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Yamareco

記録ID: 4688289
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

三股独占連泊!?カムイエクウチカウシ山

2022年09月15日(木) ~ 2022年09月17日(土)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
15:42
距離
33.9km
登り
1,944m
下り
1,947m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:01
休憩
0:25
合計
5:26
距離 13.7km 登り 697m 下り 166m
4:31
90
スタート地点
6:01
6:04
91
7:35
7:57
120
9:57
2日目
山行
7:00
休憩
0:31
合計
7:31
距離 7.1km 登り 1,137m 下り 1,133m
4:58
119
6:57
7:11
132
10:45
10:57
92
12:29
3日目
山行
4:58
休憩
0:01
合計
4:59
距離 13.2km 登り 176m 下り 678m
5:37
122
7:39
7:40
133
9:53
43
10:36
ゴール地点
天候 15日:快晴〜16日:晴れ後くもり、夜半から時々雨〜17日:小雨
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口までのはクルマやバイクのみ。
コース状況/
危険箇所等
危険がない場所はない。核心部分の三股〜カールの急登&降下は特に慎重さが求められるが、方角・過去歴・ピンテを総合的に勘案しつつも最後は自身の理性で判断。
その他周辺情報 早朝、帯広市街からクルマ止め登山口まで1時間20分。道の駅なかさつないが基地として便利。
道の駅なかさつない。前日の下見とカムエク直前&下山後にとてもお世話になった。超早朝でも、トイレと授乳室前スペースを着替えに使えて助かった。ここで仮眠を取って早朝アタックする方々も多いと思う(下山後に撮影)。車中泊の方も多かった。
2022年09月17日 12:55撮影 by  KYV46, KYOCERA
1
9/17 12:55
道の駅なかさつない。前日の下見とカムエク直前&下山後にとてもお世話になった。超早朝でも、トイレと授乳室前スペースを着替えに使えて助かった。ここで仮眠を取って早朝アタックする方々も多いと思う(下山後に撮影)。車中泊の方も多かった。
道の駅なかさつないを出てすぐ、ピョウタンの滝へ向かう。一本道で迷うことなし(前日に撮影)。
2022年09月13日 08:55撮影 by  KYV46, KYOCERA
1
9/13 8:55
道の駅なかさつないを出てすぐ、ピョウタンの滝へ向かう。一本道で迷うことなし(前日に撮影)。
ピョウタンの滝表示から20分で登山口のクルマ止め(前日撮影)。この先は歩くか自転車しかないけど、最近のレポでは途中崩落で自転車のメリットは?の記述も・・・
2022年09月13日 09:34撮影 by  KYV46, KYOCERA
9/13 9:34
ピョウタンの滝表示から20分で登山口のクルマ止め(前日撮影)。この先は歩くか自転車しかないけど、最近のレポでは途中崩落で自転車のメリットは?の記述も・・・
クルマ止めPには20台ほど駐車可能。トイレなど何もないので、ここで夜明かしは少しキツいと思う(前日の下見で撮影)。
2022年09月13日 09:34撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/13 9:34
クルマ止めPには20台ほど駐車可能。トイレなど何もないので、ここで夜明かしは少しキツいと思う(前日の下見で撮影)。
結局、自転車を選択して林道を上ったが、七ノ沢出会直前でほぼ運転困難な状態。ただし、17日の下山時には全て仮復旧されていた!
2022年09月15日 05:34撮影 by  KYV46, KYOCERA
9/15 5:34
結局、自転車を選択して林道を上ったが、七ノ沢出会直前でほぼ運転困難な状態。ただし、17日の下山時には全て仮復旧されていた!
今回のために入手した折りたたみ自転車。手前はぐちゃぐちゃな状態だったが、もどったら綺麗な道に修繕されており驚いた。
2022年09月15日 05:43撮影 by  KYV46, KYOCERA
1
9/15 5:43
今回のために入手した折りたたみ自転車。手前はぐちゃぐちゃな状態だったが、もどったら綺麗な道に修繕されており驚いた。
七ノ沢出合到着。有名なカムエク入口の標識は消失 or 引退? 個人的には「こが七ノ沢出合です」みたいな看板が欲しいが・・・
2022年09月15日 05:46撮影 by  KYV46, KYOCERA
9/15 5:46
七ノ沢出合到着。有名なカムエク入口の標識は消失 or 引退? 個人的には「こが七ノ沢出合です」みたいな看板が欲しいが・・・
徒渉のため沢靴+すね当てを装備。小学校の入学式以来?となる加圧式タイツで決めてみた。
2022年09月15日 06:01撮影 by  KYV46, KYOCERA
1
9/15 6:01
徒渉のため沢靴+すね当てを装備。小学校の入学式以来?となる加圧式タイツで決めてみた。
沢を遡上し始めて5分、初ピンテを発見。ハノ沢出合までは沢を工夫して登り詰めるだけなのだが、それでもピンテを見るとほっとするね。
2022年09月15日 06:20撮影 by  KYV46, KYOCERA
1
9/15 6:20
沢を遡上し始めて5分、初ピンテを発見。ハノ沢出合までは沢を工夫して登り詰めるだけなのだが、それでもピンテを見るとほっとするね。
ここ数日の晴天のためか、七ノ沢出合付近の流量は膝下ぐらい。幸運だった。
2022年09月15日 06:01撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/15 6:01
