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記録ID: 4694893
全員に公開
沢登り
谷川・武尊

【巨大スラブ直登】西ゼン(信濃川水系魚野川・仙ノ倉谷)

2022年09月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
11:18
距離
13.5km
登り
1,373m
下り
1,358m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:05
休憩
1:14
合計
11:19
5:53
21
毛渡沢ゲート
6:14
6:15
59
8:35
8:45
45
西ゼン東ゼン出合い
9:30
9:30
18
第1スラブ取り付き
9:48
9:48
25
第2スラブ取り付きの二段の滝
10:13
10:13
40
第2スラブ二段の滝上
10:53
10:53
21
第2スラブ出口の滝の下
11:14
11:20
86
第2スラブ出口の滝上
12:46
12:52
20
西ゼン源頭覆水部
13:12
13:14
17
13:31
14:01
17
14:18
14:19
100
15:59
16:00
51
16:51
16:52
20
17:12
毛渡沢ゲート
「セン」とは、この地方の言葉で「滝」を意味するのだそうだ。
また、同様にこの地方で俎グラなどと表記される「ぐら」=「堯廚六慨Г防覆判颪非常用漢字で、「岩」の意味だという。
天候 晴 谷底は風速3-5m程度、稜線は7-8m
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
毛渡沢ゲート前 10台程度
湯沢から土樽駅に向かう手前の橋の左岸(湯沢側)沿いの林道を入り、あとは看板に従って進む。車で15分くらい。
そこから平標新道登山口まで20分余。
コース状況/
危険箇所等
この日に入渓したのは我々だけだった様子。
先行者を見かけたが、釣りで群大ヒュッテの橋から仙ノ倉本谷に入っていった。

靴のソールはラバー。ドライなスラブでは力を発揮した。
水線周囲や上部の狭いところはヌルヌルしているので、スリップしやすい。そのため、フェルト慣れしている人は、まあフェルトでもいいと思う。
草付きはニラだらけなので、手がかりとしてはあまり頼りにならない上に滑りやすい。そのため、チェンスパを履いてもいいと思い、持参したが使わなかった。
ロープは50ダブル1本と20フローティング1本。kun_pu氏用にお助けで3回、ビレイのために1回、ダブルを20m出した。
慣れている人はロープを使わずともいけると思う。

■ゲート→20分→平標新道登山口→60分→仙ノ倉谷入渓点
時々泥濘んでいる箇所はあるが、総じて平坦で、近隣の茂倉新道や蓬新道よりも歩きやすい。「〜新道」とついていると、たいていは結構大変なところが多いのだが。

■仙ノ倉谷入渓点(ダイコンオロシ沢入渓点)〜西ゼン・東ゼン分岐
河原歩きが主

■西ゼン
・分岐
いきなり立ち気味のスラブ。直登するツワモノも少なくないが、右側から巻ける。
・第1スラブ
左側から入る。上がってからは比較的ドライ。とにかく、ビビらず躊躇わずに一気に上がるのが肝。
・第2スラブ
入り口の二段滝を右から巻いたあと、つい右の草付きの方へ誘われがちだが、どんどんスラブの水線から離れていってしまう(踏み跡らしきものも右に寄っている)ので、左を意識しながらなるべく水線に近い位置をkeep。離れすぎて上に上がってしまうと、草付き急傾斜の危険なトラバースを強いられるため注意。
第2スラブに戻った後は、下部の傾斜が緩いうちにさっさと左へトラバースしたほうが良い。上に行くほど立ってきて、トラバースが難しくなる。
第2スラブ出口の小滝はヌメっていて悪く、後続者のためにビレイした。
・源頭部
第2スラブを抜けるとしばらくは穏やかだが、右上部に1箇所、カブり気味の小滝があり、左から高巻いて、急傾斜の深い笹薮を漕いで抜けた。
そこから先は源頭部まで水線沿いに笹薮をくぐりながら漕いでいく。
ツメの笹薮は、距離が短い平標ノ池に向かって右俣を漕いでいく記録も多いようだが、藪が深く2時間コースとのことで、左俣を直上した。
覆水して少し上から、平仙鞍部から少し平標山へ登り始めたベンチのあたりを目指すと最も笹薮が薄いようだが、我々は直接鞍部までツメたので、15分くらい深い笹藪漕ぎがあった。とはいえ、藪こぎに慣れていればさほどでもない。
本来は、平仙鞍部の少し平標側にあるベンチのあたりに詰めあげるようにすると、笹薮がさらに薄いようだ。

