示がこの区間では初登場
【北郡押印所〜北郡越】
2022年08月27日 10:44撮影 by  ,
8/27 10:44
地道どうしの離合箇所。「古道ではありません」標示がこの区間では初登場
【北郡押印所〜北郡越】
国道311号をくぐり抜けます
【北郡押印所〜北郡越】
2022年08月27日 10:46撮影 by  ,
8/27 10:46
国道311号をくぐり抜けます
【北郡押印所〜北郡越】
珍しく竹林の中の道。これはこれで風情があります
【北郡押印所〜北郡越】
2022年08月27日 10:48撮影 by  ,
8/27 10:48
珍しく竹林の中の道。これはこれで風情があります
【北郡押印所〜北郡越】
オオウナギ指定地境界標とのこと。不詳ですが、北限なんですね
【北郡押印所〜北郡越】
2022年08月27日 10:49撮影 by  ,
8/27 10:49
オオウナギ指定地境界標とのこと。不詳ですが、北限なんですね
【北郡押印所〜北郡越】
いよいよ北郡越えへ。本日最後の峠
【北郡押印所〜北郡越】
2022年08月27日 10:55撮影 by  ,
8/27 10:55
いよいよ北郡越えへ。本日最後の峠
【北郡押印所〜北郡越】
サミットの辺りにて。ここにも小さな祠があります
【北郡越にて】
2022年08月27日 10:58撮影 by  ,
8/27 10:58
サミットの辺りにて。ここにも小さな祠があります
【北郡越にて】
徳本上人の念仏碑。上人は日高の人。熊野路でも各地で名号碑を見ることができます
【北郡越〜清姫の墓】
2022年08月27日 11:01撮影 by  ,
8/27 11:01
徳本上人の念仏碑。上人は日高の人。熊野路でも各地で名号碑を見ることができます
【北郡越〜清姫の墓】
国道311号を横断します
【北郡越〜清姫の墓】
2022年08月27日 11:18撮影 by  ,
8/27 11:18
国道311号を横断します
【北郡越〜清姫の墓】
北郡吊り橋を渡ります。吊り橋は木張り。それでも2トン対応。ということは車も渡っていそう
【北郡越〜清姫の墓】
2022年08月27日 11:19撮影 by  ,
8/27 11:19
北郡吊り橋を渡ります。吊り橋は木張り。それでも2トン対応。ということは車も渡っていそう
【北郡越〜清姫の墓】
中ごろで富田川を見下ろします。釣り人も目に入ります
【北郡越〜清姫の墓】
2022年08月27日 11:20撮影 by  ,
8/27 11:20
中ごろで富田川を見下ろします。釣り人も目に入ります
【北郡越〜清姫の墓】
清姫の墓に到着。かつては場所が違ったんですね
【清姫の墓にて】
2022年08月27日 11:28撮影 by  ,
8/27 11:28
清姫の墓に到着。かつては場所が違ったんですね
【清姫の墓にて】
今は、このような立派な祠になっています
【清姫の墓にて】
2022年08月27日 11:29撮影 by  ,
8/27 11:29
今は、このような立派な祠になっています
【清姫の墓にて】
その隣にあるレストラン。人気があるようで、外にも待ちの人がいました
【清姫の墓〜滝尻】
2022年08月27日 11:31撮影 by  ,
8/27 11:31
その隣にあるレストラン。人気があるようで、外にも待ちの人がいました
【清姫の墓〜滝尻】
清姫バス停。右を走る国道をかすめ、左(写真中央)の側道を上っていきます
【清姫の墓〜滝尻】
2022年08月27日 11:32撮影 by  ,
8/27 11:32
清姫バス停。右を走る国道をかすめ、左(写真中央)の側道を上っていきます
【清姫の墓〜滝尻】
振り返って撮影)国道はここで対岸へと渡っています
【清姫の墓〜滝尻】
2022年08月27日 11:33撮影 by  ,
8/27 11:33
振り返って撮影)国道はここで対岸へと渡っています
【清姫の墓〜滝尻】
ここからは国道歩き。ほんのちょっとだけ歩道なしです
【清姫の墓〜滝尻】
2022年08月27日 11:43撮影 by  ,
8/27 11:43
ここからは国道歩き。ほんのちょっとだけ歩道なしです
【清姫の墓〜滝尻】
国道迂回路に架かる大滝橋から大崩壊の跡を見ます
【清姫の墓〜滝尻】
2022年08月27日 11:50撮影 by  ,
8/27 11:50
国道迂回路に架かる大滝橋から大崩壊の跡を見ます
【清姫の墓〜滝尻】
大崩壊を正面より。沢が一つ剔り取られたようです
【清姫の墓〜滝尻】
