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Yamareco

記録ID: 463042
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

光岳 (易老渡より光岳小屋泊にてピストン)

2014年06月10日(火) ~ 2014年06月11日(水)
 - 拍手
tanukigo その他1人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
12:34
距離
18.1km
登り
2,307m
下り
2,310m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

【1日目】
5:53 易老渡岳登山口
7:25 面平
9:58 易老岳
12:25 イザルヶ岳 12:31
12:51 光岳小屋 13:00
13:24 光岳 13:33
13:46 光岳小屋
【2日目】
4:43 光岳小屋
6:35 易老岳
7:53 面平
8:41 易老渡岳登山口
天候 1日目 終日ガス
2日目 小雨
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【アクセス】
中央自動車道 飯田ICより上島トンネル(山岳道路入口)まで約1時間弱。 上島トンネルより易老渡まで1時間ちょい 結果2時間程のアクセス時間です。
《注意》
上島トンネルより山岳道路に入り、下栗の里を過ぎると林道上には落石が多くパンクには注意が必要です。 さらに進み発電所を過ぎると林道はダートと化します。パンクはおろか、この区間は落石にも注意が必要です。
【駐車場】
易老渡の駐車場はアスファルトにて整備され、約20台ほど駐車可能です。(無料)
簡易トイレ1基と雨宿り場所があります。
コース状況/
危険箇所等
【登山ポスト】
易老渡岳駐車場にあります(用紙あり、ペンは確認しませんでした)

【コース状況】
《易老渡登山口〜易老岳》
駐車場より少し下った赤い橋を渡った所より登山道が始まります。
登り始めより登山道は九十九折りに付いていますが、急登が永遠と続きます。 途中、面平、馬の背と少しなだらかな箇所は有りますが、ひたすらの急登が続きます。
2254のピークより傾斜は若干緩みますが岩場のヤセ尾根の通過があり、この区間のみ滑落の注意が必要かと思われます。
ここまでの区間は、リボン、マークは頻繁にあるので道迷いの心配は少ないと思います。

《易老岳〜三吉平》
易老岳より少し進むとと残雪が少し現れますが、ほとんどが夏道が出ているので道迷いには心配ないと思います。
しかし、易老岳までとは違い一気にリボンマーク等は減ります。

《三吉平〜イザルヶ岳〜光岳小屋》
三吉平より一気に残雪が現れ、谷上に残る雪渓への登りへと変わります。(軽アイゼン使用)
雪渓を登りきると静高平に到着。(この辺りでアイゼンを脱着)ここの水場は豊富に出ていたため本日の水を確保したのち少し進みイザルヶ岳分岐にてザックをデポし、イザルヶ岳のピークを踏み戻ってきました。少し進み光岳小屋に到着。

《光岳小屋〜光岳》
光岳小屋に到着しザックをデポして本日の目的へと向かいます。終始残雪区間の為、殆ど夏道は出ていませんでした。リボン・マーク等は殆どないので区間は短いといえこの時期道迷いには注意が必要です。樹林帯の中に山頂が現れ、10メートル程進むと展望台が現れ、そこから光石が見えました。