■平標新道
よく手入れされているが、周辺の他ルートに比べると長大であまり使われない。
森林限界上は笹でスリッピー。おまけに幅が狭く、仙ノ倉谷方向へ傾斜したトラバース道が何箇所もあり、結構危ない。景色は非常に良く、西ゼン歩きで疲れた心を癒やすには適している。登山道からは西ゼンの全景を見ることができる。
森林限界下になると歩きやすいがかなり急。下りより登りのほうが楽だと思われる。
仙ノ倉谷入渓点までおりた後は歩きやすい(初項参照)。
その他周辺情報 土樽の岩の湯が近い。
内湯だけの小さな温泉だが、町営故に500円と安い。
ゲートからスタート。4台しか停まっていない上、全員釣りか前日inだったのか、沢では我々だけだった。
ゲートからスタート。4台しか停まっていない上、全員釣りか前日inだったのか、沢では我々だけだった。
群大ヒュッテ。結構立派。これが見えたら登山口まですぐ。
群大ヒュッテ。結構立派。これが見えたら登山口まですぐ。
2分後、登山口。
高所恐怖症のkun_pu氏は既にガタブル。
高所恐怖症のkun_pu氏は既にガタブル。
こんなロープもあったりするが、下草はよく刈られ、基本はよく整備されている。
こんなロープもあったりするが、下草はよく刈られ、基本はよく整備されている。
謎の看板。
仙ノ倉谷への入渓点着。出発から1時間20分。
仙ノ倉谷への入渓点着。出発から1時間20分。
うっかり過ぎちゃったら、この看板を目印に。この看板のすぐ手前の谷出合い。
うっかり過ぎちゃったら、この看板を目印に。この看板のすぐ手前の谷出合い。
新潟側は快晴
群馬側は薄曇り。
群馬側は薄曇り。
さて、無事に帰れるかな。。。緊張の面持ち。
さて、無事に帰れるかな。。。緊張の面持ち。
奥に見えるは中ゼンのスラブ。
奥に見えるは中ゼンのスラブ。
最初は比較的穏やかな河原歩き。
最初は比較的穏やかな河原歩き。
河原が広がってくると、東西ゼン分岐まであと少し
河原が広がってくると、東西ゼン分岐まであと少し
スラブというよりナメ。
スラブというよりナメ。
ちょっとしたところはたいてい踏み跡がついている
ちょっとしたところはたいてい踏み跡がついている
濡れているので、ラバーソールだと結構怖い
濡れているので、ラバーソールだと結構怖い
無理せず巻く。怖い怖いと言いながら登攀は結構得意なkun_pu氏。
無理せず巻く。怖い怖いと言いながら登攀は結構得意なkun_pu氏。
分岐着。こちらは西ゼン
分岐着。こちらは西ゼン
こちらは東ゼン。東ゼンのほうが登攀要素が強く、やや難。一応2級上とか3級とかとグレーティングされている
こちらは東ゼン。東ゼンのほうが登攀要素が強く、やや難。一応2級上とか3級とかとグレーティングされている
出合い全景
出合い最初のスラブ、スラブ好きは直登するようだが、ヘタレな我々は右側の縁を歩く。
出合い最初のスラブ、スラブ好きは直登するようだが、ヘタレな我々は右側の縁を歩く。
少し上がると傾斜が緩むので、中寄りの乾いたスラブを直上する。コツは止まらないでさっさと歩くこと。
少し上がると傾斜が緩むので、中寄りの乾いたスラブを直上する。コツは止まらないでさっさと歩くこと。
第一スラブ入り口の滝。出合いから約40分、水線の右側から行く人もいるようだが、我々は左の草付きから大きく高巻き。
第一スラブ入り口の滝。出合いから約40分、水線の右側から行く人もいるようだが、我々は左の草付きから大きく高巻き。
高度感すごい。
登りきったところから第一スラブ。
1
登りきったところから第一スラブ。
右へややトラバース気味に登る。スリップ注意。
右へややトラバース気味に登る。スリップ注意。
なかなかな角度
ルーファイ中。
乾いていると快適。天気も快適。風もまだ弱い。
1
乾いていると快適。天気も快適。風もまだ弱い。
ためらわずに一気に登る。
ためらわずに一気に登る。
第2スラブ入り口の二段の滝。右側から巻くが、右に誘われやすいため、右に寄りすぎるとスラブから離れてしまう。離れすぎると草つきのいやらしいトラバースを強いられるので注意。
1
第2スラブ入り口の二段の滝。右側から巻くが、右に誘われやすいため、右に寄りすぎるとスラブから離れてしまう。離れすぎると草つきのいやらしいトラバースを強いられるので注意。
なるべく水線から離れない。
なるべく水線から離れない。
そんな感じで草付きを歩くこと。。。
そんな感じで草付きを歩くこと。。。
30分くらい。
第2スラブの右側に戻ってくる
第2スラブの右側に戻ってくる
第2スラブ全容。できるだけ早く左側によると良い。上部でトラバースすると傾斜が立っていて悪い。
第2スラブ全容。できるだけ早く左側によると良い。上部でトラバースすると傾斜が立っていて悪い。
あの滝が第2スラブの出口。上部に行くほど立ってくる。
あの滝が第2スラブの出口。上部に行くほど立ってくる。
四つ這いで上がる
四つ這いで上がる
四つ這いで上がる
四つ這いで上がる
ほぼ立っている。
ほぼ立っている。
高所恐怖症ながら頑張る。
高所恐怖症ながら頑張る。
クラックに爪先をねじ込んで登る。乾いた岩は、ソールがラバーなのでガチ効き。
クラックに爪先をねじ込んで登る。乾いた岩は、ソールがラバーなのでガチ効き。
左に寄り切って退避。
1
左に寄り切って退避。