2022年08月27日 11:52撮影 by  ,
8/27 11:52
大崩壊を正面より。沢が一つ剔り取られたようです
【清姫の墓〜滝尻】
滝尻王子橋の上より。滝尻近くの河原ではキャンプなどを楽しむ人の声が響いています
【清姫の墓〜滝尻】
2022年08月27日 11:54撮影 by  ,
8/27 11:54
滝尻王子橋の上より。滝尻近くの河原ではキャンプなどを楽しむ人の声が響いています
【清姫の墓〜滝尻】
ついにバス停に到着。中辺路完走達成です
【滝尻バス停にて】
2022年08月27日 11:56撮影 by  ,
8/27 11:56
ついにバス停に到着。中辺路完走達成です
【滝尻バス停にて】
王子にお詣り。のつもりが手を合わせるのを忘れていました
【滝尻王子にて】
2022年08月27日 11:57撮影 by  ,
8/27 11:57
王子にお詣り。のつもりが手を合わせるのを忘れていました
【滝尻王子にて】
古道館にある観光協会で旧中辺路町部分に対する完歩証明書押印をいただきました。これで4町の完歩証明書が揃いました
【滝尻、熊野古道館にて】
2022年08月27日 12:31撮影 by  ,
8/27 12:31
古道館にある観光協会で旧中辺路町部分に対する完歩証明書押印をいただきました。これで4町の完歩証明書が揃いました
【滝尻、熊野古道館にて】
中辺路完歩を祝って、梅ジュース
【滝尻茶屋にて】
2022年08月27日 12:52撮影 by  ,
8/27 12:52
中辺路完歩を祝って、梅ジュース
【滝尻茶屋にて】
バスにて田辺に戻ります
【滝尻バス停にて】
2022年08月27日 13:15撮影 by  ,
8/27 13:15
バスにて田辺に戻ります
【滝尻バス停にて】
田辺駅の一つ手前、湊でバスを降り、道分け石まで戻りました。案内に従い”右きみいでら”方面へと進みます
【湊バス停〜旧会津橋〜会津橋〜田辺市内P】
2022年08月27日 13:58撮影 by  ,
8/27 13:58
田辺駅の一つ手前、湊でバスを降り、道分け石まで戻りました。案内に従い”右きみいでら”方面へと進みます
【湊バス停〜旧会津橋〜会津橋〜田辺市内P】
その突き当たりには石標。ここで左折し続いて右折すると旧会津橋へと続きます
【湊バス停〜旧会津橋〜会津橋〜田辺市内P】
2022年08月27日 14:05撮影 by  ,
8/27 14:05
その突き当たりには石標。ここで左折し続いて右折すると旧会津橋へと続きます
【湊バス停〜旧会津橋〜会津橋〜田辺市内P】
旧会津橋の左岸より橋を見ています。橋の左手には先ほど同様の石標があります
【湊バス停〜旧会津橋〜会津橋〜田辺市内P】
2022年08月27日 14:08撮影 by  ,
8/27 14:08
旧会津橋の左岸より橋を見ています。橋の左手には先ほど同様の石標があります
【湊バス停〜旧会津橋〜会津橋〜田辺市内P】
会津橋の袂の古道マップでは、出立王子から高山寺に向かうのが古道だとされています。
ここで折り返し駐車場へ
【湊バス停〜旧会津橋〜会津橋〜田辺市内P】
2022年08月27日 14:11撮影 by  ,
8/27 14:11
会津橋の袂の古道マップでは、出立王子から高山寺に向かうのが古道だとされています。
ここで折り返し駐車場へ
【湊バス停〜旧会津橋〜会津橋〜田辺市内P】
撮影機器:


感想

 中辺路の残る最後の区間へ。今日も前回同様に曇り空。これくらいであれば、8月の低山でもなんとかなるであろう。
 田辺市は予定よりも早く到着した。できた時間を有効に使い、高山寺までの漏れ区間を歩く。ちょうど会津川を渡っていると、踏切が鳴り始め、電車がやってきた。いつもながら、タイミングがよく合うものだ。
 高山寺からは駅に直接向かい、トイレを済ませてタクシーへ。下三栖まで歩いてもいいのだが、天気予報では昼頃に小雨の可能性アリとなっており、少しでも遭遇の可能性を下げたいところだ。
 タクシーを降り、いよいよ最終区間へ。舗装路を外れ三栖王子を目指す。あまり踏まれていないような草生した細道を進み、三栖王子へ。王子の先で車道を横断する。横断した対岸を上ると、先ほど以上に細々とした道が続いている。蜘蛛の巣の張り具合を見ても、あまり歩かれていないのかもしれない。次の車道を渡ると幾分マシにはなるものの、引き続き怪しげな道を進む。ただし、熊野古道の標示は多数ある。