ここ数日の晴天のためか、七ノ沢出合付近の流量は膝下ぐらい。幸運だった。
水量は最小に近いので河原を選んで歩行可能。
2022年09月15日 06:42撮影 by  KYV46, KYOCERA
9/15 6:42
水量は最小に近いので河原を選んで歩行可能。
八ノ沢のテン場到着。広いけど結構岩々しい印象。テントは1張のみだった。ここから南西の八ノ沢へ転換する。
2022年09月15日 07:38撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/15 7:38
八ノ沢のテン場到着。広いけど結構岩々しい印象。テントは1張のみだった。ここから南西の八ノ沢へ転換する。
八ノ沢を詰めるにつれ勾配が上がってくる。
2022年09月15日 08:26撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/15 8:26
八ノ沢を詰めるにつれ勾配が上がってくる。
大岩がどんどん増える。
2022年09月15日 08:36撮影 by  KYV46, KYOCERA
9/15 8:36
大岩がどんどん増える。
三股も近い。。。
2022年09月15日 08:59撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/15 8:59
三股も近い。。。
三股のテン場に到着。先客が1張おいでたが、自分が設営した後に下山された。
2022年09月15日 10:52撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/15 10:52
三股のテン場に到着。先客が1張おいでたが、自分が設営した後に下山された。
装備軽量化のため、モンベルのインナーポール式ツェルトを敢えて選択。この日の三股利用者は結局自分1人だった。まだ正午前だったが、明日の好天はほぼ確実だし、この先は危険な核心部なので、体力温存のためこの日の行動を止めた。しかしとにかく暑かった。岩陰を探して三股の滝景をひたすら眺め、明日のシミュレーションを巡らせて過ごした。
2022年09月15日 10:52撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/15 10:52
装備軽量化のため、モンベルのインナーポール式ツェルトを敢えて選択。この日の三股利用者は結局自分1人だった。まだ正午前だったが、明日の好天はほぼ確実だし、この先は危険な核心部なので、体力温存のためこの日の行動を止めた。しかしとにかく暑かった。岩陰を探して三股の滝景をひたすら眺め、明日のシミュレーションを巡らせて過ごした。
2日目、滝を巻いての急登開始! 所々にロープやピンテがあるけど、感覚的には直登に近い。荒沢岳の鎖がない部分≒前嵩付近に滝をプラスしたような急登が延々と続くイメージ。息がすぐ上がるが、恐怖と緊張感の方が大きい・・・
2022年09月16日 05:12撮影 by  KYV46, KYOCERA
2
9/16 5:12
2日目、滝を巻いての急登開始! 所々にロープやピンテがあるけど、感覚的には直登に近い。荒沢岳の鎖がない部分≒前嵩付近に滝をプラスしたような急登が延々と続くイメージ。息がすぐ上がるが、恐怖と緊張感の方が大きい・・・
中札内の山岳関係者が最近設置してくれたと思しき新しいピンテが要所要所に見られる。
2022年09月16日 05:15撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/16 5:15
中札内の山岳関係者が最近設置してくれたと思しき新しいピンテが要所要所に見られる。
滝に次ぐ滝・・・表情豊かで見ているだけなら良いのだが・・・
2022年09月16日 05:25撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/16 5:25
滝に次ぐ滝・・・表情豊かで見ているだけなら良いのだが・・・
この横ロープ、最初に見た時は「これに沿って水平方向に行け」と言う意味だと勘違いした。冷静になれば、『ここを下るな!』に決まっているのに、精神的余裕がないからアホな発想が沸くようだ。
2022年09月16日 05:28撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/16 5:28
この横ロープ、最初に見た時は「これに沿って水平方向に行け」と言う意味だと勘違いした。冷静になれば、『ここを下るな!』に決まっているのに、精神的余裕がないからアホな発想が沸くようだ。
三股〜カール間で最も歩きやすかったところ。広くて上部まで見渡せる。ただし、雨で流れがあれば滑りやすいかも知れない。
2022年09月16日 06:00撮影 by  KYV46, KYOCERA
9/16 6:00
三股〜カール間で最も歩きやすかったところ。広くて上部まで見渡せる。ただし、雨で流れがあれば滑りやすいかも知れない。
滝は7〜8箇所あったと思う。
2022年09月16日 06:13撮影 by  KYV46, KYOCERA
9/16 6:13
滝は7〜8箇所あったと思う。
滝横にはロープが数ヶ所あったが、あくまで補助用と考えた方が無難か。
2022年09月16日 06:15撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/16 6:15
滝横にはロープが数ヶ所あったが、あくまで補助用と考えた方が無難か。
滝が細くなるとそろそろカールの気配・・・
2022年09月16日 06:45撮影 by  KYV46, KYOCERA
9/16 6:45
滝が細くなるとそろそろカールの気配・・・
振り返って三股方向。こんな急登のみの連続は毛勝以来か?
2022年09月16日 06:47撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/16 6:47
振り返って三股方向。こんな急登のみの連続は毛勝以来か?
