【糸瀬山】〜のろし岩と笹薮の海に溺れる〜

2022年09月03日(土) [日帰り]

• GPS: 09:47
• 距離: 19.3km
• 登り: 1,799m
• 下り: 1,725m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:23
• 休憩: 0:24
• 合計: 9:47

距離 19.3km 登り 1,801m 下り 1,732m

7:49 スタート地点
7:57 須原宿
8:02 須原駅
8:54 9:00 糸瀬山登山口
9:26 松原よこて
9:50 丸屋の鳥屋
10:44 山居の鳥屋
11:09 11:11 青ナギ
11:15 しらび平
11:19 11:24 糸瀬山
11:42 11:51 のろし岩
13:25 13:26 膳棚
16:19 16:20 中八丁峠
17:35 倉本駅
17:36 ゴール地点

天候

雨→くもり→雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往復路：自宅（車）大桑村スポーツ公園

大桑村スポーツ公園
〒399-5501 長野県木曽郡大桑村殿
https://goo.gl/maps/6ZNPxvNDmuPm9oqP7

コース状況／危険箇所等

greenriverさん、abu8kgさんのレコを参考にさせて頂きました
この場を借りてお礼申し上げます。

※危険箇所等・通行止め・登山道以外などの区間があります
もしこのルートを歩かれる方は慎重に自己責任でお願い致します
※GPSデータはスマホ暴走の為→ガーミンフェニックスに入替しています

その他周辺情報

温泉：フォレスパ木曽・あてら荘
〒399-5504 長野県木曽郡大桑村野尻939番地５８
https://goo.gl/maps/wxxCas7PtqiWAyPd9

