光岳 (易老渡より光岳小屋泊にてピストン)
- GPS
- 12:34
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 2,307m
- 下り
- 2,310m
コースタイム
5:53 易老渡岳登山口
7:25 面平
9:58 易老岳
12:25 イザルヶ岳 12:31
12:51 光岳小屋 13:00
13:24 光岳 13:33
13:46 光岳小屋
【2日目】
4:43 光岳小屋
6:35 易老岳
7:53 面平
8:41 易老渡岳登山口
天候 | 1日目 終日ガス 2日目 小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中央自動車道 飯田ICより上島トンネル(山岳道路入口)まで約1時間弱。 上島トンネルより易老渡まで1時間ちょい 結果2時間程のアクセス時間です。 《注意》 上島トンネルより山岳道路に入り、下栗の里を過ぎると林道上には落石が多くパンクには注意が必要です。 さらに進み発電所を過ぎると林道はダートと化します。パンクはおろか、この区間は落石にも注意が必要です。 【駐車場】 易老渡の駐車場はアスファルトにて整備され、約20台ほど駐車可能です。(無料) 簡易トイレ1基と雨宿り場所があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 易老渡岳駐車場にあります(用紙あり、ペンは確認しませんでした) 【コース状況】 《易老渡登山口〜易老岳》 駐車場より少し下った赤い橋を渡った所より登山道が始まります。 登り始めより登山道は九十九折りに付いていますが、急登が永遠と続きます。 途中、面平、馬の背と少しなだらかな箇所は有りますが、ひたすらの急登が続きます。 2254のピークより傾斜は若干緩みますが岩場のヤセ尾根の通過があり、この区間のみ滑落の注意が必要かと思われます。 ここまでの区間は、リボン、マークは頻繁にあるので道迷いの心配は少ないと思います。 《易老岳〜三吉平》 易老岳より少し進むとと残雪が少し現れますが、ほとんどが夏道が出ているので道迷いには心配ないと思います。 しかし、易老岳までとは違い一気にリボンマーク等は減ります。 《三吉平〜イザルヶ岳〜光岳小屋》 三吉平より一気に残雪が現れ、谷上に残る雪渓への登りへと変わります。(軽アイゼン使用) 雪渓を登りきると静高平に到着。(この辺りでアイゼンを脱着)ここの水場は豊富に出ていたため本日の水を確保したのち少し進みイザルヶ岳分岐にてザックをデポし、イザルヶ岳のピークを踏み戻ってきました。少し進み光岳小屋に到着。 《光岳小屋〜光岳》 光岳小屋に到着しザックをデポして本日の目的へと向かいます。終始残雪区間の為、殆ど夏道は出ていませんでした。リボン・マーク等は殆どないので区間は短いといえこの時期道迷いには注意が必要です。樹林帯の中に山頂が現れ、10メートル程進むと展望台が現れ、そこから光石が見えました。 |
写真
感想
梅雨の季節になり、どこの天気を見ても雨マークばっかり。
前回、聖岳に行ってから、次の山行は光岳に行くんだと決めていました。
だから、登りたい…一週間前から毎日のように天気予報をチェックし何とか曇りだけど登れそうということで行ってきました…光岳へ。
せっかく、連休をもらえたのに日帰りだともったいないから、泊りで。
この時期は、まだ営業はしていないのですが解放されているので初めての小屋泊です。
9日仕事を終え、準備をし23時に自宅を出発。高速を使い登山口である易老渡へ向かいました。
飯田ICでおり、約1時間弱は市街地の走行、そして、1時間はトラウマの山岳道路走行。トラウマというのも前回の聖岳の山行の時にこの林道でタイヤがパンクしたのです。その音が脳裏をよぎりいつになく慎重かつゆっくりと走行。
前回来た時よりも落石が多いような気もします。この雨の影響もあるのかなぁ(。´・ω・)?
時計を見ると5時ちょっとすぎた所、ちょっと時間はかかりましたが、易老渡に着いた時は、ホッとしました(;´Д`)
小雨はパラついていましたが、止む事を願い準備して6時に登山開始。
駐車場から少し下ると登山口でもある吊り橋があります。この橋を渡りきると急登の登りが始まります。しかも足元にはヒルがくねくねし、上からは落石の音が。
順調に進み、面平に到着。しかし、樹林帯の中なので展望はナシ。さっさと進みますが急登の為、なかなか思うように足が進みません。その時、樹林帯の奥のほうから「ごぉぉぉ〜」という獣の鳴き声なのか何なのかわからない音。
恐怖に怯えているはずなのになぜか、今まで動かなかった足がどんどん前に進みます。恐怖という焦りなのでしょうか。岩場のトラバースを過ぎると易老岳に到着。ようやく急登とのお別れです。
易老岳は樹林帯の囲まれた広場でした。さっさと先に進みます。
ここから、少しずつ雪が現れます。三吉平を過ぎた辺りからマークが少なくなり道迷いに注意しながら進みます。
ゴーロの谷筋で軽アイゼンをつけ最後の急な登りを登りきると静高平に到着。
水場もあり、豊富に出ていたのでここで食事用の水を確保し途中、イザルヶ岳の山頂に寄り道をし光岳小屋到着。
光岳小屋は2階建てで中は綺麗でした。
とりあえず、荷物を置いて今回の山行の目的でもある光岳へ。
夏道も出ていなく、トレースもなく、ルート取りが難しかったが何とか山頂に到着。
山頂は本や皆さんのレコの通り樹林帯の中の為、展望はナシ。10メートル先に展望台がありますがガスの為あまり期待できず。だから、さっさと小屋に戻りました。
小屋に戻ると宴会の準備です。本来は一人分の使えるスペースが決められているのですが、本日は貸し切りの為広〜く使わせていただきます(*^^)v
ご飯を食べると眠くなり、いつの間にか就寝。
翌朝3時過ぎに起床、まだ外は暗いので明るくなるのを待ちながら朝ご飯を食べ準備を開始。
4時を過ぎると次第に明るくなり、でも一面ガスが広がり先が見えません。
不安を抱きながら、小屋を後にし出発。
やはりガスで先があまり見えませんが、慎重に歩きました。ゴーロの谷筋あたりで一瞬中央アルプスが広がり興奮。
視界も開け赤テープと夏道を頼りに進みました。
易老岳まで来るとあとは下るのみ。少しずつ雨がぱらついてきて少し急ぎ気味で下ります。途中で聖岳方面が見えました。樹林帯の中なので木々が邪魔をしてよく見れなかったのが残念。
どんどん進み、眼下に登山口の橋が見えた時は安心しました。
思っていたよりもガスに巻かれることなく、道迷いもせずに下山できた事にホッとしました。
今回は小屋泊というテント泊とは違う山行を楽しむ事が出来ました。駐車場で今回の山行を振り返っていると突然妻の叫び…ゲーターを外すと山ビルがウネウネΣ(゜Д゜)
写真を撮るtanukigoに妻はちょっと呆れていました。
帰りも緊張の運転です。易老渡までの道のりは厳しいですが、いつかまた、天気の良い日に来たいなぁ〜と思いました。
今回もマイナスイオンをたっぷり浴びリフレッシュできました。
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