有名な福大ワンゲル部の碑。鉄釘?の錆が垂れているだけだと思うが、血の涙が流れているように見えた。ヒグマに物を奪われたら絶対に取り返してはならない事を、自らの命と引き換えに後世へ伝えた若者達。合掌。
2022年09月16日 06:58撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/16 6:58
有名な福大ワンゲル部の碑。鉄釘?の錆が垂れているだけだと思うが、血の涙が流れているように見えた。ヒグマに物を奪われたら絶対に取り返してはならない事を、自らの命と引き換えに後世へ伝えた若者達。合掌。
八ノ沢カールに到着! 長島監督みたいに「カール、カール!」と叫んでしまった。危険な急登が終了しほっとする瞬間。。。
2022年09月16日 06:58撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/16 6:58
八ノ沢カールに到着! 長島監督みたいに「カール、カール!」と叫んでしまった。危険な急登が終了しほっとする瞬間。。。
左右を何回か見渡し、笛も数回吹いたが、ヒグマの影や気配は全く見られなかった。
2022年09月16日 06:58撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/16 6:58
左右を何回か見渡し、笛も数回吹いたが、ヒグマの影や気配は全く見られなかった。
カールから稜線への取り付き。意外と急登だった。
2022年09月16日 06:59撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/16 6:59
カールから稜線への取り付き。意外と急登だった。
あれが山頂だ・・・
2022年09月16日 07:42撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/16 7:42
あれが山頂だ・・・
藪&ハイマツ漕ぎの開始。ヒトが通った跡はクリアなのであまり大したことはなかった。季節的に?マダニも着かなかった。
2022年09月16日 07:55撮影 by  KYV46, KYOCERA
9/16 7:55
藪&ハイマツ漕ぎの開始。ヒトが通った跡はクリアなのであまり大したことはなかった。季節的に?マダニも着かなかった。
雄々しいピラミッド峰と稜線上のテン場。10年前、ここのテン泊を計画していた。何と無謀な・・・
2022年09月16日 07:58撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/16 7:58
雄々しいピラミッド峰と稜線上のテン場。10年前、ここのテン泊を計画していた。何と無謀な・・・
ハイマツ帯は徐々に峻険となり緊張。
2022年09月16日 08:09撮影 by  KYV46, KYOCERA
9/16 8:09
ハイマツ帯は徐々に峻険となり緊張。
振り返ってピラミッド峰。本当に美しい山だと思う。
2022年09月16日 08:10撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/16 8:10
振り返ってピラミッド峰。本当に美しい山だと思う。
捉えたよ、山頂。
2022年09月16日 08:38撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/16 8:38
捉えたよ、山頂。
山頂直前のご褒美、なだらかロード。
2022年09月16日 08:45撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/16 8:45
山頂直前のご褒美、なだらかロード。
頂上数m下の超絶テン場。ここでテン泊できたらカムエク独占の気分、山ヤ冥利に尽きるだろうな〜。。。
2022年09月16日 08:55撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/16 8:55
頂上数m下の超絶テン場。ここでテン泊できたらカムエク独占の気分、山ヤ冥利に尽きるだろうな〜。。。
嗚呼、10年かかったよ・・・
2022年09月16日 08:59撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/16 8:59
嗚呼、10年かかったよ・・・
山頂より1
2022年09月16日 08:59撮影 by  KYV46, KYOCERA
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山頂より1
山頂より2
2022年09月16日 08:59撮影 by  KYV46, KYOCERA
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山頂より2
3
2022年09月16日 10:07撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/16 10:07
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2022年09月16日 10:14撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/16 10:14
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2022年09月16日 10:14撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/16 10:14
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下山開始〜ピラミッド峰への分岐。自分にはピラミッドへおかわりする体力はなかった。
2022年09月16日 10:20撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/16 10:20
