意外にきつかった鷹ノ巣山 雲取山はオマケです
- GPS
- --:--
- 距離
- 31.2km
- 登り
- 2,286m
- 下り
- 2,479m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
現金:630円、IC:627円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
七ッ石小屋からブナ坂への上段巻道の一部に崩落箇所がありますが、特に問題なく通過できます 倉戸山・水根・熱海方面分岐後にある木の根だらけの急坂にスズメバチがいますので気をつけてください |
写真
感想
先週、雨の中を結構な距離となる三条ダルミ経由で下山することできたので、前から気になっていた七ッ石山〜奥多摩駅のコースに挑戦しました。
晴天で、暑くなることを覚悟していましたが、日差しが強い割には湿度が低く、爽やかな風が吹いていたので、レインウェアを着ていた先週よりは涼しかったです。このため、歩くペースが上がり気味でしたので、意識しながら進みました。
七ッ石小屋に到着して、あまりの眺望の良さに感激しました。これなら、雲取山山頂でもきっと素晴らしい眺望を拝めるのでは?しかし、本日は雲取山山頂へ行く予定はありません。でも、仮に雲取山山頂へ行っても、CT的には明るいうちに奥多摩駅に到着できるはず。う〜ん、どうしよう。優柔不断な性格が災いします。
ちょうど先週にAKB48グループの選抜総選挙があったせいか、神7時代の全盛期であるともちんがポニシュシュの曲に合わせて「いってみヨーカドー」と囁きます。よし、私の体力がどこまでついたかどうかの確認のためにも、いってみヨー!
12:30までに七ッ石山に到着することを目標として、七ッ石小屋を出発しました。七ッ石山は後で向かうので、今回は前々回に間違えた巻道に進みます。大雨の影響でしょうか、一部崩落箇所がありましたが、特に問題はなくブナ坂に到着。するとどうでしょう。雲取山山頂付近に雲が発生し始めました。「あと1時間ちょっとだけ頑張って晴れていて」と願いながら、ここから先の広ーい稜線を楽しみながら先に進みます。
雲取山山頂に到着すると、曇っていましたが時折晴れ間も。少し残念でしたが、前回の雨、前々回の雪に比べれば上出来です。埼玉側の標識を撮り、しばし眺望を楽しみました。遠くにうっすらと見える南アルプスと八ヶ岳に胸が躍り、いつか挑戦することを約束しました。
さて、オマケに時間を費やしてはいられないので戻ります。今回も奥多摩小屋の水場で水分補給し、気合いを入れます。目標よりも若干早く七ッ石山に到着したので、これからの本番に備え、休憩しました。皆さんのレコを拝見する限りでは、登り返しがきついとのこと。どの程度きついのだろうか?
石尾根縦走路を進み、千本ツツジを楽しんでから高丸山に向かうために分岐を左折。結構な急坂を登ると、山菜を採取している方がちらほら見受けられる道に出ました。高丸山方面を眺めると、噂通りの急坂が続きそうです。奥多摩駅目指して頑張りましょう。
急坂を登って高丸山に到着すると、寂しい標識がポツンとあるだけで、眺望はありません。なんだこりゃ?と通過しようと思ったら、かなりの急坂を下らねばなりません。これだけ下るということは、似たような標高の鷹ノ巣山までに登り返しがあるということ。ひたすら下山した先週の方が楽だったか?
