剱岳（日本百名山）早月尾根 早月小屋泊

2022年09月12日(月) ~ 2022年09月13日(火)

• GPS: 28:53
• 距離: 15.5km
• 登り: 2,343m
• 下り: 2,342m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:58
• 休憩: 1:13
• 合計: 11:11

距離 10.3km 登り 2,321m 下り 872m

3:46 馬場島荘
4:30 松尾平
6:04 早月尾根標高1600m標識
7:15 1920.9m三角点
8:11 8:22 早月小屋
9:27 標高2600m標識
10:29 10:42 標高2800m標識
11:27 11:28 カニのハサミ
11:33 11:59 剱岳
12:06 12:21 カニのハサミ
12:56 12:57 標高2800m標識
13:48 13:54 標高2600m標識
14:57 早月小屋

2日目

• 山行: 2:58
• 休憩: 0:06
• 合計: 3:04

距離 5.2km 登り 11m 下り 1,470m

5:34 早月小屋
6:15 1920.9m三角点
7:00 7:06 早月尾根標高1600m標識
8:05 松尾平
8:38 馬場島
8:38 ゴール地点

天候

早朝晴れ　10時頃より雲多く正午はガスガス　夜間雨　翌朝晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

馬場島荘公営駐車場（無料）を利用　076-472-3080　でカーナビ検索。登山届は馬場島荘の入り口にあります。　もし満車の時は少し戻った道の左右に広い空き地を利用できます。

コース状況／危険箇所等

標高760mの馬場島荘から剣岳2999mまで、高低差2240mの登りです。
北アルプス3大急登って言われてるだけあって、やはり楽ではないです。登山口の「試練と憧れ」の石碑の通りです。

スタートから標高2200m小屋まで5.8km、ひたすら樹林帯を登ります。序盤ぬかるみが連続したり、むき出しの木の根とやり合ったり、穏やかな登山道とは程遠いルートを暗い中進みます。標高1600mぐらいかな、向かいの大日岳と奥大日岳の稜線が良く見えるポイントがありました。標高が上がってきて眺望も少し楽しめるようになります。

小屋に着いて中休止した後、そのままの勢いで剣岳山頂を目指しました。
小屋から山頂往復で、コースタイム6h30mとのこと。小屋迫でしたので16時までに戻って来るように言われ、何事もなければ大丈夫な時間です。
標高2700mまではトレッキングポールは使えるとのことで持参。実際には2600mぐらいでもう不要でした。2800mからは先は全く使えません。

そして標高2700mを超えたら危険だらけ！細くなった尾根の両サイドは切り立った斜面や崖そして大きく口を開いたようなキレット、ここに鎖が欲しいな〜って箇所もあったりして慎重に歩きます。2800mからは鎖場が連続します、むしろ鎖場の方が安全度高いと感じます。

鎖場が終わると山頂まではあと少しです。ゴロゴロと青っぽい大きな石の上を進めば、思っていた以上に大きな祠の背面に着きます。ガスガスだったけど達成感は200％、大満足です。

下山に関して個人的な感想になりますが、あの道をまた戻るのか〜と不安がありましたが、先ほど登ったばかりだからか登りよりは怖さを感じませんでした。落ち着いて行動できた感じです。

写真

9/12 3:50

午前4時前、スターティン

9/12 3:52

ぶれずにきれいに撮影できてました。下山したらまた撮ろう。

9/12 3:53

下山してから読みました〜

9/12 5:18

5時過ぎたら明るくなってきました。

9/12 5:22

山の雰囲気が見え出してきた！

9/12 5:28

根っ子は登りは良いんやけど下山の時注意やね

9/12 5:40

このまま晴れてくれてたら良いなと。てんくらは午後B判定だったのでどうかな。

9/12 6:01

馬場島荘が眼下に見えます。ほぼ一直線の尾根です。

9/12 6:38

早月尾根でずっと見えてた猫又山。入山者もそんな多くなさそうだし厳しそうだ。でも綺麗な山です。

9/12 6:51

9/12 7:36

9/12 7:58

雨が降ってたら有難い鎖だと思う

9/12 8:01

9/12 8:04

小屋に着いた時は絶好の天気。どうか山頂までこのままで〜

9/12 8:32

小屋を後にしたら少しずつ、気にならない程度の雲が....

