北アルプス3大急登最終章!ついに憧れの剱岳(早月尾根)へ


- GPS
- 10:28
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 2,561m
- 下り
- 2,517m
コースタイム
天候 | 梅雨の貴重な中休みで快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◆登山ポスト 馬場島荘玄関口に小さなポストがひっそりと置いてありました。夜ちょっとわかり難いかも。 ◆危険箇所 7〜8割は夏道が出てましたが、標高1,900m〜2,500m位までは雪渓を何度かトラバースするので、アイゼン・ピッケルが必要でした。でも、慎重に行けば特に問題無いです。 2,500m位から岩稜帯となり、一部鎖、ロープが出ていますが、雪が無いのでここも慎重に行けば問題なしです。 |
写真
感想
できれば、残雪がまだたくさんある5月中に行きたいと思っていた剱岳。
とはいっても、自分の力量ではまだまだ厳しいだろうし、富山県の条例もあるし。。。
とういことで、梅雨の中休みの絶好の登山日和に憧れの早月尾根経由日帰り決行です。
滑川ICで降りてからしばらくすると、馬場島までのアクセス道路が狭くて、対向車来たらどうするの?って感じで要注意!
今日もナイトハイクで登山口をスタート!初っ端から急登で、1ヶ月ぶりの山行にはちょいとキツイかな。。。
ま、でも雪山フル装備からは開放されたので、幾分楽に感じました。それと雪の無い登山道はサクサクと登れて休憩要らずです。
標高1,900mくらいから雪渓が出てきたのでチェーンスパイクを履いて、交互に現れる夏道と雪渓を登っていきます。標高2,300m付近の休業中の早月小屋でゆっくり食事休憩して、いよいよ険しさを増す尾根伝い、雪渓トラバースに備えてアイゼン、ピッケル、ヘルメットを装備します。それでも、まだ朝早い時間帯なのでトラバースも思ったより楽に行けたし、踏み抜きも無いし、森林限界を突破して岩稜帯へ突入!
だいたい標高2,500mを越えるともう雪はまったく無くて、快適な岩場、ガレ場登りです。
そして、ついに憧れの山頂へ!!
同時期に地元の単独者の方と到着。お互い記念写真を撮り合って、しばし歓談しました。
「それにしても、剱岳から見える360度のパノラマは想像していた以上にすばらしいっす!!」
「針ノ木・爺ヶ岳方面の山々はこっちから見るとまた別の表情が見れてサイコーですねぇ。。。」
立山の向こうには槍ケ岳、穂高の山々、ずっと眺めていたいけど、名残惜しいけど、日帰りなのでまたピストン下山です。下りはさすがに雪質がぐずぐずなので、トラバースも緊張が走ります。(1箇所滑落しそうになりました。)
さらに後半のなが〜く続く急降の段差には、膝が悲鳴を上げて痛くてペースダウン。(返って雪があった方が膝には優しいです。)ストック持ってくれば良かったと後悔先に立たずで。最後は暑さでフラフラになりながら何とか登山口まで無事到着。
それでも、最高に充実した山行となりました
北アルプス三大急登は1月の燕岳・合戦尾根、4月の烏帽子岳・ブナ立尾根に続いてこれで最終章。日本三大急登は1月の甲斐駒ヶ岳・黒戸尾根、4月の烏帽子岳・ブナ立尾根は行っているので、残るは谷川岳・西黒尾根ですが、この2つと比べると標高差もあまりないし、今のところ予定無しです。雪山バリエーションルートとか、先月の笠新道もかなりの急登だったし、後は富士山かなぁ。。。
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