ここから先は、もう噂通りです。雨の日は遠慮したいくらいの急坂が続きます。汗が噴き出ないように呼吸を整えてゆっくり進みます。石尾根縦走路だったら、こんなに苦労しなくても済むのでしょうか。
何やかにやで鷹ノ巣避難小屋に到着し、少し遅い昼食です。皆さんのレコにも書かれていますが、とにかく虫がすごく、両手で叩けば毎回2〜3匹は退治できるほどでした。だから、小屋の中で食事をしようと思ったら、宿泊を予定しているのでしょうか、団体さんがシートを広げて内部を占領しておられ、ガッカリして外で食べることになりました。
今回はいつもの鍋ラーメンではなく、スパに挑戦です。お湯の量と茹で時間を調整し、上手くできあがりました。料理をするのは好きなので、これからは山ごはんを充実させたいですね。
食事後に、避難小屋から200mほど下ったところにあるという水場の偵察に行きました。奥多摩小屋ほどではありませんでしたが、そこそこの水量です。顔を洗って、タオルを濡らして首に巻き、本日の目的地に向かいます。
お約束の急坂を超えて、鷹ノ巣山山頂に到着です。絶景とまではいきませんが、奥多摩湖方面の山々を眺めながら休憩です。しかし、あまり時間もないので先に進みます。山と高原地図では、ここから奥多摩駅まで5時間以上がCTですが、皆さんのレコによれば、かなり短時間で奥多摩駅に到着されているので、疲労具合を考慮しても予定通り明るいうちに到着できるかどうか。
鷹ノ巣山から先は下るだけです。しかし、途中にかなりの急坂が何箇所もあったり道を遮る大木があったりするので、油断は禁物です。倉戸山・水根・熱海の分岐を過ぎ、木の根だらけの急坂では、巣が近かったのでしょうか、スズメバチ3匹の襲撃を受け、転倒してしまいました。幸い怪我をせずに済みましたが、注意してください。
鷹ノ巣山から六ッ石山分岐まで、CTでは1:30のところ、実際は1:15かかりました。本当に皆さんのレコを信じて良いのか?と若干不安になりましたが、三ノ木戸分岐までCTでは1:10のところ、実際は20でした。これなら、残りのCT2:10もかなり短縮できるのでは?と思い、予想通り18:30に奥多摩駅に到着できました。
無事に奥多摩駅に到着できたものの、終盤は不安を感じながら歩いていた部分があったことは反省点です。次回からは、余裕を持った計画にしようと思います。しかし、技術力はともかく、結構な距離を歩くことができる体力がついてきたことは実感できたので、そろそろ森林限界とやらを超えてみたい、宿泊を伴う山行をしてみたい、なんて欲が出てきてしまいました。
丁度僕らが鍋割でヒルパニックになっていた頃、雲取に行かれたのですね!
1日に30kmオーバーって! 凄すぎて想像できません?
行動範囲がここまであると色々可能性が広がり楽しいでしょうね!(笑)
僕は1日16kmがギリかな〜?
そうですね〜。
その日の体調・天候・荷物の重量・標高差とかにもよりますので、単純に距離だけで疲労度を推測することはできないのですが、今の私の体力ですと、20kmを超えると山を楽しむよりトレーニングという感じがしてきます。
ゴールした時には、違う意味での達成感?を味わえるといいましょうか…。
まぁ、このコースを設定したのは今後を見据えての体力づくりのためだと自分に言い聞かせていますが、無理なく楽しめる範囲で経験を積み重ねていきたいですね。
f1019r1012さんも雲取山に行かれてはいかがでしょうか。鴨沢スタートはとても歩きやすいですし、早朝から登山を開始できるのでしたら、日帰りも十分に可能ですよ。
どうもでした。
目的地直下でお会いしたということで・・・
まさかヤマレコユーザさんに声をかけていただくとは思ってもいませんでした。
ブユがすごくて、お話しも早々に切り上げての退散失礼しました。
千本ツツジは私もちょっとがっかりでした。
まもなく我々のレコもアップしますので、良かったら見てやって下さい。
鷹ノ巣山到着が結構遅い時間になってしまったので、もうすれ違う人はいないだろうと思っていたのに山頂から声がして驚いていたら、ヤマレコで何度も拝見したお顔で、これまた驚きでした。
レコがアップされるのをお待ちしていますね。
私も今回、初めて、小屋であったかいものを食べたのですが、
胃が元気になっていいですね(´ω`*)
私は山で調理をしたことがないので、やってる人を見ると
ジロジロ見ちゃいます^^;スパ美味しそうです!!
スズメバチ怖いですね(T_T)
私なんて何もないとこでもすっ転びまくりなので、
ハチ3匹もきたら滑落しそうです、、、
私も森林限界とやらを超えてみたいですーー(><)
アルプスの山々は眺めるだけで、私もまだまだ憧れです、、、
また、どこかでお会いできたら嬉しいです(*´ー`)♪
山頂でバーベキューとかをしている方々を見ると、羨ましくなってしまいますよね。
焼肉のニオイを存分に吸い込みながらの、寂しい鍋ラーメン。。。
ヤマレコにも気合いの入った山ごはんをアップされている方がいらっしゃいますが、
私はいつもソロですので、あれだけの食材を担いで登る体力・気力は今のところありません。グループ登山なら装備を分担できるので、可能かもしれませんが。
何もないところですっ転びまくりって、失礼ながら笑ってしまいました。
私も平日は職場内でよくつまずいてます。お互い気をつけましょう!
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