光岳:易老度登山口往復(小屋1泊)

2024年05月11日(土) ~ 2024年05月12日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 16.8km
• 登り: 2,191m
• 下り: 2,191m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:32
• 休憩: 0:34
• 合計: 9:06

7:55 易老渡
9:38 面平
10:39 標高1800m地点
12:09 三角点
12:46 易老岳
13:49 三吉平
15:00 15:19 静高平
15:41 15:46 イザルヶ岳
15:56 16:01 県営光岳小屋
16:34 16:39 光岳
17:01 県営光岳小屋

2日目

• 山行: 4:54
• 休憩: 0:17
• 合計: 5:11

4:33 県営光岳小屋
4:42 イザルヶ岳分岐
4:49 4:55 静高平
5:33 5:34 三吉平
6:35 6:45 易老岳
7:03 三角点
7:59 標高1800m地点
8:26 面平
9:44 易老渡
9:44 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

芝沢まで車

コース状況／危険箇所等

全コース的にピンクテープが不足している感があるが踏み跡を丁寧に丁寧にたどっていけばピンクテープが見つかるレベル
(1)登山口から入ったところで杉の森を九十九折れに登る坂が所々道が細くなってトラバース気味になっており、谷側に穴が開いているところがある
(2)コースタイムチェックポイント標高2254地点を過ぎてから若干痩せ尾根気味のところを歩くがロープ場のところが両側切れ落ちている
(3)三吉平先より静高平まで残雪あり。チェーンスパイク等はあった方がよいと思うレベル
(4)小屋から山頂は雪道で若干わかりにくいがピンクテープと踏み跡で何とかなるレベル