第2スラブ出口の小滝。左から巻いたが濡れていてかなり悪かった。
第2スラブ出口の小滝。左から巻いたが濡れていてかなり悪かった。
motchはフリーで登ったが、kun_pu氏は上からロープで確保して登った。こういうところはセルフビレイを取るのが難しいが、笹が出てきていたのでなんとかなった。
motchはフリーで登ったが、kun_pu氏は上からロープで確保して登った。こういうところはセルフビレイを取るのが難しいが、笹が出てきていたのでなんとかなった。
第2スラブ出口の小滝上にあるすだれ状の滝。左の水線から水を浴びながら巻いた。
第2スラブ出口の小滝上にあるすだれ状の滝。左の水線から水を浴びながら巻いた。
ここをすぎると一気に源頭の様相。
ここをすぎると一気に源頭の様相。
kun_pu氏もようやく緊張感が解けた表情。
kun_pu氏もようやく緊張感が解けた表情。
先の二俣は左へ
見えづらいが、右に細いカブリ気味の滝がある。左から笹薮を大高巻き。短いが結構辛い巻きだった。
見えづらいが、右に細いカブリ気味の滝がある。左から笹薮を大高巻き。短いが結構辛い巻きだった。
笹薮の巻き。顔が見えない。
笹薮の巻き。顔が見えない。
これが終われば、あとは水線沿いに穏やかなツメ。
これが終われば、あとは水線沿いに穏やかなツメ。
やっと稜線が見えてきた!右に行くと平標ノ池に詰め上げるが、ものすごい笹藪こぎで2時間位かかると聞いたので、左の登山道を目指す。
やっと稜線が見えてきた!右に行くと平標ノ池に詰め上げるが、ものすごい笹藪こぎで2時間位かかると聞いたので、左の登山道を目指す。
笹薮はあるが、水線沿いは薄くて楽。
笹薮はあるが、水線沿いは薄くて楽。
魚野川の最初の一滴。
魚野川の最初の一滴。
いただきます!
ここからしばらくは覆水部があって藪はそれほど濃くはない。
ここからしばらくは覆水部があって藪はそれほど濃くはない。
最後の15分はガッツリ笹藪こぎ。コツは手で大きく漕いでから足を動かすこと。足を先に動かすと引っかかりやすい。
最後の15分はガッツリ笹藪こぎ。コツは手で大きく漕いでから足を動かすこと。足を先に動かすと引っかかりやすい。
てーらっぴょー山が目の前に見えてきた!
てーらっぴょー山が目の前に見えてきた!
藪漕ぎ好きなmotch。
藪漕ぎ好きなmotch。
笹薮で溺れるkun_pu氏。
笹薮で溺れるkun_pu氏。
平仙鞍部(平標山と仙ノ倉山の間)に詰め上げ!!
平仙鞍部(平標山と仙ノ倉山の間)に詰め上げ!!
あとは歩くだけ。
あとは歩くだけ。
3分ほどでkun_pu氏も無事に詰め上げ。
3分ほどでkun_pu氏も無事に詰め上げ。
平標山をバックに。
平標山をバックに。
仙ノ倉山をバックに歩く。ちょっとへばり気味。
仙ノ倉山をバックに歩く。ちょっとへばり気味。
越後の山々。
着!登山口から約8時間。ロープ出したりで結構かかってしまった。
着!登山口から約8時間。ロープ出したりで結構かかってしまった。
今回は車1台なので平標新道を下山。2台ある人は平標登山口にもう1台デポすれば、平元新道経由で楽に下山できるし、平標山の家で水も確保できる。
今回は車1台なので平標新道を下山。2台ある人は平標登山口にもう1台デポすれば、平元新道経由で楽に下山できるし、平標山の家で水も確保できる。
まず平標ノ池が出迎えてくれる
まず平標ノ池が出迎えてくれる
静かな登山道ゆえ、谷川の雰囲気が存分に味わえる。
静かな登山道ゆえ、谷川の雰囲気が存分に味わえる。
平標ノ池。いい雰囲気。
平標ノ池。いい雰囲気。
結構な風で水面が波打つ。
結構な風で水面が波打つ。
笹の登山道でややスリッピーだし、やや斜めなので転倒注意。
笹の登山道でややスリッピーだし、やや斜めなので転倒注意。
群馬側からもくもくと雲がかかっている。風は10mないくらい。
群馬側からもくもくと雲がかかっている。風は10mないくらい。
いい色ですなー
奥の谷が仙ノ倉谷。
奥の谷が仙ノ倉谷。
真ん中の筋で奥がUの字になっているのが西ゼン、それのもう1本仙ノ倉側にあるのが東ゼン。
真ん中の筋で奥がUの字になっているのが西ゼン、それのもう1本仙ノ倉側にあるのが東ゼン。
上から見た東西ゼン出合い
上から見た東西ゼン出合い
西ゼン第2スラブの全容。こんなのを登っただなんて信じがたい、とkun_pu氏。
西ゼン第2スラブの全容。こんなのを登っただなんて信じがたい、とkun_pu氏。
下部から上部にかけて急になり、スラブ出口の滝から緩くなっていくのがよく分かる。
下部から上部にかけて急になり、スラブ出口の滝から緩くなっていくのがよく分かる。
東ゼンの60m大滝。とても行ける気がしない。
東ゼンの60m大滝。とても行ける気がしない。
1400mくらいで樹林帯に入り、風から守られる。ここからはスイスイ。
1400mくらいで樹林帯に入り、風から守られる。ここからはスイスイ。
入渓点の石碑に戻ってきた。無事の生還を感謝。
入渓点の石碑に戻ってきた。無事の生還を感謝。
9時間ほど前にここから入渓したわけだなあ。
9時間ほど前にここから入渓したわけだなあ。
無事に下山!
あとは林道を歩くだけ
あとは林道を歩くだけ
20分ほどで無事に帰ってきた。ああよかった。
20分ほどで無事に帰ってきた。ああよかった。

