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記録ID: 4684494
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳(東駒ケ岳)黒戸尾根

2022年09月12日(月) ~ 2022年09月13日(火)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
16.8km
登り
2,412m
下り
2,406m

コースタイム

1日目
山行
6:00
休憩
0:30
合計
6:30
9:40
9:40
110
11:30
11:40
110
13:30
13:30
30
14:00
14:10
30
14:40
14:50
70
16:00
2日目
山行
7:20
休憩
3:30
合計
10:50
4:50
50
5:40
5:50
40
6:30
6:30
20
烏帽子岩(二本剣)
6:50
6:50
10
7:00
7:45
45
8:30
8:30
30
9:00
9:45
75
11:00
11:00
80
12:20
13:10
80
14:30
15:30
10
15:40
15:40
0
15:40
尾白川渓谷駐車場
天候
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
小淵沢駅よりマウンテンタクシー利用(帰りも同様)
コース状況/
危険箇所等
鎖場、梯子場などはよく整備されていて、不安感はない。
予約できる山小屋
七丈小屋
尾白川駐車場を後にしてまずは竹宇駒ケ岳神社にお参りしてスタート。
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尾白川駐車場を後にしてまずは竹宇駒ケ岳神社にお参りしてスタート。
尾白川にかかるこのつり橋の先から登山道になる。
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尾白川にかかるこのつり橋の先から登山道になる。
長い長い原生林の中をひたすら登ってゆく。結構きつくて早くもばて気味。
長い長い原生林の中をひたすら登ってゆく。結構きつくて早くもばて気味。
季節はもう秋で至る所にキノコが。
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季節はもう秋で至る所にキノコが。
もう一つの駒ケ岳神社からの合流点を過ぎると笹ノ平というやや平坦なところに出るが、その後八丁坂の急登でもうすでにかなりの体力を奪われる。
もう一つの駒ケ岳神社からの合流点を過ぎると笹ノ平というやや平坦なところに出るが、その後八丁坂の急登でもうすでにかなりの体力を奪われる。
この樹林帯がアルプスの天然水を作り出している。
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この樹林帯がアルプスの天然水を作り出している。
登りきるといよいよ刃渡りの登場。狭い岩の上を歩いてゆくが、しっかりとした鎖がありそれほどの恐怖感はない。
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登りきるといよいよ刃渡りの登場。狭い岩の上を歩いてゆくが、しっかりとした鎖がありそれほどの恐怖感はない。
隣の白岩山の山頂が見える。
隣の白岩山の山頂が見える。
下界が見えてきた。
下界が見えてきた。
この岩をよじ登らなければならない。足がつって、しばし動けず。
2022年09月12日 13:52撮影 by  iPhone 8, Apple
9/12 13:52
この岩をよじ登らなければならない。足がつって、しばし動けず。
鎖場を登り切ると刀利天狗の祠に到着。木曽にいた天狗で御岳を富士より高くしようとしたとか。ここからはかなり平坦な道になる。
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鎖場を登り切ると刀利天狗の祠に到着。木曽にいた天狗で御岳を富士より高くしようとしたとか。ここからはかなり平坦な道になる。
五合目小屋跡から鞍部に下ったところにもちょっとした祠が。
五合目小屋跡から鞍部に下ったところにもちょっとした祠が。
そこを過ぎると梯子場の連続となる。小屋は近いはずなのだがペースが落ちまくる。
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そこを過ぎると梯子場の連続となる。小屋は近いはずなのだがペースが落ちまくる。
再びちょっとした鞍部になり橋を渡るが、新たに作り直したらしく怖さはない。
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再びちょっとした鞍部になり橋を渡るが、新たに作り直したらしく怖さはない。
その後再び梯子場、鎖場の連続となり、足はもはや限界。
その後再び梯子場、鎖場の連続となり、足はもはや限界。
もうこれ以上は無理だと思った瞬間、唐突に七丈小屋が現れ一気に安堵となり、思わず「着いたぞー。」と叫んでしまう。
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もうこれ以上は無理だと思った瞬間、唐突に七丈小屋が現れ一気に安堵となり、思わず「着いたぞー。」と叫んでしまう。
小屋の前にうまい水が湧いているので夕飯前にコーヒーを淹れて一息つく。
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小屋の前にうまい水が湧いているので夕飯前にコーヒーを淹れて一息つく。
小屋の外観。
小屋の内観。
夕食後外に出ると月が上ってきた。空には星が、下には街の灯が。
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夕食後外に出ると月が上ってきた。空には星が、下には街の灯が。
翌朝は皆さん暗いうちから出発のようで、私も後を追う。脚はまずまず回復した様で一安心。
翌朝は皆さん暗いうちから出発のようで、私も後を追う。脚はまずまず回復した様で一安心。
日の出間近だが、まだ山頂は遥か彼方。しかし空きっ腹で力が出ない。
日の出間近だが、まだ山頂は遥か彼方。しかし空きっ腹で力が出ない。
ギリギリで樹林帯を抜けた所での日の出、ラッキー。
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ギリギリで樹林帯を抜けた所での日の出、ラッキー。