その他周辺情報

前泊：殿岡温泉　湯元　湯〜眠

写真

5/11 6:14

上村小学校を目指し、写真真ん中の迂回路の看板通り進めば芝沢ゲートの駐車場に着きます

5/11 6:41

ゲート手前1kmぐらいから舗装されていない道路です

5/11 6:43

ゲート前の芝沢駐車場

5/11 6:43

3，4割空いておりました

5/11 6:51

易老度の登山口の手前200~300mくらいは舗装されていませんが途中2か所ほど崩落地点がありますがそれまでは舗装されているこんな道続きます。

5/11 7:55

登山口スタート。自宅からここまで来るのが大変でした。
また、折り畳み自転車が1台止まっていました。軽そうなので迂回路を担いできたものと思われます。

5/11 7:56

少し歩いて杉の森を九十九折れに登っていきます。九十九折れなので他のレコで言われているほどきつくないです。但し、この先易老度岳までは長い急登で後半ばてます。

5/11 8:00

トラバース気味の登山道。道が細く注意が必要と思われます。

5/11 8:07

谷側はもろく危ないです。

5/11 8:10

5/11 8:29

こんな感じが続きます

5/11 8:41

杉が終わるとブナやミズナラの広葉樹の森になり景色が明るく変わります。

5/11 8:56

明るい広葉樹の森を登っていきます。この光景に救われました。

5/11 9:22

5/11 9:32

5/11 9:35

5/11 9:38

5/11 9:38

面平到着。ここまでは順調。対策が功を奏していました。
ここから針葉樹林帯に入りますが明るいです。

5/11 9:46

5/11 10:00

5/11 10:39

おそらく地図で言う”平らな広場”。標識はありません。標高1800m付近です。ここから若干様相が変わります

5/11 10:53

5/11 11:18

5/11 11:44

馬の背付近。ここから若干細尾根を歩きます

5/11 12:09

標高2254m地点。気温15℃、湿度60%

5/11 12:18

ロープ場の切れ落ちているところ。全行程で一番危険なところと思いました。

5/11 12:18

ロープ場

5/11 12:22

5/11 12:29

5/11 12:39

易老度岳までもう少し

5/11 12:41

5/11 12:46

易老度だけに到着。面平より若干ばて気味で呼吸を整えながらゆっくり歩きましたがコースタイムを30分ほど短縮できました。

5/11 12:49

ここから三吉平までは下り多少のアップダウンが3，4回ありますがこれがボディーブローのように効いてきます。

5/11 12:52

5/11 12:57

しかしながら、南アルプス的な光景の中歩くので多少救われました

5/11 12:57

5/11 13:05

5/11 13:14

三吉ガレから見た恵那山

5/11 13:14

中央アルプスと右奥が乗鞍岳

5/11 13:17

光岳方面。まだあるなぁ。

5/11 13:28

5/11 13:42

5/11 13:49

やっと三吉平につきました。

5/11 14:05

ここから残雪の上を歩きます

5/11 14:14

5/11 14:30

なかなか終わりません

5/11 14:42

まだあるのかよ

5/11 15:00

ようやくつきました静高平。標識のそばに水場らしきところがあります

5/11 15:01

ここは塩ビパイプのよこから流れていました。この先数mのところに塩ビのパイプから水が出ているところがあります。ここで、20分ほど水を汲みます

5/11 15:21

あともう少し

5/11 15:28

光岳小屋が見えました

5/11 15:29

イザルが岳分岐。ここから山頂までの道がわかりにくく、雪の上の踏み跡をたどります

5/11 15:41

イザルヶ岳到着。絶景です。

5/11 15:42

富士山

5/11 15:42

聖岳、上河内岳、茶臼岳。聖岳高いなぁ。登れる気がしない。

5/11 15:42

中央アルプスと左奥に御嶽山。こっちの方が景色は日本百名山ぽい。

5/11 15:42

光岳

5/11 15:43

遠く海に浮いている島。

5/11 15:53

イザルヶ岳分岐

5/11 16:34

小屋に寄って荷物を降ろしやっと山頂到着

5/11 16:36

眺望が無いと言われていましたが一応あります。中央アルプス

5/11 16:36

展望台から南の光景

5/11 16:39

聖岳、上河内岳、茶臼岳

5/11 17:01

小屋到着。この日は5名4組。空いていました。

5/11 18:30

夕方の聖岳、上河内岳、茶臼岳

5/11 18:30

5/12 4:33

小屋スタート。帰りの中央高速の渋滞が気になりおちおち寝ていられませんでした。

5/12 4:42

イザルヶ岳分岐

5/12 4:43

小屋見納め。お世話になりました。

5/12 4:49

水場。ここで15分ほど水を汲みます。

5/12 4:55

5/12 5:01

5/12 5:06

静高平から三吉平までの雪渓。帰りは雪がそれなりに締まっており膝への衝撃が緩和され一気に降りれました。

5/12 5:12

気温6.3度、湿度31%

5/12 5:30

三吉平到着。ここからのアップダウンと易老度だけの登り返しがそれなりに足にきます。

5/12 5:40

5/12 5:43

5/12 5:50

5/12 5:59

5/12 6:06

5/12 6:10

易老度岳までの途中の坂道。谷側崩壊。

5/12 6:14

5/12 6:35

易老度岳到着。あとは下るだけ

5/12 7:03

標高2254m地点

5/12 7:28

ガンガン下っていきます。

5/12 7:51

平らな広場到着

5/12 7:59

さらに一気に下っていきます

5/12 8:26

面平到着

5/12 8:29

5/12 9:09

5/12 9:30

最後の九十九折れの坂。ざれているので歩きにくい

5/12 9:39

5/12 9:44

登山口到着。

5/12 11:29

手打ちとんかつ？飯田インター手前のとんかつや。

5/12 11:47

登山の後はなぜかとんかつが食べたくなります。

撮影機器：

Pixel 7 Google

感想

Ginmaru1

自分にとっては一番苦手と思われる光岳。これまでフォローさてていただいている方の意見を聞いたり他の方のレコを見て易老度岳までの急登の対策を考え効を奏し、さらに、想定外の急登の光景がワンパターンでない(最初は杉の森、次の広葉樹の森、若干のヤセオネ歩き)こともあって何とか登りきることはできましたが、自分にとってはむしろ、易老度岳後の微妙なアップダウンと三吉平から静高平までの行程の方がきつく感じ完全にばてました。イザルヶ岳からの眺望は360℃絶景で光岳からの眺望もそれなりにあり、また、途中、自分がイメージした南アルプスの樹林帯の光景の中を歩くことができ、かなり疲れましたがガッツり南アルプスを体感できた山行であったと思いました。

