【鹿児島】花尾神社→▲花尾山→カブト虫岩→霧島展望所→マンタ岩→大平→花尾神社 縦走・周回コース

2022年08月31日(水) [日帰り]

• GPS: 07:32
• 距離: 9.6km
• 登り: 604m
• 下り: 607m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:38
• 休憩: 1:27
• 合計: 9:05

距離 9.6km 登り 604m 下り 607m

10:52 花尾神社
11:02 たかた地鶏分岐
11:18 林道注意看板
11:35 11:40 大きな落石
12:00 南登山口駐車場
12:10 12:15 南登山口
12:52 山頂5分標識
12:57 13:54 花尾山
14:00 縦走路標識
14:11 14:00 尾根のケルン
15:06 14:00 カブト虫岩5分標識
15:13 15:20 カブト虫岩
16:07 16:20 霧島展望所
16:30 マンタ岩
17:23 林道出合い
17:43 市道出合い
18:07 水汲み場
18:22 隠れ念仏洞入口
18:31 花尾神社・登山道標識
18:40 花尾神社

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■麓の花尾神社境内駐車場（トイレあり）に駐車し、南登山口まで林道を徒歩で上がりました。
■山と溪谷社のガイド本「分県登山ガイド45　鹿児島県・沖縄県の山」には、「登山口まで行けるのは軽4WD車のみ」との記載あり。初見の今回は、登山口まで普通車（CR-V 2WD）で上がれるかを見極めることも目的とすることにして、花尾神社から歩くことに。
■結果的に、林道は狭く、野球バット位の折れ枝やソフトボール大の落石が多数あり、斜面が崩落して大きな落石が放置されている箇所もあった（写真参照）ので、単独行としては車を麓に置いてきて正解でした。バックする場合には誘導が必要。曲がり角に退避スペースがない場所も。
■車で上がらなかったので、カブト虫岩から花尾山頂に戻るピストンにせず、大平まで縦走して周回することにしました。

コース状況／危険箇所等

■南登山口から花尾山山頂までは、距離は短いが最初から急登。倒木が多く、やや荒れています。ルート上にピンクテープがあり頼りになりますが、倒木や枝折れのため地面に落ちているテープも多数。
■花尾山山頂から大平までの縦走区間で迷った場所が4ヶ所あったので、写真をご参照ください。
■三重嶽でアブなどの羽虫にずっとストーキングされていたので、今回は虫除け剤（ディート剤）のスプレーボトルを持参して終始振りかけていましたが、相手はしつこかった！次の山行までに防虫ハットネットを買うことを決意（笑）。ヤマビルは三重嶽同様、全くいませんでした。
■マムシではないと思いますが、登山道上でヘビに遭遇（写真参照）。
■シカやイノシシの足跡は多数ありましたが遭遇せず。九州には熊がいないので安心です。私のアイコンは熊だけど。

写真

8/31 10:02

薩摩日光言われてるらしい花尾神社の駐車場に駐車。案内はありませんが、社殿左の奥から登山口に進みます。

8/31 10:04

登山口へはトイレ横の車道からも行けます。

8/31 11:02

たかた地鶏との分岐を右へ。

8/31 11:08

右へ

8/31 11:08

小さな標識あり

8/31 11:13

ゲートボール場？横の林道を進みます。

8/31 11:18

車両通行注意の看板あり

8/31 11:31

折れ枝、落石多数あり。普通車1台がギリギリ通れる位の道幅。

8/31 11:35

斜面崩壊して大きな落石が放置されています。比較のため、鹿児島のモンベルで買ったトレッキングポール(90cm設定×2本=180cm)を並べてみました。右は斜面なので2m強しか余裕がありません。写真で見るよりも実際は荒れた林道です。

8/31 11:58

右奥の谷から小規模の土石流があった跡。写真で見るよりも実際は荒れた林道です。

8/31 12:00

南登山口近くの駐車スペース。ヤマケイの分県ガイドでは、4WDの軽自動ならここまで上がれると書いてあるが、確かに。普通車は厳しいかも。少なくとも単独行では止めたほうがいい。バックする状況になったときに誘導が必要。

8/31 12:03

国土地理院地図には記載のない南登山口。最初から急登で倒木あり。

8/31 12:04

北登山口に進む林道。倒木あり。

8/31 12:18

南登山口から花尾山山頂を目指します。倒木多数。

8/31 12:25

8/31 12:52

山頂まで5分のミニ標識。鹿児島の山にはこの標識が多数あるようです。ボランティアの方でしょうか。

8/31 13:23

山頂は西方向に開けています。

8/31 13:16

花尾山540.4mの山頂標識。

8/31 13:17

左が北登山口（今回は通行せず）、正面がカブト虫岩方面（往復2時間50分）。カブト虫岩方面の縦走ルートへ。

【迷ったポイント1】

8/31 14:03

【迷ったポイント1】この標識が見えなかったので、行きすぎてしまいました。

8/31 14:05

カブト虫岩への標識

8/31 14:06

縦走路標識

8/31 14:11

尾根のケルン

8/31 14:17

登山道をヘビがニョロニョロ横断。頭隠して尻隠さずのところをパチリ。頭が見えなかったので種類不明。魚肉ソーセージぐらいの太さで小さいです。蜘蛛の巣払いとヘビ除けにトレッキングポールが役立ちました。

