西穂高岳
- GPS
- 10:25
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,115m
- 下り
- 1,110m
コースタイム
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 2:36
- 合計
- 7:01
天候 | 初日 曇り時々晴れ 2日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
西穂独標以降は岩場歩きの為、慣れていないと危険 |
写真
感想
7月の白山でテン泊が楽しかったのでおかわり先を探していたところ、ちょうどこの土日だけ予約が開いていた西穂山荘で予約が取れたので予定を立てました。
以前から興味があった穂高方面、まずは手始めに西穂高から行こうと思っていました。
ロープウェイでアクセスも比較的楽ですね。
8時45分のロープウェイのチケットを予約していましたが、7時から稼働するという事で急きょ予定変更。
駅から山荘までのコースは展望のない樹林地帯でしたが季節のせいか、暑さをあまり感じませんでした。
山荘までは快調に歩き1時間ほどで到着。
8時過ぎでしたがテント場の受付をすぐしていただけたので早速テントを設営。
一番乗りだったので特等席に張ることができました。
山荘で名物の味噌ラーメンと持ってきたおにぎりで腹ごしらえをしてから西穂高へ。
今回はアタックザックを持ってきましたがテント泊の時には便利ですね。
必要最低限の装備を詰め込んだおかげで18キロの荷物が大体半分くらいに。
足取りが軽くなったので丸山、独標までは苦も無く到達。
しかし、独標から先は今まで経験したことがない岩場の連続。
多分、北アでは序の口の岩場なんでしょうが初体験の身としてはかなりの高度感を味わえました。
ジャンダルムとか大キレットとか想像しただけで怖く感じましたw
しかしながらピラミッドピーク辺りまで来ると逆に楽しくなり後半はルンルン気分でよじ登りましたw
西穂高山頂へは予定よりか少し遅めの12時過ぎに到着。
山頂からの展望はあまりよろしくなかったですが眼下に広がる上高地はきれいに眺めることが。
ここで休憩でコーヒーを挽いていただきます。
のんびり休憩してから天気が怪しくなったので引き返すことに。
ふと見ると今まで歩いてきたルートが見えましたが、改めて見るとよくこれたな、と自分に関心。
さらにそこを今から戻らないと…
と思ったのは一瞬で、予想以上に快調に戻ってしまいましたw
テントに戻ると14時過ぎ。
完全に日帰りの時間でしたが、せっかくのテント泊を楽しもうと思ったところあるものがない。
財布代わりの小物入れがない…
山荘に問い合わせても届いておらず急遽、今後の予定を考える。
とりあえず持ってきたハイドレーションには7割ほどの残量、1リットルの調理用の水、売店で買った水の残り、これを節約することで何とか乗り切れるだろうと。
本来であれば売店で生ビールを楽しむという楽しみを我慢してテント場でぼーっと過ごす。
夕飯の時間になったので担ぎ上げたビールでわずかな楽しみを味わうことができました。
ふとトイレに立つと、満月が雲海に浮かんでいて非常にきれい。
15夜という事もあり幻想的なひと時を味わうことができました。
しかしながらソロで話し相手もなく、飲み物を買うお金もないので18時過ぎに就寝。
帰りの事をどうするか、ロープウェイを諦めてぼっか道を歩くことにするか、悩みが尽きなかった。
おかげで3時ごろに目が覚めると周りがあわただしい。
恐らく西穂高山頂でご来光目的の人たちの撤収。
ぐっすり寝てしまったのですることがなく他の人の撤収に耳を傾けつつ悩み再開。
ほどなくして日の出の時間になりテントから這い出ると目の前には満月、後ろからは登り始める明かりと同時に楽しめました。
朝食を取り、最悪のケースを考え早めに撤収。
1時間ほどでロープウェイの駅まで下ってきて係員の人に相談している時にふと方についている小物入れにジッパーが付いていることに気づいた。
そこの中を探るとお金とチケットの入った小物入れが…
ずっと身に着けていたというオチでほっとしたとともに、こんな身近にあったのに何で気づかなかったのかと昨日の自分にあきれました。
おかげで山荘で買おうと思っていたものを泣く泣く諦めたのに…
ともあれ、お金とチケット、他には山岳保険の会員証など必要な物が戻ったことで良しとすることに。
今後の課題としてはやはりわかりやすい場所に保管する、いざという時の為に予備の物をどこかに隠し持っておく必要を感じる山行でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する