易老渡の駐車場
ダートな林道からいきなり整備された駐車場が現れます
2014年06月10日 05:48撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 5:48
易老渡の駐車場
ダートな林道からいきなり整備された駐車場が現れます
登山ポストと雨宿り場所
2014年06月10日 05:48撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 5:48
登山ポストと雨宿り場所
この赤い橋を渡ると本格的な登山道へと変わります
この橋、意外と高度感ありました
2014年06月10日 05:53撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 5:53
この赤い橋を渡ると本格的な登山道へと変わります
この橋、意外と高度感ありました
橋の所に、山小屋の情報が書いてありました
2014年06月10日 05:53撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 5:53
橋の所に、山小屋の情報が書いてありました
橋を渡るといきなり熊注意の看板が( ゜Д゜)
2014年06月10日 05:54撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 5:54
橋を渡るといきなり熊注意の看板が( ゜Д゜)
いつもながら、さっさと進むtanukigo〜
2014年06月10日 05:57撮影 by  DSC-WX1, SONY
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6/10 5:57
いつもながら、さっさと進むtanukigo〜
いきなり樹林帯の急登から始まります
2014年06月10日 06:02撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 6:02
いきなり樹林帯の急登から始まります
杉の植林帯を登りきると熊捕獲用の檻が( ゜Д゜)
一気に緊張が走ります
2014年06月10日 06:27撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 6:27
杉の植林帯を登りきると熊捕獲用の檻が( ゜Д゜)
一気に緊張が走ります
ギョリン草
2014年06月10日 06:50撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 6:50
ギョリン草
面平到着
2014年06月10日 07:25撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
6/10 7:25
面平到着
神秘的な桧の大木の樹林帯を抜けて行きます
2014年06月10日 07:29撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 7:29
神秘的な桧の大木の樹林帯を抜けて行きます
少し進むと倒木地帯が現れます
登山道を塞ぐ様に倒れているのでルートミスには注意です
2014年06月10日 08:28撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 8:28
少し進むと倒木地帯が現れます
登山道を塞ぐ様に倒れているのでルートミスには注意です
大きなタンコブ〜( ゜Д゜)
2014年06月10日 08:57撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
6/10 8:57
大きなタンコブ〜( ゜Д゜)
イワカガミも群生していました
2014年06月10日 09:11撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 9:11
イワカガミも群生していました
2254のピーク!
ここまで本当に急登の連続でした(≧▽≦)
2014年06月10日 09:31撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 9:31
2254のピーク!
ここまで本当に急登の連続でした(≧▽≦)
2254のピークを過ぎると岩場のトラバースが出てきます
2014年06月10日 09:37撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 9:37
2254のピークを過ぎると岩場のトラバースが出てきます
慎重に通過中〜
地面が濡れているとかなり滑りやすいです
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慎重に通過中〜
地面が濡れているとかなり滑りやすいです
ようやく易老岳に到着♪
ここまで厳しい戦いでした(≧▽≦)
2014年06月10日 09:58撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 9:58
ようやく易老岳に到着♪
ここまで厳しい戦いでした(≧▽≦)
易老岳を過ぎると少しづつですが残雪が現れ始めました
2014年06月10日 10:04撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 10:04
易老岳を過ぎると少しづつですが残雪が現れ始めました
でも殆どが明瞭な夏道が出ています
2014年06月10日 10:08撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 10:08
でも殆どが明瞭な夏道が出ています
苔むした登山道
tanukigoこんな登山道好きです(^^♪
2014年06月10日 10:13撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 10:13
苔むした登山道
tanukigoこんな登山道好きです(^^♪
三吉ガレ手前の立ち枯れた木々
2014年06月10日 10:15撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 10:15
三吉ガレ手前の立ち枯れた木々
三吉ガレ手前の立ち枯れた木々
2014年06月10日 10:19撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 10:19
三吉ガレ手前の立ち枯れた木々
三吉ガレ
2014年06月10日 10:22撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 10:22
三吉ガレ
谷底までガレ場が続いていました
2014年06月10日 10:23撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 10:23
谷底までガレ場が続いていました
三吉平より本格的な雪渓が現れ始めました
2014年06月10日 10:56撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 10:56
三吉平より本格的な雪渓が現れ始めました
意外と急斜面の登りが続きます
とりあえず軽アイゼン装着〜( ;∀;)
2014年06月10日 11:23撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 11:23
意外と急斜面の登りが続きます
とりあえず軽アイゼン装着〜( ;∀;)
tanukigo妻頑張っています!

2014年06月10日 11:23撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 11:23
tanukigo妻頑張っています!