食事：時間が遅くなった事と翌日鬼面山登山の為、飯田へ移動

写真

9/3 7:35

〜大桑村スポーツ公園〜
なんと300キロ以上走って来て「雨…」
「今日はトレーニング」

9/3 7:52

ちょっと荒れ気味「木曽川」
糸瀬山は…

9/3 7:56

お花は雫が瑞々しい

9/3 8:02

〜鹿島神社〜
立派な杉…登山口を越えてご挨拶

9/3 8:05

本日も無事をお願い

9/3 8:10

いざ「入山」

9/3 8:55

小一時間歩いてやっと
「ピストンならここが良い登山口」

9/3 9:15

雨の唯一のメリット
「絵になる花」
四国の「ヒメシャジン」思い出す

9/3 11:24

〜糸瀬山P〜
岩から生えてる

9/3 11:25

山頂は岩だらけ…汗

9/3 11:27

ありました「のろし岩」
写真で見るより「大きい！」

9/3 11:32

怖いもの見たさ…
まずは「あぶみちゃん」

9/3 11:35

フリクション「ゼロ」
立つ気がしない…笑

9/3 11:40

なんとか「ゴール！」
当然「まっちろ」
写真撮る時
「気休めバックアップ」

9/3 11:40

これから行く方面…
行く意味があるのだろうか…

9/3 11:43

二本の脚とおけつの「3点支持」笑

9/3 11:53

「雨ののろし岩」でした

9/3 12:22

復路は「濡れた笹祭り」
洗車機です…汗
綺麗にならないけど…

9/3 12:37

笹めくってたら
「こんなの出てきた」
「食べたら笑が止まらなくなるかな…」
なんてしょうもない事思う…
雨の笹藪に「やられてる」笑

9/3 13:02

コメツガ参戦で「ミックス〜」汗

9/3 13:23

〜膳棚〜
1805三角点あったよ！
晴れてきた！

9/3 13:24

タッチは手袋にまかせた

9/3 13:57

「笹の海」
平場がとても「憂鬱」

9/3 15:00

写真で見ると何でもないんだけど…笑

9/3 15:14

〜独標1692ピーク直下崩壊地〜
この登り返しで「ひよる」

9/3 15:24

「事件発生」
GPSが機能しなくなってた…
現在地がわからない…

9/3 16:18

〜中八丁峠(なかはっちょうとうげ)〜
久々に真剣に
「地図にかじり付いた」

9/3 16:52

ロードが見えた！
無事に帰れそうだ…

9/3 16:59

ここで身体を綺麗に

9/3 17:33

〜倉本駅〜

9/3 17:35

友達から聞いた「擂鉢窪亀裂の件」

9/3 17:50

木曽川も「穏やかに」
〜おしまい〜

撮影機器：

SC-51B samsung

感想

RaVieEnRose

【タイトル・テーマ】
糸瀬山
〜のろし岩と笹薮の海に溺れる〜

―――――――――『最初に』―――――――――
半月ほど山がご無沙汰
天気が難しかったが「木曽伊那遠征」
悪そうな初日を藪トレ

――――――――――『感想』―――――――――
夕方から雨予報は見事に外れ
「朝から雨」
「4時間以上かけて山を歩きに来た」
と自分に言い聞かせ「登山開始」

急に大きな岩がゴロゴロし始まめると山頂
三角点まで岩に刺さってる
のろし岩は雨なので「キャンセル」
…のはずが怖いもの見たさで上がる
高度感よりスケートリンクのような岩
ひたすら運動靴で撫でまくる
余計な体力を浪費するし
雨を止まないしで「進退を迷う」
しかしここでも得意の
「4時間以上かけて山を歩きに来た」
給料もでないのに「雨の笹の海にダイブ」
訛った身体にはこういうのも必要と「頑張る」
なんとか終盤まで淡々とこなすと…

「事件発生」
スマホのGPSが全く機能していない…
現在地は「中央本線の上で標高650m…」
バックアップ用のガーミンフェニックス
こちらはログのみで「地図がでない…」
独標1692直下の崩壊地が最後に…

「現在地を完全にロスト」

よりによって「笹の海」
尾根の笹ならともかく「平場」
取得できる情報は方角と高度のみ…
修羅場になった時のルーティーンで
「丁寧に水を飲む」
私の場合不思議とこれで冷静になる

（妄想中）
ひと晩山であかす→全身ずぶ濡れ→着替えの残量
→ツエルトなど装備の有無→携帯電波状況…
いったん最悪の事態をパラパラめくる

幸い怪我もなく日没まで時間もあるので「前進」
方角が決めにくい「平場」
逆手にとれば激下りはない
この時西側はコンタから大斜面
西側の淵を捉えたいが笹の海が邪魔をする…
そこに雨が激しくなりスマホが水滴で「暴走！」
次から次へと山の神に試される…
点在する小ピーク、ニゴマンの精度を信じて
微量の起伏も拾うようにセンサーの感度を上げる

中八丁峠の標識が見えた時…
「グッとくる」

―――――――――『最後に』―――――――――
下山してからの「大反省会」
普段遭難事例などを読んでいて
どうしてこうも悪い事が重なるかな…？
どこか他人事のよう…

「重なります」
今回の事から学ぶ事は多い
無事に降りて来れたから言えますが…
原点回帰が必要

とても達成感のあるルートだけに
GPSなしでは歩けない印象を色濃くして残念…

―――――――――接続した赤線――――――――
（なし）
次の日の山行
大西山・鬼面山〜しっとり伊那山脈〜
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4649839.html
―――次回歩いてみたいと思ったルート―――
◇機会があれば今回のルートから空木西駒辺り

―――――――軌跡はReliveで―――――――

コメント

Chikkun

RaVieEnRoseさん
ご無沙汰しております。今回はよりによってGPSが必要なところでGPSが不能になって大変だったようですね。私に同じことが起こったらたぶんパニックになっていたと思います。GPSのバックアップは持っておいた方がいいのでしょうか。
Chikkun

RaVieEnRose

Chikkunさん
こんばんは、場所が場所だっただけにやはり肝を冷やしました。
色々な悪い事が重なっての事だった思います。
「濃い笹薮」「雨」この二つは難易度高ったです。
GPSのバックアップ必要ですね（わかっていたのに…）
腕時計の地図データが飛んでいたのは想定外でしたが…
私は他にスマホもGPSも予備を持ってますが、この日は車に置いたままでした…汗

同時に以前は一生懸命トレーニングしていた「読図訓練」も電子機器に頼り過ぎないように再開したいと感じました。
本当に電子機器一切なしで歩いたら、長い距離や前が見えない藪なんてきっと無理ですね…笑
RaVie