 やがて南方熊楠由縁の地を過ぎ、車道に出る。ちょうど新岡坂トンネルの入口前だ。車に気をつけて対岸へと渡り、古道の指示通りに一本目の側道へ。ほどなく先ほど横断した車道に合流し、合流後暫くで今度は右の脇道へと入り、すぐに八上王子跡。ここは大きな鳥居があり、社殿も整えられている。
 そこからは岡集落内の道を進み田中神社へ。ここも大事にされている神社のようだ。
 更に進む。上富田コミュニティバスの下岡バス停のところで左折し、王子谷越えへ。集落内を登り、細道から山道へ。杉木立の中の一気の登りをつめると、すぐに峠。峠には古道標示が建っており、ここまでは間違いなく来ていることが確認できる。そこからは尾根筋を下りる。途中で谷筋へと下りる道が分かれるが、どちらが正しいとも判らないので尾根のまま下降。どうにか山の最下部まで下りたが、動物除け柵が切れ目なく設置されている。しかもその先には側溝を挟んで田んぼが並んでいる。
 どうにか柵を跨ぎ、側溝の細い壁の上を歩いて民地へ。なんとか道に復帰した。これではいかんと思い、稲葉根王子から道標に沿って山へと戻ってみる。しかし民家に行き当たってしまい、埒があかない。判然としないままに先へ。
 稲葉根王子バス停の先で国道311号に出て、しばらくは国道を進む。歩道が整備されているので心配はないのだが、311号ハイウェイである。横を行く車はビュンビュンと走り去っていく。
 市ノ瀬橋で対岸に渡り左折して一瀬王子へ。ここは小集落の山手にある。先ほどからすべてそうだが、ここも手入れがなされている。手水の水道からはちゃんと水が出た。
 再び川沿いの道に戻り先へ。大型車が通れない道だけあって、舗装はされているものの、道幅は狭く、樹木も手が届きそうな高さまで生い茂っている。
 加茂橋を渡り国道側へ。国道では、ちょうど最近工事が終わった格子枠工の目立つ地点。その格子枠の上部へと続く脇道を上り、続く舗装路をゆるゆると下っていく。やがて大塔郵便局が現れ、そこを左折すると、また集落最上部の山道へ。千人供養塔を過ぎ、再び車道に出て、さらには国道311号に合流したところに鮎川王子が現れた。
 鮎川王子は鮎川新橋の袂にある。王子を過ぎ新橋を渡ってまた国道対岸へ。ほどなく住吉神社。由緒をきちんと確認しなかったが、村の神社といった風情でそれなりの構えだ。神社の駐車場で一休みして細い舗装路を進む。
 道を逸れて「御所平とお薬師さん」に立ち寄り。説明書き以外には特段の遺構はないが、ここに仮御所を構えたことが伝わるほどに、歴史の刻まれた土地であることを感じさせられる。
 「のごし橋」を横目に進み、北郡スタンプ押印所から山道へ。いよいよ最後の峠「北郡越」だ。道祖神と庚申塔、徳本上人の碑などをやり過ごし、ふと古に思いをはせる。
 道はいよいよ険路になる。踏み外すと富田川に落ちてしまいそうな崖上の道を慎重に歩き、やがて国道311号の橋をくぐる。いったんは下降するが、反転、上り返して北郡越。明らかに峠と判るピークを越え、下っていくと北郡の集落。更に下って吊り橋へと向かう途中、足がつりそうになり一旦休憩。
 周りの音を聞くと、虫や鳥の声が喧しい。それに混ざって国道311号“ハイウェイ”を飛ばす大型車の音もする。余計な音だが、光景となじまない音がなおのこと耳に残る。
 吊り橋から見ると富田川はいよいよ峡谷状になってきているが、川幅は保たれている。釣りの人の姿も見える。橋で国道対岸に渡り、うっそうとした中を進む。やがて清姫の墓。もっと上流にあったものを国道拡幅に伴い移設したとのこと。小広王子もそうだった。国道建設で便利になる代償として、歴史の遺構が昔の姿を失いつつも大切に引き継がれている。それこそ歴史の中での営みなのだが、何であれ大切にしてほしいものだ。
 人気の食堂の先にある清姫バス停からいったんは地道に上がるがすぐに国道311号に合流。ちょっとだけ歩道のない区間を歩き、車対向側の歩道に遷る。進むと、紀伊半島大水害での被災箇所を迂回した大滝橋、滝尻王子橋を渡る。橋の上から大崩壊した滝尻大滝の沢筋を見る。急流に見るも巨大な透過式堰堤が設けられている。災害の規模を思い知らされる。
 やがて、川遊びの越が聞こえ始め、ついに滝尻バス停に到着。中辺路完走、ついに達成した。熊野古道館で中辺路観光協会の完歩証明書に押印していただき、中辺路押印帳も完成した。数得てみると延べ10回。昔の人にとっては、熊野詣は一大旅行であったのだろうな、と改めて思った。

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