朝日連峰・鳥原山ピストン
- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 855m
- 下り
- 839m
コースタイム
8:00 古寺鉱泉
8:15-8:30 標高730m地点(カッパ着用・雨対策)
9:45 畑場峰
10:20-10:25 田代清水
11:45 鳥原小屋
6/21(土)
4:20 鳥原小屋
4:45-5:05 鳥原山山頂
5:25-6:00 鳥原小屋(荷物整理・小屋清掃)
8:00 古寺鉱泉
天候 | 2日間とも、曇り一時雨,時々晴れ間も |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
金曜日入山時:自分を含めて5台。(ガラガラ) 土曜日下山時:駐車場は満車,路上駐車多数。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○田代清水を過ぎたあたりから雪渓が残るが、規模は小さく歩行には殆んど支障しない。 (軽アイゼンを持参しましたが、使用しませんでした。) ○登山路上で2回、熊の糞を目撃。 ○登山ポストは古寺鉱泉にあるが、用紙はなく、予め記入したものを持参する必要あり。 ○田代清水は水量わずかで、水場としては使えない。 ○鳥原小屋は清掃協力金1500円。小屋内の料金箱に入れる。まだ引水されておらず、1分ほど下ったところの水場を用いる。 ○下山後は、大井沢温泉ゆったり館へ。内湯のみ。300円。 |
写真
感想
今シーズンは、かねてから関心のあった朝日連峰を中心に山歩きをしたいと考えているが、歩き慣れた飯豊と異なって初めての山域となるため、まずは下見として、比較的歩行時間の短く、かつ展望が得られるルートに行ってみることにした。
色々検討した結果、日帰りでも十分往復できるルートではあるが、よい展望が得られ、きれいな小屋もあるという鳥原山を、古寺鉱泉からピストンで歩くこととした。
前日夜にさいたまの自宅を出て、東北道・山形道を夜通し走り、月山ICを経由して古寺鉱泉駐車場に着いたのが朝の7時過ぎ。平日とあって山に入っている人は殆んどいないためか、車は数台のみ。持参したおにぎりで朝食とし、準備をして8時を期して歩き始める。
すぐに現われる古寺鉱泉朝陽館を右手に眺め、畑場峰に向かう道を登り始める。東北の山らしい急登にかかるが、それほど息が上がることもなく、淡々と高度を稼いでいく。しかし、時折晴れ間も覗く一方で、雨も突然、ザーッと降ってくる。樹林帯の自然の傘があるうちに雨対策をしておく必要を感じ、100mほど登ったところで一旦ザックを下ろしてカッパを着用し、ザックカバーを装着する。
更に淡々と高度を稼ぎ、畑場峰はほぼコースタイム通りに通過。ここからは傾斜が緩くなるが、夜通し運転の疲労がたたり、ややペースが落ちる。とはいってもムチャクチャ休みたくなるレベルとまではいかず、田代清水で若干息を整える程度で歩き続ける。ほどなくして視界が広がり、鳥原山・鳥原小屋への分岐が現われると同時に鳥原湿原が目の前に広がった。
天気がイマイチで、山頂まで行っても展望は期待できないことから、今日は小屋に入ってしまうことにする。分岐から歩くこと5分ほど、神社の脇に鳥原小屋があった。まだ新しいとのことであるが、それ以上に清掃が行き届いて大変清潔であり、気持ちよい。ザックを置き、昼食は小屋前のベンチで簡単にとり、午睡を決め込む。疲れた体にビールが回り、よく休むことかできた。
夕方、若干空が明るくなり、小屋からも麓の家並みが見えるようになる。山に泊まってよかったと感じる瞬間である。残念ながら大朝日岳方向はガスがかかったままなので、今日は山頂往復はあきらめ、このまま食事をして休むことにした。他に登山者は現れず、管理人もいないので、完全に小屋貸切状態で一晩ゆっくりすることができた。夜半は星空も望むことができた。
明けて翌朝、やはり空はすっきりしないが、山頂だけは往復してくることにする。朝食もそこそこに、荷物はある程度整理し、空荷で山頂に向かう。三角点のピークは通過し、その先の展望台には20分ほどで到着した。小朝日岳,古寺山は見えるが、大朝日岳は残念ながらガスの中。この天気では致し方ないところではあるが、残雪と新緑のコントラストは、この時期の山らしく、美しい。今日は下見なので、大展望は次回のお楽しみにとっておくことにして、帰途につくことにした。
小屋に戻り、荷物回収・小屋内清掃をして下山。下りはコースタイム通りに歩き、駐車場まで戻ると、満車で路上駐車も沢山ある。金曜に山に入ってから最後下りてくるまで、まる一日誰とも会わなかったのだが、こういうのを見ると、平休でこうも入山者が違うものかと痛感する。
ということで、天気はイマイチだったが、アプローチやコースの状況確認,雨対策をはじめとする各種装具の検証はでき、人がいない静かな山行を楽しむことができた。
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