コメント

beech477

Ginmaru1さん、こんにちは。
光岳登頂やりましたね！おめでとう御座います。
引き続き、この調子で百名山完登目指して頑張ってください、応援しております。

Ginmaru1

beech477様

いつもお世話になっております。Ginmaru1です。
この山は剱岳、悪沢赤石岳、とともに登る前にかなり計画に悩んだ山の一つで計画も二転三転していろいろと大変でしたが、また、事前と比べ想定外のこともありそれなりに楽しめた山でした。また、自分はどちらかというと低山のブナ林を歩きその後森林限界を超え見晴らしのいいたおやかな稜線を歩いて山頂へたどり着く山行が理想でしたが今回このような山歩きもいいなぁと初めて思った山行でもありました。百名山踏破にはまだ聖岳やbeech477のおひざ元の笠ヶ岳、槍ヶ岳、奥穂高、鹿島槍ヶ岳、五竜岳など難しい山が残っていますが気を引き締めて頑張ります。
今後もbeech477様のブナ林紀行も楽しませていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

DKats

大変詳細なレポートありがとうございました。光岳トライ検討中の身として大変参考になりました。ありがとうございました。DKats

あっきー＠くま

Ginmaru1さん、こんにちは(*'▽')
光、無事行かれましたか、おめでとうございます♪
屋久島に引き続き、厄介度的にネックになってた課題の山、1つクリアですね(*^^*)

易老岳までの急登を懸念されてましたけど、そこは問題なくクリアされたんですね。
確かに急ではありますが、テンポが一定なので、リズム掴みさえすればある意味登りやすいのかもしれませんね。
むしろ仰る通り易老岳〜三吉平〜光小屋までがキツイのはあるかも。
妻も実際その辺りで足攣ってましたし。
多分急登で足使いすぎちゃうんでしょうね(;´Д｀)

また聖登りに是非飯田までお越しください♪
それか次は静岡県側から登る感じですかね？

Ginmaru1

あっきー＠くま様
いつもお世話になっております。
Ginmaru1です。
ここの急登対策はあっき―さまと自分がフォローさせていただいているdomikichi様のレコが大変参考になり約1年間考えておりました。一時は聖、上河内、茶臼、光岳を一気に回ることも考えていたのですが
(1)この冬十分なトレーニング的山行ができなかった
(2)便ヶ島から西沢渡までの補修工事で先週より7月中旬まで立ち入り禁止になった
(3)丸2日の晴れの日の確保は難しい(5/12の午後の天気予報の予定は雨でした)
等により確実に光、聖を別々に1座ずつ攻めた方がよいと思いました。
また、急登対策としてはあっき―様から直伝の呼吸の整え方を去年より急登の時はいつも光岳を登っていると想定して取り組んだことと視界が比較的よいので若いころに聞いた曲を5時間分聞きながら登ったこと(急登に合う少し遅めの曲)、さらに、200名山の毛無山のように光景が変わらないのではなく比較的変化がありそれなりに楽しめたので乗り切れたのだと思います。
むしろ、自分だけではなく途中三吉平手前ですれ違ったご夫婦も易老岳-三吉平間の微妙なアップダウンが結構きついと言っておられ、さらに、小屋に泊まっていた方もこの区間と三吉平から静高平までがきつかったと言っていたのでこれから光岳に登られる予定の、自分のようにまだキャリアが浅い方は要注意が必要と思われました。
今後の予定はおそらく、再来週を静岡側からの聖岳を考えていたのですが天気が崩れそうなので聖岳は林道補修が終わるころの秋に回し聖光小屋に泊まって日帰りで、今週土曜日に塩見岳の日帰りを考えております。まだまだ、厳しい山行は続きますがご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

あっきー＠くま

Ginmaru1さん

近々塩見に来られるんですね！
私の足が万全であれば是非お会いしたかったところですが、まだ万全でないのと
あいにく今週末は妻の車の納車からの車のお祓いで熊野行っててお会いできませんが
またいつか機会があれば是非ご一緒したいです(*^^*)

ちなみに塩見の麓、大鹿の道の駅『歌舞伎の里大鹿』というところがありまして
https://kabukinosato.com/outline/food/
そこの野生鹿ステーキ定食というのがおススメです。
ただ、ラストオーダー2時半なので時間的に厳しいのかな…もし間に合うようなら是非♪