8/31 14:28

日が照っていますが、実際は写真よりも薄暗いです。山中はやや涼しいですが、酷暑で喉がかわきます。

8/31 15:06

カブト虫岩まで5分標識

8/31 15:11

大平方向の標識を確認

8/31 15:11

カブト虫岩への取り付き

8/31 15:13

カブト虫岩。写真では見ていたが、実際見ても・・・確かに！でも思ったよりも小さかったです。

8/31 15:14

カブト虫岩からの西方面の眺望。ここで15時を過ぎていて時間が微妙ですが、花尾山山頂に戻らずに、大平まで縦走して周回することを決断。車を花尾神社に置いてきたことと、大平が山の西側で日暮れが遅いだろうと読んだことが決め手。

【迷ったポイント2】

8/31 16:07

霧島展望所。展望所というよりも展望岩。ロープが設置してあるので、そのロープを使って身長ぐらいの岩を登ります。写真撮り忘れました。

8/31 16:09

霧島展望所からの眺望。雲がかかっていて残念ながら霧島は見えません。

8/31 16:30

マンタ岩。確かに！

8/31 16:42

この辺りから倒木等が一層多くなってきます。ピンクテープが見当たらずウロウロ。ヤマレコの足跡を確認しますが、倒木で進めないので、あえて巻いて進みます。道迷い注意。

【迷ったポイント3】

8/31 16:43

ピンクテープの代わりの缶。

8/31 16:44

大平への標識

8/31 16:48

大平への標識

8/31 17:07

大平への標識

8/31 17:07

ルート上にはピンクテープがあるので安心して進めます。が、ところどころテープが朽ちているので、ピンクテープが見えなくなったら、そのまま進まずに辺りを探索して下さい。また倒木があって巻く必要がある箇所もあります。落ち葉で踏み跡がわかりにくいところも。

【迷ったポイント4】

8/31 17:20

大平へ下りる林道の数十メートル手前の山中にあるピンクテープ。その先のテープが見当たりません。林道はすぐ目の前にあるはずですが、藪で見えないのでこの周辺をウロウロ探しました。時間が遅くなったので、念のためヘッドライトをザックから取り出して準備。が、山の西面だったので使わずに済みました。

8/31 17:25

藪を越えると林道発見。

8/31 17:25

林道から振り返るとピンクテープが見えました。

8/31 17:30

大平まで林道を進みます。

8/31 17:35

大平への道は、荒れたように見える右。標識はありません。地図かスマホ（GPSマップ）がないと迷います。

8/31 17:35

右に曲がって大平方面へ。荒れたように見えるこちらが正解。

8/31 17:43

林道から市道にでました。ここから花尾神社まで車道を1時間ほど歩きます。

8/31 17:43

南泉院の看板、気になる〜。

8/31 17:51

市道から花尾山方向

8/31 17:57

市道から花尾山方向

8/31 17:59

集落に近くなってきました

8/31 18:00

花尾神社から南泉院、大平側の林道（登山口）に向かう分岐。1つ前の写真の場所を振り返ったところ。

8/31 18:05

イノシシの罠でしょうか

8/31 18:07

「花尾大平の田の神うえ水汲み場」。ここまで水場はありませんでした。

8/31 18:16

市道を歩いて花尾神社に向かいます。

8/31 18:22

花尾隠れ念仏洞入口。写真では明るいですが、18:22で薄暗くなっていたので、寄らずに花尾神社に急ぎます。

8/31 18:23

まだ存続してる？

8/31 18:31

花尾神社（林道入口）のすぐ近くまでやってきました。酷暑の中、7時間ほどの山行でした。二度目、あるいは気温の低い冬なら、山行時間は大幅に減らせると思います。

撮影機器：

iPhone 12 mini Apple

装備

個人装備

ヘッドライト レインウェア上下 アマチュア無線機 TH-D74 iPhone12mini SIMあり iPhone6plus SIMなし iPad air2 SIMなし 予備電池 モバイルバッテリー USBケーブル ココヘリ発信器

感想

SUMIN

■縦走コースはロープや鎖もあって、鹿児島市内にしては手軽に登山らしさを味わえる楽しいコースです。八重山や三重嶽では物足りない登山初心者の方にぴったり。
■花尾山山頂より先は道が荒れ気味なので、ピンクテープを見落とさないように進む必要があります。地図やスマホ（GPS）がないと道迷いの可能性も。山頂等は携帯の電波が届きますが、電波不通の区間もあるので、マップデータの事前ダウンロードとモバイルバッテリーの準備を忘れずに。
■約8時間の山行中、車道に下りるまで誰にも会いませんでした。
■夏よりも涼しい時期がオススメです。