小五郎山 〜鉱山跡を訪ねて・記録係が・・・〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 844m
- 下り
- 983m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:深谷峡温泉16:09-16:35[岩国市営錦バス] 620円 錦町17:47-18:50岩国18:53-(横川乗換)-19:53 [錦川鉄道/JR 1800円] |
コース状況/ 危険箇所等 |
ルート図は手書きです 向峠〜金山谷登山口:アスファルト舗装の一般道 金山谷鉱山ルート:足元の悪いトラバース箇所に注意が必要。バリエーションルートとおぼしき踏み跡が数カ所ありましたので、地図との照合が必要です。 向峠ルート:特段危険な所はありませんが、露出した木の根などには注意が必要です。 トイレ:深谷パーキング 登山ポスト:あり(ノート記入式) 水場:なし(沢水はあり) 温泉:深谷峡温泉(650円) |
写真
感想
梅雨の晴れ間の日曜、ほぼ一ヶ月ぶりのお山へ
中国地方の山は公共交通でのアクセスが良くないところが多いが、ちょっと工夫すると、車でなくてもいける山がある。小五郎山もその一つ。
ヤマケイのガイドブックをみると、向峠バス停を起点にしたコースが紹介されているが、向峠バス停よりちょっと南に中国自動車道深谷(ふかたに)パーキングがあり、ココに停まる高速バスがある。今回はこれをアクセスに使いました。
工事中でバス乗り場が移動していた広島駅新幹線口を8:03に出発する益田行きの高速バスに乗り、1時間半ほどで深谷パーキングに到着。トイレと自販機しかない静かなパーキングから側道に出て、向峠集落を抜けて金山谷を目指します。バスが予定時刻より10分ほど遅かったので、挽回すべく舗装路を急いだ結果、登山口には11時前に到着。駐車場には車はなく、一息ついてから登山口のノートに行程を記入して登山開始。
金山谷までの行程で、わずかに足の張りを感じたけれどそのまま続行。
虫除けのためにハッカ油を溶かしたアルコール水を帽子にこれでもか!と吹き付けたせいか、それほど虫は寄ってこなかった。
まずはオンドル跡へ。そこから登山道へ戻ろうとすると、来た道とは別の踏み跡が2つ。正直に来た道を戻ればよいものの、それぞれの踏み跡をたどってうろうろと状況確認。10分ほどロスしたかな。
路は杉の樹林帯を九十九折に上っており、休憩地からは広葉樹との植生界を上っていく。
標高900mくらいからはトラバースが続き、足場の悪いところや沢筋を横断するところがあり、距離はあるのに一向に高さが稼げず、暑さもあってげんなり。姿勢が良くなかったのか、右膝に違和感が・・・
行く手に水音が聞こえてくると、沢の脇に説明版のある鉱山跡に到着。精錬所の跡のようで、足元には黒い鉱滓が幾つか転がっていた。その奥にはもう一つ沢があり、そこが露天掘りの跡のようでここにも薄い踏み跡があるが、これは登山道ではないようだ。登山道は看板の左を登り、精錬所の跡を高巻きしている。更に進むと縦抗跡に着くが、ヤブ蚊の巣窟だった>_<。
緑錆を吹いた石を見かけるが、思ったほど重くないし鉱石の結晶は見あたらない。あまり品位の良い鉱石じゃないようだ。どんな金属が含まれているか元素分析してみたいところ。
時刻は12時半を廻り、あとの行程を考えると寄り道は厳しいので坑道跡パスして山頂へ。13時をちょっと廻ってようやく山頂に着いた。寂地山への縦走ルートは笹に覆われ、湿度が高いのか遠くの山々はかすんでいた。
山頂は貸切!お昼はうどんと山賊おにぎりとし、13時半過ぎにで向峠へ向け出発。
緩やかな尾根道で、風が抜けるので心地よい。快調に降りて1時間ほどで向峠に着いた。
こちらも駐車場には車の姿はなかった。どうやらこの山、今日はワタシ一人だったみたい。
向峠のバス停脇に深谷峡温泉まで3kmとの案内板があり、車道をてくてくと。
途中、撮影しようとカメラをONにしても画面が真っ暗!よーく見ると赤や緑の細線が見え、どうやら液晶がダメになったみたい(悲)。ここから先はノーフレーミングで撮影続行!家のPCでみたら何とか写っていて一安心。
よーく見ると液晶のガラスが割れていた・・・、先日ネジが無くなったのを修理したので、締め付けすぎてストレスが掛かったか?とにかく残念!
これまで2年ほど、山でのハードな仕事によく耐えて記録してくれました。ありがとう。
ひとっ風呂浴びて地域バスの乗客に。錦町駅までの乗客はなく貸切状態でした。
錦町で1時間以上待ち時間があり、駅前を散策したけれどほとんどのお店が休みでした。
金山谷からの径は勾配や足元の状態が次々と変わり、経験の少ない自分にとっては少々辛い道のりでした。
経験不足だな〜。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する