天狗山ダイレクト
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- GPS
- 05:50
- 距離
- 2.7km
- 登り
- 461m
- 下り
- 448m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
踏み後明瞭で特に迷わずに取り付きまで |
写真
装備
個人装備 |
サングラス
クライミングシューズ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
その他日帰り登山に準じた装備 |
---|---|
共同装備 |
シングルロープ8.6mm×50m 1本
カム#0.5〜#3 各1つずつ ヌンチャク 3本 アルパインドロー 3本 120?スリング 2本 180?スリング 1本(ロッキング機能付きカラビナ1とセット) 240?スリング 1本(ロッキング機能付きカラビナ1とセット) |
感想
日曜日は天気は大丈夫だろうと前々から来たかった天狗山ダイレクトへ
6時30分馬越峠駐車場に着いた時には車は1台も無かった。
準備をしてから出発
取り付きまでは踏み後も明瞭でトラバース開始地点にはご丁寧にケルンまで
前日の雨の影響か1P目はびちゃびちゃだったので左側から回り込み
2P目から開始する。
2P目
フレーク前後で念のためカム#1でプロテクションを取る。
ホールドはガバだけど体重かけて良いのか結構怖い思いをしました。
短い垂壁部分が色々とホールド脆くて嫌でした。
3P目はパートナーリード。個人的にはこーゆうピッチの方が嫌です。
4P目
目出だしの木を利用して右のクラックに#3でプロテクションを
#3はここでしか使わないのでここでセットしないのであればいらないと思います。
クラックの中は濡れていて少し嫌でした。ホールドは豊富なので丁寧に行けば
そんなに問題ないかと。うろ覚えですみませんが#0.75か#1が途中使えた気がします。ロープの流れが極端に悪くなくなる手前でピッチを切る。途中木から120僖好螢鵐依用でランナーは取る。
5P目
4P目終了点で靴を履き替えガイドコンテで6P目取り付きまで移動
6P目
小休止後スタート
ややホールドの向きが限定されているが落ち着いて処理すれば問題なし
過去の記録だとハーケン2か所あるとのことだが右のハーケンが無くなっていました。(見落としの可能性あり)左側にあるハーケンでランナーを取る。一旦右に
移動してからステミング気味に左壁に足を張ってちょこちょこ足を上げたら終わり。
傾斜が緩むが念のため木から1本だけランナーを取る。ちょっとした広場にてビレイ
7P目 パートナーリード 木でランナー数本取る
8P目 5P目同様ガイドコンテで3段岩壁まで移動
9P目 パートナーリード
最初の1本目のハンガーボルトに予め私がヌンチャクかけてあげる
2本目のハンガーボルトにクリップをかけられると一安心
ここから数mが少し難しいくらいで1段目が終了。2段目までは木でランナーをセット
微妙に脆いので慎重に
10P目
実質最終ピッチ
9P目の終了点からすぐにハンガーボルトがあるがちょい怖い
昨日の雨のせいで壁がほぼ全体濡れていたためA0でガバホールドをつかませて
もらいました…。
濡れてなければ右のクラックを使って対処かな
ガバカチも全部濡れていてひやひやしながら濡れたクラックの中に入る感じで
スラブパートを登ります。スラブを抜けたところにハーケンが1つあります。
その後は簡単だけど脆くはがれそうなガバから比較的しっかりしたものを見つけて
登っていくとすぐに終わります。ここで#1が入れられそうなクラックがありましたが中の形状がやっかいでした。1回セットしてみたけど変に入ってしまって危うく
回収ができなくなるところでした。なんとか外して結局スルー。リンクカムの#1か#2ならうまくセットできそうな感じです。今回持ってきてなかったのでまた登る機会があれば試したいです。
終了点は奥の木を利用できますがそこでビレイするとロープの流れが非常に悪くなります。メインロープで伸ばすかスリングでなるべく手前まで延長してそこでビレイすると比較的ロープは流れやすくなります。
11P目 パートナーリード
コンテで行けそうでしたが少し上の安定したところまでスタカットで
12P目 靴を履き替えて踏み後をたどり適当な場所から稜線へ
ちょうどあがったところに赤布(テープ?)の目印地点でそこから数10mで
天狗山山頂へ
山頂で小休止後駐車場に向けて歩き出す。
登山道の日が当たらない岩は濡れていて滑るので意外と危ないので注意!!
脆くて超快適とまでは言えないがなかなか楽しいルートでした。
個人的にはトポのグレードよりは易しいと感じました。
ただ岩は脆いのでそういった難易度あてにせず丁寧なクライミングと
自然物を利用したプロテクションの取り方、スタカットからコンテに移行など
色々とぎゅっと詰まって勉強になるルートであることは間違いありません。
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