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記録ID: 465664
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ハイキング
東海

岐阜県恵那市 阿岳

2014年06月16日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:17
距離
16.1km
登り
1,001m
下り
996m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

9:54駐車地−9:55ゲート−11:28採石場跡−12:16阿岳−12:36沢(昼食)12:50−14:10ゲート
天候 はれ
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
阿岳本谷の林道ゲート手前の道路脇に駐車。3〜4台。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストなし。
林道は駐車地手前から一部未舗装となる。
車両止めゲートから先は9割が未舗装。落石多数。

採石場から先は道がありません。登りは沢をある程度詰めました。
滝はなく簡単な緩い沢です。

山頂周辺は背丈2mを越す猛烈な笹薮で獣道すらなし。
山頂にはプレートがありました。南の尾根に向かう目印もあり。
ただし、設置された高さから察すると、どちらも積雪期のものです。

無雪期は藪漕ぎエキスパート級の人しかたどり着けません。
西尾根は諦めて途中から沢筋に下り、登った沢に下り立ちました。
支尾根を間違えると本谷の崖へ出ますのでご注意ください。
(誰も真似しないと思いますが)
林道のゲート手前に駐車して歩く。他に釣り人の車が2台あり、彼らは自転車で移動したもよう。
2014年06月16日 09:55撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
3
6/16 9:55
林道のゲート手前に駐車して歩く。他に釣り人の車が2台あり、彼らは自転車で移動したもよう。
上矢作の町からは標識がいっぱいあるので迷うことは無い。ゲートの先にも標識多数。もちろん林業用であり登山用ではない。
2014年06月16日 10:24撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
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6/16 10:24
上矢作の町からは標識がいっぱいあるので迷うことは無い。ゲートの先にも標識多数。もちろん林業用であり登山用ではない。
阿岳南尾根を下れば、ここへ出てくるだろう。
2014年06月16日 10:28撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
6/16 10:28
阿岳南尾根を下れば、ここへ出てくるだろう。
もう1ヶ所上にも南尾根に通じる道路あり。今日は時間的にピストンかなぁ。
2014年06月16日 10:37撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
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6/16 10:37
もう1ヶ所上にも南尾根に通じる道路あり。今日は時間的にピストンかなぁ。
随分とお金をかけてます。
2014年06月16日 11:03撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
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6/16 11:03
随分とお金をかけてます。
上流の釣り人の自転車。姿は見えない。
2014年06月16日 11:20撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
6/16 11:20
上流の釣り人の自転車。姿は見えない。
こんなにお金をかける価値があるのだろうか・・・
2014年06月16日 11:24撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
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6/16 11:24
こんなにお金をかける価値があるのだろうか・・・
採石場跡。なんの石を採った所なのか?見た感じでは分からない。豊田の辺りは陶器用の粘土だと思うが・・・。
2014年06月16日 11:28撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
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6/16 11:28
採石場跡。なんの石を採った所なのか?見た感じでは分からない。豊田の辺りは陶器用の粘土だと思うが・・・。
林道終点。地形図どおりだった。左へ行くと焼山へ行けるらしい。右の沢を登る。
2014年06月16日 11:34撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
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6/16 11:34
林道終点。地形図どおりだった。左へ行くと焼山へ行けるらしい。右の沢を登る。
人類の痕跡は続く。ちなみにこの土管がキーポイント。
2014年06月16日 11:44撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
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6/16 11:44
人類の痕跡は続く。ちなみにこの土管がキーポイント。
痕跡は続く。
2014年06月16日 11:48撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
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6/16 11:48
痕跡は続く。
さらに続く。もう少し上流に鹿道を見つけたので右斜面に取り付く。
2014年06月16日 11:52撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
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6/16 11:52
さらに続く。もう少し上流に鹿道を見つけたので右斜面に取り付く。
猛烈な笹藪漕ぎをして山頂到着。標識は2mほどの高さにあり積雪期に設置されたものだと思われる。
2014年06月16日 12:17撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
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6/16 12:17
猛烈な笹藪漕ぎをして山頂到着。標識は2mほどの高さにあり積雪期に設置されたものだと思われる。
南尾根に目印が続く。これも高いところに設置されているので積雪期のものだろう。しかし鹿道さえもないので、このまま西尾根を下るのは無理と判断。
2014年06月16日 12:22撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
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6/16 12:22
南尾根に目印が続く。これも高いところに設置されているので積雪期のものだろう。しかし鹿道さえもないので、このまま西尾根を下るのは無理と判断。
採石場より下流は崖多数なので早めに下る。沢地形には鹿道あり。
2014年06月16日 12:28撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
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6/16 12:28
採石場より下流は崖多数なので早めに下る。沢地形には鹿道あり。
先ほど通った沢が見えてきた。地形図で読んだとおり滝ではなさそうだ。
2014年06月16日 12:33撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
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6/16 12:33
先ほど通った沢が見えてきた。地形図で読んだとおり滝ではなさそうだ。
薄々、いや、濃々気付いていたがやはり天才。キーポイントの土管に降り立った。実はここには目印(写真左)があったので、ここを登れば簡単に山頂へ到達できたのだ。
2014年06月16日 12:36撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
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6/16 12:36
薄々、いや、濃々気付いていたがやはり天才。キーポイントの土管に降り立った。実はここには目印(写真左)があったので、ここを登れば簡単に山頂へ到達できたのだ。
ダニが付いていると困るのでシャツを洗濯して昼食とする。冷たい水が気持ちよい。もちろんパンは半分残す。100%確実に下山できる確証が得られるまで食料は絶やさない。
2014年06月16日 12:40撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
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6/16 12:40
ダニが付いていると困るのでシャツを洗濯して昼食とする。冷たい水が気持ちよい。もちろんパンは半分残す。100%確実に下山できる確証が得られるまで食料は絶やさない。
無事に採石場へ戻り林道を引き返す。採石場より下流は崖なのだ。早めに尾根から脱出して正解。
2014年06月16日 13:02撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
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6/16 13:02
無事に採石場へ戻り林道を引き返す。採石場より下流は崖なのだ。早めに尾根から脱出して正解。
カモシカはなぜ逃げずにこちらを観察するのか?縄張り意識が強いから追い払おうと思っているのだろうか?
2014年06月16日 13:54撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
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6/16 13:54
カモシカはなぜ逃げずにこちらを観察するのか?縄張り意識が強いから追い払おうと思っているのだろうか?
長い林道歩きを無事に終える。
2014年06月16日 14:09撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
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6/16 14:09
長い林道歩きを無事に終える。
ただいま、ココアたん。今日も激藪山をありがとう。

