Mt,Kinabalu(キナバル山) 4,095m

2022年09月07日(水) ~ 2022年09月08日(木)

• GPS: 64:00
• 距離: 15.0km
• 登り: 2,220m
• 下り: 2,213m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:27
• 休憩: 1:23
• 合計: 6:50

8:03 Timpohon Gate
9:34 9:32 Kandis Shelter(1.0 km Post)
10:34 10:44 Lowii Shelter
12:16 13:09 Layang-Layang Shelter
14:05 14:15 Vilosa Shelter(5.0 km Post)
14:41 14:51 Paka Sheiter
14:34 Laban Rata Rest house

2日目

• 山行: 10:34
• 休憩: 1:18
• 合計: 11:52

2:08 Laban Rata Rest house
5:53 6:11 Low's Peak 4,095m
9:00 10:00 Laban Rata Rest house
14:00 Timpohon Gate

天候

9/7(登り2h快晴、4h雨時々雷)、9/8(山頂往復7h 晴、下山4h雨)
雨期は10月からですが今年は一月早く来たとの事

アクセス

利用交通機関：

タクシー 飛行機

羽田⇒クアラルンプール⇒コタキナバル⇒キナバル山

コース状況／危険箇所等

山頂アタック時のSayat Sayat Gate 前後は前回の地震の影響で岩が崩壊し残骸があり、スムーズな通過が要求される。2014にも登っているが崩落の影響でSayat Sayat Gate 手前のルートも変わっていました。

写真

9/11 4:47

コタキナバル空港に着くなり、スーツケース2個共出てこない!!
荷物係に届出て2h後、1個が見つかり・・・1個は不明
　行動予定を渡しホテルへ
海外登山では最低限の登山用具一式はザックに入れて機内持ち込(登山靴、服装)みしていたので不足分は買うことに!!
*Malaysia airlines
*Hotel Shangri-La Kota Kinabalu
*NCT自然と文化の旅

9/6 11:29

登山前日はキナバル公園の先のポーリング温泉でトレッキング
動植物の生態観察用の吊り橋が・・・ついでに観光用に使われてる。
＊Borneo Trails Tours & Travel Sdn.Bhd

9/6 10:32

　ラッキーなことに道中、世界最大の花、ラフレシアが咲いている看板を見つけ農家に立ち寄る。(約900円/名)
　寄生植物で4〜5年で咲いて3〜5日で枯れる。
枯れる2日前は腐った肉の匂いを発しイノシシなどの動物に食べてもらい種を拡散するとの事、今はまったく匂いはしませんでした。

9/6 10:32

直径約70cmありました。

9/13 22:17

　登山条件に24h以内の抗原検査(写真)必要で日本は第7派の爆発的感染拡大で入手困難(約3000円)でしたが、こちらの薬局では160円ほど買えました。(予備? を含めて6個買い!!)
*Sunlight Pharmacy(ホテルの近く)
　
　キナバル本部へ向かう早朝、ドキドキしながら初めての抗原検査(唾液タイプ)・・・・結果は陰性!!
　前日は、本部にあるホテルに宿泊
コタキナバルからの早朝出発では3hはかかる。

9/7 7:33

キナバル本部前から見るキナバル山

9/7 7:34

9/7 8:02

Tempohon Gateまで車で移動し、登山開始
登山口ゲートには、小さな売店があり、水とおやつ程度は買える。キナバル本部に売店は無い。
ゲートではネッグタグで入山者管理している。

9/7 8:34

約1�卷茲縫肇ぅ譴伐虻�付き休憩所がある。
驚きはリスが食べ物を求めて激しく寄ってくる?
登山客の餌やりの影響で・・・
快晴の登山日和と思いきや、2h後には雨が降り出した。

9/7 9:39

食虫植物・・・ウツボカズラ

9/7 11:45

9/7 11:45

雨宿りしながらのランチ
(ランチボックス持参)

9/7 14:35

Laban Rata Rest house 3,272m 着
2h快晴、4h雨・・・汗でずぶぬれ!!