山も赤く染まる。
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山も赤く染まる。
御来迎場到着。
八合目で小屋からもらってきたいなり寿司で朝食。
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八合目で小屋からもらってきたいなり寿司で朝食。
有名な二本剣が見えるけどこんな所登れるのかな?
有名な二本剣が見えるけどこんな所登れるのかな?
月が山頂に沈んでゆく。
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月が山頂に沈んでゆく。
案の定鎖場のオンパレードに突入。
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案の定鎖場のオンパレードに突入。
それでもなんとか二本剣の刺さっている烏帽子岩に到着。鳳凰山の奥に富士山。
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それでもなんとか二本剣の刺さっている烏帽子岩に到着。鳳凰山の奥に富士山。
もう少し高いところから。
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もう少し高いところから。
いよいよ山頂か?
いよいよ山頂か?
今度こそ山頂か?
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今度こそ山頂か?
山頂手前の本社にまずはお参り。
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山頂手前の本社にまずはお参り。
鞍部は北沢峠への分岐点。その先にはなつかしの仙丈ケ岳。
鞍部は北沢峠への分岐点。その先にはなつかしの仙丈ケ岳。
遂に登頂!昨日からの辛かった事も全て吹っ飛んだ。
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遂に登頂!昨日からの辛かった事も全て吹っ飛んだ。
富士山をバックに。
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富士山をバックに。
山頂の祠。
鳳凰山と重なる富士山。美麗!
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鳳凰山と重なる富士山。美麗!
北岳、間ノ岳。1,2,3の揃い踏み。
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北岳、間ノ岳。1,2,3の揃い踏み。
仙水峠が足元に。栗沢山や仙丈も。
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仙水峠が足元に。栗沢山や仙丈も。
八ヶ岳。
鋸岳。見るからに不気味。
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鋸岳。見るからに不気味。
我が故郷、伊那の街が。
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我が故郷、伊那の街が。
雷鳥はいなかったが、イワひばりかな?
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雷鳥はいなかったが、イワひばりかな?
山頂付近は一面白い花崗岩礫で覆われている。
山頂付近は一面白い花崗岩礫で覆われている。
烏帽子岩直下の鎖場。下りの方が怖い。
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烏帽子岩直下の鎖場。下りの方が怖い。
七丈小屋で荷造りをしてから一気に下る。来るときには苦しくてあまり気づかなかったが、黒戸山あたりは苔がとても美しい。
七丈小屋で荷造りをしてから一気に下る。来るときには苦しくてあまり気づかなかったが、黒戸山あたりは苔がとても美しい。
刀渡りなんかもう恐くないぞ。
刀渡りなんかもう恐くないぞ。
ついに戻ってきた。思わず尾白川の清流で足を冷やし体を拭く。
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ついに戻ってきた。思わず尾白川の清流で足を冷やし体を拭く。
この橋を渡って登山は終了。
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この橋を渡って登山は終了。
小淵沢駅の屋上から。
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小淵沢駅の屋上から。
中央線の車窓から駒ヶ岳にさよなら。
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中央線の車窓から駒ヶ岳にさよなら。

装備

個人装備
ヘルメットは八合目以上で着用した。

感想

一度行ってみたいと思っていた甲斐駒ヶ岳へついに登ることができたが、今年初の登山ということもあり、予想どおりハードで、初日は苦行でしかなかった。しかし、小屋内外で出会った皆さんにも励まされ、快晴の頂上から山々を眺めたら全てが吹き飛んで、忘れられない登山となった。

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訪問者数:165人

コメント

zakkyo2000さんこんばんは
山頂では山座同定、教えていただきありがとうございました。
方向音痴の自分としては確信していたことが後で地図を見返すと違うことが沢山あります。
北アルプス遠望は残念でしたが、あれだけの景色を見られて、
やはり山は良いですね。
またどこかでお会いできることを楽しみに、フォローさせていただきます。
よろしくお願いします。

2022/9/16 20:47
ogawawasiさん、ありがとうございます。他の山行も拝見させていただき今後の参考にしたいと思います。
2022/9/17 3:02
プロフィール画像
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技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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