飯豊連峰縦走(大グラ尾根↗・丸森尾根↘)
- GPS
- 14:51
- 距離
- 36.1km
- 登り
- 2,928m
- 下り
- 2,921m
コースタイム
- 山行
- 13:14
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 14:51
天候 | ☀️→☁️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
携帯電波は基本的に不通気味 飯豊山荘は休業中らしいがトイレは利用可 日帰り湯は受け付けてるらしいがホームページを確認 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ダイグラ尾根 大グラ尾根は昭文堂地図では破線ルートとして注意喚起されている道のり。 マーキングは基本的に無いが、ルートや踏みあとは想定していた以上に明瞭だったと思う。中腹の巻き道で紛らわしい踏みあとにはまり迷ったりもしたが…。 林道終点から吊り橋までは足場が悪い 桧山沢吊り橋〜休場の頭までは容赦の無い連続急登 以降は迫り来る大小の峰々を登ったり・巻いたり・下ったり・登ったり・・・ 踏み外し注意の滑落スポット多数 長坂清水は立ち寄らなかった 1812峰以降は荒々しさは収まりハイマツ帯の登山道へ 飯豊本山の御前坂に差し掛かるとピンクテープのマーキングが点在。紛らわしい踏みあともいくらかある。 ・飯豊山頂〜地神山まで 道程は明瞭で文句無し 御西の清水は小屋から2分下り、3分の登り返し 治ニ清水は梅花皮小屋から30mほどの笹原の中にある ・丸森尾根 下山道で使用したが明瞭な道のりで登り返しはほとんどない。 上部はガレ場のような石原 浸食が進みえぐれた登山道も。 下部には岩稜の急斜面も 夫婦清水は道から10mほど下った先に水場がある |
その他周辺情報 | 関川村の道の駅にある日帰り湯ゆ〜むを利用 700円 サウナと水風呂あり |
写真
感想
昨年夏場に御沢野営地からの日帰り往復で達成した飯豊山行。
埼玉からのアクセスは遠くて気軽に行ける所でもないのだが、思いつきでの勢い任せのままに急遽決行して
飯豊山行の奥深く登りごたえのある道のりと8月の御花畑を味わったが
風景は切合小屋以降は雲と強風でガスの隙間から垣間見るていどでしか望むことができず不完全燃焼だったので
今季の登山リストの上位に入れてリベンジを模索。
飯豊リベンジ計画を練るうちにどうせなら名急登として名を轟かせるダイクラ尾根からのアタックをチョイスして、飯豊山荘起点ならそのまま周回縦走ができるみたいだしせっかくだから組み込もうか、と計画上ではドンドン盛り上がってえらいことになったが結局そのまま作戦決行。
かなりのロングトレイルを強いられるが、経験がないわけでもなくスピードと時間はかかっても体力面ではなんとかなるかなと思っていたが
ダイグラ兄さんの「なかなかなめた真似をしてくれるじゃないか。その天狗鼻をへし折ってやるよ。」と逆鱗に触れて、
序盤戦、吊橋〜休場の峰までの息おもつかせぬ怒涛の激坂ラッシュに面食らい早くも大苦戦。
その後も繰り返し立ちはだかる大小の峰峰に四苦八苦。
これまでも幾らかは急登登山を経験してきたつもりだったがまだまだ強者は控えているんだなと懺悔スタイルで歩を進めてなんとか久しぶりの飯豊山登頂達成。
計画段階ではダイグラ尾根の所要時間と残力次第ではピストンも視野に入れていたが、
登りながら思っていたのは「ダイグラ尾根は登りは大変だが下りで使うとしてもそれはそれで厳しい道のりだな…」と心がへし折られていた事もあり、時間的には微妙ではあったがそのまま縦走を続行。
稜線上は穏やかに晴れ渡り景観は抜群!
周囲遠方にそびえる名山のシルエットクイズを楽しみながら歩を進め
時期的には夏場の花盛りは過ぎ去ったが秋の紅葉シーズンにはまだ早いといった具合でノーマルなタイミングでの訪問だったが、それでも十分に魅力的な飯豊連峰を満喫。
しかし、時間に追われて少々忙しなく道をたどり
御西小屋〜烏帽子岳手前まではアップダウンは緩い感じだがこれまでの疲れに暑くて強い日射しが重なり思ったよりもペースが上がらなくて少々不安になったりもしたが、
午後になり梅花皮小屋以降からは雲が沸き立ち景観は流動的になったが、日差しは遮られ風の掩護射撃も受けて暑さからは解放され
北股岳からの縦走後半戦もなんとかペースを維持して地神山まで到達。
15:30に地神北峰からの丸森尾根降下は日没との勝負でもあって念のためヘッドライトを装着して挑んだが、路面状況は許容範囲内でほとんど登り返しも無く最終盤の岩稜の激下りには難儀したが無事に日没前に任務完了。
終了時は達成感よりもなんとか無事にまとめることができた安堵感の方が強かったかな。
今回は高望みのチャレンジ山行でズタボロになったが厳しくも奥深くて魅力的な飯豊山を改めて堪能。
飯豊エリアではまだ大日岳や朳差岳といった名山が未踏だから次回は夏花シーズンなり紅葉シーズンにでも行きたいがどうなることやら。
飯豊山は辛いいで〜・遠いいで〜
でもそれ以上にやっぱ飯豊はいいで〜✌️
やはり若い方には敵わないですね^^;
実は、追い越されてから、どうしたんだろうかと気になっていました。
無事に下山され長時間の運転も乗り越え、御帰宅されて良かったです
私はとてもピストンできる状態では無かったので
無理せず、本山小屋で一泊する事にました。
結果的にとてもいい山行が出来ました。
また、懲りずに飯豊に来て下さい!
お疲れ様でした〜(^^)/
ダイグラ尾根からの飯豊山行お疲れ様でした。
当時を振り返ってみましても
何かと忙しい山行でしたが
夜間単独行で初めてのダイグラ尾根と言う事もあり不安と緊張混じりで登って行ったさなかで
休場の峰にてbamosuさんにお会いした際は「他にもダイグラチャレンジをしてる方がいたのか」とホッとして気が楽になり
言葉を交わすことで良い気分転換ができたのが良かったな、と思っております。
レコを拝見しましたが飯豊の奥座敷で朝晩を迎えるなんて素敵ですね👍️
飯豊山にはすっかり魅了されたので来年あたりは大日岳を目指すつもりですが
のんびりと山小屋泊も良いですね
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