9/7 16:18

夕方、一瞬晴れたが深夜まで雨は降り続く・・・

9/8 1:28

夕食、登山前の夜食はビュッフェスタイル・・

9/8 1:27

9/8 3:08

0100雨は上がって、夜食後、0200から登山開始
4,000m以上に登るのは3年ぶり、2020ヒマラヤ以来で
　空気が薄いせいのと深夜の出発で、やたらと眠い・・・
フラフラして気が付くと、眠りながら歩いていた。
　彼女は初めての4,000m　overで張り切っていましたが、
4,000m 付近から頭痛と吐き気がすると(高山病です)。
高所の呼吸法は教えていたのですが足の動きが早すぎで酸素不足にガイドに速度を下げてもらう。・・・ダイヤモックスを勧めるが、少しの頭痛との事でバファリンとナウゼリン(吐き気止め)を飲ませる。

9/8 5:53

9/8 5:54

感動しているのが判る!!
　彼女とは、ここに来るために5月から毎週、登って鍛えて来てきたので準備期間も含め良く頑張りました!!

9/8 6:09

0553 キナバル山　Low's Peak 4,095m登頂です。

9/8 6:11

9/8 6:12

暗い中、登ってくるので何も見えないが夜が明けると一枚岩の絶景が見られる。

9/8 6:12

9/8 6:36

9/8 6:56

9/8 6:36

9/8 6:54

中央が山頂です。

9/8 6:55

9/8 6:36

9/8 8:13

0900 Laban Rata Rest houseに戻り、朝食
ここまでは快晴・・・
1000 下山開始・・・　下り始めて間もなく、雨が降り出し・・・時々大雨!!
1400登山口ゲート着
本部で登山証明書を受取り、ランチ後、コタキナバルのホテルへ

9/9 11:43

　日本入国制限(9/7より)が緩和され当初予定のPCR検査がなくなり、二日間の余裕になる。
9/9 快晴
　ずぶぬれ衣類をAMコインランドリーで洗濯・・・
PM大雨・・・部屋でゴロゴロ((笑))
夕食も近所のローカルレストランで済ませる。

9/9 13:34

バナナの葉を食器代わりのレストラン・・・
*Sri Latha Curry House(ホテルの近く)

9/10 19:00

9/10 晴・・・AM・PM買い物
夕方はシーフード満喫!!
*双天海鮮桜(ホテルから近い)
水槽の魚介を選ぶと、1kgの価格表示で自分の必要量を測ってもらい値段が決まる。価格には調理費用が含まれ、料理方法も選べる。　お勧め美味しいです。エビ4匹、カニ2匹、ちょっと大きめの魚、貝、ライス、ドリンクで二人で、注文が多過ぎた感あり・・・カニは美味しいが食べるところが殆どないので、別物が良いと思った。　6,000円ほど

9/11 5:44

9/11 帰国、早朝、空港の夜明けにキナバル山が見え感激!!

撮影機器：

SC-02M samsung

E6921 KYOCERA

装備

個人装備

・Laban Rata Rest houseまでは夏山服装(長袖+半袖)<br />・Rest house宿泊時は ライトダウン上下+毛布一枚で就寝<br />・山頂往復は冬用タイツ&シャツ+夏山服装+ライトダウンジャケット+レインパンツ+ ビーニー+ フリース手袋+オーバーミトン<br />・登り30Lザック+アタックザック20L<br />・レイン上下+折り畳み傘・救急用品+ 行動食+ 水(登り1.５L+ 山頂往復1L+ 下り1L)

感想

dogmonet

　今回も雨期を避けたつもりでしたが、上部山小屋はいつも予約でいっぱいで、
日本国内入国者数制限で航空機が少なく、両方を満たすのは大変で、今回の日程に成った訳で、幸い予約後にPCR検査がなくなって助かりましたが、マレーシアはパスポートとワクチン接種アプリがリンクしており簡単に入国できましたが、日本の入国システムが発展途上なのが残念でした!
さて、肝心のキナバル山は、一致枚岩の広大な山肌は、相変わらず美しいく!!
他にない絶景です。　8年前、まだ来たいと思っていた美しい山です。
　彼女は富士山に4回登り、4,000m越を夢見ていただけに感動していました。
しかし、赤道直下と言えども深夜の4,095mは夏に雪が降ることもあり寒く、防寒対策と高山病の備えは必要です。