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ハイキング
富士・御坂
富士山 富士山駅(吉田口0号目)から6号目まで (2022)
2022年09月10日(土) [日帰り]
- GPS
- 07:38
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,639m
- 下り
- 138m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:46
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 7:38
距離 17.7km
登り 1,639m
下り 138m
8:06
天候 | ずっと小雨、夜明け後は濃霧でジットリ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
復路: スバルライン吉田口5合目〜河口湖駅〜渋谷 |
コース状況/ 危険箇所等 |
富士山駅を午前0:00過ぎに出発し、北口本宮富士浅間神社で深夜の参拝を終え、3合目付近で日の出になるまで、他の登山者とすれ違う事もなく完璧なまでの漆黒の中での「暗闇ぼっち登山」でした。 シトシトと間断なく降る小雨の中、ファミマやセブンで食料調達と小雨の様子を伺いつつ午前1:00過ぎに北口本宮富士浅間神社でお参りし、境内の片隅でレイングッズを完全装備。裏手の駐車場に向かう形で境内を抜けると馬返しまでの長〜い登山道の始まりです。 陽の出ている時なら舗装された車道の脇の森の中に用意された遊歩道を歩くのでしょうが、深夜1時過ぎにだ〜れも居ない山の中の細道を歩くのは相当怖かったので(恥)、車も全く往来が無いので車道脇に引かれた白線の外側を歩く。 馬返しまでの2時間30分のあいだ、私の脇を通過した車はわずか3台のみ、、、 包丁を振りかざしたジェイソンが急に飛び出してきたらどうする?熊が出たら? 富士宮口のように牡鹿が体当たりしてきたら? など脳内シミュレーションをずっと繰り返すこと、2時間30分、、、 そんな答えの出ないシミュレーションを繰り返すうちに馬返しに到着。 ココも見事にだ〜れも居ない、、、しかも白い乗用車が数台停まってる。 中で仮眠してる? もう登山開始して人は乗ってない? こちらをじっと観察してる? etc... 底なしの妄想力を発動せざるを得ない漆黒と無音の丑三つ時、、、すでに午前3時。そういえば馬返しには有名な簡易トイレがあったなぁと周りをヘッドライトで照らすと怪しく照らしだされる簡易トイレ、、、ドア開けたら絶対なんか出てくるやつやん、、、と思いつつも尿意に勝てずえぇいままよ!!とドアを開けたら中から蛾が最高のタイミングで飛び出してきて超びっくりダンス!! 乗用車の中から私を監視しているヤツが居たら爆笑シーンだったに違いない。 そう言えば馬返しだけでなく、手前にある「中の茶屋」の簡易トイレも想像以上にキレイに整備されててびっくり(あくまでも簡易トイレとして)。こんなところにも保全協力金の効果は及んでいるのかも?と深夜3時過ぎの簡易トイレで一人シミジミ、、、 馬返しを超えてから日の出までの2時間弱は、もはやホラーゲームの主人公の気分、しかも和物のホラーゲーム。『廃村巡り』か『零』、はたまた『SIREN』か、、、ヘッドランプで照らせる足元2メートル位しか見たくない位の漆黒の「圧」が凄い 馬返しを過ぎて最初の1合目も2合目も風景自体が深夜3時過ぎにはまともに見れない。写真も取れない。足早に歩き去る(なので写真も無い)。昼なら良き歴史の塊。深夜はダメ、怖い。近所の富士急ハイランドのお化け屋敷なんて目じゃない怖さ、、、富士登山にこんなオプションコースが有るなんて! 閑話休題 天気予報もA判定だったので来年に向けた事前のコース確認のつもりで気軽に挑むも、終始シトシトと小雨の降る中、夜明けまで誰ともスレ違わず5時間以上の恐怖の中で森の中の登山道を歩き切った自分に感動しました。 0合目から吉田口を上がるなら絶対明るいうちがオススメです♪ |
予約できる山小屋 |
里見平★星観荘
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写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
サロモンザック(25L)
サロモンS/LABクロスシューズ
サロモンキャップ
サロモンナイロンTシャツ
finetrackドライレイヤー
finetrackベースレイヤーロングスリーブ
モンベルレインパンツ(ストームクルーザー フルジップパンツ)
モンベルレインザックカバー20L用
GRIPWELLカーボントレッキングポール
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でも今回タクシーで上がったら車からは道端は丸見えでしたね。車から見て道の脇に人がしゃがんでたらホラーだったかもしれません😅
同じく夜道を恐怖に耐えていた方がおられてちょっと共感しちゃいました(^^)
ゼロ富士、凄いですねー。しかも一泊二日ですか、、、尊敬しか無いです。
富士登山も深夜に低地だとこんな目に遭うとは知らなかったので本当にびっくりです。実は私も追い抜かれた3台の車のうち1台だけ急にスピード落として横に付けられた時は焦りました。「載せましょうかー?」と声がけしてくれた優しい方だったのですが、女性の方だったら問答無用でペッパースプレーの登場シーンだったと思います。
5合目以下でしか体験出来ない、丑三つ時の富士登山の恐怖を新たな魅力として伝えていきたいものです(笑)。
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