広戸仙【ふるさとコース】 〜次のステップを目指したいハイカーにオススメ〜
- GPS
- 07:40
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 999m
- 下り
- 996m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 7:34
布引の滝は通過後、滝の脇を登攀するので、その時間も含めました。
天候 | 曇・晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ふるさとコース(滝巡り)は倒木や礫の流出、シダの繁殖等により道が消失していたり不明瞭になっていたりするところがあります。赤丸の札と黄色い標識が設置されていますのでそれを目印にします。何も無いところはGPSで位置を確認しながら道のわかるところまで進むことになります。沢筋の岩場には鎖が掛けられているところも多いですが、まずは足元をしっかり確保してください。 縦走コースの登山道は迷うようなところはありませんが、古い木段が朽ちていたり崩れて投棄されていたりするので、こちらも足下をよく確認して歩きましょう。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
サポーティングタイツ
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子(キャップ)
登山靴
サブザック(19L)
昼食(おむすび+野菜ジュース+ミニあんパン)
行動食(飴)
予備食(シリアルバー他)
飲料(お茶600mL×2)
地図(行程図・地形図)
スマートホン(GPS+ナビ)
iPad mini(GPS+ログ)
ドローン(MavicMini)
サブバッテリー
カメラ
腕時計
ラジオ
ヘッドライト
クマ鈴
手拭い
ティシューペーパー
|
---|---|
備考 | グローブや緊急装備(ヘッドライト等)は使いませんでした。 |
感想
夏休みの旅行から帰ってから、盆はあまり動かずに食べてばかりいたので、そろそろ体を動かさなければ、という気分になってきた。体が鈍っているのか、歩行距離10km,累積標高1,000mを超えるような山を歩くとなかなか辛いので、ちょっと鍛えなければという思いもあった。大山ぐらいがちょうど良いのだが、天気予報が曇りで、大山の山頂は雲に隠れていそうで、下手すると雨が降っているかもしれないので、雲のかからない1,000m程度の適当な山が無いか探してみた。
那岐山の西に連なる広戸仙(1,115m)の北側に「ふるさとコース」と名付けられた、滝巡りができるコースがあるのを思い出した。夏の暑い時期に行ってみたいと以前から思いながら、累積標高1,000mというちょっと厳しいコースに躊躇して先送りしていたルートだ。朝寝坊している訳にはいかないので、いつも仕事に出掛ける時間には家を出発した。
登山口にある駐車スペースには車が数台停まっていて一杯だった。登山口の100mほど下に「峠の茶屋」というのがあって、その前の駐車場に車を停めさせてもらった。ここは土日の午後に地元の方がやってきてお茶をふるまっていただけるという。山から下りてきたら立ち寄ってみようと楽しみにしていた。6時間もあれば歩ききれると思っていたのだが、予想より時間がかかってしまい、結局、営業終了の午後5時に間に合わなかった、残念。
コースの途中には赤い丸印の札や黄色い標識が立っている。また、コース脇にロープが(紐)が架けられているところもある。それが目印なのだが、最近あまり整備されていないようで、斜面を横切る道が流れてしまっていてわからなくなっているところもあった。道を少し外れてもそれほど危険ではないのだが、歩きにくく体力を消耗する。滝の近くの岩の多いところになると鎖が掛けられている所もいくつかあるが、そういった所の方が足場が明確でかえって安心して歩けたりする。ふるさとコースから尾根縦走コースに合流する東入口の辺りはほぼ道が消失していて、斜面を尾根の方へ向かったらずいぶん手前で縦走コースへ入ってしまった。
尾根縦走コースでは道を見失うことはなかったが、坂道に設置されている横木が朽ちていたり土台ごと崩れたりしているところが見られて、やや荒れ気味な感じだった。傾斜もそこそこあって、ペースが上がらず予定時刻より遅れていることに焦ってしまった。山頂に着いたのは、当初下山目標としていた午後3時を過ぎていた。ま、最悪暗くなるまでに下山できれば良いので、焦って下山を急ぐのではなく、開き直っておむすびを食べたりドローンを飛ばしたりして山を楽しんだ。
稜線のコースを歩く登山者とは何人か出会ったが、ふるさとコースで出会った人はいなかった。ふるさとコース滝巡りは単純に高いところを目指すことに執着しなければなかなか面白いコースだが、道が荒れていてルートが不明瞭なところや、鎖の助けを借りて進まなければならない滝の脇の岩場もある。初心者にはお勧めし難いコースではあるが、整備された登山道や見晴らしの良い稜線ばかりでは物足りないものの、道無き樹林やヤブコギはちょっと不安だという中級者にお勧めできるコースのように感じた。間違っても小さな子どもなど連れてきてはいけないと思う。
予想外に時間がかかってしまった。かなり汗もかいた。体調が悪いわけではないのに、全然ペースが上がらない。意味もなく時間が過ぎる。体力が落ちているのに体重が増しているのが拍車をかけているようだ。夜中に甘いお酒を飲むのはやめることにしよう。
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