装備

個人装備
Tシャツ 長袖インナー ズボン 靴下 グローブ 雨具 ザック 行動食 飲料 ハイドレーション 地図(地形図) トポ コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 ツェルト ナイフ ロープ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ スリング ロープスリング セルフビレイランヤード 渓流シューズ フローティングロープ20m ダブルロープ50m ルート図

感想

昨年から、来月にとある川を遡上する予定が決まっていて、その練習を目的に何本かの沢を登ったり、フリークライミングをしたりして備えてきた今シーズン。練習の仕上げとして選んだのが、谷川連峰の新潟側にある名渓、仙ノ倉谷の西ゼンだった。

台風の接近が予想されたが、地理的にこの日は風はある程度吹いても谷沿いだからそれほどでもなく、天気そのものは1日持つと読んで決行した。

平べったい急なスラブがこの沢の特徴だが、
・ルーファイ力が求められる(水線、ニラ草付き、ドライ、ヌルヌル混在)
・ラバーソール靴で歩くことに慣れる(これまではフェルトばかりだった)
・基本的なロープワークをミスなくこなす(リード、確保含む)
というのがぼくのテーマだった。

一方、同行者は登攀力はあり、ムーブも滑らかだが、高所恐怖症。
高いところで足がすくんでカラダが動かなくなってしまう。おまけにロープワークは非常に苦手。なので、
・とにかく下は見ない(腰が引けると靴のグリップが落ちる)
・積極的に手を使う(四つ這いのほうが腰が引けにくい)
・他はいいので八の字とマッシャーだけはきちんとやる(これさえやってもらえれば確保ができる)
というのがテーマだった。

本当は、先月の鈴ヶ沢同様に稽古をつけてくれる先輩も同行予定だったのだが、急な事情でいけなくなり、我々2名で行くことになったため、中止も検討したが、これをクリアせずして来月のプランに安心して望めないということで、不安感が強い中で決行。

事前にあれこれ調べたがゆえ、逆に不安感を増強させてしまった同行者、一方、ぼくは危なそうな場所はガンガンロープを出して確保さえすればなんとかなる、という考えだった。
ドライなスラブ帯は四つ這いでクリア、ルート選択はときに草付きもありつつ、急遽いけなくなったのに的確なアドバイスをしてくれた先輩のおかげで、危険なトラバースを極力回避し、ほぼ満点に近いルート取りができた。藪こぎもわずか。

最初は不安感が強かった同行者も、第2スラブ出口の滝をクリアできてようやく落ち着き、最後は足がガクガクになるほど疲労した様子だったが、長い平標新道を降りて無事に帰還できた。

これで、1年前からの宿願だった来月の川遡上に向けて、すべての準備が整った。
あとは天候に恵まれることを祈るだけ。

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