蒼天に白イルカが泳ぐ燕岳 初北ア・初雪上テン泊と初物づくし
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- GPS
- 23:25
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 1,569m
- 下り
- 413m
コースタイム
(1日目)
11:40 第1駐車場
11:49 中房温泉登山口
12:32 第1ベンチ(水場) 12:48
13:16 第2ベンチ 13:25
13:59 第3ベンチ 14:12
14:47 富士見ベンチ
15:21 合戦小屋 15:30
15:52 合戦沢ノ頭
16:58 燕山荘
行動時間 4:31
休憩 0:47
計 5:18
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18:00 テント設営完了
19:00 夕食
20:50 就寝
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(2日目)
4:00 起床
4:30 日の出
5:30 朝食
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7:00 テン場出発
7:07 イルカ岩
7:28 めがね岩
7:42 燕岳山頂 8:25
8:30 めがね岩
8:44 イルカ岩 9:05
9:28 テン場(撤収、買い物)
行動時間 1:24
休憩 1:04
計 2:28
========================
10:29 下山開始
11:13 合戦沢ノ頭
11:30 合戦小屋(ランチ)12:00
12:23 富士見ベンチ
12:52 第3ベンチ
13:20 第2ベンチ
13:45 第1ベンチ
14:12 中房温泉登山口
14:28 第2駐車場
行動時間 3:29
休憩 0:30
計 3:59
=========================
◆計
登り 6:00
下り 4:11
休憩時間 1:47
合計時間 11:58
◆行動距離(アンドロイドアプリ 山旅ロガーを使いスマホで計測)
13.1km
天候 | 1日目 晴れ 2日目 晴れ ラッキー!! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
結構な山道で、すれ違いが困難な所もあります。 燕山荘情報 http://www.enzanso.co.jp/index.html テン泊 600円/人 水 200円/500mlペットボトル スタッフブログ 6/15 青い空 6/14 久々の青空 各1枚に写真に載ってしまった!! 合戦小屋 カップヌードル 350円 コーラ 350円/500mlペットボトル ビール 500円/350ml |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆登山道 富士見ベンチから雪がちらほら。 合戦小屋からは雪が本格化。 ステップが切ってあるがシャリシャリなのですぐに崩れます。 登りはまだいいですが、下りは軽アイゼンがあった方が安心です。 Wストックもあるといいでしょう。 連れが4回ほど下りで尻餅ついてます。 早朝に雪が多いところを通過する方は雪が凍るのでアイゼン必要です。 ◆登山ポスト 中房温泉登山口にあり ◆トイレ 第1駐車場にあり(簡易トイレ) 登山口の中房温泉(水洗トイレ) ◆水場 第1ベンチから1分の所にあり。 十分に出ていますが、プラティパスには入れにくい。 ◆服装 上 ベースレイヤー:ファイントラック フラッドラッシュスキンメッシュ半袖 セカンドレイヤー:フェニックスのTシャツ アームカバー:C3fit 下 1層 機能タイツ:ワコール CW-Xスタビライクスモデル 2層 短パン:Manastash 靴:キャラバン グランドキング GK78 ゲイター:OR フレックステックスゲイター 靴下:スマートウール Phd ◆テント泊道具、服装(就寝時) テント:MSRハバハバHP(フットプリントあり) インナーマット:100均の銀マット ryutakutan ダウン:ミレー 700FPライトダウン ベース:モンベル ジオライン中厚手 ズボン:TNF 長ズボン タイツ:モンベル ジオライン中厚手 靴下:スマートウールPhd シュラフ:モンベル アルパインダウンハガー800 #2 シュラフカバー:SOL ヴィヴィザック シュラフマット:サーマレスト Zライトソル 120cm 19mayu76 ダウン:ミレー 700FPライトダウン フリース:TNF ベース:モンベル メリノウール厚手 ズボン:ユニクロの暖パン タイツ:モンベル メリノウール厚手 靴下:スマートウール ハイキングMidクルー シュラフ:モンベル ダウンハガー800 #1 シュラフマット:モンベル U.L.