9/12 8:44

9/12 8:44

みくりが池温泉？　多分その辺が見えています。

9/12 8:49

9/12 8:57

9/12 9:00

まだ天気だけど高いところみは雲がもくもくしだしてる。

9/12 9:09

左か右か、どっちの鎖を使うか迷う岩場。

9/12 9:11

足場の鉄筋があるし左には倒木で塞がれているけど、下は崖ですよ〜

9/12 9:27

やばい雲になってきたなぁ。ガスでいいので雨だけは降らんとって！祈る気持ちです。

9/12 9:30

9/12 9:31

ちんぐるま　これは分かる。

9/12 9:40

トリカブトやんね？

9/12 9:41

9/12 10:17

ごっついキレットやったわ！写真じゃまったく分からん、撮影者でも分からんもん。

9/12 10:29

ここからが真骨頂。ガスと疲れで心が折れかけていたとの時！！

9/12 10:51

オコジョ！つぶらな瞳の小さな生き物(≧▽≦)可愛すぎます！

9/12 10:53

こんなサービスまで！！この子に元気もらって頑張る気に。その後十数メートルですが登山道を先導してくれ、右のハイマツに姿を消しました。ありがとう(*´▽｀*)

9/12 10:57

鎖場のスタートです〜ガスにのまれに行ってきまーす✋

9/12 11:04

こんな高い場所に、健気だけど力強いな。

9/12 11:14

横の次は縦やな、そらそうやな、まだ登らんと着かへんし

9/12 11:17

9/12 11:26

9/12 11:34

無事登頂できました。ありがとうございます。

9/12 11:49

プレート2枚持ってみた。撮影いただいてありがとうございます。

9/12 12:27

モデルは山頂でお話しできた、うえったさん。崖の雰囲気伝わるでしょ。

9/12 13:38

何かわかります？よーく見てください。雷鳥が4羽、登山道で砂浴びしてますわ(;^ω^)

9/12 13:42

かわいい、しぶい　オコジョに雷鳥、セットでいただきました！

9/12 14:46

小屋のすぐ近くで。食べそうになった

9/12 15:01

9/12 16:55

早月小屋の夕食。鯖みそ煮が染みました。味噌汁もうまい。容器は全て使い捨てです。

9/12 17:30

この日の宿泊客は8人。20畳部屋に3人という豪華さ！ゆっくり休めました。

9/13 4:59

朝食

9/13 5:34

夜間は雨が降りましたが、朝には止んでいました。

9/13 5:35

スタート地点mで一直線。遠いなぁ

9/13 6:18

9/13 6:29

右が大日岳、左の高いのが奥大日岳

9/13 6:31

室堂乗越の奥に見えている浄土山、のはず。違ってたらごめんです。

9/13 7:56

ちょ怖い

9/13 8:32

下山

9/13 8:33

美しすぎる聖観音菩薩立像。等身大です。

9/13 8:34

改めて「試練と憧れ」

9/13 8:37

9/13 8:40

9/13 8:47

早月小屋のお弁当1500円と水500円。車で食す（笑）

9/13 9:12

帰りの車窓から。あれは剱岳やんね、ありがとー👋

9/13 10:52

温泉はアルプスの湯　10時から営業しているので便利ですよ。綺麗だし。

撮影機器：

iPhone 11 Pro Apple

感想

ひろさん

9月12日13日　1泊2日

先々月に槍ヶ岳に登ってから剱岳が気になって仕方ありませんでした。
公共交通の乗り物がどうしても苦手なので、それで選んだのが早月尾根です。
北アルプス3大急登と呼ばれ、一般コースの中ではハイレベルなコースを標高差2240m一気に登る。不安もありましたがどうにか登頂できました。

一生心に残る山行記録です。山頂でガスってしまったのは時の運、登頂することに意味があった登山になりました。

コメント

chiitan26

剱岳登頂おめでとうございます‼️
剱岳は本当に憧れの山で、試練の山ですよね。登頂の喜びもひとしおと思います。
余韻に浸って下さいね🙋‍♀️

ひろさん

chiitan26さん
ありがとうございます(^^♪
槍ヶ岳のあとの剱岳ということで、今年の遠征は充実したものになりました。
本当に厳しい山だなと思ったし、ここに道をつないだ先人に感謝です。

来季は尾根の途中から見えた大日岳・奥大日岳、歩いてみたいです。