船酔いで疲労困憊😰ペテガリ岳
![情報量の目安: A](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 15:38
- 距離
- 33.5km
- 登り
- 2,717m
- 下り
- 2,716m
コースタイム
- 山行
- 11:11
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 11:45
天候 | 9/8快晴 9/9快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ペテガリ山荘は快適 |
写真
感想
6月末に遠征を断念し、今年の北海道遠征には暗雲が垂れ込めていた。その後も天気をチェックしていたが、晴れが続かず半ば諦めかけていた。そこに台風11号が来た。こりゃあダメ押しかと思っていたところ、台風通過後数日晴れそうだ。ラストチャンス!
いつ行くか?フェリーは出るか?揺れるのは勘弁してほしい!などの条件から台風を追いかける格好なら船酔いもないだろうと予約し決行となった。
だがフェリーは海が荒れている影響で、4時間遅れの出航。勿論船も大揺れ、希望的予測は大外れで船酔い。最悪の船旅となった。下船時にはもう山登りなんかどうでもよくなった。兎に角揺れないところで寝たかっただけ…。とんでもない出だしだ。
それでも下船後道の駅で仮眠し、明るくなった元浦川林道のおっそろしい砂利道を北上した。丁度この日林道の通行が再開した。もし通行できなかったら20Km歩くつもりだったので、通れてありがたかった。
2年前通ったが、谷側に傾いた個所があり、ここだけは勘弁してほしいと思った。しかし一番の危険個所が均されていたので、普通に恐ろしい道に改善されていた。
〇駐車地〜山荘
駐車地に車はなく、開通後の最初の入山かと緊張したが、足跡があり先行者が1人はいると安心した。
山荘までは沢歩きなので沢靴か長靴か迷ったが、濡れるのを嫌って長靴にした。しかし最初の渡渉で僅かに濡れる虞があり、潔く裸足渡渉した。以降快適に沢歩きができた。ピンテと踏跡があるので確認して歩けば何とかなった。ただ最後に手前の沢に入ってしまい。引き返した。
峠に攀じ登る所にはロープがあった。もしなければ登る沢が間違っている。
下って行く沢も急だった。だが迷うことはなかった。ペッピリガイ沢は3回渡渉するが、ここも最後だけは長靴に水が入りそうなので裸足渡渉した。1hほどの林道歩き後ようやく山荘に到着した。
山荘には荷物が置いてあり先行者が1人いることが確認できた。山荘はトイレと炊事場があり、快適な環境だった。
〇山荘~ペテガリ岳
少々遅い出発だが、このまま山荘に居てもやることがないし時間が勿体ない。そこで今日は苦しいが、無理してでも登り翌日ゆっくり下山することにした。だが、頑張って歩いても8hはかかるだろう。日暮れに間に合うか微妙だ。
急いで支度し、出発した。マダニが怖かったが、登山道の笹はきれいに刈られ、笹に触れるところはなかった。これはありがたかった。
1000mを超えてからアップダウンがあり、時間と体力が消耗した。焦るのに中々ペテガリの登りに辿り着かない。鞍部を過ぎたところで先行者とすれ違った。
鞍部からは急登、船酔いなどと言ってられない。ひたすら登るのみ。ハイ松帯になると展望が開け、頂上標識見えた。あと少しだ!下山したら揺れない山荘で寝られる。
山頂360°の大展望だった。日高山脈の盟主幌尻岳、藪漕ぎで苦労した1839峰などがバッチリ眺められた。
〇復路
あまりゆっくりもできないが、眺めを堪能して早々に下山開始。疲労が積み重なり体力的にとてもきついが、日暮れが迫っている。あと少しで日没。安全のためヘッデンを点け、小屋に辿り着いた。小屋には先行者と午後着の方2人の計3人がいた。
皆さん朝が早いので山談義を切り上げ8時ころには寝た。
〇2日目
峠越えで車に戻るだけなのでゆっくり目に出発した。沢に入る所で迷った。往きは踏跡を辿ってきたはずなのに、帰りは迷った。しっかり確認すれば迷わなかったのに。
気合が入っていないので前日より時間がかかってしまった・
それより何故峠越えをしなければならないのか理解できない。このコースしかないのか?
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する