相変わらずガシガシ進むtanukigo〜
2014年06月10日 11:27撮影 by  DSC-WX1, SONY
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6/10 11:27
相変わらずガシガシ進むtanukigo〜
静高平到着♪
2014年06月10日 12:02撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 12:02
静高平到着♪
静高平の水場は豊富に出ていました。
ここで本日の水を補給します
2014年06月10日 12:03撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 12:03
静高平の水場は豊富に出ていました。
ここで本日の水を補給します
静高平より一旦雪渓は無くなりガレ場の登りとなりました
2014年06月10日 12:14撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 12:14
静高平より一旦雪渓は無くなりガレ場の登りとなりました
そして少し進むとまた雪渓が現れました
2014年06月10日 12:14撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 12:14
そして少し進むとまた雪渓が現れました
途中、寄り道してイザルヶ岳
2014年06月10日 12:31撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 12:31
途中、寄り道してイザルヶ岳
ザックをデポしてルンルン気分(^^♪
2014年06月10日 12:32撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 12:32
ザックをデポしてルンルン気分(^^♪
イザルヶ岳より
ガスで展望ありませんでした(;´Д`)
2014年06月10日 12:32撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 12:32
イザルヶ岳より
ガスで展望ありませんでした(;´Д`)
イザルヶ岳にてサルのポーズ(。´・ω・)?
少し理解不能です
2014年06月10日 12:33撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 12:33
イザルヶ岳にてサルのポーズ(。´・ω・)?
少し理解不能です
少し進むと木道が現れました
2014年06月10日 12:41撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 12:41
少し進むと木道が現れました
ガスの切れ間から本日の宿である光岳小屋が現れました(^^♪
2014年06月10日 12:47撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 12:47
ガスの切れ間から本日の宿である光岳小屋が現れました(^^♪
光岳小屋到着♪
小屋の周りは積雪は殆どありませんでした
2014年06月10日 12:51撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 12:51
光岳小屋到着♪
小屋の周りは積雪は殆どありませんでした
小屋に荷物をデポして光岳へのピークへと向かいます
2014年06月10日 12:59撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 12:59
小屋に荷物をデポして光岳へのピークへと向かいます
南アルプス南部の特徴的な標識
2014年06月10日 13:24撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 13:24
南アルプス南部の特徴的な標識
すぐ横には、団子串の標識( ;∀;)
2014年06月10日 13:25撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 13:25
すぐ横には、団子串の標識( ;∀;)
光岳にて
2014年06月10日 13:26撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 13:26
光岳にて
空が照かっています(多分)
2014年06月10日 13:26撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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空が照かっています(多分)
頭が照かっています(確実)
2014年06月10日 13:26撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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頭が照かっています(確実)
いつものポーズでtanukigo~
2014年06月10日 13:27撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 13:27
いつものポーズでtanukigo~
光岳のピークより少し進んだ所の展望台より光石!
2014年06月10日 13:28撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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光岳のピークより少し進んだ所の展望台より光石!
光岳小屋の内部
2014年06月10日 15:00撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 15:00
光岳小屋の内部
光岳小屋の内部
2014年06月10日 15:00撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 15:00
光岳小屋の内部
光岳小屋の内部
2014年06月10日 15:01撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 15:01
光岳小屋の内部
光岳小屋の内部

とても綺麗な小屋でした(^^♪
2014年06月10日 15:01撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/10 15:01
光岳小屋の内部

とても綺麗な小屋でした(^^♪
2日目早朝
あたりは完全にガス
2014年06月11日 04:42撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
6/11 4:42
2日目早朝
あたりは完全にガス
2014年06月11日 06:35撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/11 6:35
下山時樹林帯の合間から聖岳〜
2014年06月11日 06:43撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/11 6:43
下山時樹林帯の合間から聖岳〜
急斜面の下りが続きます
2014年06月11日 07:33撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/11 7:33
急斜面の下りが続きます
大きな桧
2014年06月11日 07:51撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/11 7:51
大きな桧
大木が生い茂る登山道
2014年06月11日 07:52撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/11 7:52
大木が生い茂る登山道
結構な急斜面です
2014年06月11日 08:30撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/11 8:30
結構な急斜面です
登山口の近くの崩壊が進む登山道
2014年06月11日 08:33撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
6/11 8:33
登山口の近くの崩壊が進む登山道
滑落しないように慎重に進みます
2014年06月11日 08:35撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
6/11 8:35
滑落しないように慎重に進みます
雨の中無事下山してきました
2014年06月11日 08:41撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/11 8:41
雨の中無事下山してきました
対岸よりこちらを撮っているtanukigo
2014年06月11日 08:44撮影 by  DSC-WX1, SONY
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6/11 8:44
対岸よりこちらを撮っているtanukigo
易老渡の駐車場に戻ってきました
2014年06月11日 08:56撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/11 8:56
易老渡の駐車場に戻ってきました
下山後、登山靴を脱ぐと何と!
山ビルが〜( ゜Д゜)
2014年06月11日 08:58撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/11 8:58
下山後、登山靴を脱ぐと何と!
山ビルが〜( ゜Д゜)
ゲーターの方にも一匹!
刺されなくてよかった〜
2014年06月11日 09:00撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/11 9:00
ゲーターの方にも一匹!
刺されなくてよかった〜
(番外編)
下山後下栗の里へ 日本のチロル
2014年06月11日 11:05撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/11 11:05
(番外編)
下山後下栗の里へ 日本のチロル
(番外編)
下栗の里の はんば亭にて いも田楽〜
美味しかったです
2014年06月11日 11:38撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/11 11:38
(番外編)
下栗の里の はんば亭にて いも田楽〜
美味しかったです
(番外編)
こちらは こんにゃく田楽
2014年06月11日 11:39撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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6/11 11:39
(番外編)
こちらは こんにゃく田楽