ハスラー、やっと連絡が来ました。7月下旬に浜松工場で完成するらしい。浜松市民のみなさん、励んでください。
2014年06月16日 14:10撮影 by  DMC-FS1, Panasonic
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6/16 14:10
ただいま、ココアたん。今日も激藪山をありがとう。

ハスラー、やっと連絡が来ました。7月下旬に浜松工場で完成するらしい。浜松市民のみなさん、励んでください。

感想

掃木沢山に次ぐ東濃の秘境へ仕事帰りの道草ハイキング。
焼山の記録は多々あるが、鯉子山、掃木沢山、阿岳を攻略したのはネット上では私くらいだろう。

阿岳本谷沿いの林道を長いこと歩き採石場へ。ここは自転車を持って来れば良かった。
採石場で林道は終点となるが、少し先の二俣から右の沢へ入る。傾斜は緩く歩きやすい沢だ。
昨年夏の豪雨で土石流が発生し、藪も流されたのだろう。豪雨と言うのも一概に悪とは言えない。

左岸に見つけた鹿道から斜面に取り付く。すぐに背丈を越す激笹薮となる。
わりと平坦で特徴のない地形なので、GPS無しでは困難だろう。もちろん周囲は360度の笹。
周囲の山も山頂も見えない。ホワイトアウトと同じ状態だ。2m先しか見えない。

