カトラ谷 葛木岳 千早本道

2022年09月14日(水) [日帰り]

• GPS: 03:50
• 距離: 7.6km
• 登り: 697m
• 下り: 698m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:58
• 休憩: 0:52
• 合計: 3:50

距離 7.6km 登り 698m 下り 704m

8:20 金剛登山口バス停
8:25 8:26 黒栂谷道分岐
8:34 8:35 タカハタ谷分岐
8:38 ツツジオ谷入口
8:55 カトラ谷分岐
10:03 10:10 水場
10:15 お花畑
10:39 山頂広場
10:47 10:53 金剛山
10:56 11:28 転法輪寺
11:29 山頂広場
11:33 11:36 九合目（千早本道）
11:41 八合目（千早本道）
11:46 11:47 二ノ滝
11:51 11:52 五合目（千早本道）
12:07 黒栂谷道分岐
12:10 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

金剛山登山口千早駐車場利用。
一日￥600、キャンディーのプレゼントがあります。
すぐ隣にきれいな「こごせトイレ」もあります。

コース状況／危険箇所等

登りに利用したカトラ谷ですが、上に出れば国有林の原生林で非常に美しい森です、今回は踏み跡を気にせず沢を中心に歩いてみました。
前回初めて訪れた際に、水場及び崩落止めのフェンス手前辺りでの高巻き箇所がかなり危険に感じたので、沢からのアプローチはどうなのか？という検証の意味も込めての山行にしてみました。

下りの千早本道ですが本当に快適な道です♪
上部の新道がブナも多くて見晴らしも良く気に入ってしまったのでそちらの景色を楽しみながら歩きました。

写真

9/14 8:21

春にニリンソウを見たくて初めて訪れたカトラ谷。
すっかり違う姿になってるだろうなぁという期待も込め、いくつか気になっていたことを確かめたくて今日はここからスタートです♪

9/14 8:26

mont-bellの前に見事なシュウカイドウの群生！
想像もしていなかったので大興奮ですw♪♪♪

9/14 8:27

皆様のレコでお見掛けする高城茶屋跡のレリーフです。
最後に通った時はまだ解体作業に入ったところでした。

9/14 8:28

少し気の早い曼珠沙華。
次週は彼岸の墓参りで山行はお休みです、そして毎年そうなんですが彼岸の翌週には必ず一言主神社の曼珠沙華を撮影しに行くのですが、ベストの一週間後なのでなかなか咲き誇った姿が撮れません（泣）

9/14 8:29

ミズヒキ

9/14 8:30

イタドリ

9/14 8:36

今日はカトラ谷へ向かうのでこのゲートを超えていきます。

9/14 8:41

もうススキが開き始めてますね♪
秋に入って来たようですが今日は滅茶苦茶に暑いですw

9/14 8:42

アキアカネ

9/14 8:44

ヨメナ

9/14 8:52

シラネセンキュウ

9/14 8:57

手前右側にカトラ谷からの堰堤を見ると道が途切れます、ここで右折してカトラ谷へ入っていきます。

9/14 8:58

次に最初のこの分岐を右に取るとカトラ谷。
左に取ると未踏の下からのワサビ谷、黒栂尾根、黒栂谷道へ向かえます。

9/14 8:59

キンミズヒキ

9/14 9:00

ヌスビトハギ

9/14 9:02

フジバカマ

9/14 9:02

フジフサウツギ
秋って花の種類がこんなに多かったんですね！

9/14 9:04

そして最初の堰堤に乗ったこの分岐が左が崩壊ヶ所をパスしたワサビ谷の尾根への取り付き、右がカトラ谷方向です。

9/14 9:05

あとは進行方向を詰めるだけです。
という事で前回気に入ったここで朝食タイムです♪
今回16年前のカメラ、CCD素子610万画素採用のニコンD40で撮影しています、補正機能が付く前の機種なので明暗差が激しい場面では苦戦しますが、発色は素晴らしいものがあります♪♪♪

9/14 9:13

ハキダメギク？

9/14 9:14

ヒメジョオン？

9/14 9:21

それでは今回は道が付いている登山道はあまり気にせずに沢を意識して上を目指してみます。

9/14 9:22

ミカエリソウ
生まれて初めて見たので大きさと言い存在感と言い異形の美しさに興奮！！

9/14 9:25

最初の滝です。

9/14 9:27

右岸から取り付こうとしていた時目に留まったオタカラコウ
実はカトラ谷分岐点以前にも撮影したのですが、こちらの方がさらに興奮してしまったので♪

9/14 9:32

二つ目の滝です。
Ⅾ40はこういった明暗差が苦手です、ハイライトがすぐに飛んでしまいます。

9/14 9:34

沢靴なら直登ですが、ここはおとなしく左岸を巻きます。

9/14 9:45

ここも美しい渓谷ですね♪

9/14 9:50

この辺りから前回高さと切れ落ち方を見て危険だと感じた巻き道を避けて沢を詰めて行きます。

9/14 9:50

水量も決して多くない（その日のコンディションにもよると思いますが）ので、濡れた岩場に慣れている方なら登山靴で十分歩けます。

9/14 9:52

倒木ゾーンに入ります、もし抜けられないのなら戻るだけですが滝も無かったので問題は無いかと思います。

9/14 9:55

倒木ゾーンを抜けると崩壊を印象付けるガレ場ゾーンです。
ある意味気を使いながら進みます。

9/14 10:00

それでも自然はたくましいようです。

9/14 10:05

グチャグチャの中を進むと右から左へ斜めに通る巻き道と出会い、しばらく進むと崩落防止フェンスが見えました。

9/14 10:06

水場の湧き水でのどを潤します。
このあと付近をうろつきながら、足元が岩盤でしっかりしたフェンス左岸側等、今回二つ目の目的である尾根へ乗れる場所を探すのですが、これといったルートを見つけられませんでした。