コンフォートシステムパッド150 キャンプ38 ★プラティパスにお湯を入れて湯たんぽにしました。 ◆予備防寒具 ニット帽:MHW 雨具上:モンベル トレントフライヤー 雨具下:モンベル サンダーパスパンツ 手袋 アウター:モンベル アルパイングローブのアウターのみ インナー:モンベル メリノウールタッチ(スマホ操作感度◎) ★雨具は夜と早朝の防寒着として着用 ◆冬装備 アイゼン:グリベル エアーテックニュークラシック(12本歯) チェーンスパイク:オクトス(緩くずり落ちやすいのでマジックテープで改造してます) ピッケル:持たず ★どれも使いませんでした。 ◆水(各1日使用量) 飲料用:バーム500ml×2本→1本ほぼ飲みきり。 ザック外付けでボトルケース入れて携行。 煮炊き用:プラティパス1リットル×2本 水は燕山荘で200円/500mlペット買えます。 |
写真
感想
初物づくしの感想をまず。
)魅▲襯廛
山梨の山と南アルプスばかり歩いていたので、どの山か全くわからず。
槍ヶ岳もわからないという、おとぼけぶり。
槍ヶ岳を中心とする連嶺を眺めると、行きたい、歩いてみたいというのがよくわかった。
∋馨屋
北アルプスはきれいと聞いていたが噂通り。
燕山荘は流石です。ホスピタリティが半端ナイ。
これなら山ガールが来たいと思うわけだ。
南アルプスもエコパーク認定を期に、整備が進むかな・・・
でも、ずっしり大きい山が多いから、やはり敬遠されるのかな・・・
雪上テント泊
少しひんやりとしましたが、寒さを感じず眠れました。
女性と男性は、やはり寒さへの耐性が違うので注意が必要です。
かみさんは着込み過ぎて締め付けで苦しくなったので、みなさんも注意してください。
雪で壁を作った側の方が風が凌げると思いましたが、ひんやり感は増すようです。
整地に使うスコップは雪が固いと柔い物では歯が立たないなあとも感じた。
ぅ競奪新調:パーゴワークス カーゴ40
満を持しての発売と同時にWebで予約限定50個の1個をGET。
シートゥサミットのウルトラシルDRYデイバック20Lをサブザック兼用でインナーバックとして使用。
(良い所)
大きさをドライサック次第で変えれるのが良い。
ドライサックで自分好みにデザインをアレンジできるのが楽しい。
背負い心地良好。
テントポール等の長尺物を入れやすい。
(工夫が必要)
ポケットが少ないので分別がしにくい。
小さいドライサックだと保持しにくく、小分けしてサックをたくさん使うと全体重量が増す。
20L辺りを組み合わせるのがいいかも。
コンプレッサーを使用する場合は圧縮すると丸くなり固くなるので、無駄なスペースができてしまう。
ドライサックが直にむき出しなので、ザックを下ろすときに、穴が空かないように、下ろし方、立てかけ方に気を使う。
ゥ魯丱魯HP風対策
農鳥岳でテン泊をした時に風で飛ばされるかと思った。
下記のブログを参考にストックを使い、風対策を実施。結果良好でした。
http://bulatabi.blog87.fc2.com/blog-entry-160.html
◆山行感想
燕に行こうと決めて梅雨空とにらめっこ。
夜に風が強そうだが、なんとかなるだろうと金曜の夜に行くことに決定。
かみさんは初テント泊。
私はまもなく登山歴3年となるが初北アと初雪上テン泊。
準備はかみさんの荷物を中心に念を入れる。
翌日の朝、小学校の美化活動に参加してから出発。
CT4時間に対し5時間を見込み、11時には始めたいが、30分以上の遅れ。
なんとか第2駐車場に停めれた。
明日は036cyoさんとatsu001さんが日帰りで登って来る。
どこかで会いたいが出発が遅れるとのこと。
情報を流しながら登ろう。
彼らのヤマレコはこちら!!