背丈の高い笹の場合は漕ぐと言うより、身をかがめてくぐって前進することになる。
鹿道も見当たらず困難を極めたが明らかに周囲より高い頂に到達。標識があったのには驚いた。
しかし、地面から2mほどの高さにあり明らかに積雪期に設置されたものだと思う。
無雪期にこんな藪山を攻める人などそうは居ないでしょう♪もちろんS・K氏の痕跡も無し。

展望も何も無いのでさっさと西尾根を目指すが引き返すリミットの13時も近い。
相変わらず鹿道さえもないので潔く諦めて登ってきた沢へ進路を変更する。
よく「勇気ある撤退」というが、撤退するのに勇気が必要なのは素人だけだ。
逃げるが勝ちと言うことで、撤退すればまたチャンスは訪れる。

沢地形には鹿道があり楽をさせてもらう。最終的に問題なのは滝かどうかだが・・・

登る時に目星をつけておいた地点に正確に降り立った。ここから登れば楽チンだったんですけどね(^_^;)

そして再び長い林道歩きの末、無事に下山したのであった。もちろん熊さんの生息域です。

しかし・・・岐阜県側からなら簡単に鯉子山へ行けると思っていたが、長い林道歩きをせざるを得ないようだ。
今朝、もう一つ東側の林道(飯田洞川)も下見したが、間野集落のすぐ先にゲートがあった。
そちらへ行く時には自転車必須だな。どうも長野県側から合川を遡上した方が近くて早そうな気もする。



スペック 76.6

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コメント

あだけ?
nucchiさん、藪こぎお疲れ様でした。
道なき急登を行き、たどりついた山頂も眺望無し。
そんな山が好きなんですね
藪の中にかぐや姫はいましたか?
2014/6/16 22:14
Re: あだけ?
sakusakuさん、はい。
アルプスも見た目には雪がなくなりましたけど・・・どうも足が伸びず。

かぐや姫が居たとしても笹なのでダニと見分けがつかない大きさかもしれません。

これから山ガールいっぱいの山へ出発です
2014/6/17 0:23
籔漕ぎご苦労様でした
 鯉子山、阿岳は私も狙っている山ですが登山時期の設定が難しくて延び延びになっています。東京から遠いし(っていうか東京からわざわざ登りに来る人がいるとは思えない)林道歩きが長いし、残雪期を狙うにも下界の花粉が・・・。今の時期はもう暑いし、秋に涼しくなってからまとめてとかも考えてます。ただし来年まで仕事がかなり詰まっているし、7月以降は高速料金の深夜/地方休日割引が低くなるのでさらに遠くなりそうです。

 先週末はこちらは群馬県嬬恋村で笹籔漕ぎでしたが阿岳と比較すれば遊びの範疇でした。腰から胸の高さで視界はあるし距離は短いし密度はそれほどではなかったので、1日で4山くらい籔漕ぎしてました。あのエリアは焼山で薮の濃さを体験しているので苦労のほどはよくわかります。焼山山頂で刈り払いに出た時は、それまでの苦労は何だったのかと本当にガックリきました  自分が登ってきたルートが予想外で刈り払っているのなら大喜びですが
2014/6/16 22:30
Re: 籔漕ぎご苦労様でした
toradangoさん、コメントありがとうございます。
しょっちゅうネタにして申し訳ありません

昨年の夏にわざわざ東京からいらした方が居ましたよ。
鯉子山〜恩田大川入山〜恵那山へ縦走したらしいです。
ネットでは記録が見つかりませんが、凄い方がまだまだ居るようです

焼山の刈り払いも2年前の様ですし、継続されているのか不明です。
また近々探ってこようと思いますので、雪が積もる前にぜひお越しください

今後も益々の藪漕ぎを祈念いたします
ボス(y氏)共々、楽しみにしています。

明日は群馬の観光地へ行ってきます。お、もう今日だ
2014/6/17 0:30
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