感想

梅雨の季節になり、どこの天気を見ても雨マークばっかり。
前回、聖岳に行ってから、次の山行は光岳に行くんだと決めていました。
だから、登りたい…一週間前から毎日のように天気予報をチェックし何とか曇りだけど登れそうということで行ってきました…光岳へ。
せっかく、連休をもらえたのに日帰りだともったいないから、泊りで。
この時期は、まだ営業はしていないのですが解放されているので初めての小屋泊です。

9日仕事を終え、準備をし23時に自宅を出発。高速を使い登山口である易老渡へ向かいました。
飯田ICでおり、約1時間弱は市街地の走行、そして、1時間はトラウマの山岳道路走行。トラウマというのも前回の聖岳の山行の時にこの林道でタイヤがパンクしたのです。その音が脳裏をよぎりいつになく慎重かつゆっくりと走行。
前回来た時よりも落石が多いような気もします。この雨の影響もあるのかなぁ(。´・ω・)?
時計を見ると5時ちょっとすぎた所、ちょっと時間はかかりましたが、易老渡に着いた時は、ホッとしました(;´Д`)
小雨はパラついていましたが、止む事を願い準備して6時に登山開始。

駐車場から少し下ると登山口でもある吊り橋があります。この橋を渡りきると急登の登りが始まります。しかも足元にはヒルがくねくねし、上からは落石の音が。
順調に進み、面平に到着。しかし、樹林帯の中なので展望はナシ。さっさと進みますが急登の為、なかなか思うように足が進みません。その時、樹林帯の奥のほうから「ごぉぉぉ〜」という獣の鳴き声なのか何なのかわからない音。
恐怖に怯えているはずなのになぜか、今まで動かなかった足がどんどん前に進みます。恐怖という焦りなのでしょうか。岩場のトラバースを過ぎると易老岳に到着。ようやく急登とのお別れです。
易老岳は樹林帯の囲まれた広場でした。さっさと先に進みます。
ここから、少しずつ雪が現れます。三吉平を過ぎた辺りからマークが少なくなり道迷いに注意しながら進みます。
ゴーロの谷筋で軽アイゼンをつけ最後の急な登りを登りきると静高平に到着。
水場もあり、豊富に出ていたのでここで食事用の水を確保し途中、イザルヶ岳の山頂に寄り道をし光岳小屋到着。
光岳小屋は2階建てで中は綺麗でした。
とりあえず、荷物を置いて今回の山行の目的でもある光岳へ。
夏道も出ていなく、トレースもなく、ルート取りが難しかったが何とか山頂に到着。
山頂は本や皆さんのレコの通り樹林帯の中の為、展望はナシ。10メートル先に展望台がありますがガスの為あまり期待できず。だから、さっさと小屋に戻りました。
小屋に戻ると宴会の準備です。本来は一人分の使えるスペースが決められているのですが、本日は貸し切りの為広〜く使わせていただきます(*^^)v
ご飯を食べると眠くなり、いつの間にか就寝。

翌朝3時過ぎに起床、まだ外は暗いので明るくなるのを待ちながら朝ご飯を食べ準備を開始。
4時を過ぎると次第に明るくなり、でも一面ガスが広がり先が見えません。
不安を抱きながら、小屋を後にし出発。
やはりガスで先があまり見えませんが、慎重に歩きました。ゴーロの谷筋あたりで一瞬中央アルプスが広がり興奮。
視界も開け赤テープと夏道を頼りに進みました。
易老岳まで来るとあとは下るのみ。少しずつ雨がぱらついてきて少し急ぎ気味で下ります。途中で聖岳方面が見えました。樹林帯の中なので木々が邪魔をしてよく見れなかったのが残念。
どんどん進み、眼下に登山口の橋が見えた時は安心しました。
思っていたよりもガスに巻かれることなく、道迷いもせずに下山できた事にホッとしました。
今回は小屋泊というテント泊とは違う山行を楽しむ事が出来ました。駐車場で今回の山行を振り返っていると突然妻の叫び…ゲーターを外すと山ビルがウネウネΣ(゜Д゜)
写真を撮るtanukigoに妻はちょっと呆れていました。

帰りも緊張の運転です。易老渡までの道のりは厳しいですが、いつかまた、天気の良い日に来たいなぁ〜と思いました。
今回もマイナスイオンをたっぷり浴びリフレッシュできました。








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