9/14 10:11

仕方が無いので気は進まないのですが右岸側から...
前回アリ地獄だったのですがもう下地の岩が現れ始めています。

9/14 10:18

フェンスを超えて前回はニリンソウに誘われて沢へ入ったのですが今回は尾根へ取り付きます。
芽吹き前の明るい開放的な前回と違い、広葉樹が茂り鬱蒼とした森に変わってました。アブが居なくなっていて良かったです♪

9/14 10:20

イヌショウマ

9/14 10:28

ヤマハッカ

9/14 10:38

実は今回北尾根に出るのが三つ目の目的だったのですが、取り付いた位置が悪かったのかこれといった踏み跡を見つけられず、南側の北尾根から山頂広場へ向かう崩落地を挟んだ場所へ飛び出してしましました。
この工事はその場所を補修して頂いているようです。

9/14 10:40

トリカブトも咲いています、もう本当に秋が始まっています。

9/14 10:55

山頂にてまずは一言主様にいつものお願い。

9/14 10:58

転法輪寺に参拝後、登拝寶印帖のお印を戴きます。
「ようお参り」

9/14 11:02

で、やっぱり売店では最近は出汁ですね♪
それでは下山開始！
下山後時間が早かったのでお気に入りの大阪府阪南市自然田にある「まるはち」さんへカレーうどん戴きに行きましたw
手打ちのうどんと出汁が本当に上手なので何を食べても最高です♪

9/14 11:33

ツツジオ谷の源頭に沿ってそれでは！

9/14 11:36

ブナの木肌に癒されます。

9/14 12:01

千早神社との分岐を過ぎて再びシュウカイドウの群生に癒されます。

9/14 12:12

そして今日も無事にただいまです♪

撮影機器：

NIKON D40 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 雨具 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） 笛 GPS 携帯 ストック カメラ

感想

cherio68

二度目のカトラ谷でした。
本当は前回初めて訪れた時、次の週はもっとニリンソウ咲いてるのでは？
と考えて二週連続の予定だったんですが、前日夜に激しい豪雨があって...
それでコースを変えたので春から夏の終わりでの山行でした。

で、印象ですがやはり植生が変わっていて写真のコメントでも述べた通り、明るくて開放的な森から暗くて鬱蒼とした森になっていました。
でも、これって丸滝谷と同様でそれだけ植生が豊かという事で♪

この秋は丸滝谷に通う！と、決めているのですが
来年はカトラ谷や隣のワサビ谷への撮影も楽しそうですね♪♪♪
やっぱり自然林〜。

で、やり残したことが二つあるんですよねぇ
フェンス超えと北尾根への道
謎は深まるばかりです...

コメント

geo_surveyor

おはようございます。
無事のお帰り何よりです。

カトラ谷の巻き道。この4月に一度カトラ谷を訪れたのですが、高所恐怖症の私は谷筋をひたすら歩きました(^^;)

ワサビ谷。いつか行けるといいですね。
実はワサビ谷は金剛山に通っていた頃の「やり残し」のひとつなんです。
記録を拝見できることを楽しみにしていますね。

cherio68

geo_surveyorさん、おはようございます。

自分もあの高巻きはもう通るのは危な過ぎると感じたので！

大きな滝があるのでそうしているのか？そうでないのか？
と、言う疑問があったので今回沢からの道を選んでみました。
もちろんgeo_surveyorさんのレコも自分が歩いたあとに｢あ、やっぱり｣と参考にさせて戴きました！

あそこで滑落して大きな事故になったという話も千早の駐在さんと話してました。

ガレ場を崩してしまう事が次の崩落に繋がることもあるかも知れませんが、自分はやはり巻き道は怖くて使う気になれなかったので...

ワサビ谷は前回カトラ谷を登った時に下山に利用したのですが、春にはカタクリの群生の見られる原生林でした。
皆様のGPS軌跡を見ていると平行に繋がっていそうなのが気になっております。

｢ワサビ谷｣といいますがその雰囲気は上の部分だけで、一般登山道は｢ワサビ尾根｣という風情の道を使います。

本当の谷は尾根の北側にあるようでかなりガレた景色が見えていました。
未踏ですが、その時下から上がって来た方の姿を見てこれまた気になっております。
ただその時は下の入口を見付けられなかったです。

そう言ったことも含め、金剛山は山の地形等再確認出来る素晴らしい場所と感じております。