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Yamareco

記録ID: 468157
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無雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

朝日連峰・鳥原山ピストン

2014年06月20日(金) ~ 2014年06月21日(土)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
11.4km
登り
855m
下り
839m

コースタイム

6/20(金)
 8:00 古寺鉱泉
 8:15-8:30 標高730m地点(カッパ着用・雨対策)
 9:45 畑場峰
 10:20-10:25 田代清水
 11:45 鳥原小屋
6/21(土)
 4:20 鳥原小屋
 4:45-5:05 鳥原山山頂
 5:25-6:00 鳥原小屋(荷物整理・小屋清掃)
 8:00 古寺鉱泉
天候 2日間とも、曇り一時雨,時々晴れ間も
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
古寺鉱泉駐車場は
 金曜日入山時:自分を含めて5台。(ガラガラ)
 土曜日下山時:駐車場は満車,路上駐車多数。
コース状況/
危険箇所等
○田代清水を過ぎたあたりから雪渓が残るが、規模は小さく歩行には殆んど支障しない。
 (軽アイゼンを持参しましたが、使用しませんでした。)
○登山路上で2回、熊の糞を目撃。
○登山ポストは古寺鉱泉にあるが、用紙はなく、予め記入したものを持参する必要あり。
○田代清水は水量わずかで、水場としては使えない。
○鳥原小屋は清掃協力金1500円。小屋内の料金箱に入れる。まだ引水されておらず、1分ほど下ったところの水場を用いる。
○下山後は、大井沢温泉ゆったり館へ。内湯のみ。300円。
入山時の古寺鉱泉駐車場。ガラガラ。
2014年06月20日 07:22撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
6/20 7:22
入山時の古寺鉱泉駐車場。ガラガラ。
登山開始!
2014年06月20日 08:05撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
6/20 8:05
登山開始!
歩きだしてすぐ現われる、古寺鉱泉朝陽館。
登山ポストは入り口脇の柱にあり。(但し、用紙は置いてない。)
2014年06月20日 08:09撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
6/20 8:09
歩きだしてすぐ現われる、古寺鉱泉朝陽館。
登山ポストは入り口脇の柱にあり。(但し、用紙は置いてない。)
畑場峰。通過。
2014年06月20日 09:51撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
6/20 9:51
畑場峰。通過。
田代清水。水はチョロチョロで、水場としては使えない。
2014年06月20日 10:20撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
6/20 10:20
田代清水。水はチョロチョロで、水場としては使えない。
雪渓が見えてきた。
2014年06月20日 10:52撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
6/20 10:52
雪渓が見えてきた。
雪渓を渡る箇所でもこの程度。軽アイゼンは使用しなかった。
2014年06月20日 11:06撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
6/20 11:06
雪渓を渡る箇所でもこの程度。軽アイゼンは使用しなかった。
登り切って、鳥原湿原が現われた。
幻想的。
2014年06月20日 11:28撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
6/20 11:28
登り切って、鳥原湿原が現われた。
幻想的。
鳥原山への分岐からは、木道が整備されている。
2014年06月20日 11:29撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
6/20 11:29
鳥原山への分岐からは、木道が整備されている。
湿原の脇に鳥原小屋が見えてきた。
2014年06月21日 05:22撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
6/21 5:22
湿原の脇に鳥原小屋が見えてきた。
小屋入口直前にも雪渓が。
2014年06月21日 06:03撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
6/21 6:03
小屋入口直前にも雪渓が。
今晩の宿,鳥原小屋に到着。
2014年06月22日 11:10撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/22 11:10
今晩の宿,鳥原小屋に到着。
小屋内部。きれいに清掃されていて気持ちよい。
2014年06月20日 11:41撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/20 11:41
小屋内部。きれいに清掃されていて気持ちよい。
トイレは小屋を出てすぐのところに環境配慮型が。
2014年06月20日 11:40撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/20 11:40
トイレは小屋を出てすぐのところに環境配慮型が。
小屋前の広場に朝日岳神社がある。
2014年06月20日 11:40撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/20 11:40
小屋前の広場に朝日岳神社がある。
小屋前の広場。ベンチが置かれているが、今日は展望はイマイチ…。
2014年06月20日 11:40撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/20 11:40
小屋前の広場。ベンチが置かれているが、今日は展望はイマイチ…。
小屋からちょっと戻ったところにある水場。
2014年06月20日 11:52撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/20 11:52
小屋からちょっと戻ったところにある水場。
水場にはミズバショウが咲いていた。
2014年06月20日 11:52撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/20 11:52
水場にはミズバショウが咲いていた。
夕方、若干視界が広がり、麓の家並みが見えた。
2014年06月20日 14:56撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
6/20 14:56
夕方、若干視界が広がり、麓の家並みが見えた。
開けて翌朝、小屋前の広場から。
2014年06月21日 04:19撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/21 4:19
開けて翌朝、小屋前の広場から。
鳥原山山頂(手前の三角点がある方)
2014年06月21日 04:39撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/21 4:39
鳥原山山頂(手前の三角点がある方)
鳥原山山頂(奥の展望がいい方)
残念ながら展望はイマイチ…。
2014年06月21日 04:43撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/21 4:43
鳥原山山頂(奥の展望がいい方)
残念ながら展望はイマイチ…。
大朝日山はガスにすっぽり覆われていた。
2014年06月21日 04:43撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/21 4:43
大朝日山はガスにすっぽり覆われていた。
鳥原山山頂直下、比較的大きい雪渓が残っていた。
2014年06月21日 05:08撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/21 5:08
鳥原山山頂直下、比較的大きい雪渓が残っていた。
帰りは、こんな新緑の中をひたすら下り続ける。
2014年06月21日 07:22撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/21 7:22
帰りは、こんな新緑の中をひたすら下り続ける。
朝陽館が見えてきた。
2014年06月21日 07:51撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
6/21 7:51
朝陽館が見えてきた。
下山時の駐車場。満車状態。
2014年06月21日 07:57撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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6/21 7:57
下山時の駐車場。満車状態。
撮影機器:

感想

今シーズンは、かねてから関心のあった朝日連峰を中心に山歩きをしたいと考えているが、歩き慣れた飯豊と異なって初めての山域となるため、まずは下見として、比較的歩行時間の短く、かつ展望が得られるルートに行ってみることにした。
色々検討した結果、日帰りでも十分往復できるルートではあるが、よい展望が得られ、きれいな小屋もあるという鳥原山を、古寺鉱泉からピストンで歩くこととした。

前日夜にさいたまの自宅を出て、東北道・山形道を夜通し走り、月山ICを経由して古寺鉱泉駐車場に着いたのが朝の7時過ぎ。平日とあって山に入っている人は殆んどいないためか、車は数台のみ。持参したおにぎりで朝食とし、準備をして8時を期して歩き始める。
すぐに現われる古寺鉱泉朝陽館を右手に眺め、畑場峰に向かう道を登り始める。東北の山らしい急登にかかるが、それほど息が上がることもなく、淡々と高度を稼いでいく。しかし、時折晴れ間も覗く一方で、雨も突然、ザーッと降ってくる。樹林帯の自然の傘があるうちに雨対策をしておく必要を感じ、100mほど登ったところで一旦ザックを下ろしてカッパを着用し、ザックカバーを装着する。

更に淡々と高度を稼ぎ、畑場峰はほぼコースタイム通りに通過。ここからは傾斜が緩くなるが、夜通し運転の疲労がたたり、ややペースが落ちる。とはいってもムチャクチャ休みたくなるレベルとまではいかず、田代清水で若干息を整える程度で歩き続ける。ほどなくして視界が広がり、鳥原山・鳥原小屋への分岐が現われると同時に鳥原湿原が目の前に広がった。
天気がイマイチで、山頂まで行っても展望は期待できないことから、今日は小屋に入ってしまうことにする。分岐から歩くこと5分ほど、神社の脇に鳥原小屋があった。まだ新しいとのことであるが、それ以上に清掃が行き届いて大変清潔であり、気持ちよい。ザックを置き、昼食は小屋前のベンチで簡単にとり、午睡を決め込む。疲れた体にビールが回り、よく休むことかできた。

夕方、若干空が明るくなり、小屋からも麓の家並みが見えるようになる。山に泊まってよかったと感じる瞬間である。残念ながら大朝日岳方向はガスがかかったままなので、今日は山頂往復はあきらめ、このまま食事をして休むことにした。他に登山者は現れず、管理人もいないので、完全に小屋貸切状態で一晩ゆっくりすることができた。夜半は星空も望むことができた。

明けて翌朝、やはり空はすっきりしないが、山頂だけは往復してくることにする。朝食もそこそこに、荷物はある程度整理し、空荷で山頂に向かう。三角点のピークは通過し、その先の展望台には20分ほどで到着した。小朝日岳,古寺山は見えるが、大朝日岳は残念ながらガスの中。この天気では致し方ないところではあるが、残雪と新緑のコントラストは、この時期の山らしく、美しい。今日は下見なので、大展望は次回のお楽しみにとっておくことにして、帰途につくことにした。
小屋に戻り、荷物回収・小屋内清掃をして下山。下りはコースタイム通りに歩き、駐車場まで戻ると、満車で路上駐車も沢山ある。金曜に山に入ってから最後下りてくるまで、まる一日誰とも会わなかったのだが、こういうのを見ると、平休でこうも入山者が違うものかと痛感する。

ということで、天気はイマイチだったが、アプローチやコースの状況確認,雨対策をはじめとする各種装具の検証はでき、人がいない静かな山行を楽しむことができた。

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