きれいな写真が満載です。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-465271.html
テン場のすぐそばに頂上があり、いざと言うときは小屋に逃げることができる。
夕焼け、ご来光が見れるし、子供達も連れて来れるか下見を兼ねるということもありの燕岳。
合戦尾根が北アルプス3大急登ということは、かみさんには内緒。
それを聞いたら、固定観念ですぐに音を上げそうだから・・・
「結構急だね」という、かみさん。
「ベンチが何カ所かあるから目標にしよう」となだめる。
かみさん、第1、第2ベンチくらいまでは順調。
第3ベンチ辺りからヘロヘロしてきた。
減らしたとはいえ10kgは背負っている。
私は水場で水を入れたので16kg。
この山、樹林帯は虫がうるさい。停滞していると、さらにうるさい。
ネットを被っている方が何名かいたがちょっと羨ましかった。
合戦小屋までなんとか到着。少し休憩をいれてから出発。
ここから腐れ雪が満載。
「蹴り入れて進みな」と言っても、かみさん、足があがってくれないようだ。
燕山荘が見える開けた尾根のベンチになんとか到着。
「あの尖りはなんだろう?槍??」と私。
尖っている=槍 なんだが全く自信がない。
最後の登りをなんとかがんばり燕山荘に到着。
テン場が真っ白。
色とりどりのテントの花が咲いている。
スペースは・・・わずか。
あそこだと決めて、スコップを担ぎ、いざ穴掘り。
かみさんは、設営の間、写真撮影。
設営完了する頃には18時を過ぎていた。
テントに入り、寝床の準備と明日の支度と夕食の準備。
ゲー。もう19時。まもなく日没だ。
慌てて着込み、夕食を持って、ベンチを陣取る。
もう、ほとんどの方が夕食は完了し、写真撮影に没頭。
寒さのあまりにバラクラバ替わりに河童マスクを装着。
笑いは取れてました。
寒い寒い。1℃。
夕食をそそくさと食べてから、日没後も写真撮影。
かみさんも満足の様子。来た甲斐があった。
テントに戻り、9時前には就寝。
明日登ってくる、山友と連絡。
車中泊して5時には開始とのこと。
11時頃には会えそうだ。楽しみがまたひとつ増えた。
風が強く、テントがばたつく。
かみさんが大分心配しているが、大丈夫、大丈夫となだめる。
最終的には、私より眠りが深かったようだ・・・・・
翌朝4時に携帯がブルブルして起きる。外もザワザワしてきた。
かみさん微動だにしない。
「起きろ。夜が明けるぞ」
上着を着込み、外にでる。日が差し込み、山が燃える。
かみさん、めちゃくちゃ感動してます。良かった。
お初で、こんなに良い天気なんて、本当にラッキー。
朝飯を食べてから、いざ燕岳山頂へ出発。
イルカ岩を過ぎて、しばらく行くと、おー雷鳥だ。
ラッキー。
写真撮影大会をして、バイバイすると、「ゲーゲー」と鳴く。
「鳴き声かわいくないね」と、かみさん。
めがね岩をすぎ、頂上に到着。
ここでも長い休憩と写真撮影。
このダラダラ感が宿泊するメリット。
そして小太郎夫婦河童で槍ポーズを決める。
そろそろ、山友が来るかなと、カメラで燕山荘を覗くと
ダンディブラック&侍ブルーが歩いている。
来た来た!!早いな!!
ちょうどイルカ岩で写真撮影をしている時に合流。
お互いのこれまでを話して談笑。
やっぱり楽しいね!!
みんなで写真撮影。かみさんのお気に入りの1枚になった。
途中で多分追いつくでしょと話、一旦別れる。
テントを撤収し、燕山荘で手ぬぐいを購入し、下山開始。
下りの雪はベシャベシャ。
かみさん、4回ほど尻餅をつく。
疲れもあって、踏ん張れないようだ。
食料も尽き、お腹が空いたので合戦小屋のうどんを目当てに進む。
ところが到着すると、水が不足しており、うどんは来週からとのこと。
ガーン。
そこで、カップヌードルに早変わり。でも、うまい。
お腹の虫が治まって少しやる気が出たのか、順調にベンチを数えていく。
第1ベンチを過ぎてしばらくして、上の方から、何か聞いた声が。
やつら、追いついたな。
ここまで2時間。早っ!!
その後は一緒に話をしながら登山口まで。
先頭のかみさんは後ろからのプレッシャーに必死だったようだ。
無事に下山し、みなで登山口の中房温泉で汗を流す。
一番下の方に割引券があり。500円になります。
ヌルヌルでした。洗い場7つ。
http://www.nakabusa.com/daytrip/daytrip.html
ビール組、二人はうまそうでした。
その後、みどり湖SAで早めの夕飯。
山賊焼定食はすごいボリューム。
かみさんは、お気に入りのキムタク丼のセット。
http://tabelog.com/nagano/A2002/A200203/20011126/
みんな、空腹なのでぺろり。
ここで別れて、それぞれ帰路へ。
梅雨の合間の晴れ間が続く、とてもラッキー、贅沢な山行でした。
本日も、山と山友に感謝!!
ryuさん、奥さん、ありがとうございました☆
いや〜、最高の天気で言うことなし!!
初めての北ア、喜んでもらえて何よりです(ガスったら何を言われるか、緊張してました_笑)。
燕ならやっぱりテント泊したいっすね〜。朝夕の景色は、また格別だったのでは...
奥さんもあの荷物を持って、よく頑張りましたね〜。その分、ビールと定食は、いつも以上に美味しく感じたのでは
またご一緒できる日を楽しみにしています。
(僕のレコも貼っていただいてありがとうございました)
(温泉の割引券、助かりました)
こちらこそ、合流、楽しかったです。
ホント、いい天気でしたね。かみさんは超ラッキーだったね。
これだけいい天気が多いと、汚名もそろそろ返上かな(笑)
子供たちも、燕なら行ってもいい感じになってきてます。
北でも南でも、どこでもテン泊いきましょう。
7月末の白峰三山かな。
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