下山開始〜ピラミッド峰への分岐。自分にはピラミッドへおかわりする体力はなかった。
カール再び。掘り返し跡のような穴は見掛けたが、ヒグマの糞も獣残臭もなかった。
2022年09月16日 10:33撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/16 10:33
カール再び。掘り返し跡のような穴は見掛けたが、ヒグマの糞も獣残臭もなかった。
滝下りの開始。下ってみると、このロープの意味がよっく分かった。
2022年09月16日 11:38撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/16 11:38
滝下りの開始。下ってみると、このロープの意味がよっく分かった。
三股に戻って山頂方向を振り返る。3本ある滝のうち、大岩が途中で挟まった右の滝と左の急滝は無視し、中央の比較的なだらかな滝に集中する。三股のテン場を出たらすぐ中央滝の向かって右側を目指すとピンテが見つかる。
2022年09月16日 12:24撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/16 12:24
三股に戻って山頂方向を振り返る。3本ある滝のうち、大岩が途中で挟まった右の滝と左の急滝は無視し、中央の比較的なだらかな滝に集中する。三股のテン場を出たらすぐ中央滝の向かって右側を目指すとピンテが見つかる。
この日も三股テン場は自分1人だけだった。ここはせいぜい3張が限度。特に3人用とかになると実質1張分しかないと思う。
2022年09月16日 12:29撮影 by  KYV46, KYOCERA
9/16 12:29
この日も三股テン場は自分1人だけだった。ここはせいぜい3張が限度。特に3人用とかになると実質1張分しかないと思う。
最終日、テン場を引き払う。前夜から小雨が断続し、沢の水量アップが気になってほとんど眠れなかった・・・
2022年09月17日 05:39撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/17 5:39
最終日、テン場を引き払う。前夜から小雨が断続し、沢の水量アップが気になってほとんど眠れなかった・・・
雨足が弱まり、徐々に晴れ間が見え隠れ。リアルタイムで水量変化に結びつく訳ではないけど、青空が復活するだけでも相当安心できる。
2022年09月17日 07:55撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/17 7:55
雨足が弱まり、徐々に晴れ間が見え隠れ。リアルタイムで水量変化に結びつく訳ではないけど、青空が復活するだけでも相当安心できる。
結局、水量は初日とほとんど変わらなかった。
2022年09月17日 08:28撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/17 8:28
結局、水量は初日とほとんど変わらなかった。
七ノ沢出合に無事到着。
2022年09月17日 09:32撮影 by  KYV46, KYOCERA
9/17 9:32
七ノ沢出合に無事到着。
沢装備を外す。陸上生物に戻れたことがこんなに嬉しい日はなかった。
2022年09月17日 09:34撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/17 9:34
沢装備を外す。陸上生物に戻れたことがこんなに嬉しい日はなかった。
水を脱したご褒美は市の災害時備蓄用パン。期限切れの払い下げ品だけど結構おいしい。何より日持ちして常食に転用できるのが良かった。腹持ちも良好、今回の山行を大いに助けてくれた。
2022年09月17日 09:35撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/17 9:35
水を脱したご褒美は市の災害時備蓄用パン。期限切れの払い下げ品だけど結構おいしい。何より日持ちして常食に転用できるのが良かった。腹持ちも良好、今回の山行を大いに助けてくれた。
林道は七ノ沢出合まで臨時の復旧工事が終了しギリギリ自転車で通れるようになっていた。ただし、土がまだ柔らかいので、あまり飛ばす前輪がはまって危ない。帰路、工事のブルドーザーさんとすれ違ったが、感謝しかなかった。
2022年09月17日 09:59撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/17 9:59
林道は七ノ沢出合まで臨時の復旧工事が終了しギリギリ自転車で通れるようになっていた。ただし、土がまだ柔らかいので、あまり飛ばす前輪がはまって危ない。帰路、工事のブルドーザーさんとすれ違ったが、感謝しかなかった。
おまけ:クルマ止め直前にある中札内ヒュッテ。ここで前・後泊する方も(前日に撮影)。
2022年09月13日 09:40撮影 by  KYV46, KYOCERA
9/13 9:40
おまけ:クルマ止め直前にある中札内ヒュッテ。ここで前・後泊する方も(前日に撮影)。
ヒュッテ1階。シンクはあるが、水はないので排水専用か。奥にトイレ。
2022年09月13日 09:42撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/13 9:42
ヒュッテ1階。シンクはあるが、水はないので排水専用か。奥にトイレ。
2階は8人くらい泊可能。
2022年09月13日 09:41撮影 by  KYV46, KYOCERA
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2階は8人くらい泊可能。
ヒュッテPは道路挟んで向かい側。15台ほど。
2022年09月13日 09:39撮影 by  KYV46, KYOCERA
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9/13 9:39
ヒュッテPは道路挟んで向かい側。15台ほど。
撮影機器:

装備

備考 やっぱりツェルトは雨に弱い。

感想

10年ほど前から装備を揃えて虎視眈々と狙っていたカムエク。しかし、ここ数年の荒天続きや林道崩落、ヒグマ被害などつくづく遠い遠い山だった。今回、帯広に滞在しながら好天のチャンスを待ち、幸運にも無事に完登することができた。以下、自分が体感した点を記載:

登山口〜七ノ沢出合;
数日前まで七ノ沢出合手前数百mからの荒廃がレポされていたが、自分の下山時には仮復旧が完了していた。ただし、補充された土がまだ柔らかいので、下りでは前のめり転倒に注意が必要。

七ノ沢出合〜八ノ沢;
幌尻ぐらいしか経験のない自分にとって、初めての本格的な徒渉となった。ここ数日の好天が幸いしてか、膝下くらいの水量しかなく、特にキツい部分はなかった。試しに巻道も使ってみたけど、障壁が多くてあまりメリットは感じなかった。水量にもよると思うけど、中州を基本に左右へ移動するのが良かったと思う。斜面壁も体験したが、沢に多めに入っても斜面は避けた方が無難だと感じた。

八ノ沢出合〜三股;
登り詰めるにつれ大きな岩が目立つ。徐々に細く急流と化すが、不思議なことにヒトが歩めるルートが必ず見つかるのでむしろ楽しかった。パズルの感覚に近いかな? 

三股〜八ノ沢カール;
この登山で最も危険なルート。今年のピンテが追加されていたので本当に助かった。藪に覆われる処も冷静に下を見ると踏み跡ルートが見つかる。滝を巻きながら右や左を登る詰めるが、慌てず周囲を見渡せば危険を回避できると思う。ちなみに、自分も2回ルートミスをやらかしたけど、すぐ戻れば大丈夫だった。

八ノ沢カール〜山頂;
カールに着いて安心するも、稜線までの取り付きで結構疲れる。道は明朗で藪漕ぎグッズは要らないと思うが、最後300mは滑落に十分な注意が必要。

ヒグマ;
八ノ沢カール付近で掘り返し跡を見たけど、この山行を通じてヒグマの気配や匂い、糞は全く見なかったし感じなかった。今年に限って言えば、ヒグマ様はカールを人間のテリトリーと見なしているのかも知れない。

テン場;
ヒグマの事が分かっていれば八ノ沢カールに張った方が良かったが、三股のテン場は安全面では良い選択だったと思う。体力が経年劣化している中高年にはお勧めプラン。

天候;
今回、最もラッキーだったのが好天の連続。道入り後も日々天気予報が変わる状況下、連泊をほぼ雨なしで過ごせたのは本当に恵まれていた。ここ10年、8月末〜9月上旬の天候不順と言うか台風の影響は無視できない。自分も本当に泣かされてきた。安定した秋晴れ期間が狭小する中、運と言うかベストなタイミングを選ぶことは重要だと痛感した。

反省点;
山頂で天気予報を再確認して連泊を決断したが、最終日は雨に追われて大変だった。2日目、山頂〜三股へ戻ってからムリにでも下山すべきだった。しかし、自分の足では日没後の沢徒渉のリスクがあったので躊躇した。
林道では思ったより自転車の運転に苦労した。一応は練習したけど、実際の悪路では一筋縄ではいかなかった。砂利や柔らかい土が多いので前輪がつかえての転倒リスクがあり、帰路はヘルメットのまま運転した。

最後に;
還暦祝い?の長期休暇を利用してのカムエク、職場同僚の理解がないと今回の登山成功はあり得なかった。ただただ感謝いたします。

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